性能
メモ
物理とブレスの[3/5]を同時に取れる防御寄りの超レア。
ただし、[戦術]ファイヤーブレスがついてくるのが曲者。採用する場合、このスキルの扱いについてよく考える必要がある。
ブレスは行動優先度が一番高く、更に30%~70%の間でしか行動確率を操作できない。
そのため、焼き尽くすを持たせた時点で「通常行動時に勝手にブレスを吐いてしまう」という可能性が常に付きまとう。
ブレス威力に特化していない場合は雀の涙ほどのダメージしか出ないため、実質的に行動を1回スキップするのと同義である。
役割によっては無視できないデメリットスキルとなるため、付いたアイテム次第で呪われしと同レベルのハズレ超レアと化す。
ドラゴニュートやその他のブレスアタッカーに持たせる場合は特にデメリットにはならない。
[戦術]ブレス増幅Lv1は他にホワイトドラゴンしか持たないスキル。
ドラゴニュートは増幅Lv2を持てるので、Lv1が無理に必要というわけではないが、あって損はない。
何となくの評価は以下
- バフ張り役:×
例えば盗賊にシールドバリアとマジックバリアのバフ張りを任せている場合、ブレス行動率を30%にしていても2回行動したら51%の確率でブレスを吐くため、どちらか片方のバリアが張れない。
そうなると、次ターンまで張れなかった方の攻撃は2倍のダメージを受けることになる。アタックアップ役なら1ターン遅れてもまあ大きな影響は出にくいかもしれないが。
- 僧侶:△
まず救出をしたターンは行動回数を消費済みなので関係ない。
救出が発動しなかった場合に通常行動を行うことになるが、その際にHPが減っている味方がいた場合は回復魔法を使用するのが常。
ここでブレスが発動した場合、救出用の回復魔法を余計に消費せず済むメリットにも、回復しなかったせいでそのターン中に死んでしまうデメリットにもなりうる。
僧侶マスターで僧侶魔法使用率を下げた時と同じような状態が一時的に発生する。
回復魔法を使わない状況なら防御がブレスに置き換わるだけだが、よく僧侶に使われるノームや女性やアンデッドマンは悉く防御結界を張れるため、結界の防御に期待するような戦闘ではデメリットになる。
[戦術]多重防御結界(物理)があるソロモンの指輪持ちなら猶更である。
- 防御するキャラ:△
防御行動には行動してからターン終了までの被ダメを半減する効果があるため、ブレスを吐いたターンは被ダメージが倍増してしまう。
また、ブレスは防御すると使用回数が回復する性質があるため、防御するキャラの場合は何度もブレスを吐く可能性がある。
耐久力が十分高いのに特にやることがなくて防御しているだけであればほぼデメリットは無いが、防御結界を持たせている場合は常に邪魔になる。
ちなみにブレス回数が残っている状態で防御しても回数は無限に蓄積するので、2回行動できる盗賊であっても必ず1回は防御してくれるとは限らない。そもそも盗賊の場合は基本バフ役も兼任するとは思うが。
- アタッカー:×
1ターン1回行動の魔法アタッカーや侍、剣聖などの職では実質1ターンスキップである。賢者や秘法剣士の連続行動もまず魔法や物理攻撃を使うのが条件なので無力。
一方で通常行動以外の攻撃も多い剣士や狩人なら毛嫌いするほどではないが、鬼剣士レベルの手数が無いと戦闘序盤の下振れが激しいため持たせないに越したことは無い。
[戦術]ファイヤーブレスを自前で持ってしまっているセッタとケルベロスはメリットだけを享受できる。