銀の小手

装備情報

メモ

最強の小手の一角。
山道という序盤のダンジョンで入手できる装備でありながら、攻撃回数が2.8と非常に高い。
小手は称号によって攻撃回数が増える唯一の装備種なので、攻撃回数の数値はパッと見の印象の文字通り数倍の効果がある。
では具体的にこの数値がどれだけ高いかというと、小手全37種のうち3位の数値である。
しかも1位の装備は色々な意味で論外な性能、2位の装備も量産はかなり手間がかかるので、最序盤から容易に入手できるこの装備が3位というのは超破格。
称号継承で称号を上げられないのが唯一の難点ではあるが、序盤は名工でも魔性でもいいのである程度数揃ったらパンドラに入れておこう。それだけの価値はある。
終盤でも十分最終装備候補であり、噛み合い超レア壊れた銀の小手を入手出来たら滅茶苦茶嬉しいこと請け合いである。

ただし、小手全般に言えることだが「とりあえず装備すれば強くなる」というわけではない。
[剣聖Lv15]連続攻撃(%)持ち以外は、攻撃回数30回以上(合計倍率950％以上になる)もあれば十分である。それ以上攻撃回数を増やしてもわずかな強化にしかならない上、命中すらしない。
また、そもそも格闘だと神魔特効確保用のゴッドハンドもあり、中盤以降は攻撃回数過多となりやすい為、小手を優先する理由はない。
侍以外の武器持ちアタッカーを作る際には余った攻撃回数を刀や銃の所持数に変換できるので、特に狩人では重要だったりはするが、少々ハードルの高い話ではある。

追撃・反撃スキルなどの説明にある『攻撃回数はx%』の表記も、攻撃回数を減らすのではなく攻撃の成功判定率(初撃は100％、2回目以降はx%で攻撃を行う)を示しているので、ここでも攻撃回数を増やす必要はない。例を挙げると、攻撃回数40回だから魔法支援は攻撃回数20回になってフルヒットが狙えるということにはならない。命中回数が通常攻撃で21回なら魔法支援では約11回となり、攻撃回数を多くしても命中数は増えないのである。

と、ここまでは攻撃回数に着目した話、つまり物理アタッカーにとってのこの装備の価値の話だが、もう一つこの装備には忘れてはいけないものがある。
そう、[1.1倍]魔法威力である。
このスキル、効果も大きいがレア度もかなり高く、他に持っているのは神々の宴の制限ボスドロップ2種のみ。
それらを入手するまでは、魔法アタッカー用装備としても存分に役立ってくれる。
また、エクスカリバーを持った主人公で光の斬撃を活用する場合、攻撃回数も魔法威力も重要なステータスになるので最高の噛み合いを見せる。