霧の森

Last-modified: 2024-04-05 (金) 14:49:41
ミストガルドの霧の森。
この森に潜む神魔アンドラスとは信じていい相手だろうか。
疑心に駆られた者たちは武器を手にして森を見た。
※[クロノス神殿]クリア後に行けるエクストラ・ダンジョンです。
通常魔性宿った伝説恐ろしい壊れた
推奨LvLv70Lv113Lv151Lv198Lv???Lv
攻略LvLvLv158Lv212Lv279Lv???Lv
階層数4F
探索判定回数
(1階あたり)
踏破前:18回 踏破後:6回(4F以外)・12回(4F)
進行(踏破前)300秒330秒380秒450秒600秒
進行(踏破後)225秒247.5秒285秒337.5秒450秒
探索時間(踏破前)06:00:0006:36:0007:36:0009:00:0012:00:00
探索時間(踏破後)01:52:30
(6750秒)
02:03:45
(7425秒)
02:22:30
(8550秒)
02:48:45
(10125秒)
03:45:00
(13500秒)

※時短無し・探索時間等倍での数値

出現モンスター

1Fフロアボス

迷宮称号のさまよう死体×2
+ランダムな基本編成

2Fフロアボス

迷宮称号のミストゴースト×2
+ランダムな基本編成

3Fフロアボス

迷宮称号のネクロデーモン×2
+ランダムな基本編成

◆ダンジョンボス

敵はいずれも迷宮称号

レアアイテム

ダンジョン内イベント

入り口

ミストガルドの霧の森

バベルの塔を囲むこの森は晴れることのない霧に覆われている。

そこに潜む神魔アンドラスとは信じていい相手だろうか?

疑心に駆られた者たちは武器を手にして森を見た。

2F

冒険者たちは霧に覆われた森の中を宛もなく彷徨っていた。

行き先が決まっていないため歩く方角も定まらない。

この森に現れる者を探すなど無謀ではないだろうか…?

森の中には死体が歩いていた。

それは彷徨い続けた者の末路として、冒険者たちの未来を示すかのようであった。

3F

霧に覆われた森は薄暗く先が見えない。

それは冒険者たちの時間感覚を奪い取っていた。

時折、深い森に覆われるのか暗闇に入り込む。

それは夜の到来を思い起こさせた。

葉の屋根から抜け出たのか、薄い明かりに包まれる。

それは朝の到来を思い起こさせた。

もうどれくらい歩いただろうか。

何日も経ったのではないかと不安に襲われる。

視界のない森をあてもなく歩き回る無謀さに気付いた時にはもう遅かった。

4F

森の中にデーモン族が居た。

デーモン族は古代遺跡にしか居ないと言われている。

それが何故この森に居るのだろうか?

バベルの塔から出てきたのだろうか?


この地方には霧に隠された無数の古代遺跡があるとも言われている。

もしかしたら既に古代遺跡の中に入り込んでいるのかもしれない。

そもそもこんな濃い霧があり続けること自体がおかしいのではないか?

視界を奪う霧のごとく、冒険者たちは晴れること無き不安に覆われていた。

ダンジョンボス戦前

一体どれほど森を歩いただろう。

日の光の届かない霧の中を歩き続けて時間感覚を失っていた。

それ故、光が見えた時、そこへ近づくのは必然ではないだろうか。

霧の中、僅かに見えた赤い光。

冒険者たちの足はそこへ向かっていた。

その赤い光がいかに禍々しいか。

どれだけ本能が警笛を鳴らしていたか。

それでも足は止まらなかった。

赤い光の元に居たのは

異形の者と無数の悪魔。

炎に飛び込む虫のように

冒険者たちは自らの足で

悪魔の巣へと踏み入んでいた。


異形の者は手を広げて言った。

アンドラス
「ここへ来るほど悩める者よ。

 彷徨い歩くその姿が

 お前の心を現している。

 その足を止める方法は

 絶望と諦めを知ることだ。」

ダンジョンボス撃破後

アンドラス
「…力を持て余し振るう者よ。

 排他の限りを尽くすが良い。

 滅びは統一と完成を生む。

 そなたらの性質は我と似ている。

 ハハハハハ……」

そう言い残してアンドラスは霧の中に消えた。

倒した手応えがあっても滅んだようには見えない。

この霧の森ではアンドラスは倒せないのかもしれない…

冒険の手記(全7)

考古学者の手記1

魔物とは何だろうか?

進化した生物。

生態系の延長にある生き物。

これは間違いないだろう。

弱肉強食の自然界の掟により、強い敵から生き残るために強さを得た生物。

しかし、その考えには一つの矛盾が思い浮かぶ。

果たしてそこまで強くなる必要があったのだろうか?

考古学者の手記2

進化とは、周りに強敵が居るからこそ自らも強くなる。

そして自らが強くなることにより相手もより強く進化する。

これを繰り返していくことで螺旋のごとく何処までも強くなれる、か…?

いや、これは何処かで破綻が生じるはず。

いずれ進化に対応出来なくなった一方が敗北して絶滅する。

そして敵が消えれば強さも必要なくなり、進化の螺旋も止まる。

考古学者の手記3

ところがこの世界には矛盾がある。

進化の過程から外れたかのような圧倒的に強い力をもつ魔物が居るのだ。

敵が居る故に進化したならば、この魔物の相手は誰だったのか。

桁違いの強さを持つ魔物は、何故その強さを得る必要があったのか。

強さを競り合った相手が絶滅した後、生き残った勝者たちの子孫なのだろうか。

それとも進化の過程を何段階も飛ばす別の形で力を得たのだろうか。

そうだとしても誰が何の目的で?

やはり、敵が居たからなのだろう。

敵が居なければ魔物は生まれなかったはずだ。

考古学者の手記4

古い文献を紐解けば、魔物の相手が誰なのか書いてある。

そのほとんどは神話にある。

魔物を討ち倒すものは英雄や神々として描かれている。

ということは、魔物の敵とは英雄や神々であり、それらに勝つために魔物はより強く進化してきたのだろうか?

これらが全て神話の中だけの話ならば私もそんなに悩まないだろう。

しかし、この世界には実際にとてつもない強さを持った魔物たちが居る。

進化の過程を何段階も飛び越したような強い力を持つ魔物の存在は、かつてそれに対抗する強力な敵が存在した証拠ではないだろうか。

考古学者の手記5

過去に何があったのだろう。

それほど強力な敵が、力がはびこる時代があったのだろうか。

魔物がその時代の名残であるならば

まだ魔物たちの力が退化する程の時は経っていない。

その時代はそれほど古くは無いはずだ。

考古学者の手記6

強すぎる力はその生態系や世界すらも破壊する。

その破壊が起こらないほどの急激な速さで、その進化は起こったのではないだろうか。

爆発的な力の進化。

その進化が起きた時代が過去にあったはずだ。

考古学者の手記7

古代遺跡にある数々の超技術。

それらが鍵となるのではないだろうか。

この霧に包まれたミストガルドにはまだ数多くの未知の古代遺跡が眠っている。

その秘密に辿り着ければ……

手記コンプリート報酬