【アラハギーロ王国(ストーリー)】

Last-modified: 2020-12-22 (火) 18:20:44

【アラハギーロ王国(ストーリー)】

記憶を失った王国

【アラハギーロ王国】についた主人公。そこの市民はかつての戦争で皆記憶を失っており、王国を治める【ベルムド王】が市民に名前と役割を与え主導することで復興の道を辿っていったという。そして王はモンスター格闘場に主人公を招待する。
格闘場では魔物たちのバトルショーで市民は大いに賑わっていた。そしてショーのクライマックスとして王が敗北した魔物を殺そうとした時、突然「やめて!」と叫び声がした。見ると、青い髪の少女―【セラフィ】がいた。彼女は無抵抗の魔物を殺そうとする王こそ卑怯者だと非難する。結果的に処刑は中止されたが、せっかくのショーを台無しにされた市民はセラフィに非難した。
その後、彼女は主人公にムルードの岩山に来るよう依頼する。岩山に来ると、そこには墓があった。彼女は墓石に書いてある文字が読めないらしく、主人公に読んでほしいという。一つ一つ墓石に書かれた文字を読んでいくと、どうやらここはまもの使いが使役する魔物の墓であることが判明した。すると彼女は何かを思い出したらしく、さらに奥のほうに向かっていった。後を追うと、そこには石碑があった。その石碑にはまもの使いのことについて書かれていた。そこに描かれていたまもの使いと魔物はおそろいの腕輪をしており、かつて自分を襲おうとした左目に十字キズのある【キラーパンサー】が自分とおそろいの腕輪をしていたことから、セラフィは記憶を失う前は自分はまもの使いだったのではないかと推測する。そして彼女は記憶を取り戻すためにそのキラーパンサーを探してほしいと主人公に依頼した。

サバイバルデスマッチを阻止せよ!

キラーパンサーの目撃情報があった【ジャイラ密林】の奥に向かうと、はたしてそのキラーパンサーがいた。セラフィはそのキラーパンサーをあっさりと手なずけ、【チョメ】と名付けた。彼女はまもの使いの存在を市民に広めれば人間と魔物が心を通わせられると考え、チョメと共に王国へ戻っていった。
王国に戻ると、市民は近々開催されるサバイバルデスマッチの話題でもちきりだった。なんでも、魔物たちを最後の一匹になるまで戦わせるとのこと。それに憤ったセラフィは格闘場の魔物専用の通用口から魔物たちを逃がして開催中止に追い込もうと画策。彼女の作戦は、主人公がチョメと共に魔物のいるオリの前まできて、見張りの兵士にキラーパンサーを捕まえたと説明してオリに侵入。その隙にセラフィが魔物を逃がすとのこと。そして兵士がチョメをオリにぶちこもうとした瞬間、後をつけていたセラフィの命令でチョメが兵士に襲い掛かり気絶させ、彼女は兵士から鍵を奪い取り魔物たちを全員オリから解放した。

王国の真実

その直後、セラフィは何かを思い出し、格闘場へ向かった。後を追って主人公が格闘場に向かうと、彼女は王に魔物を逃がしたこと、王がまもの使いだったことを明らかにし、なぜこのようなむごいことをしたのかを問いただす。それに対し王はあの魔物が自分が使役した魔物を戦争の盾にした王国の兵士であることを明かし、それでも魔物に肩入れするセラフィを捕らえようとした。その時、逃がしたはずの魔物たちが現れ、彼女を捕らえようとした兵士達を蹴散らした。それを見た王は【破戒王ベルムド】に変貌、魔物たちの復讐を成し遂げようとするも、主人公に敗れる。それでも復讐をあきらめない彼に、セラフィはまもの使いに必要なことを問いた直後、駆けつけた【バスラー隊長】により致命傷を負い、まもの使いに必要なものを忘れてしまった自分自身を思い出させたのが自身の教え子でなかったセラフィであったことに複雑な感情を抱きながら息を引き取った。
そしてセラフィは自身が思い出したこと―かつて自分自身がチョメことまもの使いの【カレヴァン】に仕えていた【ホイミスライム】だったこと、ベルムド王がかつてアラハギーロの格闘場の管理人もやっていたまもの使いでみんなから尊敬されていたこと、魔族との戦争の際にベルムドの魔物を捨て石として戦争に駆り出したこと、戦後魔物と人間の姿が入れ替わったこと、ベルムドが本当は悪い人ではなく、戦争で狂わされてしまったこと、そして彼女とチョメの腕輪を組み合わせると蝶の模様になること―を主人公に話した。そして彼女は主人公に1対の腕輪・【パピヨンブレス】を渡し、チョメと共に旅に出て行った。

関連項目

【メルサンディ村(ストーリー)】
【セレドの町(ストーリー)】
【アラハギーロの夜明け】:後日譚
【砂漠の渇きを癒す者】:後日譚