DQ11(3DS版)・DQ11S
【冒険の書の世界】のサマルトリアの城で受注できる【クエスト】。クエスト名はDQ2のフィールド曲【遥かなる旅路】のパロディ。
【サマルトリアの王子】が行方不明になったので探すことになるのだが、冒険の書の世界をいくつも渡り歩き、行く先々のクエストも同時進行しなければクリアできない。
このクエストをクリアするのに必要なクエストは順に【カラーストーン危機一髪】、【キーファよ ライラを救え】、【はやりカゼにご用心!】の3つなので、必然的に時渡りの迷宮の10階層(DQ11Sでは過ぎ去りし時を求めた後)まで辿り着かなければならない。
【パデキアの種を守れ!】についてはクリア前でもクリア後でも問題ない。ちなみに、クリア後に【パデキアの洞窟】を訪れると【アリーナ】達がいない!となってしまうが何の事はない、【すべる床】に引っ掛かり落とし穴に落ちているだけである。
上記のクエストをクリアしながら、DQ7の【キーファ】、DQ4のアリーナ、DQ5の【パパス】と王族関係の人々に順に会った後、最終的にDQ5の【迷いの森】にいるので話し掛ける(ちなみにキーファは昼と夜の2回登場するが、どちらに話し掛けても構わない。それぞれ違う台詞を言ってくれるので、余裕があったら両方話し掛けてみよう)。
話を聞くと、どうやらサマルトリアの王子は旅の仲間(【ローレシアの王子】と【ムーンブルクの王女】)を探していたらしく、行く先々で王族関係の人々と会っていたのはこの為。主人公の気品の高さを見るや否や例のセリフと共に「あなたこそがローレシアの王子」と断言するが、主人公は確かに王族だけど、ローレシアではなくユグノアの王子だと告げ、それを聞いたサマルトリアの王子は「ボクなんかもうどうにでもなればいいんだ!」と自暴自棄になる。
【主人公(DQ11)】は【勇者のチカラ】を発動させ、その光で王子をサマルトリアの城に送り届ける事ができる。後は城に戻って王様に話し掛ければクエストクリア(ちなみに3DS版で世界に異変が起きた後、勇者のチカラを取り戻す前であった場合、このときだけ一瞬、勇者のチカラが復活する演出がある)。
報酬は【ガイアのよろい】。サマルトリアの王子の方向音痴っぷりを再現したクエスト。
なお3DS版に限り、このクエストは頑張れば異変前のユグノア城跡のイベントを起こす前にクリアすることも可能(DQ11Sでも、合言葉回収後にモード切替でストーリーを巻き戻せば可能)。【ヨッチ村】に到達した時点で主人公は【ユグノア王妃の手紙】を読んで自分の素性は把握している為、ユグノア城跡のイベント前に自分がユグノアの王子だと名乗ったとしても特に矛盾は生じない。