概要
いわゆるひとだま。喋る。【幽霊】や【骸骨】と同類の存在だが、初出がDQ3のそれらより一足早くDQ2から現れている。死人の魂としてだけでなく、人間の悪意や邪悪な心の集合体が長い年月により意思を持ち、この姿をとる事もある。
幽霊や骸骨に比べると自我が薄い傾向にあり、死の直前の記憶をひたすら繰り返して苦しんでいたりすることが多い。
あるいは最期の執念か、誰かに向けた遺言のような台詞を呟く者も。
作品によっては人間以外、神鳥や魔竜といった小凄そうな存在の魂に触れることもあるが、それらはひとだまスタイルではない模様。
最近出番が幽霊に取られがちなのは半透明キャラの視認性がハードの進歩によって向上したためか。
DQ2
【ムーンブルク】等に登場。FC版では燭台の炎と同グラフィック。
【たき火】と同じ大きな炎なのだが、生き物のようにノコノコ動き回る様子はそこそこインパクトがあり、初見では不気味に思うだろう。
事前情報がなければ【ハーゴン】に襲撃されたときの火事がまだ鎮火していないようにも見え、ちょうど任天堂のアクションゲームに出てくるような炎型の敵キャラを思わせるところである。実際、触るとダメージを受けるトラップだと思い込んで逃げ続けた結果、なかなか【ラーのかがみ】が見付けられずに先へ進めなかったという感想もウェブ上で散見される。そのためか、当時の雑誌記事では炎にも話しかけられることがよく指摘されていた。
また【精霊のほこら】で【ルビスのまもり】を入手する際に炎が4つ灯る演出がある。
【ルビス】の声が聞こえている最中という状況を考えれば、これもただの炎ではなくルビスの魂と見るべきだろう。
そのルビスの守りが効果を発揮した際の【ハーゴンの神殿】1Fには多くの魂がおり、偽ローレシアのNPCを演じていた様子が覗える。
他にも【シドー】出現時に主人公の行く手を塞ぐように3つの炎が現れるという、似たような演出がある。
これも何かの魂なのかただの炎なのかは不明だが、不気味ではあるため前者を思わせるところである。
階下で倒された【悪霊の神々】の魂がシドー降臨に惹起されて邪魔しに来たのかもしれない。
ガラケー版以降
【ロンダルキアへの洞窟】の手前のフィールド上に立ち塞がる魂が追加され、【じゃしんのぞう】と【ルビスのまもり】を持っていないと通してくれない。
DQ3
【ほこらの牢獄】等に登場し「ここは さびしい ほこらの ろうごく……。」という印象深い台詞もある
グラフィックは概ね燭台などの炎と共通だったが、SFC版の【幽霊船】に居る奴は黄緑色で不気味な顔までついている特別枠。……怖い。
HD-2D版
ほこらの牢獄にいる【サイモン】の魂は、イベントが終わるまでは幽霊船のものと同じ顔付きの魂の姿であり、イベント後は他の魂と同じく顔の無い炎の姿になる。
また、【テドン】では【グリーンオーブ】を勇者に渡した後の囚人が魂に変わり、【バラモス】討伐後は村人全員が魂に変わる(いずれも炎の外見)。
このほか、【試練の神殿】にいる【試練の番人】たちは白い魂(炎)の姿になっている。
DQ4
オレンジ色の炎として登場。
【アッテムト】の鉱山入り口付近(とんでもないものを掘り当てる前まで、夜限定)、第五章の【コナンベリー】の宿屋2階の開かずの間(夜限定)、【サントハイム】の宝物庫前(【バルザック+】打倒前まで)、【きぼうのほこら】に登場する。
きぼうのほこらの魂は近づくと【天空人】に姿を変え、全回復とセーブをしてくれる。
【さまようたましい】という魂そのものなモンスターも現れたが、この時点ではシンボルグラフィックとしてのフィールド上の登場はなかった。
リメイク版
【デスパレス】の台所にいる【マネマネ】はFC版では【ひとつめピエロ】のグラフィックだったが、リメイク版では本来の姿に近い、明るい黄緑の魂のグラフィックに変わった。
また、【エスターク神殿】で【ガスのつぼ】の宝箱を守る骸骨が魂に置き換えられている。
一方、コナンベリーの開かずの部屋に現れる個体は半透明の幽霊に置き換えられた。
DQ5
【レヌール城】の1階の祭壇前に1体登場するのみ。
城に宝があると聞いてやって来たらしいが、見つけられずに愚痴っている。
リメイク版
相変わらずレヌール城にしか出ないが、兵士長の魂が新たに追加。
また、宿屋を経営している霊も幼年期に限りこのグラフィックになっており、いかにも敵側っぽかった口調も変えられている(泊まると外に放り出されるのはそのまま)。
城の構造が変更されたため、宝を探している魂は地下の台所に場所を移した。
PS2版では兵士長の魂から話を聞いた直後に【ビアンカ】に話しかけると、
ビアンカ「どうして 人の形のお化けと
人の形じゃないお化けが
いるのかな?
ビアンカ「体を めちゃめちゃにされて
もとのすがたが 分からないとか…?
こ こわい考えになっちゃった。
というとんでもなく恐ろしい台詞を口走る…。ううむ……あの【光の教団】の配下ならこういう惨たらしい殺害方法をやりかねない。
…が、DQ3の【サイモン】の屍が(白骨化しているとはいえ)原型を留めているところをみると、この説は少なくともDQ3の世界には通じないと思われる。結局、真相は闇の中である。
ビアンカの想像力と行動力はお化けより怖い。
なお、さすがにグロかったからか、DS版以降はこの台詞の後半部分は
ビアンカ「身体をなくしてしまって
もとのすがたが 分からないとか…?
に変更されている。これでも想像すると怖いことに変わりはないが。
DQ8
DQ6・DQ7の2作品では欠場したが本作で復活。
外見は、さまようたましい系統というまさにぴったりなグラフィックである。主に【闇の遺跡】で見ることができる。
DQ10オフライン
宙に浮かぶ光球のかたちで描写される。【冥王の心臓】で話しかけることができるNPC扱いで登場する他、ストーリー上で【主人公(DQ10)】自身がこの状態になることも。
DQ10オンライン
神話篇では前作の【グレイナル】の精神の残滓が【モリナラ大森林】の遺跡に眠っているので【竜の火酒】で目覚めさせる。
詳しくはこちらを参照。
キャラバンハート
この作品では【クシャラミ】のいる城の廃墟をうろついている。
ヒーローズ2
【闇の世界】の住人の成れの果てとして登場。外見は【マネマネ】そっくりというまさにピッタリな雰囲気になっている。一部の元住人のたましいからは話すとアイテムを貰える。