【勇者のチカラ】

Last-modified: 2023-10-11 (水) 09:27:34

概要

DQ10およびDQ11において、【勇者】としての特別なチカラを指す言葉。

DQ10オフライン

Ver.2ストーリーにおいては【勇者姫アンルシア】の持つ特別な能力のこと。
それを利用した【必殺技】として「破邪の秘技」と呼ばれる【勇者の光】【勇者の眼】【勇者の盾】【勇者の心】がある。

DQ10オンライン

過去の勇者ももちろん持っているが、アンルシアとは異なる秘技を使う。

DQ11

【主人公(DQ11)】の持つ、勇者としての特別なチカラ。
左手の甲にあるアザ=竜の紋章が光りさまざまな奇跡を起こす。
竜の紋章とは【命の大樹】に選ばれし者である証であり、この竜とは【聖竜】のことを示す。
なお、このアザが「竜(りゅう)の紋章」と呼ばれている話は記憶の世界の16年前ユグノア城において貴族男性NPCから聞けるのだが、本作にはダイの大冒険オマージュと思しき要素が複数見られる事もあり、同作の要素「竜(ドラゴン)の紋章」も連想させる。
過去ゲーム作で言えば、【主人公(DQ7)】【水の紋章】の特殊能力にも似ている。
 
最初に勇者のチカラが発揮されるのは、【神の岩】での成人の儀式で【ヘルコンドル】に襲撃されたとき。【エマ】が崖から転落しそうになり、危機一髪のところで竜の紋章が光り、空中に描かれた紋章から電撃がヘルコンドルを直撃する。
この出来事が、主人公が勇者の使命を持って【イシの村】から旅立つキッカケとなる。
【ゆうしゃ】スキルとも密接な関係があるようで、上記のイベントにより勇者であることが判明したときからこのスキルが使用可能になる。
 
その後は各地にある【大樹の根】を通して回想を映し出すときに勇者のチカラが使われるほか、【壁画世界】【メルトア】の生み出した触手に囲まれたときに発揮される。
そして【命の大樹】【勇者のつるぎ】の封印を解く際に用いるが、その直後に主人公を襲撃した【魔王ウルノーガ】によってそのチカラを奪われる。これを悪用したウルノーガが勇者のつるぎを奪った後、勇者のチカラは握り潰され消滅してしまう。
 
世界に異変が起きた後はチカラを奪われた影響で主人公のゆうしゃスキルも消失している。
しかし【デルカダール城】で大樹の根に触れるときには何故か奪われたはずのチカラを発揮して回想を映し出している。後に【預言者】が「勇者のチカラなんてのは簡単に握り潰されるものではない」と発言しており、チカラは完全に失われてはおらず少なからず残存していたものと推測できる。
どうやら、コピーはできても、切り取りや削除はできないようだ。
そして【ユグノア城跡】【バクーモス】に忌まわしき過去を悪夢として見せられていたとき、亡き【エレノア】の魂によって勇者のチカラが完全復活。
【覇海軍王ジャコラ】の赤い結界を破る際や、【神の民の里】聖なる種火を入手する際、また【天空魔城】で吹き抜けに敷き詰められた水晶を破壊する際といったさまざまな場面で発揮される。
 
過ぎ去りし時を求め【邪神ニズゼルファ】を倒した後は、【忘れられた塔】に佇む【セニカ】に勇者のチカラをコピーし、彼女はそのチカラで【勇者のつるぎ・真】を手にして【時のオーブ】を砕き過去へと旅立っていく。
 
3DS版とDQ11Sの【冒険の書の世界】でも使用する場面が一つあり、【迷いの森】に迷い込んだ【サマルトリアの王子】サマルトリアの城に戻す際に発揮する。
 
先代勇者【ローシュ】も勇者のチカラを持っていたはずだが、主人公のような具体的な描写は特にない。