【アリス】

Last-modified: 2020-10-22 (木) 09:54:03

DQ11

【シルビア】の船である【シルビア号】を管理している人物。
可愛らしい名前に騙されることなかれ、実際はピンク色のマスクを被った【あらくれ】である。そしてズボンもピンク色。
ただ、ピンクマスクあらくれの前例のようなこの手のキャラでありがちなオネェ口調でもなく、普通に男っぽい口調で話す。主人公に対しては「ダンナ」呼び。
本作で船に乗る際には一部例外(【海底王国ムウレア】入口の人魚、2Dモード、PS4版等で「~・近海」に【ルーラ】する場合)を除けば必ず彼に話しかけなければならないため、ストーリーとは無関係の脇役でありながら印象に残る存在。
PS4版では船の操作説明の画面で「船に乗る時は 桟橋にいる アリスちゃんに話しかけます。」と「ちゃん」付けで書かれている。
英語版ではDaveという普通の男性名になっている。
なお、Dave(デーブ)はデービッド(David)の愛称で、デービッド自体の語源は聖書のダビデ(巨人ゴリアテを倒した人物)だが、英語版ではシルビアの本名が【ゴリアテ】からNorbertoに変更されているので、この変更は「ダビデとゴリアテ」というシャレではないようである。
 
元々はバンデルフォン王国の貧しい農民の生まれながら、海軍将校にまでなった男。
国が滅んで仕えるべき主を魔物に殺された後は海賊のように荒んだ毎日を送っていたが、シルビアと出会ったことで新たな生き方を見つけ、その後は彼と共に旅をすることになった。
今は亡き故郷に対しては、帆やマストをピンクに染めた船で海を覆い尽くして追悼の意をあらわしている。
この逸話は【ナギムナー村】にある【本棚】で読める他、期間限定ではあるがシルビアからも一部の話を聞ける。
おふざけにしか見えないピンクマスクも実はシルビアがあしらったもので、シルビア曰く「大事な人を守れなかった自分を責めるように見境なく暴れまわっていた」が、このマスクを被せて抱きしめてあげたら、すっかり大人しくなったという。
なお初代シルビアもバンデルフォン王国出身だが、後述の異変後のイベント以前からシルビアがその息子であることに気付いていたのかは不明である。
 
世界に異変が起きた当初はどこにも姿が見えず、定位置であるシルビア号乗船のための小舟の前にもいないが、シルビアの【ナカマ】達を【ジエーゴ】に預けるために【ソルティコの町】を訪れた際に唐突に再登場している。
DQ11Sの追加ストーリー【希望の旅芸人】ではシルビアに同行しているのだが、彼のみ先にソルティコで待っているように言われていたのだろうか?
その後はこれまでと同様にシルビア号の管理人として船旅に同行してくれる他、【エンディング】ではナカマ達と一緒にソルティコにいる。
 
こういった縁もあってか、【れんけい】技の【ナカマよび】でもナカマ達に混ざって登場する。
彼自身は別にオネエではないのだが、PS4版では何故か他の面々同様に異様な速度のオネエ走りでモンスターに突撃しており、どうにも違和感がある。
3DS版ではあらくれらしい手足を大きく振り上げたドタバタ走りをしている。
 
「アッシ」という一人称や語尾に「~でがす」と付ける喋り方、荒れた生活の中で出会った人物に感銘を受け、自身よりも年齢が若い男の舎弟になるという新たな生き方を見つける等、そのキャラクター性は【ヤンガス】を彷彿とさせる。
また、DQ10にもピンク色のマスクを被ったあらくれが登場しており、こちらも旅芸人関係のキャラクターである。

余談

アリスは30代のシルビアのことを「ねえさん」と呼んで慕っているが、バンデルフォンが滅びた約30年前の時点で既に海軍将校であったことから、結構な年齢であることが推察される。
こちらの世界で海軍将校になれる年齢を前提とするのであれば実年齢はもはやジジイの域であるが、彼の肉体は他のあらくれ同様筋骨隆々としたものであり、老人とは言い難い。
 
まぁ、16年間一切老けない【国王】【グレイグ】が存在する世界観であるため、仮に実年齢がジジイであったとしても、そんなに気にすることではないのかもしれない。
 
「アリス」は本名ではなく、DQ11キャラクターブックの66ページによると、シルビアと出会う前に乗っていた愛船の船首に付けられていた【女神像】の愛称を自分の名としたものとのことである。

DQ11S

CVは立木文彦。ヤンガスと同じである。
元々の口調も相まって完全なるヤンガスになってしまった。
 
追加シナリオ【希望の旅芸人】では、世界が崩壊し珍しく意気消沈したシルビアに喝を入れ鼓舞。
挫折しそうになるシルビアに平手を打って叱るシーンは見ものである。
また農村生まれという設定が生きており、不眠症に悩む【イソム】を助ける際には、しゃべるウシを元気づける方法を自身の経験から思いついている。
他のナカマたちは追加シナリオのラストでシルビアに倣ってオネエ口調となるが、アリスは経緯が違うのでそうはならない。
 
その後はNPCとして戦ってくれる頼もしい仲間となる。【ドテゴロ】をはじめとした他の世助けナカマと違い、彼は入れ替え不可の常設NPC扱いである。立ち姿、通常攻撃などのモーションは【ガレムソン】の流用。
「アリスチョップ」という通常攻撃や「アリスキック」という【ドロップキック】を使用する他、敵を一喝して動きを止めることがある。
また、3Dモードのみ【ツッコミ】を使用してくれる。
 
暗いところが苦手らしく、【荒野の地下迷宮】に入ろうとすると拒否してくる。