概要 
DQ4(リメイク版)、DQ8、DQ10、DQ11に登場するオブジェもしくはスラもり2に登場するアイテム。
【ぎんのめがみぞう】(DQ4初出)、【きぼりのめがみぞう】(DQ5初出)、【黄金の女神像】(DQ7初出)といったバリエーションもある。
DQ3 
「女性を象った石像」は登場したが、明確に「女神」とは謳われていない。
【精霊ルビス】が石化させられた姿にも流用されている。
リメイク版 
石化したルビスに独自のグラフィックが用意され、【しらべる】と、
ふしぎな気品のただよう 美しい女神像だ。
と表示される。
DQ4(リメイク版) 
町やダンジョンにオブジェとして登場。
調べられる物と調べられない物があり、前者の多くは慈愛の笑みを浮かべている。
しかし【裏切りの洞窟】に例外が存在する。
DQ8 
【聖地ゴルド】に存在する特大の石像。
かつて【七賢者】と【レティス】が【暗黒神ラプソーン】の肉体を巨岩に封じ込め、その岩を七賢者の一人【シャマル】が巨大な女神像へと加工した。
その後一人の巡礼の僧に発見されて聖地となり、町や神殿が作られやがてゴルドは【世界三大聖地】の一つとなる。
しかし物語終盤、ラプソーンに意思を完全に乗っ取られた【マルチェロ】が封印を解いてしまい、ゴルドもろとも崩壊してしまった。
このように加工された意図としては、巨岩のままでは人間がやってくれば、開発・破壊されて封印が解けてしまうかもしれない。
と言って、下手に「この封印ほどくべからず」などと伝承させれば【ドルマゲス】のように魔が差す者が現れるのが世の常である。
実際に封印が解けたのもラプソーンの手によるもので、人間による破壊を避けて女神像に彫刻したのは非常に有効な策であったといえるだろう。
もっとも聖地として人を多く集める土地になっていたため結果的に崩壊の際に多くの犠牲者を出すことになってしまったが…
なお、そのシャマルの子孫でもある【ゼシカ】はこの女神像から「何か」の存在を感じ取れるようで、
「…でも 何でだろう…。 急に あの女神像が やけに気になるの。いいえ きっと気のせい…よね」
と評する他、さらにストーリーを進めると
「それにしても…あの女神像。なんだか急に生き生きして見える。 まるで微笑んでるみたいな。気のせいよね?だって石像だもの。そんなはずない」
と、まことに不穏なコメントを残す。
なお、この辺りに出現するモンスターの【ゴールドマン】は、この女神像に恋し、近づく旅人たちから勝手に女神像を守っているとの事。
封印を守る一助になっていると言えなくもないものの、旅人からすればいい迷惑である。
そして崩壊によって片思いの相手が消滅してしまった後の彼らの心中やいさかに。
DQ10オフライン 
五つの種族神のうち【エルドナ】とマリーヌが女神であり、僧侶の職業クエスト【聖者の天秤】でエルドナを象った【木彫りの神像】がキーとなる。
DQ10オンライン 
Ver.3のクエストにおいてマリーヌの神像がキーとなるクエストがある。
DQ11 
フィールドや特定のダンジョン等にいくつか設置されている。
主に【教会】と同じ役割を果たし、たき火の跡と併設されているものは【キャンプ】をしながらセーブ等が可能となっている。但し女神像から【復活の呪文】を聞く事は出来ない。
キャンプの有用性から歴代本編で一番存在感のある女神像かもしれない。
なお、たき火跡が無い女神像もあり、無条件でHPとMPを完全回復させてくれる機能が付いている物もある。詳細は下記参照。
◯=HPMP回復・教会機能とも有り
△=教会機能のみ有り
場所 | PS4版 | 3DS版 | 備考 |
---|---|---|---|
【デルカダール地下牢獄・下層】 | △ | △ | |
【デルカダール地下水路】 (竜のすみか) | △ | △ | |
【荒野の地下迷宮】 | △ | 両機種共に【回復の泉】あり | |
【グロッタの町】 | △ | 仮面武闘会受付近く | |
【バイキングのアジト】 | ○ | ||
【壁画世界】 | ◯ | ||
【ミルレアンの森】 | ◯ | ◯ | ボス手前 |
【天空魔城】 | ◯ | ◯ | 城入り口脇 |
【ネルセンの迷宮】内 | |||
はざまの霊道 | ◯ | 迷宮のマップ切替時の空間 | |
最初のフロア | ◯ | 【バンデルフォン王国跡】から【試練の里への道】への切替時の空間 | |
【試練の里】 | △ | △ | |
【導師の試練】 | △ | 天啓の谷スタート地点 | |
【賢者の試練】 | △ | 追憶の城スタート地点 | |
【勇者の試練】 | △ | 奈落の冥城のスタート付近の広場 |
道端に建っていて、セーブと回復が可能な女神像と、『聖剣伝説』に登場したマナの女神像と何から何まで設定が被っているが、開発スタッフがそれを意識して用意した物なのかは不明。
ちなみに上述の通り教会と同じ役割を持つため蘇生や【スキルリセット】も可能なのだが、寄付金もキッチリ請求される。教会の運営者である神父ならともかく、神様直々に現金を要求してくるというのはなかなか異様な光景である。
スラもり2 
「メガミ像」表記で資材として登場。
入手方法は【キリタッタ崖】等、後半のダンジョンの多岐にわたる。
攻撃力は7と非常に低いが、本編の【聖者の灰】の様に聖なる力を持っている事から【錬金】素材として重宝する。
このままデッキに投入する事はまず無い……と言うか攻撃力が低過ぎるので有り得ない事だが、
実は邪悪な力(貫通能力)を持った【オバケだん岩】と相殺する事が可能。
ビジュアルは背中に翼を持つ青白く美しい女性。
材質の都合でこの色なのか本物の女神様が青白い肌と翼を持つのかは不明。
そして、なんと服を着ていない。つまり裸の女神様である。
なお【めがみさま】はセリフのみの登場なのでこの女神像と同じ姿なのかを直接調べる事はできない。
少々残念。
スラもり3 
漢字が使われていない今作では「メガミぞう」表記。
攻撃力が18に上方修正。聖なる力でオバケだん岩を撃ち落とす効果はそのまま。
今作のストーリーでは【めがみさま】というボスキャラが登場するが、あちらとは一切関係ない。
フィールド上では、めがみさまがボスとして登場する【ガンバレーこうや】のあちこちに落ちている。一応あっちも女神の像なので多少意識はしているのだろうか…
その他、序盤のももんじゃ気球やこくりゅうのアジトで入手可能。
交易では、これ3つと【じょうやくそう】3つで【とくやくそう】に交換できる。
また、船のかざりをレベル6に上げる際、メガミぞう5個と【ぬいぐるみ】2個、2340Gが必要になる。
DQB 
かざり家具として登場。【シャナク魔法台】で【石材】2個と【せいすい】1個で制作可能。
【教会】の材料の一つ。
終章では【三賢者】救出後、【エル】のクエストで【教会の設計図】を渡されると同時に作り方を閃く。
また、実は仮拠点南西の水場にも置かれているため、これを持ち帰れば早期に教会が作れる。
ただし【ひのきのぼう】では無理なので、装備が整ってから再度訪れる必要がある。
DQB2 
オープニングから登場しているが…
破壊された大量の女神像の残骸が散らばり、【ハーゴン】や【ハーゴン教団】の前で捕まったであろう人間が破壊を命じられるも従えず処刑される、といったショッキングな内容で踏み絵のように使われていたようだ。
この使い方だと確実に使い捨てになるので、これだけの量があるとなると人から奪った物ではなく教団が作成した、もしくはさせた可能性も考えられるが、そう考えた場合モノ作りを悪とする教団の定義にオープニング早々に矛盾していることになる。
今回は【ムーンブルク島】にて石材4個で製作できるようになる。やはり教会には欠かせない。彫像にも含まれるので【石像の間】や【美術館】にも使える。この場合、対の存在の【じゃしんのぞう】との共演もありえる。
DQトレジャーズ 
お宝に【女神セレシアの像】が登場。