【ゲリュオン】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:03:15

概要

DQ7で初登場したモンスター。
風貌は翼と角の生えた【キラーパンサー】といった感じだが、鼻周りが白く無いなどの差異がある。
DQ7のドット絵ではネコ科っぽく見えたが、近年の3Dグラフィックで見ると、むしろドラゴンに近い爬虫類っぽい風貌である。
同色に【獣魔公ギガファング】。色違いに【ウイングタイガー】【ダークパンサー】【マーブルヴォルク】【ブロンドボーイ】【魔獣ビュブロス】【陽獣&陰獣】【ハングリーハンター】がいる。色が黄色のぶちに白い翼なのであまり色違い達ほど合成生物っぽく見えない。DQ10では、たてがみや翼の無い【キラーファング】も登場している。
 
同作のリメイク版で、こいつのモーション流用でキラーパンサーが登場した。また、最上位に亜種の【リベリオン】を迎えている。
他の亜種に、星ドラには賢神ホレバスが変身した双蛮王メズールがいる。
名前の元ネタはギリシャ神話に登場する、3つの体と6本の腕を持つ牛飼いの巨人。
ダンテの叙事詩「神曲」には、そのゲリュオンを元にしたジェーリオンという怪物が登場する。蛇の体、獣の脚、二股のサソリの尾、翼が生えているなど、合成獣じみた見た目のモチーフはこちらのようだ。

DQ4(リメイク版)

【謎のダンジョン】に出現する。
こちらはDQ7ほど強くはないが、守備力非貫通タイプの痛恨がDQ4に存在しないために、
ネコパンチ痛恨が守備力を無視するタイプに変更されており怖さ倍増、170程度のダメージを喰らう。
ラリホーなどの補助呪文の効きはそれほど良くはないが、イオ系とバギ系以外の攻撃呪文には耐性が無い。
直接攻撃と併用して一気に畳み掛けて倒すのが良いだろう。
ザキ系も気持ちよいほどに効いてくれる。
落とすアイテムは【すばやさのたね】

DQ7

【風の塔】【風の迷宮】のほか、現代フィールドに出現。
通常攻撃の他にバギマで攻撃してくる。
アクションは通常攻撃が噛み付きで、痛恨の一撃(守備力非貫通タイプ)はネコパンチ。
どう考えてもネコパンチの方が恐い。とはいえ、DQ7では特技があればなんとかなる敵。
落とすアイテムは【まじゅうのキバ】
中級モンスター職にもなっており、低確率で【ゲリュオンの心】を落とすこともある。
職業の詳細は【ゲリュオン(職業)】を参照。

DQ10オフライン

【グレン領東】【ギルザッド地方】【カミハルムイ領北】【ポーポラ地方】と、いずれも強敵エリアに生息。
下位種となったが、呪文はバギクロスになっている。
クエスト【忘れられた誓い】で討伐対象になる。
通常ドロップは【するどいキバ】、レアドロップは【まじゅうのホネ】

DQ10オンライン

スキル振り直し解放クエストで討伐対象になるほか、生息エリアを増やしている。
詳しくはこちらを参照。

バトルロード2

合体モンスターとして登場。五章後期では敵専用だったが、六章からプレイヤーも使用可能に。
組み合わせは【キラーパンサー】【アームライオン】【ダッシュラン】
ダッシュランは角生えてるし体形や尻尾に面影がある。キラーパンサーはコイツにそっくり。
アームライオンは元ネタの再現だろうか。
ステータスはHP:2600 ちから:319 かしこさ:84 みのまもり:45 すばやさ:113。
【キングミミック】と能力が似ているが、こっちの方がはるかに強い。
使える技は「せんぷうのキバ」と「エクスプロージョン」。
前者は身体を回転させ、敵1体に突っ込む2回攻撃で、後者は火の球を吐きだし、爆発を起こして敵全体を攻撃する。
 
打撃以外に耐性を持つ(その打撃の耐性も並程度はあるので弱点が無い)ため、
数値以上の耐久力を持つ上に回避率が高い。
技も強力で前者はかなり会心率が高く、後者は弱点となっているモンスターが多い爆発属性を持つ。
また、行動不能になりづらいため、使える合体モンスターの1体として人気である。

もちろん、この強さは敵として登場したときにも発揮される。
高い回避率でこちらの攻撃を避け、エクスプロージョンで大ダメージを狙ってくる。
何より恐ろしいのがせんぷうのキバで、痛恨の一撃が出るとなんと1200~1300程のダメージを受ける。
もちろん会心率の高さも2回攻撃もそのままである。耐性も高く、これといった弱点が無いかなりの強敵。
爆発と打撃に耐性を持つモンスターで固めてもせんぷうのキバの痛恨でゴリ押しされる危険があるため、
1Pプレイならさっさととどめの一撃を放ってしまいたい。

ヒーローズ2

クリア後の【ゴルダ砂漠】に出没するほか、【時空の迷宮】【激闘の峡谷】の終盤に登場する。
本作でも系統最上位種でやはりデカく、近いと全体が画面に収まらない。
下位種の【ダークパンサー】らの長所をそのまま強化した感じで速い・硬い・痛いの三拍子が揃う。
また、吹き飛ばしや地響きといった搦手も使いこなすクリア後出現に見合う結構な難敵。
巨体でありながらも攻撃動作は結構素早く、上下左右に動くのでカメラワークも乱されやすい。
特に厄介・・・というか面倒なのが吹き飛ばしを伴う雄たけびで、使われるとかなりの距離を離されてしまう。
吹き飛ばされた際、あまりに離れ過ぎると戦闘を辞めたとみなされてHPが全快してしまう事も。
壁際や壁を背にして戦う事で吹き飛ばされて距離が離される事は無くなるが今度はカメラが・・・となる何かと困った相手。
 
とはいえ、幸い下位種同様に大振りという弱点は共通な為、動きは早くとも落ち着いて見極めれば対処は容易い。
後述するがドロップアイテムはアクセサリーの強化でよく声のかかる品なので練習も兼ねて挑むと良いだろう。
 
レアドロップで【幻獣の皮】を落とす。
他にドロップするのは同じくクリア後出現の【ギガデーモン】位だが、その割に使用頻度が高めなのが悩み所。
両者とも倒すのに手間がかかる上に出現数も少ない為、乱獲には向いていない。
とはいえ本作ではちいさなメダルも結構な貴重品。メタルキング系武器の交換でも大量に使用する以上出来れば素材交換は控えたい。
見かけたらこまめに倒すなどして、地道に稼いでいこう。

DQM3

魔獣系のBランク。
野生では出現せず、魔獣系と自然系の系統配合、【ウイングタイガー】【ヘルダイバー】の特殊配合で生み出される。
 
特性は【風のコツ】【みかわし無効】(Lv20)、【風ブレイク大】(Lv40)。
Lサイズ化で【2回行動】【きょうせんし】【スヤスヤボディ】(Lv60)。
所持スキルは【暴風】

DQMSL

魔獣系SSランク。ガチャ限定。
Aランクの【ウイングタイガー】からの最終転生先。
習得特技は攻撃防御デバフ斬撃の「かみくだき」と【バギクロス】
新生させると【バギマータ】と自身の素早さに応じて
威力が変動する【麻痺】系体技「ソニックウェーブ」を覚える。
特性で【バギ系のコツ】がある為、高火力のバギマータが放てる。
物理モンスターの多い魔獣系で貴重な呪文使いであり、一部の魔獣系縛りのミッションでは活躍できる。
 
高難易度クエスト「呪われし魔宮」にて「琥珀の魔獣」名義でボスの一体としても登場している。

ウォーク

6章10話のボスとして登場。
人間とエルフが協力して封印していた伝説の魔獣で、本編のどのドラクエよりも扱いが良い。(ちなみに6章ストーリーは堀井雄二考案)
戦闘では2回行動でバギマや激しいおたけびを使い、【マッドフィンガー】【シールドオーガ】を従えている。
お供も含め、状態異常にする攻撃や全体攻撃が多いのが特徴だが、攻撃力が凄まじく高いため通常攻撃も危険。
 
後にウイングタイガーの強敵プラスでお供としても現れた。
ウイングタイガーよりは弱いが、あちらとは有効な属性が違っており、共通する弱点はドルマ系のみである。
 
また、2021年1月開始のほこらのゲリュオン編でほこらに登場。
討伐推奨レベルは上級職レベル65。デイン系が特に有効で、ギラ、ドルマ系も効く。逆にバギ系は無効化されてしまう。
1つ前の【まおうのつかい】のようなバイキルトこそ使わないものの、やはり攻撃力が高く、530程度もの痛恨の一撃もある。全体攻撃のバギクロスも200程度のダメージと脅威。
更に通常攻撃と同等威力でマヒ効果のあるしびれるキバと、全体に怯え効果のある激しいおたけびの状態異常までも備える。
お供はHPが減るとベホマラーで2000近く回復される【ゴールドオーク】と、270程度ダメージのはげしいほのおを使う【アームライオン】
手早く倒すなら回復持ちのゴールドオークから倒すのが良いが、高威力の全体攻撃を持つアームライオンを先に狙うのもあり。
全員けもの系なので、けもの系への耐性がつく装備で固め、まもりのたてで状態異常対策を講じて臨むのが安全。
 
こころは黄色でコストは99。
HPとみのまもりが高く、高グレードではバギ系の斬撃によるダメージやけもの系へのダメージが上がり、幻惑、踊りへの耐性が上がる。

タクト

2020年12月9日に「ゲリュオンSPスカウト」で登場。同スカウトAランクモンスターは【ユニコーン】
魔獣系Sランク、こうげきタイプ。
リーダー特性「バギ系威力+10%」基本特性「ビーストパワー」(戦闘開始時 こうげき力を上げる 効果3ターン)
習得とくぎは【バギマ】「魔獣のおたけび」「ストームクロー」
覚醒スキル 10Pで「ときどきこうげきじゅんび」(行動開始時 ときどきこうげき力を大幅に上げる 効果2ターン)を習得する。