【ダッシュラン】

Last-modified: 2024-09-23 (月) 20:23:52

概要

DQ7で初登場した恐竜型モンスター。体色は背中側がマリンブルー、お腹側が白。
大きな角を生やした肉食恐竜のような外見だが、ステゴサウルスのように背中と尻尾に背ビレがあり、尻尾の先端の方に2対のスパイクがあるのが特徴(ただしステゴサウルスと違って背ビレは一列)。
ダッシュ(dash)もラン(run)も走るという意味を持ち、まさに名が体を表している恐竜ドラゴン。
 
色違いに【テラノライナー】【せつげんりゅう】【ヘルジュラシック】がおり、こいつが最下位種。
【プテラノドン】系や【デンタザウルス】系などの他の恐竜型モンスターと比較すると目つきがリアル寄りになっており、上下まぶたが強調された切れ長の鋭い目をしている。DQ10以降の作品(リメイク版DQ7、ライバルズのカードイラスト除く)では目つきがさらに鋭くなっており、妙に憎たらしい顔になっている(【ポグフィッシュ】系統の目つきに近い。スキャンバトラーズ公式Twitterのモンスター紹介曰く「やる気のなさそうな顔」)。魂の絆では目を見開いた表情をすることがあり、こちらは中々に愛嬌があった。

DQ7

【山奥の塔】【世界一高い塔】に出現。
巨大なモンスターで、初見ではサイズのデカさと恐竜っぽい迫力、強敵っぽい見た目にビックリするだろう。
 
名前どおりかなり素早く、高確率で先手を打ってくる。
が、それだけ。素早さ以外のステータスは低い。
そのデカさの割にチカラは弱いため、先手を取られて攻撃されても大したダメージは受けない。
【つめたいいき】も使うがこれも威力不足。
しかも、使用してくる【つきとばし】は絶対に効かない。厳密に言えば、敵が使ってくるつきとばしに「しかし○○はふんばった」と表示される以外のプログラムがされていない。これは【突げきホーン】も同じ。
トドメとばかりにサイズのデカさが仇となり、一度に2匹までしか画面に入らない。
2匹までしか出ず耐久も並なので、他の敵より倒すのが楽。
拍子抜けするくらい弱く、見掛け倒しモンスターである。
 
後に【聖風の谷】周辺にも出てくるが、その時点では完全に1ランク下のモンスターである。

リメイク版

突き飛ばしが成功するようになったので、PS版よりは強化されている。
だがやはり強敵というほどではない。

DQ10オフライン

【東の荒野】【ガートラント領】【ザマ峠】【フェルアバの洞くつ】に生息。
ブレスや攻撃力が強化されている。
ガートラント外伝クエスト【王様のハンティング】でハント対象になる。
通常ドロップは【しんせんたまご】、レアドロップは【ドラゴンのツノ】

Ver.2

偽りの【リャナ荒涼地帯】【ドラクロン山地】に生息。

DQ10オンライン

当初の通常ドロップが【小さなうろこ】だった。その後は生息エリアを増やしている。
【ドルボードプリズム】にダッシュランプリズムがある(DQXショップで販売)。
クエストで東の荒野の個体が討伐対象となった。
詳しくはこちらを参照。

ジョーカー2プロ

本作でモンスターズ初登場。
アイコンはバトルロード2のロトコレのイラストを流用している。
ドラゴン系のEランク。平原と魔界に生息している。歩行モーションの歩幅が妙に狭い。
いきなりテンションと炎ブレスブレイクの特性を持つ。
スキルは「バーサーカー」。
結構大柄な体格だが、1枠モンスターである。
平原のものはややスカウトしにくく、捨て身技を多用するので、序盤のスカウトは困難。

テリワン3D

まぼろしの扉、ねむりの扉に生息している。
まぼろしの扉ではかなり遠くからでもこちらを発見して突進してくるが、ねむりの扉ではこちらを見つけても反応しない。
まぼろしの扉では走り回る【コドラ】の後をつけている個体がいる。子供を見守っているようにも見えて微笑ましい。この個体はこちらを追いかけてくることはない。
特性は【スタンダードボディ】【いきなりテンション】【炎ブレスブレイク】、+25で【自動HP回復】、+50で【会心出やすい】
スキルは変わらず「バーサーカー」。
見た目通り素早さに優れ、その他の火力も中々のもの。
だが賢さは究極配合込みでも300と完全に終わっているためAIがおバカになりやすく、かしこさアップ系以外のスキルで一番かしこさが上がる【魔法使い】【賢者】【僧侶】でも72しか増えない。ちなみにMPも330と低すぎるので、無理やりにでも補強するならかしこさアップ3辺りがおすすめ。かしこさ+228で500越えになり、MPも120アップする。
その上で【体技封じガード】なり【エコロジー】なり自動MP回復のつくスキルでも持たせれば平均で42ポイント前後となかなか大きい回復量を得られる。
炎ブレスブレイクは【最強火炎】【最強ガルハート】で活かせるが、好みで決めるといい。

イルルカ

DQ10から上位種の【せつげんりゅう】が参戦し、DQMにおいて単独出演し続けた状態に終止符が打たれた。
こいつ自身は野生では出現しないが、【コドラ】×【リザードキッズ】or【アルゴリザード】の配合でできる。
【新生配合】【ときどきピオラ】【メガボディ】化で【AI1~3回行動】【ギガボディ】化で【暴走機関】を習得。

ジョーカー3

【崩落都市】の西側に生息。送電施設へ向かう途中の道路に何体もいる。シンボルの走行速度が2枠モンスターにしては非常に速く設定されており、上位種のせつげんりゅうのシンボルと比較してもかなり速い。
通常攻撃オンリーだが【いきなりテンション】の特性を持つ他、時々テンションを上げてくることがある。訪れた時点では強く全滅も免れないが、昼間は動かないので自分から喧嘩を売りにいかない限りは大丈夫。
倒したとしても経験値は後述のボーンバット2体分よりも少なく、全く割に合わない。
もちろん、ここでスカウトしておくとしばらく楽ができる。
コードの【しもふりにく】がまだ残っているなら狙ってみよう。
ちなみにこいつ、夜間は歩き回って【ドラキー】を喰らっており、喰われたドラキーは【ボーンバット】に変化する。こいつがドラキーを捕食するのは体験版の時点で確認可能だったが(後述)、気付いた人はほとんどいないと思われる。
おそらくボーンバットの色違いを狙うプレイヤーへの配慮なのだろうが、こいつが初期状態で向いている方向の少し先にわざとらしくドラキーが配置されている箇所が2箇所あるので夜間にここを通る際はほぼ確実に発生する。こいつのシンボルが画面に表示されたときにはすでにドラキーを捕まえているということも多々ある。
このときのモーションは
「ドラキーを攻撃して地面に激しく叩き付け、動けなくなった所を片足で踏んで押さえ付けてから首を斜めに振り上げて噛みちぎるジェスチャーをし、首を上下に振りながら口を動かして飲み込んだ後、ドラキーを踏んづけたポーズのまま顔を近付けて犬食いする」
という、実在した肉食恐竜の捕食方法とされる動作に寄せたリアルなものとなっておりエグい(色違いのせつげんりゅうも前作に引き続き他のモンスターを捕食しておりそちらも同じモーションとなっているが、獲物が叩き落とされる際の挙動がドラキーよりも控え目になっている)。
あくまでそういう仕草をするだけであり、ドラキーのグラフィックを実際に踏みつけたり、【ひとくいそう】等のように食べる際に顔を突っ込んだりするわけではない(踏み出した足はドラキーの外側に着地し、食べるモーションはドラキーに触れない距離で行う)ので余計な想像をしなければ大丈夫だが、ドラキーが下り坂で捕まった場合は見る角度によっては実際に片足で踏みつけられているように見えてしまう他、ドラキーが捕まった際に向いていた方向によってはグラフィックが重なって実際に羽根を踏みつけられてしまう。
また、首を上下に振りながら正面に向き直る様子がドヤ顔で頷きながら食べているようにも見え、前作のせつげんりゅうの捕食モーション以上に憎たらしく感じられる(なぜか首の動きに連動して手首と尻尾も上下に動かすのでなおさら)。
余談だが、首を上下に振って丸飲みにするという動作は現存する動物では鳥やワニなどに見られ、【ワニバーン】の捕食モーションにも含まれている。あちらはこの系統ほど憎たらしいモーションではない。
 
配合解禁前の地域に出現する2枠モンスターは単体で出現するのが基本であり1枠モンスターのお供としては出現しないはずだが、なぜかこいつのみドラキーやボーンバットがお供に付くことがある他、ボーンバットのシンボルに触れたときにお供で出現するのも憎たらしい。
実はワニバーンもボーンバットのお供で出現する設定になっているが、こちらはプレイヤーがライド攻撃で故意に近付けない限りは同時出現しない。
こいつがドラキーを追いかけている途中で柵などの障害物に引っ掛かった場合、障害物に向かってしばらく走り続けた後諦めて元の位置に帰って行くが、このとき狙われたドラキーはダッシュランの方を向いてそれ以上移動しなくなり主人公にも反応しなくなる(ライド攻撃も受け付けなくなる)という謎仕様になっている。
北西ゲート前のルーラポイント付近に配置されている個体は、ドラキーを追いかける際に時々崖から落ちて自滅する。
また、この場所にいるドラキーは飛んでいる高度がまちまちなのだが、高い所を飛んでいる個体が襲われた場合、地面に落ちず中途半端に浮いた状態で倒れる。こいつがドラキーを捕まえた後に【リアクター】を起動しっぱなしにしていると捕食モーションが終わった後にモーションの終わり際の口を閉じたポーズのまま固まるのだが、ドラキーが捕まった際の高度によってはこの時に丁度ダッシュランの口の中にグラフィックが重なってしまい、口から羽根や足などが出ているというエグい見た目になる場合がある。
 
夜になると歩き回るようになるのは車道にいる個体だけで、道路の敷かれていない場所にいる個体は時間帯に関わらず動かないが、動かない個体もドラキーが近付いた場合は追いかけて捕食する。
 
空中ライド解禁後に行けるようになる高台にも生息するが、そちらの個体は主人公を見つけると前述した物凄い速さで突進してくる上、地上の個体よりもレベルが高い(戦闘時の行動パターンは地上の個体と同じ)。
 
巨体の【メガボディ】ゆえに体感しづらいが、移動速度は【キラーパンサー】に匹敵する。
また、メガボディ特有のジャンプによる地響きもあるためライド要員としても活躍する。
 
ちなみに、本作に出演しているモンスターの内DQ10にも出演しているモンスターの大半はDQ10のモーションが流用されているのだが、この系統は【あばれうしどり】系のモーションが使い回されている。ただし完全な流用ではなく、こちらの方が待機モーションの速度が少し遅くなっている。
10におけるこの系統の待機モーション(立ち止まっているときも走っているような仕草をしている)が【ライドシステム】のある本作では不自然になると判断したのだろうか?
これに伴い、前作までやたら歩幅が狭かった歩行モーションも変更され、のしのし歩くモーションになった。
モデリング自体も微妙に変更されており、ライドとの兼ね合いから背ビレが一部短くなっている(10でも乗り物のものは背ビレが1枚欠けている)。また、あばれうしどり系の素体を使い回しているせいか頭身が縮んでおり、顔の大きさがややデカくなり、首も短くなっている。顔のモデリングも明らかに10と異なっている(10のこの系統は下顎が公式イラストよりもたくましくなっているが、本作では公式イラストの方に合わせたのか下顎が10以前同様の大きさになっている)。尻尾部分は前作までのモデリングを一部使い回したのか、前作までと同様スパイクが先端ではなく真ん中辺りから生えており、公式イラストや10のものよりもかなり大きくなっている。

体験版

空中ライドでしか行けない高台に出現する。レベルは製品版と同じだが、こちらを追いかけるときにしつこく追尾してくる(走行速度は遅い)点と、行動パターンに【おたけび】が追加されている点が異なる。
クエストでのスカウト対象の個体のみレベルが下げられており、スカウトしやすくなっている。
ドロップアイテムは通常枠が【魔物のエサ】、レア枠が【くんせいにく】になっているが、【天敵】にライドして近付いたときに落とすアイテムはレアの方のくんせい肉になっている。よって、こいつの天敵である【ゾンビ系】にライドして歩き回ればくんせい肉を手軽に入手できる。
こいつが出現する高台のふもとにドラキーがいる箇所があり、高台から落下させて木にぶら下がっていないドラキーに近付けると製品版同様襲うことがあるが、残念ながらドラキーはボーンバットに変化しない。
なお、クエストでのスカウト対象の個体を【リアクター】でサーチすると「【メタルスライム】を追いかけていた」という説明文が表示される。これはDQ10の図鑑説明文が元ネタだと思われるが、体験版にメタルスライムは登場しない。

ジョーカー3プロ

無印版でコイツがいた所は【ニードルマン】【ドラゴンバゲージ】に入れ替わっており通常フィールドには登場しない。
そのかわりに【時空の裂け目】に登場するようになった。

DQM3

ドラゴン系のFランク。
野生では出現せず、ドラゴン系と悪魔系の系統配合、【いっかく竜】【コドラ】の特別配合で生み出される。
 
特性は【ロケットスタート】【ねがえり】(Lv20)、【ピンチで会心】?(Lv40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】【ときどきピオラ】【とうそうほんのう】(Lv60)。
所持スキルは【あばれんぼう】
 
【アイアンタートル】との配合で【デンタザウルス】【いばらドラゴン】との配合で【フォレストドラゴ】【フロストギズモ】との配合で【せつげんりゅう】が生み出される。

少年ヤンガス

【まぼろし雪の迷宮】で初登場。
倍速で移動し、突き飛ばしで攻撃してくる。
単純に能力が高いので、まぼろし雪の迷宮では危険なモンスターといえる。
捕獲条件はHPを減らした上で混乱させること。
ドラゴン系としては最も早く仲間にできるモンスターであり、配合の素材として使える。
もっとも、この次のダンジョンにはHPを減らすだけで仲間にできる【ドラゴン】が登場するのだが…。
 
成長限界はレベル15。
デフォルトネームは♂が「ダッシュ」、♀が「ランラン」。
レベル8で【だいせつだん】を覚える。
配合パターンは【いばらドラゴン】×獣系など。
鳥系との配合でいばらドラゴン、悪魔系とでドラゴンが生まれる。
また、【しましまキャット】を血統にこいつを配合すると、捕獲が非常に面倒な【キラーパンサー】が産まれる。倍速移動するネコ科ということだろうか。
キラーパンサーは【グレイトマーマン】を誕生させるのに必須のため、作っておくとよいだろう。

バトルロード2

第六章から登場。
ステータスはHP:735 ちから:105 かしこさ:32 みのまもり:67 すばやさ:86。
使える技は「猛ダッシュ」と「冷たい息」。
前者は勢いよくダッシュし、敵1体に突撃。比較的会心の一撃が出やすい。
後者は氷の息を吐いて敵全員を攻撃する。
 
氷・爆発に強く、ステータスも安定しているため使いやすい。
戦士と組むと、猛ダッシュが炎を吐きながら敵1体に突撃する爆発属性のワザ「ダッシュボム」に変化。
これにより、2つの属性を扱うことができるので、大魔王戦でなかなか役立つメンバーとなる。

ドラゴン系扱いのため、対人戦では【秘剣ドラゴン斬り】に注意。
 
【キラーパンサー】【アームライオン】とチームを組むことで、【ゲリュオン】へと合体する。

バトルスキャナー

モデリングはDQ10オンラインの流用だが、またしても待機モーションが変更されており、バトルロード2の待機モーションに似たものになっている。
技は「かみつく」→「こおりの息」→「モーレツダッシュ」の順に変化する。「かみつく」のモーションはDQMJ3でドラキーを攻撃する際のモーションに似たもの(流用ではない)となっており、あちらと比較すると動作が全体的に大振りになっている。
基本ステータスは、HP:393 ちから:343 すばやさ:115 かしこさ:105 みのまもり:250。

DQMSL

【ドラゴン系】Eランク。無料のサポートガチャで手に入ることもある他、ストーリークエスト「レミア大地」の「エレア荒野」のボスとして登場。倒すと確定でドロップする。
上記以外では、特別クエスト「魔法のダンジョン」(当初は毎月末に開催されていたが現在は常設されている)でも雑魚として登場し、必ず4体同時に出現する。
こちらは素早さが異常な値に設定されており、集団で【つめたいいき】を連発してくる。ダメージは大したことないのだが、特技モーションが無駄に長めでテンポを悪化させてくる。
 
特性は【じどうHPかいふく】。リーダー特性は無し。特技は「つめたいいき」のみ。
7でも使ってきたあの【つきとばし】は、Cランクの【ヘルジュラシック】まで転生させると覚える。
 
余談だが、コイツのグラフィックは元々DQMJ2P~イルルカのCGを流用した物だったのだが、 後になぜか修正が入り、公式イラストと同じポーズに変わっている(色も若干薄くなった)。

ライバルズ

第1弾「スタンダードパック」収録の共通ノーマルカード。

3/3/3 ドラゴン系
召喚時:前列にいるユニット1体を後列に移動させる

得意のつきとばしを再現した効果。しかしダメージを与えるわけでもなく手札に戻すわけでもなく、位置を移動させるだけと地味。
用途は敵の【におうだち】を無効化したり【魔剣士】の後列除去と組み合わせたりといったところ。味方ユニットも対象にできるので【アカリリス】等と組み合わせることも可能。しかしいずれにせよ対象のユニットの後ろに別のユニットがいる場合、詰まって移動させられないので注意。
 
このように効果は【飛びげり】【キメラ】の劣化である。その上キメラと比べた場合コストが重くそれに対するステータスも劣っているので、完全下位互換と言い切ってしまえるレベル。

ウォーク

2019年10月24日から11月21日まで開催されたイベント「試練の扉」にて、1週目の初級の扉の最終戦などに登場した。後に2020年9月に実装されたバトルコンテンツ「ほこら」ではテラノライナーの取り巻きとしても再登場している。いずれも吹雪ブレスとかちあげ(ダメージ+転倒)を使う。
こころの色は黄でコストは24。高グレードのものはバギ属性ダメージとドラゴン系へのダメージがアップし、ヒャドと毒に耐性がつく。

タクト

2021年4月26日開催の「ドラゴンクエストVIIイベント」にて、ドロップモンスターとして登場。
ドラゴン系Bランク、こうげきタイプ。
とくぎは「全力疾走」/「カチコチ」/「ブリザードブレス」