【ホーローとの出会い後のおはなし】

Last-modified: 2023-08-17 (木) 00:19:02

概要

DQ10におけるメインストーリーの区分であり、これまでのおはなしで確認する際の分類。
【目覚めし五つの種族のおはなし】に内包される。
放浪の賢者【ホーロー】との出会い、【過去のオーグリード大陸】での出来事、【冥王ネルゲル】の居城【冥王の心臓】への挑戦といった、「目覚めし五つの種族のおはなし」の主軸となるネルゲル討伐に関連したストーリー。
 
この後は、拡張要素(オンラインVer.2、オフラインDLC)である【眠れる勇者と導きの盟友のおはなし】へと続く。

特徴

ホーローは名前と肩書の通り放浪しているため、【大陸間鉄道】に乗車した際に出会うこととなる。
このため途中までは、取得したキーエンブレムの数が一定数以上になると、乗車時にイベントが発生しホーローが登場する。
なお、あらかじめ各地で【ルーラストーン】を行き先登録し、鉄道に乗らずにキーエンブレムを複数集めている場合、一連のイベントは飛ばされず全部発生する。
このため、仮に全部集めていても「まだそれだけしか集めてない」と言われたりする。
また行き先にどの駅を選んでいたかにより、次の駅のアナウンスと、ホーローがその駅で買おうとしている名物【料理】に関連する台詞が変わる。
 
キーエンブレムがある程度集まると、エテーネの民としての肉体を取り戻すイベントが発生し、以後は【人間】と転生後の【種族をかえる】ことが可能となる。
 
冥王の心臓は「目覚めし五つの種族のおはなし」におけるラストダンジョンであり、ここで【ラスボス】であるネルゲルとの決戦が待ち受けている。

オンラインとオフラインの違い

オフラインでは【大陸間鉄道パス】の入手タイミングが変更され、【出身村のおはなし】クリア後ではなく、最初の【小国】クリア時にキーエンブレムと一緒に手に入る。
このため他の大陸へ移動するタイミングで必ずホーローと出会い、キーエンブレムを集めるという行動の指針が与えられる。
 
また人間に戻るイベントが小国のキーエンブレム五つすべて入手後となり、【大国】のおはなしは過去世界クリア後でないと進行できず、冥王の心臓への挑戦はキーエンブレム全取得が必須となった。
このようにストーリーの進行がある程度既定され、導線が分かりやすくなったが、その分自由度が狭まったともいえる。

あらすじ

【大地の箱舟】の中で【主人公(DQ10)】が出会った賢者ホーローは、主人公が「生き返し」を受けて他種族に転生したエテーネの民だと見抜く。
そして故郷の仇である冥王ネルゲルに挑むには力不足だと説き、実力の証として、各地で功績を挙げた者に授与される【キーエンブレム】を集めてくるように告げる。
 
キーエンブレムを複数集め実力を示したことで、ホーローは【ランドン山脈山頂付近】から冥王の心臓への道を作ろうとするが、ネルゲルの力に妨害されて失敗。
そこで破邪舟術の力を借りようとするが、【グレン城下町】に住む術士の子孫【フルッカ】には術が継承されていなかった。
500年前に原因がある事を知ったホーローは、主人公がエテーネの民の肉体を取り戻せば【時渡りの術】で原因解決に行けると思いつく。
主人公は魂となって【エテーネの村】に送られ、そこで【カメさま】の力で保護されていた肉体を取り戻し帰還。
時渡りの力と【大地の箱舟】により500年前の世界へ向かう。
 
500年前の世界はいつわりの太陽レイダメテスの脅威に晒されており、破邪舟師【ベルンハルト】が立ち向かったものの、【守護者ラズバーン】に敗死。
ベルンハルトの息子【エルジュ】は、破邪舟術を継承してレイダメテスに対処し、父の名誉を回復しようと躍起になっていた。
そこで主人公はエルジュを手助けし、無事に継承された破邪舟でレイダメテスに突入。
ラズバーンを倒しレイダメテスも崩壊するが、そこに集められた死者の魂が冥王ネルゲル誕生の礎とされていたことも判明する。
 
過去改変の結果、無事に破邪舟術はフルッカの代まで継承されていた。
破邪舟により冥王の心臓へと乗り込むが、そこには多くの死者の魂が囚われていた。
そこで主人公は、転生後の元の体の持ち主の魂と邂逅する。
ネルゲルは生者の動きを縛る力を持っていたが、元の体の持ち主の魂がこれをほどき、主人公は決戦に臨む。
【大いなる闇の根源】の力を得て冥獣王となったネルゲルを倒したことで、【レンダーシア】を包む封印は解かれる。
しかしレンダーシアへ渡るための【グランドタイタス号】修理には時間を要するため、故郷への帰還はまだ先のこととなるのだった。

オフライン独自の展開

フルッカの使う破邪舟術は、ネルゲルの力が想像以上に増していたせいですぐに消滅してしまう。
そこで優秀な素質を秘めた姪の【フィーフィ】に術を継承させようとするが、フィーフィは無駄だと諦めていた。
そんな様子を見た【フウラ】は、キーエンブレム全てを集めるのに挑戦すると言う。
次々にキーエンブレムを集めるフウラたちに感化され、フィーフィも徐々にやる気を出す。
すべて集め終える頃には、フィーフィも破邪舟術を完全に継承し終えていた。
このフィーフィの術により、主人公たちは冥王の心臓に到達するのだった。