【眠れる勇者と導きの盟友のおはなし】

Last-modified: 2024-02-11 (日) 08:45:39

概要

DQ10におけるメインストーリーの大区分であり、これまでのおはなしで確認する際の分類。
オンラインのVer.2、オフラインの超大型拡張DLCと、拡張要素として追加される範囲のことを指す。
 
【レンダーシア】の地へと渡った【主人公(DQ10)】【勇者姫アンルシア】と出会い、【大魔王マデサゴーラ】を倒すまでが描かれる。
オンラインのサービス開始前段階から構想されているため、ストーリー上はVer.1【目覚めし五つの種族のおはなし】の続きとして密接な繋がりがあり、Ver.1時点で示唆されていた様々な要素が明らかにされる。
 
後述の区分の内、地名を冠した上から五つはオンラインVer.2開始当初から実装されており、下の四つはVer.2.1~2.4期間において大型アップデートごとに順次追加された。
このため、それぞれオンラインの大型アップデートと同じ副題が冠されている。
オフラインでは超大型拡張DLCにすべての範囲が含まれており、完結まで一気に体験することができる。
 
Ver.2のための追加楽曲として7曲が作られているが、残念ながら【すぎやまこういち】の存命中にオーケストラ音源が収録されることはなく(演奏はされたことがある)、オン版共々シンセサイザー音源が使用されている。

特徴

本編(Ver.1)クリアが前提となっているため、当然ながら推奨レベルはそれ以上に高い。
オフラインではレンダーシア上陸のタイミングでレベル上限解放クエスト【光導くがごとく】が受注可能となるので、なるべく早い段階でクリアしておいた方がいいだろう。
ストーリー進行によって勇者姫アンルシアが加入し7人パーティとなるが、彼女の初期Lvが60なので、その辺りまでは上限解放なしでの進行が想定されていると思われる。
連続クエストシリーズ【万物を教え導く者】によって【スキルパネル】が順次強化されるので、こちらも受注可能となったらなるべく早くクリアしてしまいたい。
 
メインストーリーの進行に【クエスト】が絡むようになっており、クリアに必須のクエストは「メインストーリー」と分類されている。
オフラインでは該当クエストは音声付きで進行するほか、進行状況によって【仲間会話】の内容も変化する。
 
クリアすると【エンディング】となってVer.2のスタッフロールが流れ、タイトルメニューからスペシャルムービーを見られるようになる。
このムービーはオンラインVer.3いにしえの竜の伝承メインストーリーのダイジェストであり、オフラインで仲間となった6名に焦点を当てて構成されたもの。
オフラインでDQ10を体験したプレイヤーに対し、オン版に興味を持ってもらう意図で収録されたものとみられる。

あらすじ

【グランドタイタス号】に乗船した主人公は、謎の青年【クロウズ】との出会いを経てついにレンダーシア大陸へと降り立つ。
しかし勇者姫アンルシアがいるという【グランゼドーラ王国】に至る【三門の関所】は封鎖されており、クロウズは「【3匹の蝶】を集めれば道が開ける」と言う。
その過程で出会った記憶喪失の少女【ミシュア】はグランゼドーラへ行かなければならないと言い、主人公らと共に三門の関所を通過する。
 
【グランゼドーラ城】にいたアンルシア姫はミシュアと瓜二つの姿をしており、自身が勇者として真の覚醒をするにはミシュアが必要だという。
ただならぬ様子に不信を感じ、ミシュアの幽閉先に忍び込んだ主人公は、そこに現れたクロウズと3匹の蝶の力でミシュアの記憶の世界へ入る。
そこでミシュアの正体が真の勇者姫アンルシアであり、兄【トーマ】王子の死をきっかけに心と記憶を閉ざしていたことが判明。
主人公によって過去と向き合ったミシュアことアンルシアは勇者として覚醒、城にいたのは大魔王マデサゴーラに生み出された偽者【魔勇者アンルシア】であることが分かる。
魔勇者は【勇者のチカラ】を奪って自身が本物になろうとするが、主人公らに敗北。今のレンダーシアが自分同様マデサゴーラに創られた【偽りのレンダーシア】であることを明かして消滅する。
魔勇者が持っていた【ブレイブストーン】の力によって主人公らは次元を超え、本来の世界【真のレンダーシア】へと移動。
グランゼドーラに仕える【賢者ルシェンダ】の導きにより、レンダーシア各地を巡ってマデサゴーラの目的を探ることとなる。
 
戦いの中、【古き神の遺跡】にマデサゴーラの側近【魔元帥ゼルドラド】が現れ、操り人形として蘇生させたトーマ王子を使って【神の緋石】を破壊。
これによりマデサゴーラの目的が「自分が創造した偽りのレンダーシアで真のレンダーシアを塗りつぶすこと」であると判明、各地にある神の緋石を守ることになる。
また同時並行して、賢者集団【叡智の冠】によってアンルシアが真の勇者となるための修業も行われる。
 
修行と神の緋石防衛が終わり、真のレンダーシアに出現したマデサゴーラの本拠地【魔幻宮殿】へと向かうが、そこには強固な結界が張られていた。
伝説のペガサスの力を借りれば結界を破れると知り、まずはペガサス捜索のための移動手段として【飛竜】を手に入れることとなる。
飛竜によって海を渡った主人公は、ついに故郷のある【エテーネの島】へと降り立つ。
 
ペガサス捜索の過程で、主人公は【時渡りの術】で行方不明となった兄弟姉妹が、およそ60年前に飛ばされ各地をさまよっていたことを知る。
しかし足取りは途絶え、その後の消息はつかめなかった。(【さまよえる錬金術師のおはなし】参照)
兄弟姉妹の遺した【輝くテンスの花】の力により、【カメさま】は真の姿であるペガサス【ファルシオン】として覚醒。
同時にクロウズの正体が、生き返しにより別人の肉体を得た【シンイ】であることも明らかとなる。
 
ファルシオンの助けを借りて魔幻宮殿へ突入した主人公たちだったが、そこには時間稼ぎの為に魔元帥ゼルドラドが残っていただけであり、マデサゴーラはすでに「創世の力」を手に入れるため【奈落の門】を目指していた。
【悠久の回廊】の試練を乗り越えた主人公らは、奈落の門の前でついにマデサゴーラと対峙。
大魔王は奈落の門からあふれ出した「創世の力」の一端を手に入れ【創造神マデサゴーラ】となるが、なんとかこれを打ち倒す。
瀕死になりながらなおも奈落の門に迫ろうとするマデサゴーラに対し、支配力が弱まったことで自我を取り戻したトーマがこれを阻止。
マデサゴーラはアンルシアに止めを刺され、支配から解放されたトーマは今度こそ安らかな眠りにつく。
 
開かれてしまった奈落の門からは竜の怨霊のようなものがあふれ出てくるが、そこに現れたクロウズがドラゴンへと変身し、それらを一掃する。
そして門の先へ行くのが目的だったことを明かすと、主人公に別れを告げて奈落の門へ飛び込み、再び門は閉ざされる。
クロウズの謎は残ったが、マデサゴーラが倒されたことでひとまず平和が訪れ、主人公たちはグランゼドーラ王国へ帰還するのだった。

詳細

【レンダーシアのおはなし】
【メルサンディのおはなし】
【セレドのおはなし】
【アラハギーロのおはなし】
【グランゼドーラのおはなし】
【重なりし運命の大地のおはなし】(オンラインVer.2.1
【紡がれし勇気の絆のおはなし】(オンラインVer.2.2後期
【天翔ける希望の双翼のおはなし】(オンラインVer.2.3
【悠久の果ての決戦のおはなし】(オンラインVer.2.4