・素早さ変動呪文
減速:【ボミエ】―【ボミオス】
概要 
モンスターズシリーズ出身で本編に逆輸入された呪文の1つ。なんだか女性の名前みたいである。
ボミオスがグループ対象なのに対し、敵単体の【すばやさ】を下げる。
作品ごとに微妙に下げ幅は異なるが、基本的に同一作品内では【ルカニ】と【ルカナン】の関係と同じ。
DQ9 
本編では全く登場していなかったが、呪文の系統がDQMJとほぼ同じになった9で初の登場。
【魔法戦士】がLv10で覚える。消費MPは3。
敵1体の素早さを元の値の半分、2段階目は更に半分に下げる。
最初は成功率75%だが、【こうげき魔力】が499以上になると無耐性相手には100%成功する。
但し、宝の地図の高レベルの雑魚モンスターには素早さが高く手強い奴も存在するので、
主にそいつらに対して使われる事は少しはあるだろう。だが、やっぱり影は薄い。
9の補助呪文は【複数回行動】持ちの敵には、1行動1ターンと計算されるため効果が切れるのも早くなる。
この呪文で足止めしてから倒すべきか、それとも集中攻撃の方が早いか、その辺りを計算して組み込んだ方がいい。
DQ10 
盗賊がLv3で習得。すばやさではなく、行動間隔を1段階延長させる。
詳しくはこちらを参照。
DQ11 
【ベロニカ】、【シルビア】が初期習得している。
消費MP2で素早さを2段階下げる。ちなみにボミオスは1段階なので単体相手ならこちらの方が有効。
基本的には行動順を安定化させるために用いるが、ピオラに比べて確実に命中するわけではないのが欠点。しかも効果が地味な割に基礎命中率がやたら低く、無耐性の敵に対しても全然当たらないことがある。
ただし、命中すればピオラ・ピオリムよりも安定して先攻できる強みがある。
ターン開始時ではなく行動直前にコマンド入力するPS4版では味方側にとっての重要性がかなり低下したが、こちらの方が早く動けるようになるので全く無駄というわけでもない。
モンスターズシリーズ 
初代からずっと登場し続けている。
し続けているのはいいのだが、いかんせんすぐにボミオスを覚えてしまうので、存在感は薄い。
マイナー呪文ボミオスの更に下位種な時点で目立つ要素はなかった。
ジョーカー以降はスキル制になったのでボミオスと共存できたりもするがどっちにしろピオラやピオリムの方が効果が確実なので需要は低め。
ダウナーなどのスキルで覚えられるがどうせ使うならルカニやダウンの方が先決だろう。