【マキマキ】

Last-modified: 2023-06-29 (木) 09:43:42

概要

DQ7などで登場するモンスター。
使い魔だけに、よくファンタジーもので悪い魔法使いの使い魔として登場する【インプ】【あまのじゃく】【マージインプ】【インプケイオス】、およびボスの【いたずらデビル】と同系列である。
英語版での名前はPS版DW7ではMakimaki、3DS版DQ7以降ではside winder
名前の由来は不明だが、放送用語で急いで作業を進めることを「マキで」と言うので時間と絡めてそれが由来かもしれない。実際マキで倒さないと厄介なモンスターである。

DQ7

【タイムマスター】のお供として登場する魔物で、彼の使い魔であるようだ。
通常攻撃の他にヒャドを唱えてくるが、ステータスは高くなく攻撃も激しくはない。
ただの取り巻きの雑魚にしか見えないが、なんとタイムマスターをさしおいて【時の砂】を使う。
マキマキはHPが230と高い上に2体おり、それぞれが6%強の確率で時の砂を使うため、運が悪いと相当長い時間戦闘させられることもある。
流れが良いうちに、急いで2体とも倒すべきだろう。
 
攻撃系の呪文や特技はどれも良く効くので、【イオラ】等の全体攻撃で2体まとめて叩くのが効果的。
あるいは弱耐性の眠り系や強耐性の1ターン休み系で動きを止めるのも手。
特に【ラリホーマ】なら【耐性貫通力】が「強」であるため確実に眠らせる事ができ有効。
ただし、タイムマスターに【マジックバリア】を使われるとこれらの行動妨害は通用しにくくなるので注意。リメイク版であれば【ひつじかぞえ歌】がラリホーマとほぼ同じ性能に強化された上に、マジックバリアの影響を受けないため極めて有効。
ちなみに、タイムマスター共々ルカニ系に全く耐性が無いため、【ひゃくれつなめ】でも動きを止められる。
こちらはマジックバリアを使われても確率が下がらないため、1ターン休み系よりも有効となる。
 
なお、時の砂をまくことで戦闘が戻るのは、こちらがピンチの時にはむしろありがたいこともある。
1体だけ眠らせておいて、こちらの旗色が悪くなった場合に叩き起こして時の砂を使ってもらう……という戦法も考えられるが、
使用率自体はそこまで高く無いため都合良く使ってくれるとは限らず、待っている間にこちらが全滅しかねない。
もちろん残ったマキマキを処理し損ねて時の砂で台無しにされるリスクもある。
マキマキを倒すまでの間に旗色が悪くなった場合は、何とか勝負を引き伸ばして時の砂を待つ戦法がある、ということを頭の隅においておけばいいだろう。
 
逆に、時の砂を使われずにスムーズに倒せた場合、特段印象にも残らない単なる取り巻きの雑魚という感想しか抱けないだろう。そもそも時の砂を使うこと自体知らない人も多いかもしれない。
プレイヤー次第で印象が大きく変わる敵の一種。
 
タイムマスターよりも後に倒した場合、こいつが【ふしぎな石版黄】を落としていくことになるが、その場合モンスター図鑑でタイムマスターの「落としたアイテム」の欄が埋まらなくなってしまうので注意が必要。
 
なお、公式ガイドブックでは彼らの紹介は無く、タイムマスターの紹介文に「二匹の使い魔を率いて~」とだけ書かれている。
【グラコス】戦の前座、【海底のゴースト】の紹介は載っているのだが・・・。

3DS版

時の砂をつかった戦闘に勝つと戦闘回数が増えないバグがあるので戦闘回数と勝利回数の差にこだわるなら注意が必要。

DQ11(3DS版)・DQ11S

【冒険の書の世界】【カラーストーン採掘場】に出現。出現率が低いので、討伐リストの穴になることも。
本作では【インプケイオス】と同色。
ヒャダルコに加え、ときのすなを使う。
ときのすなを使われると、やはり時間が逆戻りして戦闘の最初まで戻されるが「まもののむれが あらわれた」のようにお尻が「?」になるのがミソ。音読する場合は語尾を上げてみよう。
到達レベル次第ではヒャダルコのダメージはやや手痛い。
同じフロアに出現する【マージインプ】の色違いでもあるが、あちらもヒャダルコ使いで、一緒に出現する場合もある。
ドロップアイテムは【ネコずな】【命の石】(レア)。
流石に時の砂は落とさない。