DQ5
守備力22。メラ・ギラ・炎系ダメージを7軽減する効果がある。
【ポートセルミ】【ルラフェン】【テルパドール】【チゾット】で販売されているが、初登場のポートセルミでは「道具屋」で売っているので、見逃さないように。
人間では【主人公】と【男の子】、仲間モンスターではスライム系、【スライムナイト】等の剣士系、【メッサーラ】等の悪魔系、そして【キラーマシン】の【装備グループ】が装備可能。
「マジック」という名前ながら炎ブレスにも有効と、みかがみの盾と同系統の耐性を持つため、守備力・値段・ダメージ軽減値等、その廉価版といったところ。
【てつのたて】と比べると、メラ・ギラ耐性がある点はこちらが勝るが、吹雪耐性が無い点で劣る。ただし次の耐性盾である【ふうじんのたて】が購入できるようになるまで、吹雪攻撃が脅威になる敵は存在しない。
3400Gとこの時点では値が張るが、同時期の防具である【はがねのよろい】や【てっかめん】、【カメのこうら】などには軒並み耐性が無い。防具を揃えるならまずコレから優先して購入しよう。
特にスライム系はポートセルミ到着時点であまり良い防具がないので、スタメン起用しているなら真っ先に買ってあげたい。スライム系が装備できる貴重な盾で、これを逃すと装備できるのは【みかがみのたて】と、終盤も終盤である。
ポートセルミの時点のパーティーではスライム系の他、主人公とスライムナイト、リメイク版ではさらに【さまようよろい】が装備することができる。
しかし価格が高いため、いきなり多数の購入は厳しい。
【てつのたて】が装備できるキャラはしばらくはそちらで妥協しても良い。元々炎系に強耐性を持つスライムナイトは若干優先度が下がるか。
今後【デススパーク】の【ベギラマ】や【ホースデビル】の【メラミ】等を考えるとできる限り購入しておきたいのも事実なので、財布とよく相談しよう。
スタメンを優先するのは当然だが、キャラごとのHPや守備力、並び順などを考慮して順次換装していくと良い。
レベル上げや仲間勧誘を一切せずにサクサク進めるスタイルでもなければ、サラボナに到達するころにはスタメンに必要な分は行き渡るだろう。
なお、耐性の種類がキラーマシンと噛み合っている。
基本的には炎ブレス軽減(3ダメージ差)を重視して【オーガシールド】や【ふうじんのたて】を選ぶ方が有用ではあるが、メラゾーマを恐れるならメラ系を軽減できるこちらも視野に入る。
とは言っても、最終的にはメラゾーマより灼熱の炎の方が痛いし、オーガシールドが手に入らなくとも風神の盾は市販品なので、そちらを買うのが基本だろう。
青年時代後半になってもそこそこ需要があるため、後から購入しに戻ってくることもあるだろうが、売っている店のアクセスが軒並み悪い。
テルパドールとチゾットはルーラで来れないし、ルラフェンの防具屋は入口からやたら遠くて、しかも夜間のみ営業というやる気のなさ。
消去法でポートセルミになるが、ここも入口から遠い上に町の中でルーラ不可なので帰りは徒歩という面倒くささがある。
あとのことを考えると、持っている分はむやみに売らずに取っておいた方が良いかもしれない。
リメイク版ではテルパドールにルーラできるようになり、買いにいくならここが一番入口から近い。
ちなみに男の子の初期装備でもあるが、すでに手に入れている【てんくうのたて】の方が遥かに優秀なので、すぐに装備を変えてあげよう。
余ったマジックシールドはそこそこの値段で売れるので金策に使ってもいいし、有用な盾が行き渡っていない仲間の当面の装備として譲ってもよい。
あるいはリメイク版ならとりあえず袋に放り込んでおいて、上記のキラーマシンへのお下がりにしてもいいが、さすがにキラーマシンを勧誘するような時期なら、たかが3400G程度の金はすぐに用意できるので、中盤の資金源にした方が有意義かもしれない。
なお、本作での【まほうのよろい】は【マジックアーマー】などと名乗ってはいないので、鎧は「魔法の鎧」、盾は「マジックシールド」と、名前に統一感がない。
そのせいかは不明だがDQ6以降は、公式ガイドブックのデザインには変更が無いまま和名の【まほうのたて】に改名する。
もしくは、似た意味を表す【マジックバリア】という名前の呪文が登場したことで被りを避けたのかもしれない。
ガイドブックに書かれた英語名は、マジックシールド・魔法の盾、どちらも同じく『MAGIC SHIELD』である