【てつのたて】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 04:55:38

概要

本編ではDQ2以外の全ての作品に登場する。DQ10などでは【てつの大盾】名義。
冒険の序盤~中盤、場合によっては最終盤までも装備する可能性があるとても優良な盾。
しかし素材が「鉄」ゆえに重たいので、やや装備者を選ぶ。
【公式ガイドブック】等のデザインでは「左右対称の翼を広げた双頭の鳥」の様な紋章がデザインされた「ヒーターシールド」(布を伸ばすアイロンの底面のような形のシールド)で【かっこよさ】もなかなか高い。
登場した初期の頃は割と縦長のデザインだったが、近年では縮まって横に太くなってきているが、盾の大きさの変化はそこまで無い。
 
SFC版DQ5以降とリメイク版DQ4には密かに【ブレス】攻撃への耐性があるのがポイントで、最大HPが少ない特に冒険の序盤の【ひのいき】【つめたいいき】の15前後のダメージが4~5ポイント軽減されるのは大きな助けとなる。
他の鉄シリーズの装備品と比較すると安価でありながら守備力は高く、耐性もなかなか優秀なことから、大概の作品では鉄シリーズの防具の中では真っ先に購入される傾向がある。
これより上位の盾は装備者が更に限定されたり、あるいは入手数そのものが限られたりすることにより、一部の作品では仲間キャラクターの誰かしらが最終盤や【ラスボス】撃破まで装備していることもある。
しかしDQ9で耐性が割合軽減になって以降、与えられる軽減率がショボく、耐性面での有利がほぼ無くなった。それと共に地位も暴落し、装備されることは少なくなった。果たして今後、復権の時は来るのか。
 
DQ2では「鋼鉄」が「鉄」ポジションを兼ねている関係で【てつのよろい】と共に欠場を余儀無くされ、盾も「鋼鉄」に統一されている。結果として鉄の盾は皆勤を逃すことになった。

DQ1

守備力は10、販売価格は800G。
 
最弱の【かわのたて】と最強の【みかがみのたて】の間に存在する盾。
時期的には一番長く愛用する盾となるだろう。
遅くとも【ドムドーラ】方面に向かう時期には必ず入手しておきたい。 
 
登場時期は結構早く【ガライの町】で販売されているが、上述の通り800Gとそれなりのお値段。
リメイク版では【岩山の洞窟】【宝箱】の中からも拾って入手できる為、皮の盾で乗り込む自信があれば購入しなくても良い。

ゲームブック(双葉社)

原作ゲーム同様、全3種の中で中間の盾。
【主人公】【レベル】を4にする上で必要となる。

DQ3

FC版では守備力12で、販売価格は700G。
この時はまだ耐性は無い。
 
【カザーブ】等で販売されており【勇者】【戦士】【商人】が装備可能となっている。
あまりにも早過ぎるかもしれないが、商人にとってはこの盾が最強の盾となる。
これに限らず、同所から【ピラミッド】にかけての序盤時期は武闘家・商人・遊び人の最終装備候補が多数登場している。
皮の盾が最終装備である遊び人よりは多少マシといったところか。
勇者や戦士も【サマンオサ】でみかがみの盾を購入するまではこの鉄の盾を長らく愛用することになる。
とは言え、早期入手可能なカザーブからサマンオサ間のシナリオの距離は長く、
上述のみかがみの盾も8800Gと結構な高値な上に、防具面で劣る【僧侶】【賢者】に優先して装備させたい理由もあるので、
前衛はかなり長い期間にわたって鉄の盾のお世話になるだろう。

リメイク版

守備力は20にパワーアップしたものの、販売価格が1200Gに値上がりしてしまった。
サイコロ運が良ければ第1のすごろく場【よろず屋】でも購入できるが、普通の武器屋に並ぶのは【イシス】とFC版よりやや遅くなった。
 
この盾より守備力は低いものの、より多くの職業が装備できる【うろこのたて】が登場したことにより、少しばかり優先順位は下がった。
攻撃【呪文】のダメージを軽減する【まほうのたて】等の盾の種類が大きく増えたリメイク版では、プレイヤー次第ではスルーされることもしばしば。
上述のうろこの盾はFC版DQ3の鉄の盾と同価格・同守備力で、実質的に代替ポジションとして納まっているのが優先順位を下げている原因だろう。

DQ4

守備力は12のままで、販売価格は650Gとやや安くなった。
前作より軽量化されたらしく【勇者】【ライアン】【トルネコ】等の前衛タイプのキャラクターの他に、
【僧侶】系の【クリフト】【ミネア】も装備可能となっている。
 
第五章で合流する時点ではミネア以外のキャラクターの大半はこの盾を装備しており、そこからの活躍期間も結構長い。
特に【ドラゴンシールド】【はぐれメタルのたて】の両方を装備できないトルネコにとっては【ちからのたて】を入手するまでの間はこの盾を装備する必要性があり、半ば必需品と言って良い。
第四章でこの盾を調達できないミネアは、第五章での合流時に【エンドール】で勇者の分の鉄の盾を購入するついでに購入することになる。
但し【カジノ】【838861枚】の裏技を使用する場合「はぐれメタルの盾を装備できる」ので、彼女にこの盾を購入する必要が無くなる。

リメイク版

守備力はそのままに、概要欄の通り「炎・吹雪のダメージを5ポイント軽減する【ブレス】攻撃への耐性」が付いた。
【ひのたま】を吐く中ボスである【ピサロのてさき】【うらぎりこぞう】との戦いで有効となる。
FC版の装備可能キャラクターの他、新たに加入する【ピサロ】も装備可能となっており、またピサロの【初期装備】にもなっている。
 
はぐれメタルの盾が【カジノ】の景品から【メダル王】のご褒美になった影響で、トルネコ・クリフト・ミネアには長らくお世話になる盾となった。
今作ではブレス攻撃を繰り出すボスが非常に多いので、FC版以上に利用価値が高まっている。
 
なお、はぐれメタルの盾を他のキャラクターに譲る場合は、ミネアが装備できる盾としては早くもこの盾が最強の盾となる。
特に彼女の姉【マーニャ】は(DS版までは)はぐれメタルの盾以外の盾を装備できないため、「できるだけ装備の空欄を埋めたい」というプレイスタイルではミネアは鉄の盾で我慢せざるを得ない。
一方でミネアは【フバーハ】という他の誰にも真似できない大事な役割があるため、強敵相手の安定性を重視する場合にはミネアにはぐれメタルの盾を優先的に与えてあげよう。

DQ5

守備力が16に増加したが、販売価格も720Gと少々値上がりした。
装備可能者は非常に多く、ワンランク下の【せいどうのたて】とほぼ被っているが、青銅の盾を装備できる中では唯一【くさったしたい】の装備グループだけ、なぜかこれを装備できない。
概要欄の通り「炎・吹雪のダメージを4ポイント軽減する【ブレス】攻撃への耐性」が、この作品から初めて付いた。
前作と比較すると「物理的なダメージを確実に1ダメージ減らす上にブレス耐性を獲得した」ことを考えると、70Gの値上がりでも充分お釣りが来る位である。
 
幼年期の【ラインハット】で最初に販売されるが、青年期では【オラクルベリー】に販売されておらず、【アルカパ】までお預けとなる。というより最終的にアルカパでしか売っていないある意味でレアな盾。ただし、後述のとおり入手手段は多いため、買わなくても気がついたらタダで複数個手に入っていることが多い。
【サラボナ】の宿屋でも1つ手に入る他に、他の鉄シリーズとセットで【ピピン】【初期装備】にもなっている。
 
炎と吹雪の両方に耐性がある盾は結構少なく【ドラゴンキッズ】【ひのいき】【ビックアイ】【こおりつくいき】等を軽減できる。
ワンランク上の【マジックシールド】は一気に価格が跳ね上がるので人数分を揃えるのは難しく、資金に余裕がない場合は妥協して長らくこの盾で通す人も多い。
総じて同じ守備力の【てつかぶと】よりも安価で優秀。
特に幼年期で【古代の遺跡】に進む前に、この盾と【チェーンクロス】を優先して購入しておけば、後々使い回して戦線維持もしやすい。
青年期前半に入ったら、まずは耐久に不安がある【ヘンリー】に回して装備させてあげよう。主人公の盾はしばらくワンランク弱い物でも何とかなる。
ヘンリーにとってはこれが最強の盾であり、PS2版の【オープントレイ技】で彼を連れ回す場合は最後までこの盾を片手に戦うことになる。
仲間モンスターになった【イエティ】にとってもこれより強い盾は【ほのおのたて】しか存在せず、そちらの持つ吹雪耐性はイエティが素で無効化できるので、僅かながらも炎を軽減できる鉄の盾は最終装備候補に上がる。
ちなみにこの二つの盾の打撃に対するダメージ差は6ポイント。炎への4ポイント軽減とどちらを重視するかはプレイヤー次第か。
アルカパに到達したら、ヘンリーに盾を譲って弱くなった主人公に買ってあげると良い。
 
【サンタローズの洞窟】【ラインハット】地方などに出る【アウルベアー】が低確率で、【ポートセルミ】周辺に出る【モーザ】がやや高い確率で落とす。
特にアウルベアーは、これを購入できるのと同時期に出現する上に、同時期~直後に戦う敵にブレスを駆使するヤツがいるので、サンタローズの洞窟あたりで落としてくれると非常にオイシイ。
道中でのアイテムドロップに期待して、追加購入数を抑えるのも良いだろう。
もちろん、あくまで確率なので落とさない時は全然落とさない。鉄防具の中では価格も安いので、ラインハットへ行く前にアウルベアーが落とさなければ、アルカパで買っておこう。
仮に全員分買い揃えてから落としたとしても売れば金になるので、人数分買ってしまうのも悪くない。

DQ6

前作と同じく守備力16、炎・吹雪のダメージを4ポイント軽減、販売価格720G。【かっこよさ】は+12。
【現実の世界】【トルッカ】【アモール】で購入可能。
【主人公】【ハッサン】【テリー】【アモス】の他、【スライムナイト】などの剣士系および【くさったしたい】などの亜人系の【装備グループ】のモンスターが装備可能で、アモスの初期装備でもある。
 
ブレス攻撃をたくさん使用してくる【ムドー】戦までには是非とも主人公とハッサンには早めに購入して装備させておきたい。
この盾を購入すると、この盾が購入可能になる前後の時期には鎧が何着かタダで入手できる関係上、主人公とハッサンは簡単に防具が揃う。
防具を買う場合はこの盾に加えて【レイドック】城のイベントの関係で購入必須となる【きぞくのふく】を優先して購入すると良いだろう。
前作と違って、この防具を最も必要としている時期にモンスタードロップや設置物からの入手は無くなったので、購入費用は必要経費と割り切ろう。
 
【サンマリーノ】【カジノ】【ドラゴンシールド】を入手すると出番は訪れないが、その時点のカジノは【コイン】稼ぎの効率が悪い。
時間を無駄に費やしたくないプレイヤーはドラゴンシールドの早期入手を潔く諦めてシナリオを進め、そのまま鉄の盾を購入しておこう。
 
鉄の盾にせよドラゴンシールドにせよ左記の盾を入手できた後はタダで1枚入手済であろう【せいどうのたて】が用無しになってしまう。
が、こちらは後々【ゲントの村】【チャモロ】が仲間になった際に専用の盾として再び出番が訪れるので、売却しない様に注意しよう。

DQ7

販売価格が920Gに大きく跳ね上がって、守備力は13にダウンした。
かっこよさは+12。耐性は炎・氷系のブレス攻撃のダメージを5ポイント軽減する。
表記は「鉄のたて」と初めて漢字が使用された。
【主人公】【キーファ】【アイラ】が装備可能。
ただ、仲間に加わる時期的にアイラに装備されることはあまり無いだろう。
 
過去の【からくり兵団拠点】【宝箱】の中から1枚入手できる。この時点ではかなり場違いな守備力を誇る。
なお見逃してしまうと【デスマシーン】撃破後には【エレベーター】が壊れて【ちからのたね】もろとも入手できなくなるので注意。
同時期の【防具屋】で販売されている盾が【せいどうのたて】のこの時点ではかなりの高性能と言って良い。
【ひのいき】を吐くデスマシーン戦でもとても役に立つので絶対に入手しておきたい。後に現代【フォーリッシュ】でも購入可能となる。
 
【ダーマ編】では過去【旅の宿】【ラッキーパネル】の景品になっていたり【牢獄へ続く洞窟】【宝箱】からも入手できる。
ここに至ってもまだ最強の盾だがカジノの景品【ドルフィンシールド】に目を奪われると活躍の期間はプレイヤーそれぞれだろうか。
【キメラ】【ブタあくま】等、通常モンスターも普通にブレスを吐いてくるこの時点で「この盾を未入手だ」ということはまず無いだろう。
【ダーマ神殿】【ふきだまりの町】)に初めて向かう時期までに【マリベル】用の【ホワイトシールド】も入手できるとベストだろう。

DQ8

価格が720Gに戻って守備力は15にやや増加した。
やはり炎系と吹雪系ブレスのダメージを5ポイントだけ軽減する。
【主人公】【ヤンガス】が装備可能。
【パルミド】で販売されている他、同地域のフィールド【宝箱】からも1枚入手できる。
モンスターでは【さまようよろい】【しにがみきぞく】【ヘルパイレーツ】(各1/64)が通常枠で、
【モヒカント】(1/256)・【モビルレフト】(1/128)がレア枠でドロップする可能性がある。
 
主人公およびヤンガスにとっては【船】入手前に手に入る盾としては最高の性能なので、パルミドに到着したらすぐ購入しておきたい。
【はがねの盾】ないしは【ドラゴンシールド】を手に入れる位まで、実に長いこと愛用して行けるだろう。
【戦闘】面で自信や余裕があるなら購入は1枚に留め、もう1枚は宝箱から入手して少しでも手持ちの【ゴールド】を節約しておこう。
 
なお錬金素材にもなっている。
錬金レシピは以下の通り

 
特にホワイトシールドは装備可能者が【ククール】【ゼシカ】に逆転するが、早めに作成しておくと防御面が大きく向上するので役立つ。
但し【コイン】の排出率が悪いパルミドのカジノでシルバートレイを確保するのは少々面倒かもしれないので、状況に応じて使い分けよう。
入手時期は遅れるものの【ライトシールド】を用いた錬金方法も存在するので、無理してこちらの方法を採択しなくても良いだろう。
それ以外の2つに関しては基本的に不必要で、レシピ埋めを目指すこだわりが無い限りは作成する必要性は皆無と言って良い。

DQ9

守備力10、盾ガード率1.0%。炎と氷のダメージを5%軽減する。
【ダーマ神殿】【ツォの浜】で900Gで販売されている他、【かいぞくウーパー】ドロップアイテムとして落とす可能性もある。
また【錬金釜】の中に、この盾×1+【てっこうせき】×1+【まりょくの土】×1を入れることで上位品となる【はがねの盾】を錬成可能。
 
今作で最初に手にすると思われる耐性付きの盾となるだろう。
過去の作品では炎や吹雪ならば何でも4~5ポイント固定で軽減(冷たい息の15ダメージを5ポイント軽減する場合、割合に換算すると33%軽減)する仕様だったが、今作の鉄の盾はダメージ100の攻撃を受けてようやく5ポイント軽減である。
冷たい息程度では1ポイント軽減できるかどうかという程度でほとんど意味がないため、地位が暴落した。
 
上位互換となるはがねシリーズ・たまはがねシリーズの防具は【錬金】で作成した所で守備力が微増するだけだが、
盾のみ【盾ガード】率とそれぞれの耐性が順当に成長していくので、余裕や可能があれば優先して作成したい所だ。

DQ11

前作では大盾に分類するために「鉄の大盾」表記だったが、本作では分類が大盾のまま、表記だけ「てつの盾」に戻った。
大盾なので、装備できるのは【主人公】【グレイグ】のみ。
うち直しに必要な宝珠は9個。

-+1+2+3
守備力15161718
盾ガード率7%8%
炎属性ダメージ軽減5%
氷属性ダメージ軽減

【ダーハルーネの町】【ネルセンの宿屋】【ユグノア地方】キャンプ)・【グロッタの町】【ソルティアナ海岸】(キャンプ)にて720Gで販売されている。
 
時期的に主人公しか装備者がいない上、序盤の両手剣優位もあってかなり不遇。
よしんば片手剣スキルを上げていたとしても、あえて買う価値があるかどうかというと微妙。
DQ9同様ブレス耐性は5%なので、この時期によく受けるであろう【ドラゴスライム】【ひのいき】では1ポイントのダメージも軽減できない。
同じくドラゴスライムの【かえんのいき】等は強力なダメージを受けるが、その強力なダメージもこの盾では最大で2ポイント程度しか軽減できない。
どちらかと言うと大盾ならではの盾ガード率の高さが魅力だが、この時期の販売価格の720Gは安価とは言えないし、ネルセンの宿屋以降であれば上位の【はがねの盾】が自作できてしまう。
敢えてこの盾を購入せずに、ダーハルーネの町でレシピが手に入り、装備可能者も多い【ゴールドトレイ】で妥協するという選択肢も考えられる。
というより【ふしぎな鍛冶】で+2以上が作製できれば無改造の鉄の盾と守備力は同等になってしまう。
そして、わざわざ時期的に貴重な宝珠を9個も消費してまで強化したい品物でもない。
以上の理由で今作では【皮の盾】【せいどうの盾】同様、常連アイテムながら店売り限定と言う点で評価しづらい立ち位置となった。
せめて直前で手に入る【鉄製の防具のレシピ】でこの盾を作製できるか、【シルビア】【セーニャ】が装備できていたら、評価は大きく変わっていたかもしれない。

不思議のダンジョンシリーズ

トルネコシリーズでは一切登場しないが【鋼鉄の盾】が「鉄の盾」のポジションを担っている。
【不思議のダンジョン】シリーズで括った場合は少年ヤンガスにしか登場していない。
大人のヤンガスには装備できても、子供の頃のヤンガスには「鉄」は持てても流石に「鋼鉄」は重たかった様だ。

少年ヤンガス

盾の強さは6、上限値は+20。印数は3。
販売価格は3000G、買取価格は1500G。
表記は「鉄の盾」と漢字表記。
 
ストーリーもまだ序盤の【あやしの地下水道】で初登場し、それ以降の大半のダンジョンでも【ガーゴイルの店】を含めて入手できる。
何の効果も持たないが、あやしの地下水道到達時点ではそれなりの盾の強さを持っているので、長く活躍してくれる。
のちに【鍛冶屋】【ブラミ】を救出した際に【合成】のベースの盾にするには【ちからの盾】とどちらにするかが悩ましい所。
この頃には多額の【ゴールド】も持っていないと思われるので、複数枚所持しているならば【トルネコの店】で換金しても良いだろう。
 
【まぼろし雪の迷宮】に到達できれば【はぐれメタルの盾】【メタルキングの盾】(要【ちいさなメダル】60枚)が入手できる様になる。
そこまでシナリオが進行すれば流石に御役御免となるが、それまではメインの盾として十分に活躍できるだろう。
余談だが同じ盾の強さ「6」を持つ上位互換の盾には【真紅の盾】が存在するが、何故か価格帯はこちらの盾が高額という矛盾をしている。
 
シナリオクリア後のダンジョンで入手した場合は流石に力不足で、合成のベースの盾として使用するにはかなり難しいかもしれない。
それでも【修正値】が+1~2のこの盾を拾って発見したら、捨てずに別の盾に合成する等をして盾を強化するのに上手く活用しよう。

スラもり2

【レンキン山】をクリアするとイベントで【グラン】からレシピを貰え、
【レンキン様】【たからばこ】を2個と【1000tおもり】を1個入れると作成できる。

巨大なグラフィックに似合わず【勇車バトル】の砲弾に使用した場合の攻撃力は最低の1だが、相手の砲弾を3発まで防ぐ効果を持っている。
飛んでいくスピードは遅いが、相手の弾を打ち落とすという役割を考えれば、長く空中に残ってくれる分むしろ利点と言える。
一個デッキに入れてあるだけでも防御力や耐久力が大幅に違ってくるので、初心者ならまず1個は作っておきストックしておこう。
また錬金釜へこの盾を2個と【ブーメラン】を5個入れると【やいばのブーメラン】を作り出すことができる。
なお上位互換アイテムに【メタルキングの盾】が存在する。

スラもり3

ひき続き登場。
【ナン・ダ・ベーいせき】到達後に【交易】でたからばこを3個と1000tおもりを2個で交換できる。
効果は前作と同じだが、本作の【船バトル】?ではHPマックスで勝利するとパーフェクトボーナスが入るので、ストーリー序盤でそれを狙うなら1個は欲しい。
ただしストーリー中盤からは【盾】を一撃で破壊する【おおかなづち】が登場するので過信は禁物。
終盤は複数個【投げる】ことで実質的にこれの上位互換となる【マトリョーシカ】に役目を譲ることになる。
【こくりゅうのアジト】到達後、交易でこれを2個とブーメランを3個でやいばのブーメランが、
【ガンバレーのまち】到達後、これを3個と【メタハルコン】を2個で【メタルキングの盾】と交換できる。

ビルダーズ1

守備力は5。
【2章 リムルダール編】以外で作成可能。
材料は【鉄のインゴット】【木材】が1つずつ。
必要な作業台は【炉と金床】【神鉄炉と金床】
 
本作では実は最弱の【かわのたて】に次いで弱い盾。守備力の差もたったの3。
【かわのよろい】【てつのよろい】の守備力の差が「8」だと言えばその差の違いがお分かりだろう。
鉄製の武具はそれまでの装備から大幅なパワーアップに貢献してくれるのだが、この盾だけは正直「無いよりはマシ」程度といった感じ。
とはいえ、材料自体はお手軽なので一応は早めに作成しておいて損は無い。
 
【終章 ラダトーム編】では【鉄】が手に入り次第より上位互換の【はがねのたて】が作成できるので、残念ながら皮の盾ともども見向きもされない運命にあるだろう。

ビルダーズ2

守備力は12。
レベル19でレシピを習得できる。
必要材料は【鉄のインゴット】×2、【木材】×1。
 
【なべのフタ】に続き習得がだいぶ遅く、状況によっては【ちからのたて】に先行されている場合もあるかもしれない。
しかし、ちからのたてとの守備力の差は僅か「2」しか無く必要な素材も軽いので、こちらのままで使用し続けても良いかもしれない。
前作と比較すると不遇な扱いでは無くなったのは救いとも言えるだろう。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.171
レアリティジャンク
カテゴリーヒストリー
コレクション防具
標準価格72,000G

ダイの大冒険

ロモスの王様から【鋼の剣】等と共に譲り受けた装備の一つ。
普段は背中に装備しており、戦いの際には左手で持って戦う。
形状はゲームのものとは異なり、小振りなバックラーとなっている。
 
パプニカでのヒュンケルとの戦いにて(不完全な)アバンストラッシュの直撃を受け粉々に破壊されてしまった。
この作品では盾の利用率がゲーム本編に比べてとても低く、全編を通してダイが使用した唯一の盾である。
これ以外に使われた盾は【シャハルの鏡】と鎧化(アムド)系武具に付属する小盾だけしかない。
まあ、そもそも本作ではポップの最終装備が【たびびとのふく】だったことからもわかる通り、防具に頼ること自体が少ないのだが。