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【エッチなほん】

Last-modified: 2018-11-16 (金) 18:52:01




概要 Edit

リメイク版DQ3、DQ11、ビルダーズ、DQMJ~イルルカまでのモンスターズシリーズに登場する【アイテム】
ドラゴンクエストシリーズでは文字の本なのか絵がメインの本なのか、男性向けなのか女性向けなのか等の詳細は不明。
だがシリーズ通しても類を見ない露骨すぎるネーミング故に、逆に中身を知りたいプレイヤーも少なくないはず。
我らがドラクエではDQ3の【しんりゅう】への願い事に堂々と「エッチな本が読みたい」という選択肢があることで夙に有名である。
もう一つの願いが父の復活であるというのに、エッチな本を選ぶ人も少なくない様子。
大魔王を討ち倒し、並み居る強敵が跋扈する【天界】を駆け上がり、遂にの眼前まで辿り着いた勇者が望むものの1つがコレである。
 
ゲーム中では残念ながら何らかの画像や挿話を楽しむ事ができるアイテム…ではなく、キャラクターの【性格】【仲間モンスター】【性別】に影響を起こす消耗品として、またキャラクターに【そうび】させることにより装備させたキャラの性能をアップさせるアイテムとして登場している。
作品によって入手方法が独特且つ高難度であることもあり、そういう下らなさで本筋を演出するアイテムでもある。
 
ちなみに現実の中世ヨーロッパや日本でもこういった書物は普通に存在しており、基本的に東西どちらでも医学書という建前で流通していた模様。(もっと知りたい人は備考欄参照)
 
無論、我々の住む現代世界でもありふれたアイテムであり、人気のない所で拾った、ゴミ捨て場からコッソリ調達してきた、事情通の友人と情報交換して盛り上がった、ベッドの下に隠していた、見つかって家族会議にかけられた、両親や兄姉の部屋から出てきた、18歳を過ぎて堂々買える喜びを噛み締めた、お気に入りの一冊はまさに至宝etc……諸君も何かしらの思い入れはあることだろう。
ネットの普及や電子書籍の発達、ゾーニングの厳格化などでこうした光景は90年代以降徐々に見られなくなっていったのだが、いつの時代も形を変えて生命を肯定し続ける偉大なるアイテム。
最近は"薄い本"とも呼ばれており、ロウが所持していた本もかなり薄い。

モンスターズシリーズでは対をなすアイテム【イケメンマガジン】、折衷アイテム(?)として【きんだんのバイブル】が登場している。

DQ3(リメイク版) Edit

性格を変える【本】の1つ。これを読むと男性キャラは【むっつりスケベ】、女性キャラは【セクシーギャル】になる。
これを読めば最後、たちまちエッチな人へと変わり果ててしまう。もはや洗脳用具だが、どういう内容なんだろうか……。
入手するにはしんりゅうを規定のターン以内に撃破し、褒美としてこれを選択すること。
規定ターン以内で倒すたびに何度でももらえる。神竜曰く「ワシの秘蔵の本」とのこと。
曲がりなりにも神を名乗る竜が「秘蔵」と言い切るほどのエッチな本とは、一体どれほど過激な内容が描かれているのだろうか。
人と竜でエロの趣味が通じるのか、大魔王をも打ち破った勇者と神の名を冠する竜の激闘の末の成果がこれでいいのか…等々ツッコミ所が満載。
まあ、人間の中にもモンスター同士の絡みで興奮する紳士淑女はいるのでまったく理解できないということもないだろうが……。
そして最後に神竜が一言、「心して読むのだぞ」とかのたまう。
黙らっしゃい。
 
それにしても非業の死を遂げた父の蘇生とこの選択肢が同居しているとはいやはや…【オルテガ】の蘇生を差し置いてこれを選択してしまい、何とも言えない罪悪感に苛まれたプレイヤーも大勢いることだろう。
 
ちなみに、さらに2冊目を貰おうとするとセリフが変化し、「お主も好きだな」と言われる。お前もな。
SFC版では神竜の3つの願いのうち、他の2つは当然だが一度叶えた後に選択しても「その願いは既に叶えたぞ」と言われてしまうため、最終的には選択肢が「エッチな本が読みたい」しかなくなる。
そしてこれしか選択肢が無いにも関わらず、2冊目以降は当然のように「お主も好きだな」と言われる。これはひどい。
というか、何冊も提供出来るほどコレクションしているコイツにだけは言われたくない。
 
他の性格を変える本とは異なり、読んだ時のメッセージが複数用意されているので、色々試してみるのもいい。
なお、その数種類のメッセージには『マリリンのにっき』なる読み物も含まれている。
彼氏がいるらしいが、会えないものだから一人寂しく何事かに耽るマリリン。
思わず続きを読み耽ってしまい「もうスケベと言われてもしょうがない…」などというメッセージとともに、性格が変化してしまう。
DQの下ネタの中では【ゆうべは おたのしみでしたね。】並みにド直球である。
 
【商人】鑑定させると、少々心を動かされながらも何とか職務を全うする。一方女商人に鑑定させると、

「!! こ これは……キャー キャー! ポッ。」

と騒ぎ立てる。【みちくさ冒険ガイド】によると最後に照れるこの「全否定ではない感」がタマラナイ……とのこと。
しかしながら、仲間の眼前でこんなものを真剣に鑑定させられる商人も堪ったものでは無いだろう。
 
店では150Gで売却可能。これでも性格を変える消費アイテムの中では最高値。1G=大体100円くらいらしいので、日本円に換算して15000円くらい。
単なるエロ本と考えると高いが、性格を変えられてしまうほどの洗脳的な魔本と考えるとこんなものか。

DQ4(PS版) Edit

移民【エルドラス】が売っている商品として「超エッチな本」が登場。
プレイヤーがアイテムとして入手することはできないが、「超」と付くだけあってDQ3よりすごい内容なのだろうか?
【サントハイム】【クリフト】の部屋に【アリーナ】の隠し撮りブロマイドがあったことから、この世界に「写真」というものが存在するのは確実ではあるが…。
 
ご多分に漏れず、DS版以降では削除されている。当たり前か。

DQ10 Edit

本の自動販売機で購入できるが、やはり内容は謎のまま。
詳しくはこちら

DQ11 Edit

何と【アクセサリー】として登場。3DS版ではこれとは別に、【だいじなもの】カテゴリのアイテムとしても登場する。

アクセサリー Edit

本の表記は「エッチな本」。
表紙にはバニーガールが描かれており、作中では主にムフフ本と呼ばれる。作中では他に「ピチピチ★バニー」なるエロ雑誌も存在している。
DQ10ではコラボキャンペーンの一環でこの本を読む【しぐさ書・ムフフ本】が入手できる。
 

-+1+2+3
守備力1234
ゾーン突入率2%3%4%5%

 
装備するとゾーン突入率が上がる。【ゾーン】状態=集中力が上がった状態との事だが、後述の通りまともにこの本を読む事の出来ない主人公が果たしてこの本の内容に集中する事はできるのだろうか?
また書物の類なのに何故か【ふしぎな鍛冶】で打ち直すことができ、+3まで鍛える(?)と突入率が5%まで上昇する。
【エマのおまもり】は打ち直そうとしないのにエロ本を打ち直そうとはどういう思考をしているんだ。
 
【ネルセンの最終試練】で「エッチな本が読みたい」を選ぶとネルセンの愛読書を頂ける。この時の台詞はしんりゅうの台詞を完全再現している。
装備可能なのは【主人公】【ロウ】のみ。
ネルセンの愛読書であるのに装備できるのはバンデルフォンでなくユグノアの血筋という謎。
なぜ【グレイグ】はダメなのか……と思うところだが、腐っても「勇者を守る盾」を自負する男。
エッチな本を嬉々として携帯など、プライドが許さないのだろう。
 
戦闘中に道具として使用すると敵1体をうっとりさせる効果がある。
要するに特技としての【ぱふぱふ】と同じ。
しかもぱふぱふより成功率が高く設定されており、うっとり系の休みに弱い敵なら確実に動きを止められる。
しかしながら、何故か移動中に「つかう」を選んでも表紙を眺めるだけで中身を開こうとしない。表紙の女性の微笑みを見るだけで恥ずかしくなってしまうそうだ。
誰が使っても反応は同じ。3DS版ではスタッフが不自然と判断したのか移動中に使うと誰が所持していても主人公が手に取るという特別仕様に変更されており、仲間の反応を見ることは残念ながらできなくなっている。
後述のイベント用アイテムではぱらぱらとページをめくって目を通すがやはり恥ずかしくなる。
というか曲がりなりにも妻帯者【ゆうべは おたのしみでしたね。】の称号まで得ている主人公が今更エロ本如きでなんだというのか…という気がしないでもない。
実際のところ主人公には【ゾーン必中】があるので、だいたいのプレイヤーはロウに装備させていることだろうが…。
 
そしてこのネルセンの本だが、【古代図書館】ではロウから「ピチピチ★バニーを含む全てのムフフ本のオリジナルとなった本があり、それは古代の英雄のものになった後行方が分からなくなった」という話がきける。
ネルセンと名指しされてはいないが、ほぼ間違いは無いだろう。
どうやら神話の時代より以前に書かれ、後世に永い間語り継がれるとんでもない代物らしい。……ロトゼタシアの住民は何を語り継いでるんだ。
先代勇者【ローシュ】【邪神ニズゼルファ】の死闘の顛末は語り継がれていないのに。
しかもそれがDQ3やDQBの時代まで残っているってどうなんだ……。

だいじなもの(3DS版) Edit

上述したように3DS版では上記アクセとは別に、【だいじなもの】カテゴリのアイテムも登場する。こちらは「エッチなほん」表記。
クエスト【教育ママの苦悩】で要求される性格改善の本の候補(不正解)の一つで、【ルドマン】の屋敷の【本棚】を調べると入手できる。
これを【アローザ】に渡して是非とも【ゼシカ】をエッチでムフフな性格に変貌させてしまおう。
ぼん!きゅっ!ぼーん!な私」などとハレンチなことを言うゼシカに対して「ぼんっも きゅっも 私を超えてすらいないのに 恥知らずも いいところだわ……!」と母親が怒ったところで本は返品される。
アローザよ、怒るところはそこじゃないはずだ。
 
アクセサリーの方も所持していると【クエスト】で専用のメッセージが現れるが、この時のアローザの発言によって主人公やロウがこの本をどうやって装備しているのかが判明する。
どうやら大事そうに肌身離さず身につけているらしく、恐れ多くて受け取れないとのこと。
ちなみに装備してようが袋に入れてようが同じ台詞である。

DQMJ~イルルカ Edit

性格のシステムが廃止されたことで、効果が大きく変更。【性別】にまつわるアイテムで、使用すると次の【戦闘】で現れる【モンスター】が必ず♂になるという効果になった。
また対になる効果を持つアイテムとして【イケメンマガジン】、両性になる【きんだんのバイブル】も登場した。
 
普通のモンスターはもちろん、ライバルマスターのモンスターもすべて♂になる。【じごくのマドンナ】【ローズダンス】といった女性型モンスターや先週まで確かに♀だった【魔戦士ヴェーラ】等も容赦なく♂になってしまうので、もっとおぞましい力が作用している気がしてならない。
ただし【旅の扉】の主などの一部のイベント戦闘の敵の性別は変わらない。
 
ジョーカーではアルカポリスのスラムで購入できる他、ライバルマスターの【ヨーグ】が持っていたり、【よるのていおう】が落としたり、【名もなき島】【宝箱】に入っていたりするなど、様々な場所で入手可能。
GPの参加賞が【きんかい】になる以前は、イケメンマガジンやきんだんのバイブルと日替わりでもらえた事もある。値段は7300Gと高めだが、ケチらずに使ってしまっていい。
 
テリワン3Dやイルルカでは一部のモンスターには性別の偏りがあるため、手間を省くために使っても良い。
バザーで比較的安価で販売している他、各地の宝箱に入っていたり、【他国マスター】【バニーガール】に勝つとたまに貰える(イルルカではスキルを覚えられる「証」になっている)。

DQB Edit

3章の拠点付近で釣れることがある。モノづくりが失われた世界に何故このようなものがあるのか、そして何故水に沈んでいるのか、詳細は不明。
多少なりともモノづくりが出来た【ラライ】が遺したものか、あるいは数百年の時を経た遺産か、はたまた上の世界から落ちてきたのだろうか……素材扱いだがここから作れるものは特にない。
DQBの世界感からすれば、エッチなほん一つからでもいろいろな妄想が可能になる。

備考 Edit

我々の世界では【ベッド】【本棚】に隠していたのを見つけられた諸君も多かろうが、作中では一転してそれらをいくら調べても入手できない。
 
シリーズで登場する度に18歳以下と思われる主人公が使用できる問題が持ち上がるのだが、中世では女は10代中頃で結婚していたし、我が国においても男児の元服は12~16歳であった。
即ちDQ3主人公もDQ11主人公も(おそらく大半の外伝作品主人公も)、特にDQ11主人公は神の岩の儀式を達成した時点で大人扱いなので余裕。
更に、文学作品の対象年齢が考えられるようになったのは近代に入ってからであるから特に問題は無いと思われる。
そもそもこういった存在に一切触れずに18年間育ってきた少年少女など見つける方が難しいだろう。
所詮はRPGの世界の話なので、我々の世界の物差しで年齢云々を論じるというのもナンセンスである。
流石にDQM1・2の【テリー】【ルカ】【イル】くらいの年齢になるとアブなさを感じざるを得ないが、彼らに本を売ったり渡したりする作中の大人は何を考えているのやら。
 
上述したようにこういった後ろめたい本は洋の東西を分かたず存在しており、西洋では「これはギリシャ神話の連中だからOK」「この描写はギリシャ神話がネタ元だからセーフ」(詳しくは「ゼウス」「ヘラ」などで検索。あらゆる意味で凄まじい)などと言い訳していたらしい。また特に卑猥な箇所はラテン語で書いたり外国語で記載していた。
東洋では源氏物語がエロ文学扱いされていた時代(むしろアレがエロ文学扱いされない現代の方がおかしいとも)もあった他、中国にも「金瓶梅」や「肉蒲団」など性を扱った作品が残っているし、日本の春画は嫁入りする上級階級の娘向けの教材として使われたりもしていた。
それどころか、「勝絵」といって侍などが戦場に赴く際にゲン担ぎの為に卑猥な絵を携行していた風習もあった。DQ11のエッチな本の扱いはこれがネタ元の可能性もある。
この風習は現代の戦闘機のノーズアートなどにも引き継がれている模様。