【エッチなほん】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:08:11

概要

リメイク版DQ3、DQ10、DQ11、ビルダーズ、DQMJ~イルルカまでのモンスターズシリーズに登場する【アイテム】
シリーズに登場する他の【本】系のアイテムと同様、なぜか回し読み出来ずに使い捨てである。
 
ドラゴンクエストシリーズでは文字の本なのか絵がメインの本なのか、男性向けなのか女性向けなのか等の詳細は不明。
DQ5で登場した【エッチなしたぎ】と並んで露骨かつ直球すぎるネーミング故に、逆に中身を知りたいプレイヤーも少なくないはず。
初登場はリメイク版DQ3で、後述の通り【しんりゅう】への願い事に堂々と「エッチな本が読みたい」という選択肢があることで有名である。
 
主に、キャラクターの【性格】【仲間モンスター】【性別】に影響を起こす消耗品として、またキャラクターに【そうび】させることにより装備させたキャラの性能をアップさせるアイテムとして登場している。
作品によって入手方法が独特かつ高難度であることもあり、そういうくだらなさで本筋を演出するアイテムでもある。
 
プレイヤーが本の中身を楽しむことができるシーンは非常に少ない。
リメイク版DQ3にてエッチな挿話を読めるだけであり、エッチな画像が表示されるような効果は現在確認されていない。
 
我々の世界では【ベッド】【本棚】に隠していたのを見つけられた諸君も多かろうが、作中では一転してそれらをいくら調べても入手できない。
また、上述の通りゲーム内では内容の描写もなくどのレベルの「エッチさ」かもわからず、成人したプレイヤーが想像するような所謂エロ本とは限らない。
シリーズで登場する度に18歳以下と思われるキャラクターが使用できることが気になるプレイヤーもいるだろうが、こういう事情もあってCEROの規制対象にされることもないだろう。
 
モンスターズシリーズでは対をなすアイテム【イケメンマガジン】、折衷アイテム(?)として【きんだんのバイブル】が登場している。

DQ3(リメイク版)

性格を変える【本】の1つ。これを読むと男性キャラは【むっつりスケベ】、女性キャラは【セクシーギャル】になる。
これを読めば最後、男だろうが女だろうがたちまちエッチな人へと変わり果ててしまう。もはや洗脳用具だが、どういう内容なんだろうか……。
入手するにはしんりゅうを規定のターン以内に撃破し、褒美としてこれを選択すること。
おそらくは【ドラゴンボール】において、神龍(シェンロン)が初登場したときに、ウーロンが「ギャルのパンティ」をリクエストしたエピソードが元ネタだろう。
 
規定ターン以内で倒すたびに何度でももらえる。神竜曰く「私が大事にしていたとっておきのエッチな本」とのこと。
曲がりなりにも神を名乗る竜が「とっておき」と言い切るほどのエッチな本とは、一体どれほど過激な内容が描かれているのだろうか。
人と竜でエロの趣味が通じるのか、大魔王をも打ち破った勇者と神の名を冠する竜の激闘の末の成果がこれでいいのか、倒すたびに何度でも無限に貰えるがいったい何冊のコレクションがあるのか、なんでよりによって非業の死を遂げた父の蘇生とこの選択肢が同居しているのか……等々ツッコミ所が満載。
そして最後に神竜が一言、「心して読むのだぞ」などとのたまう。DQ9の秘伝書シリーズのようにいかにもな代物であれば非常にしっくり来るシーンだが、モノがモノなだけにくだらないったらありゃしない。
 
オルテガの蘇生を差し置いてこれを選択してしまい、何とも言えない罪悪感に苛まれたプレイヤーも大勢いることだろう。
 
2冊目を貰おうとするとセリフが変化し、「お主も好きだな」と言われる。
SFC版では神竜の3つの願いのうち、他の2つは当然だが一度叶えた後に選択しても「その願いは既に叶えたぞ」と言われてしまうため、最終的には選択肢が「エッチな本が読みたい」しかなくなる。
そしてガラケー版以降ではすごろくモンスター柄のメダル追加の裏ダンジョンもない関係上、最初にオルテガを生き返らせたら後はもう25ターン以内だろうが15ターン以内だろうが神竜を倒した褒美はただひたすらこれを貰うだけとなる。
ゾーマを倒してもギアガの大穴が閉じないようにしてほしいとかブレナンやサイモンを生き返らせてほしいとか他に頼むことはないのか……?
 
他の性格を変える本とは異なり、読んだ時のメッセージが複数用意されている(読んだ人の性別によって異なるパターンが用意されている)ので、神竜との激闘を何度も行い「お主も好きだな」と何度言われようが大量に貰って、色々と試してみるのもいい。どうせ最後にはこれを貰うしかなくなるのだから。
なお、その数種類のメッセージには『マリリンのにっき』なる読み物も含まれている。
彼氏がいるらしいが、会えないものだから一人寂しく何事かに耽るマリリン。
思わず続きを読み耽ってしまい「もうスケベと言われてもしょうがない…」などというメッセージとともに、性格が変化してしまう。
DQの下ネタの中では【ゆうべは おたのしみでしたね。】並みにド直球である。
 
【商人】鑑定させると、少々心を動かされながらも何とか職務を全うする。一方女商人に鑑定させると、

「!! こ これは……キャー キャー! ポッ。」

と騒ぎ立てる。【みちくさ冒険ガイド】によると最後に照れるこの「全否定ではない感」がタマラナイ……とのこと。
しかしながら、仲間の眼前でこんなものを真剣に鑑定させられる商人もたまったものではないだろう。紛れもなくセクハラである。
 
店では150Gで売却可能。これでも性格を変える消費アイテムの中では最高値。1G=大体100円くらいらしいので、日本円に換算して15000円くらい。
単なるエロ本と考えると高いが、性格を変えられてしまうほどの洗脳的な魔本と考えるとこんなものか。

DQ4(PS版)

【移民】【エルドラス】が売っている商品として「超エッチな本」が登場。
プレイヤーがアイテムとして入手することはできないが、「超」と付くだけあってDQ3よりすごい内容なのだろうか?
【サントハイム】【クリフト】の部屋に【アリーナ】の隠し撮りブロマイドがあったことから、この世界に「写真」というものが存在するのは確実ではあるが……。
 
DS版以降ではエルドラスもろとも削除されたが、クリフト秘蔵のブロマイドは健在。

DQ7

【ふきだまりの町】にある【スイフー】の屋敷の本棚に収められているのが確認できる。
この本は表紙が「勝利の条件」「帝王学」といったタイトルのものにすり替えられており、手に取って内容を確認してみると実はエッチな本だったことが判明する。
「勝利の条件」はともかく、「帝王学」なるタイトルの本をわざわざ選んで手に取っている辺り、表紙のサイズが微妙に合ってないなどの違和感があったりしたのだろうか。
 
この他、【いっぱつギャグ】の中に「このエッチな本は ホンダラさんの本だら!」というネタがある。
…が、ホンダラの家でこれが見つかることはない(そもそも本棚自体がない)。

DQ10オンライン

Ver.4.3のクエストでついでに自動販売機で購入できるが、やはり内容は謎のまま。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

まさかの【アクセサリー】として登場。3DS版ではこれとは別に、【だいじなもの】カテゴリのアイテムとしても登場する。
今回は【ネルセン】からもらえる。くれる際に「いくら勇者といえども こればっかりは仕方あるまい。ほどほどに たしなむのだぞ」と言われる。
まあ予想はつくが…。

アクセサリー

本の表記は「エッチな本」。うち直しに必要な宝珠は27個。
表紙には緑の服を着た【バニーガール】が描かれており、作中では主にムフフ本と呼ばれる。
作中では他に「ピチピチ★バニー」なるエロ雑誌も存在しており、このアイテムの表紙にも【アストルティア文字】で「ピチピチバニー」と書かれている。
DQ10ではコラボキャンペーンの一環でこの本を読む【しぐさ書・ムフフ本】が入手できる。

-+1+2+3
守備力1234
ゾーン突入率2%3%4%5%

【ネルセンの最終試練】で「エッチな本が読みたい」を選ぶと、このネルセンの愛読書を直々に頂ける。
この時の台詞はしんりゅうの台詞を完全再現している。
極めて貴重なゾーン突入率が上がる装備であり、これの他には【集中のカード】しか存在しない。
【ゾーン】状態=集中力が上がった状態との事だが、この本の場合集中というより興奮で「」を開いているだけでは……。
そして後述の通りまともにこの本を読む事の出来ない主人公が、果たしてこの本の内容に集中する事はできるのだろうか?
書物の類なのに何故か【ふしぎな鍛冶】で打ち直すことが可能であり、きちんと+3まで鍛える(?)ことができる。
 
装備可能なのは【主人公】【ロウ】のみ。
実際のところ主人公には【ゾーン必中】があるので、大抵のプレイヤーはロウに装備させていることだろう。
ネルセンの愛読書であるのに装備できるのはバンデルフォンでなくユグノアの血筋という謎。
【カミュ】はモテモテだがストイックだし、【シルビア】はオネエなので性的指向が普通の男性とは少々異なるとも考えられる(これを不潔呼ばわりした一方で、【ぱふぱふ】には割と寛容だが)。
しかし、ネルセンと関係があり真正のむっつりスケベである【グレイグ】はなぜダメなのだろうか……と思うところだが、腐っても「勇者を守る盾」を自負する男。エッチな本を嬉々として携帯するなど、プライドが許さないのだろう。
 
また戦闘中に道具として使用することも可能。敵1体をうっとりさせる効果がある。
特技としての【ぱふぱふ】と同じなのだが、より成功率が高く設定されており、うっとり系の休みに弱い敵なら確実に動きを止められる。
 
肝心の中身が気になるところだが、移動中に「つかう」を選んでも表紙を眺めるだけで中身を開こうとしない。
表紙の女性の微笑みを見るだけで恥ずかしくなってしまうそうだ。
誰が使っても反応は同じ。3DS版ではスタッフが不自然と判断したのか移動中に使うと誰が所持していても主人公が手に取るという特別仕様に変更されており、仲間の反応を見ることは残念ながらできなくなっている。
後述のイベント用アイテムではぱらぱらとページをめくって目を通すがやはり恥ずかしくなる。
 
なおこの本についてだが、【古代図書館】ではロウから「ピチピチ★バニーを含む全てのムフフ本のオリジナルとなった本があり、それは古代の英雄のものになった後行方が分からなくなった」という話がきける。
ネルセンと名指しされてはいないが、ほぼ確定だろう。
どうやら神話の時代より以前に書かれ、後世に永い間語り継がれるとんでもない代物らしい。……ロトゼタシアの住民は何を語り継いでるんだ。
先代勇者【ローシュ】【邪神ニズゼルファ】の死闘の顛末は語り継がれていないのに。
しかもそれがDQ3やビルダーズの時代まで残っている……。

だいじなもの(3DS版)

上述したように3DS版では上記アクセとは別に、【だいじなもの】カテゴリのアイテムも登場する。こちらは「エッチなほん」表記。
クエスト【教育ママの苦悩】で要求される性格改善の本の候補(不正解)の一つで、【ルドマン】の屋敷の【本棚】を調べると入手できる。
 
これを【アローザ】に渡して是非とも【ゼシカ】をエッチでムフフな性格に変貌させてしまおう。
ぼん!きゅっ!ぼーん!な私とぱふぱふしな~い?」などとハレンチなことを言うゼシカに対して「ぼんっも きゅっも 私を超えてすらいないのに 恥知らずも いいところだわ……!」とアローザが怒ったところで本は返品される。
恥知らずなのはともかく、怒るところはそこじゃないはずだが。
 
アクセサリーの方も所持していると【クエスト】で専用のメッセージが現れるが、この時のアローザの発言によって主人公やロウがこの本をどうやって装備しているのかが判明する。
どうやら大事そうに肌身離さず身につけているらしく、恐れ多くて受け取れないとのこと。
ちなみに装備してようが袋に入れてようが同じ台詞である。

DQ11S

モード切替時には願い事がリセットされるのだが、なぜかエッチな本は回収されず手元に残ったまま。
モード切替を繰り返せば孫と祖父に二冊ずつエッチな本+3を持たせることすら可能。あなたはエッチですね

ジョーカー1~イルルカ

性格のシステムが廃止されたことで、効果が大きく変更。【性別】にまつわるアイテムで、使用すると次の【戦闘】で現れる【モンスター】が必ず♂になるという効果になった。
また対になる効果を持つアイテムとしてイケメンマガジン、両性になるきんだんのバイブルも登場した。
 
普通のモンスターはもちろん、ライバルマスターのモンスターもすべて♂になる。【じごくのマドンナ】【ローズダンス】といった女性型モンスターや先週まで確かに♀だった【魔戦士ヴェーラ】等も容赦なく♂になってしまうので、もっとおぞましい力が作用している気がしてならない。あるいはただのスケベなニューハーフか…?
ただし【旅の扉】の主などの一部のイベント戦闘の敵の性別は変わらない。
 
ジョーカーではアルカポリスのスラムで購入できる他、ライバルマスターの【ヨーグ】が持っていたり、【よるのていおう】が落としたり、【名もなき島】【宝箱】に入っていたりするなど、様々な場所で入手可能。
GPの参加賞が【きんかい】になる以前は、イケメンマガジンやきんだんのバイブルと日替わりでもらえた事もある。値段は7300Gと高めだが、ケチらずに使ってしまっていい。
 
テリワン3Dやイルルカでは一部のモンスターには性別の偏りがあるため、手間を省くために使っても良い。
バザーで比較的安価で販売している他、各地の宝箱に入っていたり、【他国マスター】【バニーガール】に勝つとたまに貰える(イルルカではスキルを覚えられる「証」になっている)。

DQMSL

DQ11コラボイベントで入手可能なアクセサリー。
装備すると素早さが30上がり、【ときどきテンションアップ】(1ターンの間通常攻撃・斬撃・体技・踊り・呪文ダメージが1.3倍になる)の効果が付く。

ビルダーズ1

3章の拠点付近で釣れることがある。モノづくりが失われた世界に何故このようなものがあるのか、そして何故水に沈んでいるのか、詳細は不明。
多少なりともモノづくりが出来た【ラライ】が遺したものか、あるいは数百年の時を経た遺産か、はたまた上の世界から落ちてきたのだろうか…… 
【フリービルドモード】では、三の島の内陸の水場で釣ることが出来る。
 
素材扱いだがここから作れるものは特にない。
本作の世界観からすれば、エッチなほん一つからでもいろいろな妄想が可能になる。

ビルダーズ2

【かんごく島】で初登場する。使用アイテムではなく、かざり家具の一種。
島が監獄化される前からあった遺物なのか、過去に収監された人間が持ち込んだものなのか、あるいは情熱溢れる囚人がこっそり自作したのか、その由来は不明である。
ピンク色の表紙に大きなハートが二つと、アルファベットの「H」を崩した装飾文字のような図柄が描かれていて、中身の方は「ちょっぴり ムフフな 内容」らしい。
なにがどうムフフなのか知る術はないが、もともと人間の男性が隠し持っていた物なので、基本的には人間向けにムフフな感じになっていると思われる。
 
しかし、看守の【がいこつ】が「エッチなほんを作れるか?」と聞いて来たり、「エッチなほんを絶対置くなよ」と某お笑い芸人のようなフリを飛ばして来るうえ、フリに乗っかって巡回ルートに本を置いてやると見入ってしまい仕事をサボるなど、魔物にとっても興味津々な一品らしい。
元人間の可能性が高い人骨型アンデッドモンスターとは言え、魔物になってもそういう欲や興味は残るものなのだろうか。
まあ、魔物の中には人間基準で見てもセクシー系の奴がいたり、逆に人間の色気で戦闘中でも骨抜きにされる魔物も結構いるので、魔物の嗜好もそこまで人間とかけ離れている訳ではないのかもしれない。
それにしても、少年(少女)である【主人公】にまで「えっちな本を作れるか」と聞いてしまうあたり、あのがいこつはよっぽど飢えていたのだろうか?
 
前作では釣りなどで入手するだけのアイテムだったが、本作では【からっぽ島】【本】を50冊置くことで、なんとエッチなほんの自作が可能になってしまう。材料も【草糸】3つと大変お手頃。無限化も容易で何百冊でも作れてしまう。
看守がいこつは結局「お前の書いたようなエッチなほんなど読みたくない」と言っていたが、まさかの実現。
あらゆるモノを作り出す【ビルダー】の力が成せる業なのか、のほほんと見えた主人公に意外とそういう方面の才能があったのかは謎である。
 
なお、部屋に置いた時の【ムード】は当然というべきか「えっち」であり、一つ置くだけで部屋の雰囲気ぶちこわし…もとい、強力なえっちムード上昇効果をもたらす。
もう一つのえっちムード家具は材料確保が難しいのに対し、こちらはレシピさえ知っていれば簡単に作れるので、部屋のムードをえっちに傾けたい際に有用。
その出来栄えは島の住民にも好評のようで、【ねふだ】に入れた際の売れ行きが良い上に、稼げるビルダーハートも10とかなり多い。
生真面目な【ミト】【アネッサ】までもがエッチなほんを買いに行列を作る姿は実にシュール。
【かいたくレシピ】の「商売でビルダーハートを稼ぐ」系を達成させる際はこれを量産していかがわしい本屋を作るのが手っ取り早いだろう。

ライバルズ

第4弾カードパック「モンスターもりもり物語」にてまさかの実装。
占い師専用レジェンドカード「しんりゅう」の効果で「エッチな ほんが よみたい」を選ぶ(か、超必中モードで召喚する)と手に入るトークンカード。
本のデザインはDQ11と同じ。

コスト1 特技
ランダムな敵3体を次のターン終了時まで攻撃不能にする

【ジュリアンテ】【ぱふぱふ】などのお色気系と同様、相手の攻撃を止める効果。
原作ではこの手の技は女性には効かないことも多いが、ライバルズでは当然普通に効く。
ちなみに【ミネア】はこれを使うとき、「力を感じるわ・・・」と言う。一体何の力だ。アナザーリーダーの【ミレーユ】は「こういうのに興味があるのね」と大人の色気を感じさせる。
さらに他のリーダーでも、ランダム要素でしんりゅうをピンポイントで引き当てた上でこれを選ばないといけないにも関わらず専用ボイスが設定されている。しかも一部のみのぱふぱふと違って、【うまのふん】と同じく全リーダーにある模様。
もはや感嘆するレベルのこだわりである…

「エッチな ほんが よみたい」のフレーバーテキストによると、勇者は「願いはすでに決めていた」とのこと…具体的にどれと言われてはいないものの、これを選んだということだろう。

勇者アバンと獄炎の魔王

【マトリフ】【ヨミカイン遺跡】にある罠の本(トラップブック)に引っかかって本の中に封印されてしまっていたのだが、それがエッチな内容の本であったため、【ロカ】に呆れられている。
 
表紙はマトリフの顔が浮き上がっているため不明だが、扉頁には「SEXY DARK GODDESS」という文字とセクシーな女性の絵が描かれており、ロカは「かつて【魔界】を騒がせたエロエロな女神たちの全てがここに」という見出しもしくは煽り文のようなものを読み上げている。
この絵の女性は額に二本の角があって尖った耳をして尻尾があるが彼女が何者なのかは不明。魔族なのか、それとも女性型【悪魔系】モンスターなのか、あるいは比喩表現ではなく実際に女神の類だったりするのだろうか。