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【ムツヘタ】

Last-modified: 2019-03-06 (水) 18:17:18

DQ1 Edit

FC版の【取扱説明書】にのみ登場する予言者の名前。
その説明書の「ものがたり」のページに次のようにある。

(前略)
それから何年が過ぎたでしょうか。
偉大なる予言者ムツヘタは、いいました。
「やがて、この地のどこかに、伝説の勇者ロトの血を引く者が現れる。その者が、竜王を滅ぼすであろう」と。
そう、伝説の勇者ロトの血を引く者、それが、あなたです。
(後略)

しかし、ゲーム本編にこの予言者はまったく登場しない。
DQ1のROMに搭載されていないカタカナが含まれているからと思う人もいるようだが、そもそもムツヘタどころかこの予言に関すること自体、説明書や攻略本で触れられるのみでありゲーム内では全く出てこないのだ。
つまり「ゲームをプレイするにあたって知っておくとゲームの世界に馴染みやすくなる」という予備知識レベルのことにすぎない扱いである。
そもそも予言者らしい人物自体【マイラ】の村にそれらしい【老人】が1人登場するのみ。
 
この「ムツヘタ」という名前自体も、説明書と「ファミコン神拳 奥義大全書 ドラゴンクエストのすべて」以外では【公式ガイドブック】なども含めて全く登場しておらず、リメイク版の説明書でも「ひとりの予言者は言いました。」と、もはや名前は忘れられたかのようになっていた。
しかもマイラの予言者らしい人物も老人から老婆に変わっている。

ゲームブック(双葉社) Edit

【ラダトーム】を見下ろす山の上でロトの子孫について予言した「偉大なる予言者」なる人物が登場するが、ムツヘタを意識した設定なのかは不明。
しかも【プロローグ】に登場するのみで、本編には未登場。主人公と顔を合わせるシーンも無い。

DQB Edit

そんな予言者が30年の時を経て、ついに満を持してゲーム初登場を果たした。
スタッフはよくもまあこの人物のことを覚えていたものである。
 
見た目は青い帽子と服を着た白髭の老人……という預言者然とした姿。
ビルダーである【主人公】の到来を【精霊ルビス】より告知され、待ち続けていた。
当初は主人公の第一印象に幻滅して、ほとんどアテにしていない様子が窺えるが、最初の【竜王軍バトル】に勝つと途端に手の平を返し始める。調子のいいじいさんだ。
もっとも、ラダトームに降り立ったばかりの主人公は「あられもない下着姿で【ひのきのぼう】【ダンベル】だけを持ったうすぼんやりした顔の若者」であるため、長年待ち焦がれたビルダーがそのような姿かたちであったのだから失望するのもやむを得なかったのかもしれない。
 
食べ物が無い呪われた地では霞を食べて生きており、一時期は話しかけると主人公に霞を分けて【満腹度】を回復させてくれる。
しかし【せいすい】を手に入れてラダトーム城に拠点を移した後、霞を一度口に入れて主人公に直接渡していたという驚愕の事実を教えてくれる。
もしかして一緒にいた【姫】にも同じように霞を渡していたのだろうか……真相は謎のままである。
 
ルビスの筋書き通りに主人公を導くことを自らの役割としている。
神(ルビス)の意の伝道者という立場上、人間とは比べ物にならない程の時を生きてきており、そのせいか性格はやや人間離れしている。
その言動はかのルビスと同じように、人間の生命をやや軽く見ているようなものが多く偉そうである。
DQBの世界においては、世界が闇と絶望に包まれた故に悲観的な性格になっている者も多いため、彼の本来の性格は不明だが、彼自身も長い間、闇に包まれた世界を見続けてきたことで性格が変わってしまったのかもしれない。
 
なお、竜王軍バトルなどでは基本的に敵から逃げる様な挙動をとるのだが、彼を戦わせることのできる機会が一度だけある。
聖水を作ってから姫の石化を解くまでの僅かな間だけだが彼が同行する場面があり、そこで外に連れ出すか影の騎士を連れてくるかすると、石を投げて攻撃を行ってくれるのだ。
普通にプレイすればすぐそばにいる姫の所に直行するだろうが、気になる人は連れ出してみてもいいだろう。