概要
DQ2、DQ4以降で使用されている、味方が増えると流れるME(ジングル)。
SFC版DQ2のサントラで『出会い』という曲名が記載された。その後、DQ6・DQ8では『仲間』という曲名になり、【東京都交響楽団】盤『交響組曲「ドラゴンクエストI」』では『仲間(出会い)』と記載された。
基本的にイベントで使用され、「○○が 仲間に 加わった!」のメッセージとともに流される。
【ルイーダの酒場】や【モンスターじいさん】の家での加入・離脱時には使われないが、後述の【マリベル】の家では入れ替えの度に毎回鳴る。
新しい仲間が増えるという貴重なイベントでのみ流れるため、ファンファーレの中でも比較的長め。
さらに、シリーズ共通でいったん曲が流れると終わるまで飛ばせない。
DQ2
【サマルトリアの王子】が【いやー さがしましたよ。】のセリフとともに合流するシーンで流れるのが、この曲の記念すべき初登場。
続いて、【ムーンブルクの王女】が加入する際にも流れる。
ドラクエシリーズでのパーティー制が幕を開けた象徴でもあり、制作サイドの気合が窺える。
間髪入れず【果てしなき世界】を聞きたがるプレイヤー、弾きたがる演奏者も多いはずだ。
FC版では通常2回しか聴けないが、仲間にするためにサマルトリアの王子に話し掛けたり、ムーンブルクの王女にラーの鏡を使ったりした位置から、一歩も動かなければ、上記のセリフも合わせて何回でもこのMEを聴くことが可能。
その他、幾つかのバグ技でも再度聴くことが可能である。
リメイク版では【ハーゴンの呪い】で離脱したサマル王子がパーティに復帰する際にも流れるため、都合3度に増えた。
DQ4
固有キャラがいないため一切聴くことができなかった前作から一転、本作ではこのMEが大活躍をする。5章での【導かれし者たち】との合流はもちろん、【ホイミン】や【オーリン】ら戦闘に加わるNPCとの出会いまでも温かく演出し、旅路が大きく変わり、運命の綾が織りなされたことを知らせてくれる。
なお非戦闘【NPC】の場合は流れない。
DQ5
幼年時代から青年時代前半までで、主に人間キャラが加入する際に流れる。
変則的なパターンが多く、幼年時代のビアンカは加入時ではなくレヌール城での一時離脱からの合流時に使われ、ベビーパンサーの場合はこれが使われてもその時点ではメンバー入りしておらずSFC版では直後の名前選択終了後・リメイク版では最初の戦闘時にようやくメンバー入りする。
戦闘後に【仲間モンスター】が加入する際には流れない(SFC版DQ6も同様)。
DQ6
人間のプレイヤーキャラ及び【ドランゴ】、【ファルシオン】が加入するときに使われる。
非戦闘NPCの場合は基本的には使われないが、終盤で【クリムト】が同行する際のみ「クリムトが 仲間に くわわったっ!」という、妙にアツくテンション高めのメッセージとともに曲が流れる。
DQ7
事あるごとに流れまくる。
期間限定のNPCが加入しても流れ、一時的に離脱した味方が戻るたびに流れ、戦闘に参加しないキャラがくっついても流れ、ついにはマリベルの家にいるメンバーを入れ替えた際にも流れるのであった。
比較的長いMEである上に曲を飛ばすことができないため、感動的なメロディーのはずなのにこれだけ頻繁に聞かされるとさすがにウンザリした人もいるだろう。
中には加入時間よりMEのほうが長かったり、さらにはMEを流したのに自由行動ゼロで加入→離脱をするキャラもいる。
DQ8
非戦闘NPCの加入時には使われず、ゲーム開始の時点で【ヤンガス】が仲間として加入済みであるため、【ゼシカ】と【ククール】の2回しか聞くことができないが、流れている間は加入キャラが曲に合わせて固有のしぐさを見せてくれる。棒立ちのままでは味気ないためだろう。
仲間が増えた3DS版では最大4回聞くことができ、追加された【モリー】と【ゲルダ】もしっかりと動作する。
DQ9
DQ3と似たシステムの作品故に存在しないかと思いきや、序盤にウォルロで【ニード】が仲間に加わる時に使われる。
また、クリア後に【ルイーダ】【ロクサーヌ】【リッカ】【イザヤール】といった、物語に関わった固有キャラがクエストによって仲間として加入する(ルイーダの酒場の待機メンバーに加わる)時に流される。
DQ10オフライン
PC扱いの仲間キャラクターが加入するときのみ使われる。
【ゲストキャラクター】に対してはこのMEではなく、「チリーン」という効果音が使われる。
DQ11
人数が多いが、異変前は【ベロニカ】&【セーニャ】、【ロウ】&【マルティナ】が同時加入なので多くはない。
しかし世界に異変が起きた後主人公以外全員離脱する為再加入時に流れるので多い。
異変前に4回・異変後に7回(ベロニカは復帰しないが【カミュ】が2回流れる)・過ぎ去りし時を求めた後に1回(【グレイグ】再加入)、計12回流れる。
NPC加入時は流れない(3DS版の【クルッチ】加入時は【アイテム発見】)。
過ぎ去りし時を求め、グレイグを再び仲間にした後に改めて聴きたい場合は【旅のおもいで】で仲間が加わるシーンを見ればいい。
余談だが、内部データにはこのMEが2種類入っている(片方は実際のゲーム中で使用されていない)。使用されていない方は音色が異なる他、曲のテンポがやや速くなっている。
DQM1 ⟨没⟩
使用されていないが、ナンバリングと同じ長さのものが内部データに入っている。恐らく、モンスターを仲間にする度にこの曲が流れていてはテンポが悪くなるという理由で没になったと思われる。
DQM2、テリワン3D、イルルカ
スカウトに成功した魔物が加入するときに流れ、簡易バージョンとなっている。
GB版DQM2とPS版DQM1・2では、普通のモンスターが仲間になった時の通常バージョンと、重要なモンスターが仲間になった時のちょっと豪華なバージョンの2種類が存在する。
なお後者はナンバリングのファンファーレのアレンジで、聞ける機会はそう多くないのでしっかり聞いておこう。
前者はソフトを起動していない状態で3DSのホーム画面でテリワン3D、イルルカのアイコンにカーソルを当てることでも聞ける。
ビルダーズ2
各島の拠点に新しく住民が加入した際に流れる。
本作の仕様上流れる機会は多く、【そざい島】で住民を勧誘した際にも毎回流れるため、人によっては鬱陶しいと感じることも。
なお野生の動物や魔物を手懐けた際には流れない。
ユア・ストーリー
青年時代前半、【ラインハットの関所】で【ヘンリー】が【トム】と再会したシーンで使われた。