【悠久の果ての決戦のおはなし】

Last-modified: 2024-02-11 (日) 08:45:01

概要

DQ10におけるメインストーリーの区分であり、これまでのおはなしで確認する際の分類。
【眠れる勇者と導きの盟友のおはなし】に内包される。
オンラインではVer.2.4前期に実装された。
 
【大魔王マデサゴーラ】との決着をつけて【エンディング】を迎えるまでの区分であり、ストーリー自体は短く、ほぼ最終決戦のみと言ってもいい。
 
この後のメインストーリーは、オンライン拡張パッケージ(Ver.3)いにしえの竜の伝承へと続く。
オフラインのプレイヤーに対しオン版に興味を持ってもらうためか、エンディング後にはオン版Ver.3をダイジェストにしたスペシャルムービーが視聴可能となる。

特徴

元々のオン版では前節【天翔ける希望の双翼のおはなし】がVer.2.3前期に実装され、当節が上述通り後日実装されたため、ストーリー上では「マデサゴーラの残した結界を破る手段解明に時間を要する」として区切りが付けられていた。
オフラインではまとめて実装されているため、結界を破る手段がすぐに明かされ、前節から即座に当節に入るようになっている。
 
エンディング後にセーブしたクリアデータでは、クエスト【当選!夢のルーラストーン】?が発生し、クエスト報酬として【ルーラブースター】?を入手できる。
これは【ルーラストーン】を使用しても天井に頭をぶつけなくなるという、DQ11(PS4版と、それ準拠のDQ11S・3Dモード)における【ルーラ】の仕様になるものである。

あらすじ

悠久の回廊

【主人公(DQ10)】はマデサゴーラの残した結界を破るため、【創生の邪洞】にいる【トロルキング】を倒し、【創生の魔力】【神秘のゴブレット】に蓄えた。
天馬【ファルシオン】のもとへ戻ると、結界は創生の魔力により破れ、主人公たちは【悠久の回廊】へと突入する。
そこには侵入者の心を試す様々な試練が存在しており、また大魔王の部下と思われる魔物たちも行く手を阻んできた。

オフライン独自の展開

悠久の回廊では【勇者姫アンルシア】のみが一行から分断されてしまい、主人公たち六人で先へと進むことになる。
試練の扉をくぐると主人公だけになってしまうが、試練を抜けると仲間たち五人と合流できた。
仲間たちもそれぞれ別々に、心を試す幻を見せられていたらしい。
奈落の門の手前に辿り着くと、ようやくそこでアンルシアとも合流できたのだった。

奈落の門

マデサゴーラは【トーマ】王子に奈落の門を開かせようとしていたが、トーマの持つ【勇者のチカラ】では力不足だったため、アンルシアを待ち受けていた。
そしてアンルシアに門を開くよう求めるが、アンルシアは当然これを拒否。
するとマデサゴーラは力づくで協力させようと、トーマ王子をけしかけてくる。
 
なんとかトーマ王子を倒し、アンルシアは兄を大魔王の呪縛から解放しようと【勇者の光】を浴びせるが、これはマデサゴーラの狙い通りであった。
勇者のチカラがトーマの肉体に蓄積され、一時的に奈落の門を開けるだけの水準に達してしまったのだ。
マデサゴーラはもはや勇者は用済みと断じ、【大いなる闇の根源】から与えられた力を纏い主人公たちに襲い掛かる。
 
勇者と大魔王の戦いの最中、未だ支配から解放されぬトーマはついに奈落の門の封印を破ってしまう。
そこから創生の霊核の力が溢れ出し、その一部を手にしたことでマデサゴーラは【創造神マデサゴーラ】へと変貌する。
 
戦いの末、追い詰められたマデサゴーラは奈落の門の奥へ行こうとするが、それを阻止したのはトーマ王子だった。
マデサゴーラが弱体化したことで操り人形状態を脱し、生前と同じ自らの意思を取り戻したのだ。
トーマはマデサゴーラの動きを封じると、アンルシアに止めを刺すよう促す。
しかしそれは大魔王の力で蘇生された兄もまた死ぬことを意味しており、そのことに躊躇するアンルシアだったが、再び意思を奪われる前に倒してほしいという兄の願いを聞き覚悟を決める。
大魔王は勇者によって倒され、トーマはアンルシアに別れを告げる。
そしてトーマは、【盟友】たる主人公とは以前記憶の世界で会っていたことを思い出し、妹を救ってくれたことに感謝しながら昇天するのだった。

帰還

大魔王の死後、開かれたままの奈落の門からは邪悪な竜の怨念が出現する。
するとそこに【クロウズ】が現れ、奈落の門の向こうに行く目的と、その際の危険因子となる大魔王を排除してもらうために協力してきた事実を明かす。
だが門の向こうで何を成したいのかは語らず、ドラゴンへと変貌すると竜の怨念たちを一掃していく。
【シンイ】が生き返しによって得た肉体の持ち主であるクロウズとは、伝説の存在【竜族】の生き残りだったのだ。
クロウズことシンイは、この場所が戦いの余波で崩壊することを告げると奈落の門に飛び込み、二度と門が開かれないよう閉ざしてしまった。
主人公たちは天馬【ファルシオン】【飛竜】に乗って脱出し、【グランゼドーラ王国】へと帰還する。
グランゼドーラでは多くの人たちが勇者と盟友を出迎え、魔王軍の脅威が去り平和となったことを喜ぶのであった。

オフライン独自の展開(エンディング後の任意イベント)

凱旋したアンルシアは【ルシェンダ】の元へ向かい、【ミルト】に対し兄トーマの事を報告する。
そしてこれからグランゼドーラを守るために尽くすように要請し、ミルトも己の罪を償う為にそれを了承するのだった。