【虹色の枝】

Last-modified: 2019-10-25 (金) 00:48:31

DQ11

物語序盤で登場するキーアイテム。【命の大樹】の枝。
英語版での名称はRainbough。
 
命の大樹への行き方を探していた【主人公】一行は、【ホムラの里】にいる情報屋【ルパス】から七色に光る枝の情報を聞く。当面はこの枝を入手する事が旅の主目的になる。
この時点では命の大樹との関連は不明確だが、結果的には正解であった。
 
そして、いにしえに【ユグノア王国】から【サマディー王国】に譲り渡され、以降同国に伝わる国宝であることが判明。
【ファーリス】王子から枝との交換条件に【ファーリス杯】身代わり出場と【デスコピオン】討伐の手助けを依頼されるが、既に枝は他人の手に渡っていた。
【ウマレース】【ファーリス杯】を盛大に開催する資金調達のため【サマディー王】が行商人に売り払っていたのである。
 
その後、【ダーハルーネの町】での【ホメロス】との戦いを経て、【船】入手時に【シルビア】が乗組員の【アリス】に枝の行方を聞いており、「【バンデルフォン地方】のどこかにある」という確かな情報を掴む。
巡り巡って【グロッタの町】で行われる【仮面武闘会】の優勝賞品となっていたため、主人公達は武闘会に参加する事になる。
主人公は見事優勝するものの、準優勝者である【ロウ】【マルティナ】が枝を盗んでおり、ようやく主人公が入手できたのは2人が待つ【ユグノア城跡】だった。
 
虹色の枝が勇者のチカラに反応し、6つの【オーブ】を使った命の大樹への道を開く方法を示す。その後はオーブがある地点に近づくと虹色の枝が光って知らせる役割を持つ。
ようは【やまびこのふえ】だが、主人公が逐一吹く必要がある笛と違い、勝手に光り輝いてくれるため利便性は高い。
以降は、この枝から発せられる光を頼りに残りの4つのオーブを集めて【聖地ラムダ】に向かう事になる。
聖地ラムダから【始祖の森】に入れるようになった後は、特に使い道はない。
 
ちなみに、枝を売り払って大金を得た商人が【ソルティコ】の町に別荘を構えている。また、枝入手後にサマディー王に会いに行くと、「それは元々は我が国の国宝だったが、今はそなたのものだ」と言われ、枝を国に返す必要はないそうだ。
 
【とあるトレジャーハンターの伝言】によると、これは彼がかつて探し求めていた秘宝らしいことがわかる。
この伝言によると、トレジャーハンターが【クレイモラン地方】を旅していた時、雪山で遭難している青年を見つけた。
たまたま居合わせた砂漠から来た医師と共に彼を故郷の里に送り届けたところ、その青年は里の長の息子であり、お礼に里の秘宝である虹色の枝と【魔法の石】を2人に与えたという。
トレジャーハンターは魔法の石を選び、虹色の枝を手に入れた砂漠の医師は、それを家宝として大切にし続けると言ったそうな。
このエピソードから、この砂漠の医師はサマディー王国を建国した人物と思われがちだが、上記の通り、サマディー王国は大昔から存在するようで、サマディーの国宝になった経緯も全く異なるもの。
虹色の枝はこの世に2つ以上存在するということだろうか。まぁ、あれだけ大きい大樹の枝であれば、世界に数本くらい落ちていても不思議ではあるまい。だとすると、砂漠の医師の一族がどこで何をしているのか知りたいところである。
いずれにせよ、虹色の枝を託した里とは、立地から考えてもおそらくは聖地ラムダのことであろう。