【ウマレース】

Last-modified: 2020-10-14 (水) 21:55:40

DQ11

作中のミニゲーム。
サマディー王国で盛んに行われている【ウマ】のレース……要するに競馬である。
作中の設定では、サマディー王国設立まもなくに当時の国王が民達の娯楽のために行ったのが始まりとされる。
ウマレースに用いられる馬は騎士や兵士達が普段の任務に使っている軍馬であり、また乗り手だけでなく馬の世話も基本的に騎士たちが行う。
曰く「馬の世話をするのも立派な騎士の務め」「サマディーの馬が強くて速いのは、騎士たちの愛がこもった世話の賜物」だとか。
そのため単なる観光資源だけでなく、騎士達の馬術訓練および兵力増強も兼ねたサマディー王国の名物となっている。
また一部レースを除き、馬を扱えるのであれば誰でも出場可能であり、時には自らの愛馬に乗ってレースに参戦する者もいるほど。
 
ということでDQ5の【スライムレース】とは異なり「【主人公】が一般参加枠でウマレースに挑戦する」という形式、つまりプレイヤー自身が騎手をすることになる。ドリフトやブロックが可能であったりとただの競馬というよりは「マリオカート」に近い。
プレイヤーは参加するだけだが、町中の人達の台詞によれば作中内では賭けの対象になっているようで、中には現実の競馬場にいるような予想屋っぽい人もいる。
直前に国家の重要な式典があろうが、砂漠の殺し屋【デスコピオン】騒動が起きようが、世界が絶望の淵に瀕したり【勇者の星】が迫っている状況でも、ほとんどの場合でレースは運営されている。
こんな時でもウマレースをするのかと仲間会話でツッコまれることもあるが、状況に応じて客足が遠のいている様子も伺え、特に勇者の星が迫ってる時に仲間と会話すると叱ってくる。
ちなみに世界的な危機的状況でもウマレースを行っているのは、人々が不安と絶望に陥る状況の中、少しでも気晴らしになればという【サマディー王】の考えから。特に、後述するゴールド杯・プラチナ杯の開催理由がこれである。
 
パドックから入る入口部分と城下町正門付近のゲートの都合で、初見だとどっちが入り口か迷いやすい。正門ゲートの方は中から兵士に話しかければ開通する。
実際【セーニャ】は最初に来た時迷子になったようで、サマディーに来て即ウマレース会場に行くと「もしかして○○様も迷われました?」と聞いてくる。
BGMの【レースバトル】にも【すぎやまこういち】作曲のGⅠファンファーレの一節が使われており、競馬要素がハンパない。
 
【サマディー城下町】の中央にパドックがあり、そこからレース場へ行ける。参加費を払って自由に参加することができる(夜間は不可)。
ランクは簡単な方からブロンズ杯、シルバー杯、ゴールド杯、プラチナ杯、ブラック杯の順。さらに同一ランク内でも難易度が「ふつう」と「むずかしい」の2種類ある。
シナリオ進行によって徐々に上位の大会が開放されていき、下位の大会で勝利していくと上位の大会に参加する資格を得られる。
各ランクの解放条件は

 
優勝すれば各ランク毎に賞品が貰える他、全てのレースを両方の難易度で優勝すると、以後の参加費が無料になる。
称号チャレンジは、参加費が無料になってからにした方が良いだろう。
 
ゴールド杯以上のランクにはサマディーの誇るトップジョッキー・【オグイ】が参戦し、一気に難易度が上がる。 
またブラック杯では、オグイに加えて【シルビア】【グレイグ】が出場しほとんど身内合戦になる。あれだけ苦労したオグイを赤子のようにあしらう身内2人の乗馬技術に唖然とすること請け合い。
また、ブラック杯はナイトレース(エントリーは昼間のみ)となり、薄暗いルートを進むことになるため、コースを完璧に把握したうえで無駄のない走行を心掛けないとなかなか勝てない。
因みに、ブラック杯ではシルビアとグレイグの【おしゃれ装備】が反映されなくなる。
 
シナリオでは初回訪問時に【ファーリス杯】が開催間近であり、主人公が【ファーリス】の身代わりとして出場することになる。
ファーリス杯の参加はストーリーのため強制だが、勝っても負けても特に追加報酬やペナルティなどは発生しない。終了時のファーリスのコメントがちょこっとだけ変わる程度である。一位なら絶賛してくれるしふざけて四位になっても完走しただけでも十分と言ってくれる。
 
攻略にあたって言えるのは、プレイヤーと敵走者のウマでは積まれているエンジンが明らかに違うので、1周目で敵走者に抜かされても、そういうものだと割り切ることが重要。プレイヤーが大きなミスをしなければ、後半で必ず追い抜くチャンスはあるので、少し追い抜かれたくらいでへこたれないようにしたい。
例えば、ブラック杯むずかしいのグレイグは、1周目にプレイヤーのウマが追い付けない程のイカれたスピードでかっ飛ばす。1度抜かれると1周目(3DS版では2周目)の終わり辺りまでは、どれだけ頑張っても絶対に抜かせないようにできている。その辺りまで来るとグレイグのウマは失速し抜かせるようになるが、彼を抜き去った後は今度はシルビアのウマがおかしなスピードで加速し始める。このシルビアのウマにどう対処するかが重要といえよう。

PS4版

順位とは別に各レースに目標タイムが設定されており、これを切ることで称号が獲得可能。
こちらは称号のみでアイテムなどの報酬は一切ない為、純粋にやり込み目的のタイムアタックとなる。もちろん目標タイムを切った後もベストタイムは記録される為、極限までタイムを詰めるやり込みも可能。
ただし、この目標タイムはかなりシビアに設定されており、コースの壁や柱などに1回でもぶつかったり、スタミナ不足でスピードダウンすると、ほぼ切れなくなってしまう。シルバー杯にはショートカットコースがあるが、当然このショートカットを利用しないと目標タイムは切れない。
周回数はゴールド杯とブラック杯が2周でそれ以外が3週となっている。
 
それ以外には

  • ドリフトが可能。
  • ダッシュはボタンを押している間だけ若干のスピードアップ。
  • スタミナゲージはダッシュをする毎に徐々に減少していき、ダッシュをやめると緩やかに回復していく。
  • コース上のジャンプ台や緑色の風を通過するとスタミナゲージが回復していく。
  • スタート時タイミングよくダッシュするとスタートダッシュが可能。
  • 他の選手を妨害できる【カボチャ】が配置されている。

という特徴がある。
そもそも「ドリフトが可能」という時点で、裏を返せばドリフトを使わないと敵走者に勝てないということであり、その他の要素も相まって高難易度になるほど詰めた走りを要求される。
ダッシュは常にしていないと勝てないので、コース上のジャンプ台や緑色の風は必ず通過しておきたい。また、目標タイムを目指すなら、カーブではインコースを走るのが基本だが、壁にぶつかってしまっては意味がないので、コースの位置取りは常に把握しておこう。
操作に慣れていない初挑戦で1位になるのは、アクションゲームに慣れた人でも極めて難しい。シナリオ中でもよくわからないままレースに臨み、2位以下に終わった身代わり王子がほとんどだろう。

3DS版

ベストタイムは記録されるが目標タイムはなく、むずかしいの方を優勝するだけで称号は獲得できる。
周回数はブラック杯のみが3週でそれ以外が2周となっている。
一般的に3DS版のほうが難易度が低いとされる。
 
その他の他機種との違いは

  • ダッシュはボタンを押した瞬間から一定時間の大幅なスピードアップ。
  • スタミナゲージが満タンでなければダッシュできない。
  • スタミナゲージはダッシュをすると一気にゼロになり、時間経過で徐々に回復していく。
  • スタート時はスタミナゲージは満タンであり、タイミングよくボタンを押すとスタートダッシュが可能。
  • コース上の【すばやさのたね】を取ると自動的にダッシュして加速し、スタミナゲージが一気に満タンまで回復する。
  • コース中にダッシュを妨害する丸太が置いてある。

いくつかの要素が簡略化されているため、難易度は3DS版のほうが低め。
とはいえ、さすがにブラック杯のむずかしいになると、敵走者のダッシュを妨害するなどのテクニックは必要になってくる。
ブラック杯のむずかしいでもただ景品が欲しいだけなら、最初にかっ飛ばすグレイグは3周目に失速し、中盤から追い上げてくるシルビアもゴール直前で急失速し、少しだけ待っててくれるのでそこまで難しくはないが、ベストタイムを狙う場合は話が別。
種を全て取るには1周目でグレイグに抜かれないようにしなければならず、薄暗いのでコース中の邪魔な丸太を避けるのも一苦労。
ここで「いくつかの要素が簡略化されている」点(特にドリフト不可)が牙を剥き、難易度が一気に跳ね上がる。

DQ11S

レース自体はPS4版の仕様をそのまま踏襲しているが、救済アイテムとして【おうごんのたづな】が追加。
これを使用するとレースでのスタミナゲージ減衰がなくなる為、常時ダッシュ状態を維持できて格段にクリアが楽になる。
黄金の手綱を使ってもなお勝てないという人でも、手綱を使ったうえで3回負ければ敢闘賞として優勝景品と同じアイテムをもらえるため、「レースゲームが苦手過ぎて貴重なアイテムを入手できない」という事態はなくなった。
ただし黄金の手綱を使用するとタイムレコードの記録がされない為、タイムアタック系の称号を取得するには従来通りのプレーが必要。
称号の獲得は敵走者が遅い「ふつう」で狙い、「むずかしい」の方は黄金の手綱を使って景品だけ貰うというプレイスタイルがいいだろう。
ちなみにプラチナ杯は、過ぎ去りし時を求めた直後(厳密には【聖地ラムダ】で仲間達と合流した直後)から参加できる。
 
個別シナリオ【希望の旅芸人】内では参加できない。
また、2Dモードでプレイしていても、レース時は3D画面に切り替わるので、【ネルセンの迷宮】と違って3DS版の仕様でプレイすることはできない。

景品

※全てのレースのふつうとむずかしいで優勝すると、以降の参加費は無料。

大会名難易度参加費景品
(2回目以降)
参加賞
ブロンズ杯ふつう100G【スライムピアス】
【てっこうせき】
【どうのこうせき】
むずかしい200G【金のブレスレット】
(てっこうせき×2)
どうのこうせき×2
シルバー杯ふつう250G【聖騎士の鎧】
【きんのこうせき】
【ぎんのこうせき】
むずかしい500G【会心のカード】
(きんのこうせき×2)
ぎんのこうせき×2
ゴールド杯ふつう1000G【メタスラヘルム】
【プラチナこうせき】
きんのこうせき
むずかしい2000G【古武道のツメ】
(プラチナこうせき×2)
きんのこうせき×2
プラチナ杯ふつう2000G【ガイアのハンマー】
【ミスリルこうせき】
プラチナこうせき
むずかしい4000G【天馬の大剣】
(ミスリルこうせき×2)
プラチナこうせき×2
ブラック杯ふつう5000G【神話の武具のレシピ】
【ヒヒイロカネ】
【ちいさなメダル】
むずかしい-【きせきのネックレス】
(ヒヒイロカネ×2)

その他

世界に異変が起きた後にウマレース受付にくると、仲間との会話によりかつて【ロウ】【サマディー王】【デルカダール王】が若い頃に何度も競っていたという話が聞ける。
だがその話の内容は、ロウが言うには「常にわしが勝っていた」とのことだが、一方デルカダール王の娘【マルティナ】は子供のころに「父曰く、何百回も走ったけどロウやサマディー王には一度も負けたことがない」と聞かされていたようだ。
明らかに言ってることが矛盾しているので恐らく誰か(或いは双方)が見栄を張っていると思われるが、この3人が出場することはないので実際のウマレースでの腕前は不明。