原子力ネットワーク

Last-modified: 2021-01-11 (月) 13:20:28

原子力ネットワークとは、ウラン鉱石を採掘・加工するためのネットワークである。
基礎研究「ウラン濃縮処理」では"濃縮処理まで"で実用はできない。各種研究を進めていくことで利用できる範囲などが広がっていく。
なお、ウランやその加工品による放射線の生物的な被害は実装されていない。(手で持ったり、鉱床の上を通ってもダメージを受けない)

テクノロジーとしてはクリアに必須というわけではなく、利用の難易度がやや高いやり込み用・寄り道の技術。
研究・利用・処理することで「高出力の燃料」や「上位の武装弾薬」を生産できる。

主要素材アイテム

アイコン名称入手方法
uranium-ore.pngウラン鉱石
(Uranium ore)
ウラン鉱床から採掘(ウラン一個につき硫酸1必要です。)
uranium-235.pngウラン-235
(Uranium-235)
ウラン鉱石を加工
uranium-238.pngウラン-238
(Uranium-238)
ウラン鉱石を加工

ロードマップ

採掘

マップ上にある緑色の鉱脈が「ウラン鉱石」の鉱脈

硫酸を使った採掘
ウラン鉱石は手掘りや燃料式掘削機では採掘できず、
電動掘削機へsulfuric-acid.png硫酸を注入することで採掘ができる。
流体の硫酸を扱うので当然、液体ネットワークの用意が必要。
factorio wiki 3.png
ウラン鉱脈の上に電動掘削機を設置すると流体の投入口がで開くので、そこへ硫酸を注入する
電動掘削機同士は投入口を合わせて配置すれば流体が互いに流れていく。掘削機が繋がってるなら注入する場所は1つでもOK。
 
採掘地点が遠い場合はドラム缶を持参するか、特に遠いなら列車のタンク貨車で輸送するのがベター。
硫酸の消費は採掘1回あたり流体1*1
もしウラン鉱脈や硫酸が貴重なら生産力モジュールを使おう。
 
先んじて採掘する
なおウラン採掘には他に比べて2倍の時間がかかり、また精製処理で1回10個消費と大量のウラン鉱石が必要となる。
ウラン関連の生産を進めたい時は、早めに採掘を開始してウラン鉱石を確保しておくとスムーズに進めやすい。

精製:濃縮処理

アイコン名称レシピ生成数Time
centrifuge.png遠心分離機
(Centrifuge)
concrete.png*100, steel-plate.png*50, advanced-circuit.png*100, iron-gear-wheel.png*10014
炉ではなく「centrifuge.png遠心分離機」での"濃縮"
ウラン鉱石の精製はいつもの溶鉱炉ではなくcentrifuge.png遠心分離機」を用いる
centrifuge.png遠心分離機の「ウラン濃縮処理」によって
"ウラン鉱石10個"から「ウラン-235」か「ウラン-238」のどちらか1個を生産する
なおcentrifuge.png遠心分離機はこの他にもウランを用いる各種処置に使われる。(使わないものもある)
 
確率0.7%:99.3%
レシピ施設・処理生産物備考
uranium-ore.png
*10個
centrifuge.png遠心分離機
uranium-processing.pngウラン濃縮処理
12秒
uranium-235.pngウラン-235
0.7%
ウラン鉱石10,000個から
生産総数1,000個の内
7個の確率で生産
uranium-238.pngウラン-238
99.3
%
ウラン鉱石10,000個から
生産総数1,000個の内
993個の確率で生産
ウラン-235ウラン-238はウラン鉱石10個を精製する度に上記の確率で"どちらか"になる。
確率であるためウラン鉱石10000個=濃縮処理1000回でピッタリ7個:993個になるとは限らず、
可能性として「1000回のウラン濃縮処理でウラン-235が0個」になる稀ながら確率もある。ウランガチャ
 
そのため現実的にウラン-235を確実に用意するなら期待値(約143回に1個)より多くの処理が必要。
もしウラン鉱石が貴重なら生産力モジュールを。
 
ウラン-235と238の用途の違い
貴重なuranium-235.pngウラン-235は原子力発電、Kovarex濃縮プロセス、原子爆弾、核燃料に用いる。
希少である素材を利用する分、これらの効果は非常に強い。
ただ、もし急がないのであればウラン-235は「Kovarex濃縮プロセス」のために貯蔵しておこう。
 
大量に出るuranium-238.pngウラン-238は原子力発電とKovarex濃縮プロセスにウラン-235と合わせて使う他、
比較的強力な劣化ウランの弾の大量生産へ大量消費することもできる。

Kovarex濃縮プロセス

ウラン-235を安定して供給することが難しい」ため、濃縮処理のみでは安定消費・大量消費が難しい。
その問題を解決するのが"Kovarex濃縮プロセス"である
ウラン-235を消費する原子力発電・原子爆弾ではほぼ必須のテクノロジーで、
原子力は「Kovarex濃縮プロセスが可能になるまで貯めてから本番」と言える。

(ちなみにKovarexという名称は科学的な専門用語ではなく、Factorio製作スタッフのニックネーム*2。)
factorio wiki 4_0.png

Kovarex濃縮プロセスの仕様と補足

アイテム消費素材生産素材総計Time
uranium-235.png
ウラン-235
40個→41個+1個60
uranium-238.png
ウラン-238
5個→2個-3個
  1. ウラン-235を40個とウラン-238を5個を遠心分離機に入れる
  2. ウラン-235が41個とウラン-238が2個生産される。
    • 結果だけを見ればウラン-238*3個を→ウラン-235*1個に変換する処理である。
      (生産力モジュールを使った場合ボーナス1回当たりに1個のウラン-235を追加で得られる)
    • ただし「触媒として予めウラン-235が大量に必要になる」という設定である

この処理により本来手に入りにくいウラン-235を大量生産することができる
そのためウラン-235はひとまず消費せずに増やせる段階の40個まで貯めておくことが定石となっている。

40個のウラン-235の用意
期待値の確率計算は公式wiki(英語)を参照
期待値50%まで上げるだけで「濃縮およそ5667回分=ウラン鉱石約56670個」も要求され、
より確実に用意するにはさらに10k個~16k個ほど鉱石が必要になる。硫酸もタンク2~3杯分消費する。
 

Kovarex濃縮プロセスを行う製造ラインについては下記を参照。
処理をした後は、一度各ウランを取り出してから改めて入れなおす」必要があるため、
濃縮プロセスの自動化ラインの構築はしっかりと考えた上で安全なラインを組むように。
(うっかり確保したウラン-235まで消費してしまったら目も当てられない)

自動化ラインについて

  • まずウラン-235を使わずKovarex濃縮プロセスができるまで貯めておき、
    できれば念のためさらにKovarex濃縮+2~3基分も確保して安定して生産できるようにしたい。
  • そのためKovarex濃縮プロセスは、このプロセスまでだけでも自動化をしたいし、
    ウラン-235を安定消費したいなら増やした分のウラン-235の取り出し含めて自動化をしておきたい。

自動化ラインの例

v1.00での具体的なセンサーを使わないKovarex濃縮システムの例

設備を配置した後に、右下の青箱にウラン-238を要求、遠心分離機にウラン-235を40個を投入。
遠心分離機内部の貯蔵(80個)が溜まり次第、余ったウラン-235が紫箱に入る。

ウラン-238の投入はベルトでも可能。
ウラン-235の排出は紫箱の場所でフィルターすればベルトでも可能。
v100kovarex.jpg

v0.16以降での具体的なKovarex濃縮システムの例

いったん遠心分離機右上のインサータを無効にした上で、このような形にコンベアと分配器を配置することで、ちょうど40個のウラン-235を右側に通し残りの1個が左側にあふれるような設定にできる。
あとは左側のコンベアにセンサーを設置し、ここをウラン-235が通ったときに右上のインサータに40個のウラン投入を許可すればよい。
インサータ・コンベア等はもちろん上位のものにすればよりサイクルが早くなる。

遠心分離機下側のウラン-238側も、分配器の優先入力と優先出力を活用すれば詰まらないように容易に設定できる。

v17kovarex1.jpg

設定の詳細:

v17kovarex2.jpg

v0.15以前の情報: Kovarex濃縮の40:1分配システムについて・簡易版&高度版

※v0.16以降、分配器のフィルタ・優先度機能を使うことで以下の問題のうちいくつかは解決できる

  • Kovarex濃縮用の40:1分配システムについて
    Kovarex濃縮したウラン-235は一度取り出す必要がありその中に1個増えた分が混じっている。
    単純に搬送ベルトへ取り出し→下流でキャッチという仕組みでは「ウラン-235をキャッチするインサータが働かない状態」の時、さらに下へ流れていってしまう。停電した時以外にも遠心分離機内の生産したウラン-238側が取り出せない状態でもウラン-235を投入しない状態になる。
    もし下で自動の生産ラインが働いている場合流れたウラン-235まで使ってしまい、改めてウラン-235を用意する事態になりかねない
    そこでインサータの動きを設定・管理してウラン-235を「循環分40個:取り出し分1個」に分けることで確実にKovarex濃縮に使う分を確保し続けるようにする。
    ※もちろんウラン-235用のシステム以外にも、ウラン-238の取り出すフィルターインサータ・投入するインサータが必須。そのため大体施設周辺をほぼ全周囲利用することになる
    • 簡易版:インサータのスタックサイズを上書き
      • インサータをクリックして設定を開くと「スタックサイズを上書き」で一度に掴む最大数を変更できる。
        そこでフィルターインサータ(1個設定)と、スタックフィルターインサータ(10個設定)x4本を用意し、1個設定のインサータは外への搬送ベルトへ、計40個分のインサータ側は遠心分離機の周囲の独立した搬送ベルトへ流し施設の中へ戻すというシステム。
        戻す側ポイントにチェストを用意しておくとウラン-238側が詰まったときに2セット分用意したウラン-235を外へ流してしまうことを防げる。
        kovarex-enrichment-cycle1.jpg
      • ※作ったらまずしっかり設計通り動くかを確かめてから外の搬送ベルトと繋ごう
    • 高度版:回路ネットワークによる管理
      回路ネットワークによって41個から1個だけを取り出す処理を組む。
      • 例としては「生産したウラン-235を一度1つのチェストへ貯蔵(貯蔵が終わるまで取り出させないため取り出す先のチェストと、貯蔵するチェストは別々に用意)」→「貯蔵チェストの中身が41個以上なら、40個になるまで(スタックサイズを変えて)外へ取り出し・40個以下なら全て遠心分離機に入れる(※貯蔵が終わる前に取り出さないよう回路の工夫が必要・取り出し用チェストとその前後のインサータにアイテムがあるなら条件回路をつないで遠心分離機へ戻すインサータを41個以上の判定にして稼働を止めておく)」という方式。
        複雑で作るのが難しいがこの方式なら新たに遠心分離機を稼働させる際、取り出し用チェストへウラン-235を適当に投入するだけで40個だけ遠心分離器に入れさせることができる。
      • ※回路の組み方にミスがあると大変なことになりかねないため、
        回路の仕組みがよく分からないなら簡易版の方が安全
    • 簡単回路版:回路ネットワークによる管理
      スタックサイズを利用した比較的簡単な手法を説明する。
      なおこの方式は、インサータのスタックサイズが5,8,10のいずれかである必要がある。
      以下の例ではスタックサイズの上限が10であるとして説明する。
      目的は高度版と変わらず、回路ネットワークによって41個から1個だけを取り出す処理を組む。
      • 例としては「生産したウラン-235をスタックサイズ10のインサータで1つのチェストへ貯蔵」→「貯蔵チェストの中身が1個なら、スタックサイズ1のインサータで外へ取り出し、10個ならスタックサイズ10のインサータで遠心分離機に入れる」という方式。
        atom_network_kovarex1.PNG

ウラン-235頻繁に消費するわけでなければウラン-235の管理を手作業にしてしまうのも手。
どうしても生産ラインを繋げたいけど複雑な処理は組めない、という場合はウラン-235を大きく搬送ベルトで循環させつつ貯蔵ポイントを作り「貯蔵しているチェストの中身が50個以上の時にインサータで消費するラインへ取り出す」といった回路くらいなら回路1本分で済むので分かりやすく、もしもの時にも安全。

  • ウラン-238側のシステム
    • ウラン-238は消費する分外から供給することになるが、
      Kovarex濃縮から出る分は確実に取り出す必要があり原則として詰まらせてはいけない
      (ウラン-238の取り出しができないとKovarex濃縮自体がストップし、循環システムの不具合を招く恐れもある)
    • そのためウラン-238は遠心分離機から取り出す場所を確保しつつ外からの供給も受け入れるという仕組みにしなければならない
      といっても一応ウラン-235側のシステムがしっかりしていればウラン-238側は多少アバウトでも問題を起こしにくいので「搬送ベルトの左右で 取り出し用ライン/外から(+循環分)用ライン と分ける」くらいでも十分
 
一応の注意点
「Kovarex濃縮プロセスとは逆にウラン-235からウラン-238を増やすことはできない
調子に乗ってウラン-238を最大限ウラン-235へ変換していると、
ウラン鉱石が枯渇した時にウラン-238の生産が止まり、ウラン-238が材料のライン全てが停止してしまう
特に原子力発電の燃料棒には「(235)1:(238)19」とウラン-238を多めに使うため適度に分けて確保しておこう
 
なおウラン-235を消費しない劣化ウラン弾薬・砲弾類の生産ラインならそもそもKovarex濃縮は必要ない

原子力発電

アイコン名称レシピ生成数備考Time
nuclear-reactor.png原子炉
(Nuclear reactor)
concrete.png*500, steel-plate.png*500, advanced-circuit.png*500, copper-plate.png*5001燃料棒消費40MW
最大1000度の熱生産
4
heat-boiler.png熱交換器
(Heat exchanger)
steel-plate.png*10, copper-plate.png*100, pipe.png*101熱(最低500度)+水消費
蒸気(500度)生産
0.5
heat-pipe.pngヒートパイプ
(Heat pipe)
steel-plate.png*10, copper-plate.png*2010.5
steam-turbine.png蒸気タービン
(Steam turbine)
iron-gear-wheel.png*50, copper-plate.png*50, pipe.png*201最大出力 5.8MW
蒸気(500度)消費60
0.5
uranium-fuel-cell.png燃料棒
(Uranium-fuel-cell)
iron-plate.png*10, uranium-235.png*1, uranium-238.png*1910原子力発電の燃料10

※「核燃料」と「燃料棒」は異なるもの。核燃料は通常の燃料

 

原子力の利用法において「最も代表的な利用」が原子力発電である。
原子力発電ではボイラーと蒸気機関を用いた火力発電やソーラーパネルによる太陽光発電と比較して、非常に大きな出力を得ることができる。
ちなみに「燃料棒は中間生産物カテゴリ」、生産力モジュールで増やすことができる。大事に使うならしっかり用意して増やそう。

メリット
大規模な発電が可能
発電所からは汚染を出さない
準備さえ整えれば燃料費が非常に安い
デメリット
発電所の建設・発電開始まで諸々の手間とコストが非常に大きく、準備はとても大変
また燃料消費は自動調節されず管理調整も大変。入れすぎると無駄に消費、足りないと出力不足に
 
設置と防衛
発電所自体からは汚染が出ないため襲撃の強さに影響を与えない
前線近くの僻地、特に開けた砂漠などへ設置してもいい。※性質上、防衛設備は必須
コスト
建設コストは高めでも十分な準備さえすれば継続運転の稼働コスト・資源消費は非常に少ない
また"出力当たりの建設コスト"で比較するならば極端に高いわけではない。

原子力発電のセットアップ

  1. 汲み上げポンプ・原子炉・熱交換器・蒸気タービンを最低1個ずつ設置する
  2. 原子炉と熱交換器間をヒートパイプで接続する
  3. 汲み上げポンプと熱交換器間、熱交換器と蒸気タービン間をそれぞれパイプで接続する
  4. 原子炉に燃料棒を投入し、温度を上げる。
  5. 原子炉・ヒートパイプ・熱交換器が500℃以上になるまで待つ(必要なら追加の燃料棒を投入する)
  6. 熱交換器が500℃以上になり、蒸気を生産し、その蒸気が蒸気タービンに届けば発電が開始される
     
    • 投入された燃料棒の熱量を使い終わると「使用済み燃料棒」が生産され適時取り出す必要がある

原子力発電の仕組み

  1. 原子炉へ「燃料棒」を投入して「熱」を生産する
  2. 「熱」は繋がっている他の原子炉・熱交換器・ヒートパイプへ伝わって広がる
  3. そうして原子炉から生産した「熱」を熱交換器へ伝える
    ヒートパイプを使うとより多くの熱交換器を繋げられる
  4. 熱交換器が(500℃を超えた分の)「熱」と「水」を消費して「蒸気(500℃)」を生み出す
    「水」は汲み上げポンプから
  5. その「蒸気(500℃)」を蒸気タービンへ入れて消費させることで発電をする
 

原子炉発電の欠点:燃料棒の無駄な消費

原子力発電所を建造する際の注意点として

  • 燃料棒を入れた原子炉を撤去すると(最低でも1本)使った分が無駄になってしまう
  • また稼働している原子力発電所を撤去すると、残った「熱」も無駄になる
    • 無計画に建設して原子炉を稼働させてから建て替えなどをするとそれだけ「熱」を無駄にしてしまう
      実用する原子力発電所の建設はしっかり計画を立てて建設しよう
 

また原子力発電をできるようになった後の注意として

  • 原子炉の出力に対して「熱」の消費が遅いと「燃料棒」を無駄に消費してしまうことがある
    ボイラーと違い必要なだけ消費して発電をしてくれるわけではなく、余った分のエネルギーは消えてしまう
    特に「原子炉の温度が1000℃近くになっている」なら、余って無駄になる分があると考えられる
  • 余って消えてしまうエネルギーを減らすためには細かい工夫が必要になる

燃料棒を無駄に使ってしまう原理

  • 各種施設の「熱」は15℃から最大1000℃まで上昇するが、それ以上上がらない
  • 原子炉自体に出力の調節機能は無く、"入れられた燃料棒のエネルギーは一定速度で消費して「熱」を生み出し続け"
    ある程度(1000℃未満まで)の「熱」は施設自身が貯めこんで保存してくれるが、
    一定以上(1000℃以上)「熱」のエネルギーは消えてしまう
  • 一応、1000℃未満まではその「熱」のエネルギーを保存されているので
    (500℃を越えた分の熱は)蒸気へ変えて使うことができる。
    「温度が1000℃~1000℃近くに到達してしまう」ということが問題である。
  • 原子炉が既に1000℃なら、中にある予備の燃料棒も取り出して様子見をした方がいいくらいである。
     
  • この問題を回避する方法は大きく2通り
    1. 「工場の消費量:原子炉の出力」で出力が上回っているという問題なので、消費量を上げるか・出力を下げる
      出力を下げる場合後述する隣接ボーナスによる恩恵は得にくくなるが「消費できない分のロス」は減らせる
    2. 電力消費量から計算して使う原子炉の稼働状況をを細かく制御して、バランスを取る。
      これには細かい計算や処理の組み立てが必要になり非常に難しい
    • なお過剰な蓄熱の問題は「工場の消費量:原子炉の出力」に限らず
      原子力発電所自体の「熱交換器」や「タービン」の数や稼働率に左右されることもあるため細かい調節はかなり難しい

隣接ボーナス

隣接ボーナスにより「原子炉同士をピッタリ繋げて同時に稼働するほど高出力になる」
そのため大規模な原子力発電所ほど出力を大きくできる

 

隣接ボーナスの仕様

  • 「稼働状態(燃料消費が進行中)の原子炉同士が1マスもズレなく隣接している」と
    "隣接ボーナス+100%"が隣接相手一基ごとにつき、その分出力が上昇する。
  • ボーナスが発生しても燃料棒の消費速度は一定。同じ数の燃料棒からより多くのエネルギーを得られる
     
  • 複数の稼働原子炉と隣接している場合は、隣接している数だけボーナスは加算される
    上下左右に面していれば+400%(5倍)の出力となる。※ただし実用的ではない*3
    現実的には1辺を開けた隣接3つずつ(+300%)が限度であり、端にある原子炉は隣接2つずつという形になる。
     
  • なお隣接ボーナスが発生しうる状態の設置では、原子炉同士の間を歩くことはできない。
    (一部だけが隣接している・隣接ボーナスが発生しない配置なら間を歩くことができる)

核燃料再処理

アイコン名称レシピ生成数設備備考Time
used-up-uranium-fuel-cell.png使用済み燃料棒
(used-up-uranium-fuel-cell)
uranium-fuel-cell.png*11nuclear-reactor.png原子炉で使用した後に生成200
uranium-238.pngウラン-238
(Uranium-238)
used-up-uranium-fuel-cell.png*53centrifuge.png50
  • 燃料棒を投入された原子炉は、チャージされた熱量の消費を終えると「使用済み燃料棒」を生成する。*4
  • 使用済み燃料棒が入りきらない状態(1スタック50個)になると次の燃料を消費できない。
  • 使用済み燃料棒自体はいわゆる「ゴミ」だが、「核燃料再処理」によって再加工してウラン-238へ戻すことができ、
    改めて燃料棒などに再利用することができる。
  • これにより「再処理を行える恒常的な原子力発電による実質的なウランの消費量」は再処理できる分だけ軽減される。

ウランの回収率・消費数計算「Kovarexありで燃料棒10本当たりウラン-238を16個~13.1個

ウランの回収率・消費数計算

  1. 燃料棒の消費ウランは(235緑)1:(238黒)19で10本生産
    ウラン緑をKovarex濃縮プロセスで換算すると緑1個=黒3個のため燃料棒では黒を計22個消費
  2. 再処理は使用済み燃料棒5本から黒3個、燃料棒10本当たりウラン黒が6個戻る
  3. つまり「恒常的な原子力発電において、燃料棒10本当たりウラン黒16個分が消費される」という計算
  • ※生産力モジュール3を使う場合
     生産力M3x2枚の濃縮プロセスが1.2倍で緑+6:黒-15のため緑1個:黒2.5個換算で1セット21.5個消費
     生産力M3x4枚の組立機だと燃料棒の生産が1.4倍=燃料棒の回収量が1.4倍の+8.4個(※再処理は生産力M不可)
     つまり「恒常的な原子力発電+生産力モジュールのフル活用で燃料棒10本当たりウラン黒13.1個分消費」の計算

備考

原子力施設の配置比率計算

  1. uranium-fuel-cell.png燃料棒:一本当たり8GJ(ウラン-235を1個当たり10本80GJ)
  2. nuclear-reactor.png原子炉:燃料消費・熱出力は基本40MW分(燃料棒1本を200秒で消費)
  3. heat-boiler.png熱交換器:熱消費・蒸気出力は10MW分、水消費・蒸気生産は約103/s
  4. steam-turbine.png蒸気タービン:蒸気消費・電気出力は5.82MW分、蒸気消費は60/s
    • 基本は原子炉1:熱交換器4:蒸気タービン約6.9、
      だが原子炉は隣接ボーナスで熱出力が上がるため「原子炉に換算する数」が変化する
    • 2列に隣接ボーナスを稼いで並べた場合
1基
2基
■■
3基
■■
4基
■■
■■
+1(奇数)
■■■
■■
+1(偶数)
■■■
■■■
計算1x40MW2x2x40MW(3+2x2)
x40MW
3x4x40MW←+120MW←+200MW
出力40MW160MW
(4基分)
280MW
(7基分)
480MW
(12基分)
5基600MW
(15基分)
6基800MW
(20基分)
熱交換器4基16基28基48基←+12基←+20基
蒸気タービン7基28基49基83基←+20基←+35基
7基で920MW(23基分)、8基1120MW(28基分)、9基1240MW(31基分)、
10基1440MW(36基分)=燃料棒から3.6倍のエネルギーを引き出せる計算となる。
4基480MWの場合は原子炉12基分相当:熱交換器48:蒸気タービン約82.8、
10基1440MWなら原子炉36基分相当:熱交換器144:蒸気タービン約248.2
また蒸気タービン20基当たり1基の汲み上げポンプが必要(熱交換器11.6基分)
※実際は比率の数より多めに用意してもいいだろう
  • このように原子炉の設置数に合わせて熱交換機・蒸気タービンの設置数は劇的に増加する。
    この仕様上「細かく必要な分を適時増設する」というのが少々面倒。建設は計画的に。
  • なお倍率は2機で2倍ボーナス、4基2x2で3倍ボーナス、8基2x4で3.5倍ボーナス、16基2x8で3.75倍ボーナス
    数が増えるほど増加量は減って頭打ちになる。
  • また大きなボーナスを狙う場合、後述する熱・流体流量の問題が大きくなっていくため、
    より多くの電力が必要になっても通常はある程度の大きさの発電所を複数建てる方が楽だろう。

Kovarex前に原子力発電を稼働させたい場合

燃料棒はウラン(235)1個当たり1セット10本80GJもの熱量があり、同時稼働をさせれば出力はさらに増える。そして消費は1本当たり200秒、2基同時なら5回分1000秒の160GJ・4基同時だと2.5回分500秒の240GJ。消費が少ない場合、熱量を無駄にせず上手く管理できれば電力を供給する時間はより長持ちする。(熱出力については後述)
ウラン-235を手に入れるためには確率もあるためウラン濃縮処理約150回分と見積もり、その為にウラン鉱石が1500個要求される。
電動掘削機は通常4秒で1回分10基揃えればおよそ600秒で1500個のウラン鉱石を採掘できる計算。もちろん4機ほどの遠心分離機を用意して滞りなくウラン濃縮処理も行う。
燃料棒の消費量が多い場合採掘量を増やす必要はあるが、余程無駄にしていなければ採掘~精製によるウラン-235の確保は間に合う計算。(と言ってもあくまで期待値ならの話で確実に確保できるわけではないが)


全体的にかなり強引に採掘精製を進めていく必要はあるが、一応「Kovarex濃縮プロセス前に原子力発電を稼働させる」ということはそれほど無理な話ではない。
しかし燃料棒を消費しながらKovarex濃縮プロセスの開始に必要なウラン-235を確保するには、さらに大量のウラン鉱石の採掘して製錬をしなければ、出る度に燃料棒へ消費していつまでも確保できない状態になりかねない。
なので原子力発電の稼働を急いでいるわけでなければKovarex濃縮プロセスができるようになるまで待った方がいいのだ。



諸注意

  1. 大規模な原子力発電になるとパイプ流量の問題が表面化しやすい
    高速に流したい場合=遠くの施設まで水・蒸気を届かせるには要所要所にポンプが必須。
    大型の原子力発電を設計する時はポンプの配置を忘れずに
    • 特に「蒸気の生産よりも消費が上回る」と言う場合、パイプやタービンの列が長いと
      蒸気が末端まで届かず最大発電量が減少することもある。
      熱交換器の出力以下にまでなっている場合は熱交換器の近くなどで蒸気が詰まっていることもあるため、随所にポンプを用意しよう
    • その前に極大の蒸気生産に必要な水の供給が不足している場合もある。
      汲み上げポンプ(1200/s)を要求する水量以上の数を配置していても、流れが悪ければ足りなくなる。
      特に遠距離から地下パイプ+ポンプでは、流量が一本当たりおよそ3000/s~それ以下に。
      そのため長距離の送水ラインは1本当たり20基~15基と見積もって設計しよう。
  2. 熱の伝播速度には限度があり、あまりに長いヒートパイプ・熱交換器の列は問題となることがある
    詳しくは温度と熱量・起動と貯蓄で解説

熱出力について

原子炉発電の欠点:燃料棒の無駄な消費」の問題

  • 原子炉の熱量ゲージの消費は常に一定の速度」である。
    仕様上、投入された燃料の消費速度は調整できない
  • 原子炉の温度は最大1000℃まで上昇するが、最大温度になっても熱量ゲージ消費は一定で、
    1000℃近くの原子炉へ追加の燃料棒を投入しても余剰分は無駄になる
  • 燃料棒の無駄遣いを避けるなら過剰な隣接ボーナスは狙わず、適切な数の原子炉だけ用意して稼働させる。
    それこそ立ち上がりに必要な分だけボーナスを付け、あとは常時稼働させる数を減らして切り詰める運用方法もある。
    原子力発電をあくまでベース電源として他の発電方法で補填・調節するのである。
     
  • 「大きめの原子炉を用意して稼働数を調節して、出力を調節する」という場合は、最初は同時全稼働で立ち上げよう。
    原子力発電所の立ち上がりには原子炉・ヒートパイプ・熱交換器の
    "熱のネットワーク"全体を高温にするためにかなりの熱量が必要になるため、
    施設の規模が大きいとそれだけ立ち上がりに必要となる熱量が大きい。(詳しくは下記)

温度と熱量・起動と貯蓄

(熱量の数値は公式wiki(英語)の原子炉などのページからデータを確認できる)

  • 温度の熱量
    原子炉は1℃につき10MJの熱量を、ヒートパイプ・熱交換器は1℃につき1MJの熱量を持つ(原子炉の1/10)。
    原子炉の立ち上げに基礎温度15℃から500℃へするには4.85GJ分の熱量が必要で、
    またヒートパイプ・熱交換器も同様に、1個当たり485MJ、10個当たり4.85GJの熱量が立ち上げに必要。
    • 例えば原子炉4基+ヒートパイプと熱交換器が200個の場合立ち上げに116.4GJもの熱量が必要でそれ以上の熱量の出力からようやく発電を開始することができる。
      原子炉4基同時起動なら熱量出力は3倍の4本1セットで96GJも確保できるため4本1セット+2本同時くらいで起動状態にできるが、単体稼働だと1本8GJで燃料棒を14.5本も起動だけに消費することになる。
      こうした関係で原子力発電は「立ち上げは多数同時に稼働」させた方が良い。
    • なお実際には熱の性質の関係上、立ち上げにはもっと多くの熱量が必要となる
       
  • 熱の伝播の速度・熱ネットワークの性質
    熱のエネルギーは温度として繋がった原子炉・ヒートパイプ・熱交換器へ伝わっていく。
    その温度は「温度の低い方へ熱を分け与える」という形で広がっていくが、
    およそ1℃の差では温度の変化がほぼ起きなくなる。比較は熱量ではなく温度の差
    • 二つの施設間の熱の伝播ならかなり速いが、施設が多数並んでいる場合は端から端まで熱が到達するには時間がかかる。温度の差が少なくなると伝播はゆっくりになりやがて止まる。
      特に原子炉が生み出している熱がヒートパイプを通って全ての施設へ行きわたるにも、少しずつしか広がっていかないため、施設の規模に応じてそれなりの時間が必要になる。
      (ただ熱がうまく全体に行きわたれば、そのまま全体の温度を維持できる模様。伝播速度が問題になるのは熱が行きわたるまで?)
    • また熱源が1000℃でも次の施設は最大999℃、その次は最大998℃、次は997℃…と
      熱源から遠いほど到達できる最大温度が下がる」という状態になる
      • この二つの理由から無駄に長大な熱ネットワークは望ましくない
        末端へ熱が到達するまでにかかる時間が非常に長くなる上に
        熱交換器を500℃以上にするという事はその手前のヒートパイプは最低501℃以上、その手前は最低502℃、さらに前は~とヒートパイプなどが長ければ長いほど増える。
        それはつまりその熱交換器を立ち上げるために必要な原子炉の温度が高くなるというわけで、全体を立ち上げて継続的な稼働に必要な原子炉の温度は500℃よりも高い
        全体の立ち上げ~継続稼働に必要な熱量は施設の広さ・長さに比例して増加し、原子炉~全体が全体の立ち上げに必要な温度まで到達した時点から原子炉の出力≒発電能力となる。
    • ちなみにヒートパイプに限らず原子炉同士も繋げていればそれで互いに熱を伝えあい共有する状態になるので「隣接させた原子炉同士をヒートパイプでも繋げる」のはあまり意味がない
      いくつも並べた原子炉の1つだけからヒートパイプを伸ばして発電に使っても繋げて稼働させている原子炉全体の熱量を使って発電させることは可能なようである。
      熱の伝播速度や1000℃の制限に注意は必要だが、実践的には熱の制限以内なら原子炉全てからヒートパイプを伸ばして均等に熱交換器を用意する必要は無く、配置に多少の偏りがあっても問題無いということ
    • 熱伝播能力の向上手段
      熱交換器の数が増えてくると、単純な設計では熱の伝播が間に合わなくなる。それに対処するための、伝播能力を向上する手段。
      • ヒートパイプの並列化
        ヒートパイプを並べて幅を太くすると熱は伝播しやすくなり、より遠くまでより多くの熱を運べるようになる。一律で太くする必要は無く、運搬量が最も多い「根本」の部分(原子炉の直近)を太くすればよく、末端部分では細くても問題ない。
      • 熱伝播媒体としての原子炉
        原子炉は燃料棒が投入されていない状態でも、熱を伝播する能力を持っている。しかも原子炉の熱伝播能力は5×5のヒートパイプよりもずっと高い。そのため、非稼働の原子炉は高性能なヒートパイプとして機能する。
        起動にかかるコストはヒートパイプの10本分だが、つまり10本以上のヒートパイプと交換する設置ならば相対的に起動コストも安くなる。ただし製造コストは高い。
         
         
  • 熱の貯蓄能力について
    • 原子炉・ヒートパイプを通して熱交換器は500℃以上あれば発電できるが、
      各施設は最高1000℃~900℃以上の熱を保持できる。※熱源から遠いほど最高温度は下がる
      そして施設に500℃以上の熱が残っていれば原子炉が停止したりしても、
      熱交換器が500℃へ下がるまで発電を続ける」ことができる。
    • つまり「500℃以上は、熱量の貯蔵装置として機能する」という性質を持っている。
      原子炉であれば(500℃~1000℃の)約500℃分の5GJ分、
      ヒートパイプ・熱交換器は(大体500℃~900℃の)およそ400℃分の400MJ分×設置数、
      それらの合計が「エネルギーを保存する蓄電池ならぬ"蓄熱機"として機能する」。
       
    • 原子力発電は、余剰エネルギーをある程度まで保持して必要な時に多く放出する
      という調節機能が元々備わっているわけである。
      余剰エネルギーがあれば「稼働している原子炉の出力より多くの発電をする」こともできる。
      • ただし最大出力量は熱交換器・蒸気タービンの設置数で決まり、当然それら以上の出力は出せない。
        「比率の数より多めに用意してもいいだろう」というのはこのため。例→*5
    • 原子力発電所の施設は大きければ大きいほど、
      より大きな貯蓄能力・原子炉の出力を越えた発電能力も持たせることができるわけである。
      ※起動時の必要熱量も増えるため、安易に大きくすればいいわけではないが。
       
    • こうした性質から燃料の消費速度が一定でも勝手に"余剰分の保存・不足分の補填"をするようになっているため、
      蓄電池を使わずともソーラーパネルとの併用も一応できる。
      ※もちろん原子炉の出力が過剰で熱を貯めすぎて温度が最大になってしまうと、燃料棒の熱量を無駄にしてしまうことになる。
       他の発電と併用する場合は、冷ましすぎず・熱すぎずの状態で推移するよう調節をしたい。
    • なお「蓄熱容量を増やす為だけに原子力施設を大きくする」のは、
      増やした蓄電量と同量以上の熱量が立ち上げ用に必要となるため、あまり合理的ではない。
      もし熱量を保存する容量を増やしたいのであれば「蒸気用の貯蔵タンク」を配置しよう。
       
       
  • 蒸気用の貯蔵タンクと回路ネットワーク
    • 熱量は熱ネットワーク内の温度としてだけでなく、
      熱交換器と蒸気タービンの間などに「(ポンプ→)貯蔵タンク(→ポンプ)」を配置することで、
      熱量を蒸気として保存しておくこともできる。
    • 貯蔵タンク一杯25000は熱量換算2.425GJ分*6の500℃の蒸気を貯蔵でき、
      また原子力施設内の蓄熱と違い100%放出できる。(施設の蓄熱は立ち上げ用の熱量分浪費している)
       
    • さらに蒸気用の貯蔵タンクは回路ネットワークで貯蔵量を確認できるという性質がある。
      これにより回路ネットワークで原子力発電所のエネルギーの貯蓄状態もある程度把握でき、
      回路によって稼働状態のコントロールするといったことまで可能となる。
      (実は原子力施設の「温度」は回路で扱えない情報でどれだけ蓄熱しているか回路では把握できない)
       

究極の高効率原子力発電

究極の高効率原子力発電
究極的には「同時の稼働数が多いほど効率よく熱を生産できる」という性質を生かして、

1多数同時起動隣接ボーナスで燃料棒から最大限の熱量を出力させる
2余剰の貯蓄施設全体を高温に・蒸気も大量に貯めて、貯蓄エネルギーを増やす
3原子炉停止貯蓄が十分になる段階で原子炉への燃料供給・稼働を停止
4蓄熱消費原子炉停止後も、そのまま貯蓄エネルギーのみで発電を維持する
Re1再稼働・再充填貯蓄が少なくなってきたら再度同時稼働し、エネルギーを再充填する
→以降1-4繰り返し

という方式が最も高効率な運用方法となりえる。
これにより燃料棒から最大限出力しつつ、電力消費が少なくても燃料棒を無駄にしない。

  • もちろん同時稼働の出力エネルギー全てを余すことなく貯蔵できるだけの施設が必須
    実践的には大量の蒸気用貯蔵タンクを用意してエネルギーを貯蔵、その貯蔵タンクが一定以下になったら再稼働という形となる
     
  • 要は「原子炉出力の最大化+総出力の自動調節機能の追加」である
    建設の手間や必要スペースはかなり増えてしまうが、
    この方式をしっかり組み上げて再稼働まで自動化をすれば一切調節が不要
    燃料棒の供給・再処理も自動化ができていれば、後は出力不足になるまでほぼノータッチで済む。
    • ソーラーパネルなどによる消費電力の変化を計算する必要もなく、
      それこそ工場が停止した時や、工場を建て替える最中でも、気にする必要がほぼ無くなる
    • またこの方式なら工場が大きくなる前の早期からでも高効率の原子炉の利用ができる。
      小規模でも原子炉4基1セットで3倍効率とそれなりの出力を得られるため
      "中盤・中型の原子力発電"として使うくらいはできるだろう。
    • …とはいえ、そもそもKovarex濃縮プロセスができるほどウラン確保ができているなら切り詰めて燃料棒に励む必要性が無く、かといってKovarex前にウラン235を消費するのもあまり望ましくないなど、使い所に困る。
 
  • この発電方式における原則的な注意として
    "蒸気の消費量が多すぎると不具合が出る"ため、蒸気タービンの数は抑えた方が安全

原子炉4基プランのメモ

原子炉4基プランのメモ(施設の数を切り詰める場合・補助電源がないと不安)
原子炉4基で480MWの出力だが、200秒の内に施設内の蓄熱分まで溜まらなければよく、施設内の蓄熱分が原子炉4基20GJ+施設仮定50個約20GJの40GJと仮定した場合、/200秒の毎秒200MWの貯蓄を防げれば良く、熱交換器の必要数は合計で480-200/10の28基となる。そして280MW*200秒=56GJ分以上の蒸気を貯蔵するために貯蔵タンクは最低23基+余裕をもってさらに用意する。余裕分の貯蔵量まで減ってきたのを基準として原子炉の再稼働命令を出す。
熱交換器28基なら汲み上げポンプは2.4基分となる。蒸気タービンの数は"熱交換器の出力を下回る(280/5.82)分48基が上限"、それより多少少ない方が安全。


wiki_genpatsu_filter.jpg
原子炉へ燃料を1個だけ投入する為の回路ネットワーク案としては、チェスト→フィルターインサータで用意しフィルターインサータのスタックサイズは1に設定。回路設定は「フィルターを設定」とし、稼働が必要な一瞬だけ「燃料棒=1」の信号を流してやれば、無駄なく1個ずつ投下してくれる。
この条件でほぼ余すことなく4本1セット96GJの熱量を引き出し利用することができる。
96GJもあれば、100MWの電力消費があっても1セットで16分、ウラン-235の1個分燃料棒10本で2.5セット・約32分+α維持することができ、その間にウラン-235が1個でも確保できれば稼働時間もさらに延長できるし、採掘を急げば原子炉を稼働させながらKovarex濃縮に必要なウランの確保までしやすい。
しかも原子力でありながらほぼ完全に「消費電力量に合わせて燃料の消費量も調整する」と言う方式のため、他の発電方法との併用にプレイヤーによる調整がほぼ不要。


注意点としては

  • 上画像の配置例、物流ロボットで各燃料用チェストへ分配する場合は物流システム(最上位研究の一つ)が必要。それまでは手作業で各燃料用チェストへ燃料棒を分配するか、もし自動システムを組むなら全ての燃料用チェストへ均等に燃料棒が行きわたらせる工夫が必須
    • 搬送ベルトで各チェストへ分配する場合の回路ネットワーク例

      格納

      (燃料棒の分配を手作業で行うなら別に必要ない)

      ベルト
      出チェストに使用済み燃料がある
      入チェスト
      投入信号で投入
      原子炉

      入チェストに燃料棒がある
      出チェスト
      常時
      ※スタックサイズは全て1に ※ベルトは循環型とする
      稼働開始時に入チェストへ1つずつ燃料棒を入れる
      これにより各原子炉へ1個ずつ確実に分配できる

      ※こうした制限をかけておかないと"投入信号"が入り続けている場合に稼働中の原子炉に燃料棒を入れてしまう

       

      もう一つの案としてはチェスト&インサータでのアイテム循環型の回路(下図)

      アイテム循環型・段階条件の回路
      1.投入待ち・投入状況の関知で次 →
      → 2.投入信号を発信してすぐ次

      4.すぐ投入待ちへ戻る ←

      ← 3."使用済み燃料棒の排出"を感知して次
      回路を用意した後、読み込ませるアイテムを1個投入する(条件回路は投入アイテムを判定)
      ※各信号は"条件回路+回路フィルター設定のフィルターインサータ"で処理
      ※2は必要個数の燃料棒を供給のラインにも供給。ベルト状の燃料棒の数を必要分だけに

      原子炉側の設定

      原子炉側のインサータの処理(スタックサイズは各1個に)
      (ベルト)→
      フィルターインサータ(燃料棒)
      条件:入れるチェストに燃料棒が無い
      入れるチェスト→(原子炉)
      フィルターインサータ
      回路フィルター:投入信号に従って投入
      (ベルト)←使用済み燃料棒は原子炉からの取り出しはそのまま搬送ベルトへ(※条件回路へ信号送信)
      ※搬送ベルト上からはフィルターインサータで使用済み燃料を引き上げ

      (なお段階条件の回路自体はロボステ方式でも使用可能
       ロボの場合"入れるチェスト"の中身が2個以上の時に1個ずつ使用済み排出用のチェストへ移し替える)

  • また蒸気量を監視する方式では蒸気の消費が早すぎると再稼働をかけるタイミングが短くなってしまい、原子炉の熱が残ったまま再稼働になって原子炉が1000℃近くになり熱量を無駄にしてしまう可能性が出てくる。
    • 貯蓄の計算がギリギリかつ蒸気が全くストックされない速さで消費されると「原子炉が蓄熱する予定だった分」が無駄になる。厳密な計算はかなり面倒だが、つまるところ『蒸気出力以上~同等に消費する量のタービンを置いているとマズい』という話
      このためにタービンの数は上限よりも多少少ない方が安全。
  • ついでに"再稼働して原子力発電が100%稼働になるまでには遅れがある"ため、蒸気の予備量に対して消費速度が早すぎると発電量の不足起こすことになることがある。回避するには"熱交換器に対してタービンの数を減らす(or熱交換器を増やす)ことで確実に蒸気を貯蔵させる"、さらに"タービンの消費速度を考えて貯蔵タンクを増やし、立ち上げまで保たせる"といった対策をとる必要がある

    計算

    (燃料の再投入できる段階での貯蔵タンクの残り量/最大消費量)≒再稼働途中で最大発電可能な時間。
    例:最大消費速度がタービン48基で279.36MW・貯蔵タンクの残り蒸気が4個分9.7GJあるなら猶予は約34.722...秒(+α)。
    再起動にかかる時間はヒートパイプの長さ・熱交換器の配置などによって左右されるため計算は難しいが、かなり長めに見積もっておく方が安全。

    • こうした関係上「最大出力を上げたい場合は熱交換器から増やす」ように
       
  • 燃料棒生産1回10本、4本1セットで使う場合、1回分では2本余りが出てしまう。もし稼働させるなら予め20本は用意して稼働を開始させたい。
    電力消費が少なければそれほど頻繁にメンテナンスが必要ではないので、できればスピーカーなどで起動状態を確認できるようにしつつ、燃料棒の生産はプレイヤーが操作して(生産力モジュールを4枚刺した組立機3で作って)必要最低限に抑えるようにしたい
  • このプランの比率はあくまでも原子炉4基編成に合わせたもの。より大型の高効率原子力発電を建設したい場合その出力・規模に合わせた熱交換器~貯蔵タンク他諸々の数を調整する必要がある。
     
  • なおヒートパイプ・熱交換器の効率的な配置は原子炉から直線にヒートパイプを伸ばしてその左右に熱交換器を設置する形。
    ちなみに上記プランの最初に他施設を仮定50個としたが、実際に原子炉4基へ熱交換器28基を繋げるには最低でもヒートパイプ・熱交換器は60個(※四隅から風車のように伸ばす形)、実践的に使いやすく並べるにはもっと多く必要となる。

回路の改良案

上記の一定時間ごとに蒸気量をチェックする方式では、規模や消費電力に合わせて回路の数値を調節しないと、
再チェックまでに蒸気が尽きたり、蒸気の回復が遅れて燃料棒が過剰投入されたり等の問題が起きる。

下の例は、燃料棒を投入してから200秒待機し、再び蒸気量が基準を下回った瞬間に投入する方式。

nuclear_circuit2.jpg

①の蒸気量の設定について、
電力消費が大きい時の燃料棒再投入時は、熱が再度行き渡るまでかなり蒸気を消費する。
それを賄える分を確保すること。
あとは電力消費が小さい時に熱が溢れないくらいにタンク容量を増やす。

⑧の定数回路を一瞬ONにすることで、
タイマーや蒸気の状態に関わらず、手動で強制的に燃料棒を投入できる。

回路の仕組み

①の「蒸気が不足」、⑥の「タイマーが動作していない」の条件を両方満たした瞬間に、
②のAND回路から、インサータとタイマーに信号(燃料棒=1)を出力する。

③は燃料棒=1を受け取ると、⑦から④にタイマー初期値(B=-11990)を送信。
この値で200秒(12000tick)を設定しているが、条件回路の遅延を考慮して少し小さめ。

④で入力と出力を繋げることでB信号を保持。
負数の間は⑤でB=1を作り、0になるまで加算し続ける。
なお②から④への赤ケーブルは、「タイマー作動中に信号を再度入力された際、初期値から数え直す」という機能。
この回路ネットワークでの場合は、⑧からの強制手動搬入くらいでしか使わない。

④でタイマーが作動中(B < 0)の間は、⑥からの出力が止まる。

大型原子力発電所プランのメモ

大型原子力発電所プランのメモ
エネルギーの貯蓄容量が少ないと再起動時などの問題を孕むため、本格的な大型発電所で高効率化をする場合は「貯蓄容量を増やす」ことで再起動中の低出力を補うのが理想的。

 

基本の部分は4基プランと同じ考え方でいいが"各設備の数をケチらない"ことで安定稼働を目指す。

  1. 熱交換器の数は原子炉出力と同等~それ以上に≒原子炉の蓄熱は最小限に
  2. 貯蔵タンクの数は最低でも2セット分。1セット分の空きを感知して再稼働させる
  • つまり10基編成では1440MWに合わせた熱交換器144基+α、
    10本1セットの総出力288GJを2セット貯蔵可能な237個+α、
    蒸気タービンは通常と同様に少し抑えて200基(1164MW)前後

最大数での設計は施設の数が多くなる分立ち上げに必要な熱量が増えるためその点では効率がやや低下するが、完全自動化をしていれば設置後の調節の手間がほぼ一切無くなるので「以後の作業効率が最大」になる。

戦闘用装備品

アイコン名称レシピ生成数設備備考Time
uranium-rounds-magazine.png劣化ウラン弾薬
(Uranium rounds magazine)
piercing-bullet-magazine.png*1, uranium-238.png*11assembling-machine-1.pngassembling-machine-2.pngassembling-machine-3.png装備品10
uranium-cannon-shell.png劣化ウラン砲弾
(Uranium cannon shell)
cannon-shell.png*1, uranium-238.png*11assembling-machine-1.pngassembling-machine-2.pngassembling-machine-3.png装備品(戦車用)12
explosive-uranium-cannon-shell.png炸裂ウラン砲弾
(Explosive uranium cannon shell)
explosive-cannon-shell.png*1, uranium-238.png*11assembling-machine-1.pngassembling-machine-2.pngassembling-machine-3.png装備品(戦車用)12
atomic-bomb.png原子爆弾
(Atomic bomb)
rocket-control-unit.png*10, explosives.png*10, uranium-235.png*301assembling-machine-2.pngassembling-machine-3.png装備品
(ロケットランチャー用)
50

ウラン鉱石の処理で大量に排出されるuranium-238.pngウラン-238を使うことで
既存の弾薬・砲弾の強化を行うのが「劣化ウラン弾」系統。要「劣化ウラン弾」研究。

  • 加工により貫通弾薬(威力8)→劣化ウラン弾薬(威力24)で3倍の威力
    砲弾(威力約2倍)・炸裂砲弾(物理威力約2倍)も大幅に強化される。
    特に劣化ウラン弾薬はガンタレットによって桁違いの破壊力・殲滅力を発揮する。

ウラン-238はKovarex濃縮プロセスをフル回転させない限り有り余るため、余剰分の消費先としても優秀。
ただしKovarexをフル回転させるとウラン-238もそちらでそれなりに必要となるため、弾薬へ使いすぎないよう注意。

原子爆弾は最終兵器である。

  • 研究コストがロケットサイロ研究の約5倍。
    原子爆弾そのものも一発につきウラン-235を30個も消費してロケット制御ユニットまで使い捨てるコストの高さ。
  • しかし威力は絶大で、バイターの巣の群生地中央へ打ち込めば一瞬で巣を壊滅状態にする。
    これを量産できるようになった暁には邪魔なバイターの巣を文字通り消していくことができる。
  • ただし余りに強大な破壊力のため使い方を誤るとプレイヤーも死ぬ
    もし、うっかり工場内で誤射してしまうと悲惨なことになる
    ご利用は計画的に、マルチプレイなどではそもそも生産しない方が安全。工場壊滅はシャレにならない。
  • ちなみに通常のロケット弾と違い、敵へめがけて撃つのではなく指定した地点へ飛んでいく他、射程が1.5倍・連射速度が1/10になっている。
    敵が気づかないくらい遠い距離から発射して、すぐ移動すればバイターが誰もいない所へ反撃に集まってくるので、さらにそこへもう一発撃ちこめばほぼ原子爆弾のみでも楽に巣の制圧ができる。

核燃料

アイコン名称レシピ生成数設備備考Time
nuclear-fuel.png核燃料
(Nuclear fuel)
rocket-fuel.png*1, uranium-235.png*11centrifuge.png60

ロケット燃料とウラン-235を遠心分離機で生産することにより
通常の燃料として使うことのできる「核燃料」が生産できる。
※原子炉用ではなく、「核燃料」を原子炉へ使うことはできない。
 原子炉の「燃料棒」とは違い、消費しきっても使用済みの核のゴミが発生することも無い。
 他の燃料と全く同じ性質である。そもそもウランと可燃物と合わせてできる超不思議燃料だ。

ロケット燃料(1個100MJ)をウラン-235と合わせることで"1210MJ"と約12.1倍もの熱量に増幅させる。
しかもロケット燃料(加速+80%)よりもさらに車両加速力ボーナスが高い(加速+150%)。最高速度ボーナスはロケット燃料と同等のボーナス値(+15%)だが、加速力が高い分戦車などでの運用に高い効果を実感できるだろう。
貴重な資源であるウランを消費するため安易に大量生産して使うものではないが、それだけの効果が期待できる。

ちなみに現状では1スタック当たりの熱量も最大となっている。→燃料


*1 ドラム缶は1個50でウラン採掘50回分、タンク一杯25kでウラン採掘25k回分
*2 https://www.factorio.com/team
*3 上下左右の隣接ボーナス+400%について。原子炉自体が熱伝統の媒体のため熱自体は得ることができる。しかし、上下左右が塞がれている中央の原子炉は燃料棒/使用済み燃料棒の出し入れをインサータで自動化できないなどの問題がある
*4 ※消費途中に原子炉を撤去してしまうと、残っていた熱量は消失。使用済み燃料棒も獲得できない
*5 原子炉4基・他200基の場合およそ100GJ分の蓄熱容量を持つことができる。十分に蓄熱した状態ならば原子炉が停止しても最大でおよそ100GJ分の発電を続けることができるし、原子炉4の最大出力が480MWでも、それより多く600MW分の熱交換器~蒸気タービンが擁してあれば、蓄熱量が尽きるまで一時的にではあるが最大600MW分の発電を行うことができる。
*6 25000*(500-15)*0.2kJ