搬送
ベルトコンベア上のアイテム位置制御
2列利用して運搬する
ベルトコンベアは1マスで2レーン分のアイテムを運べる。
1種類のアイテムを2レーンに並べたり、2種類のアイテムを別々のレーンで運搬することができる。
ただし1列のアイテムを途中で2列に分裂させても、1列の部分が詰まるので運搬効率は上がらないので注意。 1列の部分をより高速なベルトコンベアにするなどして対応しよう。
アイテムが置かれる位置を左右逆にする
以下のようにすることで逆にできます。
直線状のベルトコンベアに横から差し込むか逆向きのベルトコンベアと合流することで位置を変更します。
形で覚えるのもありですが原理を知っておくと応用が効きます。
2列x1を1列x2に分離する
地下ベルトに横から接続することで片方を遮断できます。
左右レーンに違うアイテムが流れているなら分配器のフィルター設定を利用することでも分離できます。
列を維持したまま環状ラインへの合流と分岐
インサータで投げるのも有りですが、分配器と地下ベルトでも可能です。
各コンベアベルトのコスト比較
工場の入り口ではベルトがアイテムでみっちり埋まっていたのに、工場の途中でベルトからアイテムが消えていて、その先の工場が動いてなかったこと、ありませんか?
工場の稼働率を上げるためには、アイテム流量を増やさなくてはなりません。ベルトを使った増やし方としては、
①ベルトの本数を増やす
②ベルトを上位のものに変える
の2つがあります。
基本的には下位のベルトを複数本使う方が、上位のベルトに変えるよりも資源と製作時間を節約できます。
一方、上位のベルトの方が省スペースでアイテムの偏りを気にする必要性も無くなります。
例えば、90個/秒でアイテムを輸送したい時、搬送ベルトなら6本、高速搬送ベルトなら3本、超高速搬送ベルトなら2本で済みます。しかし下記の表の通り、ベルトが上位になる程必要資源量は多くなります。
何を重視するかで決めると良いでしょう。
90個/秒で120タイル輸送するのに必要な製造コスト
アイコン | 名称 | 原料 | 作成時間 (分) | 設置数 | |
鉄板 | 潤滑油 | ||||
搬送ベルト | 1080 | 0 | 6 | 720 | |
高速搬送ベルト | 4140 | 0 | 21 | 360 | |
超高速搬送ベルト | 7560 | 4800 | 36 | 240 | |
地下搬送ベルト | 2100 | 0 | 7 | 240 | |
高速地下搬送ベルト | 4388 | 0 | 19 | 90 | |
超高速地下搬送ベルト | 6180 | 960 | 27 | 48 |
面白いことに、同じ距離を運ぶのであれば、超高速搬送ベルトを並べるより超高速地下搬送ベルトを点々と置く方がコストが安いことがわかります。ロボだとちょっと遠いけど鉄道だと近すぎる、みたいな距離の輸送時に役立つかもしれません。
インサータがアイテムを置く位置
遠いレーンが大原則
インサータは原則として遠い方のレーンにアイテムを置きます。
基本中の基本ルールですが、1つのベルトに2つのアイテムを流している場合は注意が必要です。
同じ方向ならベルトの右側
インサータとベルトが同じ方向の場合、ベルトの進行方向の右側レーンにアイテムを置きます。
あえて左側レーンに置きたい時は何らかの工夫が必要です。
カーブでは内輪・外輪のうちの遠い側へ置く
インサータがアイテムを置くマスがベルトの湾曲部の場合、
内輪と外輪のうち遠い側に置かれます。
左側に配置したい時の(おそらく)最も簡単な手段。
これはインサータの基本の性質である遠い方へ置くと同じ振る舞いであり、
それがそのまま湾曲したベルト(の内輪と外輪)へ適用されます。
検証済み:ロングアームインサータを用いて
湾曲したベルトへ四方それぞれの向きから荷降ろしすると確認できます。
図:湾曲部での挙動 通常インサータ
図:湾曲部での挙動 ロングアームインサータ
補足
珍しい配置だと思いますが、インサータとベルトが逆方向の場合もベルトの進行方向の右側レーンに置かれます。
つまりインサータから見て左側になります。
インサータ側へ向いている地下ベルト入り口も同様です。
そのため、地下ベルト入り口と出口に向かって内側からフード越しに置いても片側レーンにしか置かれません。
応用例として、下図のような配置で1つのチェストから2種類のアイテムを2列に分けて送り出すことができます。
その他の搬送
ベルトコンベアが溢れたときだけ箱詰めする
下流工程で詰まると上流の生産が止まりますが、
その途中で箱詰めしておく(バッファ、一時保管所を作る)ことで生産を続けることができます。
プレイヤーがその素材を必要としたときに箱から取り出すことができます。
また、下流の資材消費が増えた場合に箱から取り出して対応してくれます。
注意点として、箱から流す資材(バッファ)より上流から流れてくる資材(メインバス)を優先して流したいなら工夫が必要です。
図1-A.南北でインサータと箱で箱詰め
図1-B.中央1つで箱詰めし2つのインサータで均等にメインバスへ
図2-A.箱から流すよりも上流から流れてくる資材を優先
図2-B.ベルトの流れの上に組み込まれたインライン・バッファ
補足:上流工程をどうしても止めたくない、作り置きを好む性格のプレイヤーや
ゲーム序盤の工場で役立ちます。
燃料式インサータの特殊挙動
燃料式インサータは、その運転に燃料の補充が必要になる。
基本的には手動補充になるが、掴み取るアイテムが燃料の場合は自動的に自身に補給する。
つまり、燃料式インサータも搬入させるアイテムによっては自動化可能である。
特にボイラーへの燃料搬入では、一部または全部を燃料式インサータを使用すると以下の通り安定性が増す。
レーザータレットの大量起動などによって数秒~数十秒間インサータに電力供給がなされないと、場合によっては燃料の投入が間に合わず完全に停電してしまうことがある。
一部を燃料式インサータにすることでこの現象を未然に防ぐことができる。
もちろん、慢性的な電力不足や燃料供給不足から来る停電の場合には意味が無い。
ただし、早いベルトコンベアを用いつつ燃料の供給量が少ない場合、向かい合う複数台のインサーターが燃料の奪い合いをした結果動作だけして燃料を掴めないといった事が発生するため、燃料式インサーター本体の燃料が尽き動作不良を引き起こすケースがある。特に複数の種類の燃料が混在しているベルトの場合、燃料式インサーターが使用中の燃料が流れてないと投入済みの燃料スタックが尽きてから新たな燃料を確保しようと動作し始めるため、数回補給に失敗すると燃料切れがおきる。
増設を重ね石炭供給が追いつかなくなってきて、ベルト高速化や固形燃料を合流させてその場しのぎをしている際、インサーターのスタックボーナスなどで1回で複数個のアイテムを掴めるようになった後などに発生しがち。
インサーター本体の燃料が完全に切れた場合は自動復旧できないため、工場長の手作業による復旧の必要がある。
3種類のアイテムを扱う
鉱石の製錬は「燃料の搬入」「鉱石の搬入」「精製物の搬出」で3種類のアイテムの搬出・搬入が必要です。
3本のインサータでそれらを行う場合、ロングアームインサータ(赤色インサータ)を利用することでより多くの搬出・搬入路を作ることができます(電柱を置くスペースに注意)。
貨物車両を搬送のバッファとして使う
貨物車両は6マスの大きさを持つが、どこから入れたアイテムをどこから取り出す場合でもタイムラグは生じない。これを利用するとアイテムを一瞬で6マス分移動でき、超高速搬送ベルトよりも高速にアイテムを移動させることができる。
ただインサータは電力を食うし、このゲームでは移動速度(距離/秒)よりも帯域の太さ(個数/秒)のほうが重要なのであまり意味はないが……。
ただし貨物車両を1つの巨大なチェストだと考えると、別の利点が見えてくる。
通常のチェストには最大で4入出力分のインサーターしか設置できないが、貨物車両は側面で6x2セル、前後方向に2x2セルの合計16セル(ロングアームインサーターを用いれば更に増やせる)にインサーターが設置できる。
そのため、短距離であればインサーターの設置面積を活かしてアイテムの移動速度を上げることができる施設であると見なせる。
例えば複数アイテムが混在したベルト(寿司ベルト)から5種以上のアイテムをの仕分けを考える。ベルトの分岐機のフィルターは1種類ずつしか分岐できないため多段に複数設置する必要がでてくるが、インサーターのフィルターは複数種類が設定できるため、電力を犠牲に必要なアイテムを1箇所に取り出せる。その際仕分け後の出力先がベルトの場合は2セル幅をフル活用しても4種までしか保持できないが、貨物車両であれば2セル幅でインベントリスロット分の異なるアイテムを保持できる。出力時も1方向から3種以上の素材を取り出せるため回転速度の遅いロングアームインサーターを必要とせず、バルクインサーターによる取り出しができる。つまりアイテム移動の高速化が図れると考えることもできる。
また、複数の入出力を作成できるため、アイテムの搬送中の分岐用のバランサーや合流機、スタックインサーターでスタックし直す際のバッファのような使い方もでき、おまけでアイテムフィルターで保持するスタック数の調整も可能と、活用できるシーンは以外と作れる。
これらの利点を活用し、複数の工程で同じ素材が必要になる場合に前工程の制作物を車両に戻し次工程に渡すことで、ベルトを使わない搬送手段として使う方法もある。
参照: コンパクトな小規模生産ラインを作る
ロケットサイロや降着パッド、宇宙プラットフォームハブなども、似たような使い方ができる。
ただしサイロは複数設置できる代わりにコストが重すぎかつロケット積載の重量制限があり、降着パッドは惑星に1つのみかつ手動は可能だがインサーターによる入力ができない、と実用性は……
宇宙プラットフォームも同様に、プラットフォーム上で1つのみという制約があるため、連続設置の運搬目的には使えないが、プラットフォーム上はスペースが限られるため、ひとつの巨大なチェストとして施設間のアイテム移動速度の向上やベルトを用いない省スペース化を図るといった理由で利用価値は高い。またこちらは、カーゴを追加することで、インサーターが接触できる場所を潰してしまう代わりに容量増加もできる。
発電・生産
採掘速度
採掘機は、自身の作業範囲内にいる鉱脈セルを一つ選んで採掘する。数回掘るたびにランダムで対象セルを変更する。したがって、採掘機の採掘速度はエリア内にある鉱脈のセル数に依存しない (1セルでも鉱脈があれば常に最大速度で作業できる)。もちろん、鉱脈が少ない方が早く枯渇する。
燃料式採掘機での石炭掘りの半自動化
互いの搬出入が「輪」になるよう配置することでインサータなしの自動化が可能
保存は掘削機1台につき50個(1スタック)まで。台数を増やせば増やした数だけ確保しておける上限数が増えるため、4~8台くらいを作って置くと序盤の石炭確保が楽になる。
複数台並べる場合に2台ずつのペアではなく全てを繋いだ「輪」(環状)にしておくと、任意の1台に燃料を投入するだけで時間を置けば全台が稼働する状態となる。
ただし早くフル稼働させたい場合はそれぞれに燃料を入れておく方が早い。
石炭を回収する時は、ウィンドウを開かずCtrl+左クリックで回収するのが楽。
取りに行くのが面倒くさい場合、燃料式インサータを下記の配置にすると余った分がコンベアに流れるようにできる。
何れも電力不要なので配線不要かつ停電時でも動き続けるという利点があり、最序盤の石炭集めや蒸気発電の燃料供給ラインに活躍する。(とはいえ燃料式掘削機なので、掘削範囲は狭く掘削速度も遅く序盤以外での出番は…)
枯れた油田を掘る
ポンプジャックには生産速度モジュールを挿すことができる。ビーコンも有効だ。
生産量が2/sであろうと5倍速で掘れば10/sと同等となる。
2/s未満にはならないので、枯渇なんて気にせず全力で掘ってしまっても問題ない。
もちろん、汚染と消費電力が相応に増えるので、十分な防衛と発電を忘れずに。
覚えておくと便利な設備数の比率
組立機
- 銅線3台:電子基板2台
- 歯車1台:赤パック10台
- 銅線5台:電子基板2台:発展基板12台
- サイエンスパック赤:緑:青 = 1台:1台:2台または5台:6台:12台
その他
- 黄色ベルト (片レーン) 1本:石の炉24台
- 黄色ベルト (片レーン) 1本:鋼鉄の炉12台
- ソーラーパネル5枚:蓄電池4台 (ソーラー単独発電、電力需要変動に対するバッファーは除く)
- ボイラー1台:蒸気機関2台 → 1.8 MW
銅線・鉄筋を生産する組立機の設置場所の選び方
銅線と鉄筋は他のアイテムと異なり、作成に消費するアイテム量よりも生産するアイテム量の方が多くなります。
無計画にこれらを生産する組立機を設置したために、後工程への大量輸送に苦労することは避けたいところです。
したがって、基本的には後工程に近い場所で銅線や鉄筋の組み立てを行うと良いでしょう。
コンパクトな小規模生産ラインを作る
通常のチェストが外部とアイテムの受け渡しをするときに使えるインサータは最大でも4つ。一方、自動車や貨物車は5つ以上のインサータを置くことができる。また、フィルターをかけて中に入れるアイテムの個数を制限することもできる。
これらの性質を利用すると、コンパクトなラインを設計することができる。
下は11種類のアイテムを1つの貨物車でやりとりしている例。素材の入力がロングアームインサータ1本だけなので製作速度は遅い。
ソーラーパネルと蓄電池が足りているか簡単に判別する
工場拡張のたびに、理屈どおりに必要枚数を計算するのは骨が折れるため、すべての理屈は抜きにして「現在の工場にとって、ソーラーパネルと蓄電池は足りているか?」を一目で簡単に判別できれば、効果的である。
この方法を使う前提として、ソーラーパネルと蓄電池の設置数の割合が約5:4から大きく外れていない事を確認する。
上図は、電柱をクリックして出てくるリソースモニタである。この例は、「十分にソーラーパネルと蓄電池が足りている」ことを示す、典型的なグラフの形である。次はその根拠の図。
ソーラーと蓄電池のみによる発電(電力供給)は、1日の流れの中で、次のような動作を繰り返す。
1)昼間…A)ソーラーパネルは、蓄電池が充電完了するまで、工場と蓄電池に電力を供給し続ける。
B)蓄電池が満充電完了。引き続きソーラパネルが工場に電力を供給し続ける。
2)夕方…ソーラー発電はフェードアウトしていき、蓄電池の発電(放電)が始まる。
3)夜間…蓄電池が工場に必要な電力を供給し続ける。
4)朝方…ソーラー発電が徐々に増加。蓄電池の発電がフェードアウト。
ソーラー発電が工場の必要電力量を上回った瞬間から、蓄電池の充電を再開。
1)のA)に戻る。
この一連の流れを理解していなくても、グラフで注意すれば良い箇所は、実は「1のA状態→B状態の変化の瞬間があるか?ないか?」だけである。
上図のグラフのように、瞬間的にソーラーパネル発電量が落ちるギャップがある形をしている場合、設置したソーラーパネルと蓄電池が、工場にとって必要な電力量を十分に供給できている目安となる。
一方、配置数がギリギリである、あるいは足りていない場合、下図のように、A→Bで起こるはずのギャップを目視することができないだろう。
レシピの原料を手っ取り早く要求チェストに登録する
組立機などの生産設備をピペット選択して要求チェストにピペット反映させるとそれに物流要求としてアイテム品種とアイテム数が設定される。
なお、要求数は生産設備の30秒あたりの消費量である。
生産設備の生産速度 (モジュールやビーコンを含む) もきっちり反映される。
宇宙プラットフォームの電力確認
プラットフォームハブのウィンドウを開き、ウィンドウ右上に並んでいる雷(⚡️)アイコンのボタンから確認できます。
また、プラットフォーム上に電柱を立てることでも確認できるようになります。プラットフォーム上では配電線は不要*1で、プラットフォームの床面積も消費してしまいますが、1マスだけ浮いたスペースの活用は難しく、1操作で電力のグラフを開けるようになるメリットもあるため、空きスペースの活用手段の1つとして採用する意味はあります。
防衛・装備
ガンタレットへの弾薬補充の手間削減
タレットには弾倉が100個(攻撃1000回分)入ります。
タレット・弾丸が未強化の状態で小型バイターを攻撃すると4発で倒せるので、タレット1台あたり250体のバイターを倒せることになります。
はじめから100発入れておけばかなりの時間耐えてくれると思いますが、更にメンテナンスの手間を減らしたい場合は以下のような方法があります。
燃料式インサータとガンタレット
ガンタレットに弾薬を補充するとき、必ずインサータが必要である。
このとき、燃料式インサータを用いることが出来れば、電力に頼らない防衛線の構築が可能となる。
早い話、ベルトコンベアに弾薬と燃料を流し、燃料式インサータでガンタレットに補充すればよい。
維持に電力を使い研究コストも製造コストもかかるレーザータレットの大量配置は、早期には難しい。
しかし、燃料式インサータとガンタレットであれば、早期設置可能の上、維持費は弾薬だけとなる。
頻繁な襲撃対策としては弾薬の消費が痛いが、防衛線を早期構築できるメリットは美味しい。
チェストから補給する
ベルトの上に弾薬を並べると余分な在庫が必要になります。
それが嫌な場合、タレットの近くにチェストを置いてそこから補給しましょう。
タレットからタレットへバケツリレーも可能です。
バケツリレーの他にも、貨物車両を使うと多重設置のときに補給の手間が省けます。
手動で素早く装填する
自動化するほどではないが緊急で複数台のガンタレに弾を装填したい場合に使える手動操作です。
(以下の操作自体はガンタレに限らず他の施設への資材投入などにも使える操作です。)
手に持つ弾数の調整
インベントリから弾を掴む際に右クリックで掴むと半分の数を掴めます。
再度右クリックすることで1発ずつ数を減らす事もでき、ガンタレットの弾薬スロットでその操作を行えば1個ずつ弾を設定することができます。
まとめて装填・取り出し
弾を掴んだままガンタレットをCtrl+左クリックで掴んでいる数を投入できます。
Ctlr+右クリックすると今掴んでいる数の半分を投入できます。ただし投入後に手持ちの数が変わった場合は次の投入量も変化します。
何も持ってない状態のカーソルでガンタレットをCtrl+左クリックをすると、全ての弾を取り出せます。
Ctrl+右クリックだと中から半分だけ取り出せます。
いずれもウィンドウを開かずに行える操作なので、弾を潤沢に用意して素早く全台に装填したり、半分ずつの取り出しで大雑把な装填量の調整などが行えきます。
弾薬を1つずつ装填
弾を持ちマウスカーソルをガンタレットに合わせ、Zキー(アイテムのドロップ)を押すことで1発ずつ弾の装填ができ、連打すれば押した数だけ装填できます。 押しっぱなしでも連打と同様の速度で装填ができます。
複数台のガンタレットを直線で横付けして1列に並べ、弾を掴んだ状態でZキーを押しっぱなしのままマウスカーソルでタレットをなぞっていくと、それぞれに1発ずつ弾を装填でき、そのまま何度かカーソル往復させることで数個ずつの装填といった事もできます。
カーソルを往復させて弾込めした場合は折り返した端のみ弾数が減るため、端だけ先に弾切れを起こすのを防ぎたい場合も、直接Zキーを連打で追加してあげるとよいでしょう。
アイテムドロップ操作なので、マウスカーソルがタレットがない地面に出てしまうと地面に弾をドロップします。
これらの操作を覚えておくと、弾とガンタレットだけ持ってバイター拠点やデモリッシャーの縄張りへ乗り込み、目前にガンタレを並べ即座に弾込めを行い、真正面から敵を破壊するといった事がやりやすくなります。
強化外骨格モジュールの重ねがけ
パワーアーマー系を装着しプレイヤーの移動速度をアップさせる強化外骨格モジュールは複数付けることで効果が重複する。
これにより、乗り物などを使わずとも通常時の移動を快適化できる。
パワーアーマーMk2に強化外骨格6個と核融合炉2個を付けると、Space Age 無しでの歩行の最高速度を持続的に発揮できる。
その速度は列車の最高速度にはわずかに及ばないが、コンクリート舗装+高速ベルトコンベアを組み合わせることで列車と併走することも可能となる。
ただし、あまり速くしすぎると細かい位置調整が難しくなる。
エネルギーシールドモジュール
エネルギーシールドモジュールは待機電力が0なので、十分な充電時間が取れるなら少ない発電量で問題なく動作する。
その他
不用品の廃棄
廃棄したいアイテムによって利用できる方法が変わるので、それぞれ解説する。
燃料の廃棄
ロボットによる伐採で大量に入手した原木など、燃料として使用できるアイテムを捨てたい場合、火力発電などの燃料を必要とするラインに投入すると良い。燃料を使用する設備が無い場合、以下の2つの方法がある。
- 環状の燃料式インサーター
- 環状に設置した燃料式インサーターに食べさせると汚染なしで燃料を消費できる。
- 機関車
- 何も積まずに自動運転で走り回る機関車を用意し、この燃料として消費させる。
汚染が無く、燃料式インサーターより処理能力が高いが、土地効率が悪い。 - 給熱塔 (要 Space Age)
- グレバでアンロックされる給熱塔も燃料を消費する。
アンロック時期が遅く汚染も出るが、燃料式インサーター数百本に相当する処理速度を持つ。
建設計画・解体プランナーの廃棄
空でない建設計画と全ての解体プランナーは、右クリックで編集ウィンドウを開いてゴミ箱ボタンで消去できる。
空の建設計画は Shift + 右クリックで削除できる。
数が多い場合、ブループリントブックにまとめてからブックごと消去すると楽に削除できる。
任意のアイテムの手動削除
Zキーでその場にアイテムを捨てられる。
特に生魚は、水面に落とすと自然に放流できる。
ただし、生魚の放流以外は地面に残るので、近くで施設を建設した時などに意図せず拾ってしまうこともある。
これを避けて完全に削除したい場合、チェストに詰めてCボタンで銃撃・破壊しても中身を消滅させられる。
任意のアイテムの自動削除
以下の方法があるが、気楽には採用できない方法も多い。
- ロケットでの投棄 (Space Age なし)
- ロケットの荷台に載せると、宇宙に投棄できる。
もちろん、コストは凄まじい。 - 宇宙プラットフォームでの投棄 (要 Space Age)
- 宇宙プラットフォームでは、インサーターで宇宙空間にアイテムを投棄できる (参考画像)。
地上ならロケットの荷台に載せて宇宙プラットフォームに移送した後に投棄できるが、コストは高い。 - 溶岩への投棄 (要 Space Age)
- ヴルカヌス限定だが、インサーターで溶岩にアイテムを投入することでアイテムを破壊できる。
- リサイクラーによる破壊 (要 Space Age。実際に必要なのはその中のQualtiy MOD)
- 任意のアイテムを実用的な速度とコストで自動廃棄できる。
具体的な手順はリサイクラーの性質を参照。
便利な操作やショートカット
クイックバー
画面下の任意のアイテムやブループリントを設定できる横10マスのバーで、全部で10本のクイックバーが使えます。
マウスクリックもしくは1~0の数字キー(テンキーではない)で設定したアイテム等を選択できます。
Shift+1~0で1~10(0) のクイックバーに直接切り替えができ、X キーでアクティブなクイックバーを順番に切り替えできます。
常に表示されるアクティブなクイックバーの数は1~4の範囲で変更できます。変更は「設定 > インターフェイス設定 > その他」から行います。
次のバー・前のバーに切り替えるショートカットを追加で設定することもできます。
ショートカットバー
クイックバーの左右にあるのがショートカットバーです。装備を表示しているショートカットバー(左下)と操作をマウスクリックで行えるショートカットバー(右下)があります。
- クイックバー左にあるショートカットバーは、キャラクターをクリックでインベントリを、アーマーを右クリックでアーマーの装備スロット(スロットがある場合のみ)を開くことが可能です。武器の下にあるスロットは弾薬スロットで、ここに装備された弾薬を消費して攻撃します。(ただし投射に武器を必要としない手榴弾等はスロットには入らず、直接掴んで使用します。)またCキーで攻撃に使う武器を切り替える事ができます。「設定 > インターフェイス設定 > 視覚化 > クイックバーの横にショートカットバーを表示」のチェックで、画面左下とクイックバー左から表示位置を切り替えできます。
- クイックバー右にあるショートカットバーは、ショートカットキーで行える操作をマウスクリックで行うボタンです。一部のトグル操作を行うものは、有効無効の状態表示も兼ねています。
こちらはカスタマイズが可能で、右上の小さい ⋮ ボタンを押すことで編集モードが開き、チェックで表示・非表示切り替え、右端をドラッグすることで表示順が変更できます。
表示される行数を1~4の範囲で変更できます。変更は「設定 > インターフェイス設定 > その他」から行います。
ショートカットキー
オプションで一覧を確認・変更できる。操作方法も参考に。
使いやすいようにカスタマイズするのも良いでしょう。
- E
- インベントリを開きます。
各種画面が開いている時に押すとその画面を閉じます。
- T
- テクノロジー画面を開きます。 マルチプレイでなければ、時間が止まります。
- R/Shift+R
- カーソルを合わせているか、選択している施設を時計回りに回転します。
Shift+Rでは反時計回りに回転します。
- H/V
- カーソルを合わせているか、選択している施設を水平または垂直方向へ反転します。
非対称のパイプの入出力がある施設に使用できます。
- Z
- 手持ちのアイテムを1つずつその場に落とします。
マルチプレイで咄嗟に渡す時や、コンベア回収で拾ってしまったアイテムをコンベアに戻すときなどに使えます。※ただしマルチプレイでの受け渡しは箱があれば箱を置いて渡した方がやりやすいです。武装更新時に多数のハンドガンが投棄されるなど。
また、落とすアイテムが弾や燃料、素材などで、落とす先にそのアイテムを投入できる施設がある場合は、落としたアイテムを直接施設へ投入できます。そのため、並べた施設に少量しかないアイテムを数個ずつ投入したい場合の操作量削減に活用ができます。
(e.g. 序盤に並べた炉に少ない石炭を数個ずつ投入する、並べて設置したガンタレに弾を数個ずつ投入する、etc..)
具体的な操作手順は、投入したいアイテムを掴んだ状態で、Zキーを押したままマウスカーソルで施設をなぞるような操作です。落とせる範囲はプレイヤーからの距離なので、ある程度施設に近づく必要があります。
- F
- プレイヤーキャラクター周辺の落ちているアイテムを拾います。 マウスカーソルの位置とは関係なく、プレイヤーの周辺のアイテムが対象です。
ベルトコンベアー上から素材を手持ちに拝借したり、別の素材がコンベアー上に混入してしまった場合の回収、
採掘機やインサーターなどにより、アイテムが地面に直置きされてしまった場合の回収に使えます。
- M
- マップ画面を開きます。
閉じる場合はもう一度Mを押すかESCキーで。
Eキーでは閉じることができません。
- [GRAVEキー](左上・日本語キーボードの半角/全角キー)
- チャット欄・コマンド入力欄を開きます。
コマンドに関してはコンソールコマンドを参照
※コマンドは乱用するとゲームのバランスが崩れます。使用は自己責任で。
- スペース/Shift+スペース/
C - 攻撃します。
- スペース キーではマウスカーソルに最も近い「敵」を攻撃します。攻撃範囲内に「敵」がいなければなにもしません。武器によっては、マウスカーソルがポイントしている場所を撃ちます。
- Shift+スペースでは、マウスカーソルでポイントしている対象物を攻撃します。対象物には「敵」以外も含みます。武器によっては、マウスカーソルがポイントしている場所を撃ちます。こちらの操作は、武器による施設の破壊などに用います。
Cではマウスカーソル上の敵やオブジェクトを狙って攻撃します。岩を破壊したり、火炎放射器で森林を焼き払ったり。
- C
- 武器スロットを切り替えます。
- Q
- アイテムを持っている状態のときは、そのアイテムをインベントリに戻して手にアイテムを持っていない状態にします。
アイテムを持っていない状態のときは、ピペット機能を使用します。
設置・仮設置済みの施設の上でピペットツールを使うとインベントリにその施設があれば手に持ちます。
鉱床や油田の上で使うと掘削機・ポンプジャックを手に持ちます。
レールプランナー起動中やコピーペースト機能中に押すとキャンセルして通常状態に戻ります。
- 1~9~0
- クイックバー上段のアイテムを手に持ちます。1~9が左から1~9番目のアイテム、0で10番目のアイテムを選択します。
既に選択している場合は手放します。
- Shift+1~9~0
- クイックバー上段のセットを切り替えます。指定した番号のセットに切り替わります。
1~0/Shift+1~0と組み合わせることで、100種類までショートカットキーでアイテム選択ができます。
- X
- クイックバーが2列以上ある場合、1列上げて上段と下段を交換します。
- マウス中央ボタン(ホイールクリック)
- クイックバーの設定/解除をします。(設定は空白マスへ左クリックでも可)
またインベントリ(手荷物)など特定スロット*2を中央クリックすると「インベントリフィルター」を設定でき、
インベントリなどでは特定アイテム専用のスペースを予め確保しておくことができます。
(アイテムがあるならそのアイテムを直接フィルター設定、手持ち無しで空白マスならアイテム一覧からフィルター設定)
- Alt
- 詳細表示のオンオフ切り替えを行います。
詳細表示がオンの場合、組立機の製作物設定、チェストの中身、インサータの方向、回路の設定などを表示します。
オンの場合に何を表示するかはオプションで選択可能です。
マップ画面で押すと各種表示(汚染、配電など)のオンオフを切り替えます。
- テンキーの+/-
- 石レンガやコンクリートを敷く際に、1クリックで敷く面積を変更します。
- コピペ系のCTRL+Z、CTRL+X、CTRL+C、CTRL+V
- 施設の"仮設置"(通常SHIFT+左クリック)関連の操作です。建設ロボットが解禁されてから重宝します。
それぞれ他ソフト同様、CTRL+Z(元に戻す),X(切り取り=コピー&削除),C(コピー),V(ペースト)の操作で、
切り取り&コピーは専用の範囲指定モードとなります。
V(ペースト)のときはShift+マウスホイールで履歴を選択できます。
モード解除はアイテムを手放す操作(Q)などで解除です。
アイテムの取り扱い
- 施設へのアイテム投入
- アイテムを手に持った状態で設備をCTRL+左クリック→持っているアイテムの全量を設備に入れる。
アイテムを手に持った状態で設備をCTRL+右クリック→持っているアイテムの半分を設備に入れる。
アイテムを手に持った状態で設備にマウスを合わせてZキー→持っているアイテムの1個を設備に入れる。
- その他のアイテム一括操作
- 手にアイテムを持っていない場合、左クリックでアイテム1スタック、右クリック半スタックを持ち上げる。
手にアイテムを持っている場合、左クリックで全量、右クリックで1個を入れます。
- 手動製作のショートカット
- 製作画面では左クリックで1回、右クリックで5回、SHIFT+左クリックで最大数を一度に製作する。
左下に表示される製作中~製作予定のアイコンをクリックすると、上記の分だけ数を減らす。
施設の建設・撤去
- 施設設定のコピペ
- 設置物のレシピ・回路・その他の全設定をSHIFT+右クリックでコピーし、SHIFT+左クリックでペーストできる。
生産物の設定や回路の設定、列車の設定などもコピーできる。
基本的にコピー元と貼り付け先は同種でなければならないが、例外として以下の貼り付けができる。- 組立機をコピーして要求/バッファーチェストに貼り付けると、その組立機に必要な材料がチェストの要求アイテムに設定される。
- 機関車をコピーして駅に貼り付けると、駅が機関車と同じ色に塗られる。駅をコピーして機関車に貼り付けても同様。
- 建設計画にタイル(石レンガや埋立地など)を含める
- 何かしらの設置物が含まれる場合、建設計画ボタン(Alt + B)から作成する必要があり、範囲選択後にフィルターの「タイル」を有効にする。
タイルのみであれば、コピー(Control + C)から作成できる。
- 建設計画の強制設置
- 既存の設置物と干渉して建設計画を設置できない場合、Shiftを押しながらだと干渉を無視して設置できる。
この場合、ベルトなどの人工物と干渉する場所は既存の設置物が優先され建設計画が適用されない。
木・岩・崖など自然物との干渉は建設計画が優先され、自然物はロボットが撤去してくれる。
また、Ctrl+Shiftを押しながらだと、既存の人工物を撤去してでも建設計画を強制設置する。
この時、可能であれば寸断されるベルトやパイプが地下ベルトや地下パイプに置き換えられる。
- レールプランナーの柔軟な設計
- 上記建設計画と同様、レールプランナー(既設の線路をクリックしてそこから線路を延長する操作)で線路を引く際もShiftを押していると既存の設置物が考慮される。人工物は避けてレールが引かれ、干渉する自然物はロボットの撤去対象になる。
- ワイヤー・電線の撤去
- 赤/緑のワイヤーや電線を1本だけ除去したい場合、同じ場所に同種の線をもう一本重ね引きで撤去できる。
電柱の全ての線を除去したい場合、電柱をShift+クリックで電線を全撤去、電線が無い状態でShift+クリックでワイヤーも全撤去できる。
- 木や岩の撤去
- ロボットを使っていれば、解体プランナーで選ぶことでロボットが瞬時に撤去してくれる。
- 解体プランナーのフィルター機能
- デフォルトではなんでも撤去するが、撤去対象を絞り込むことができる。
解体プランナーを手に持ち、Eキーを押して「手荷物」ウィンドウを開いてそこに解体プランナーを置くと、解体プランナーをアイテム化できる。
アイテム化した解体プランナーを右クリックすると設定画面が開き、解体対象を設定できる。
設定を保存した解体プランナーで地面を範囲選択すればその範囲中の設定したアイテムだけが解体対象になる。
不要になった解体プランナーは解体プランナー設定画面の右上のゴミ箱ボタンで破棄できる。
- アップグレードプランナーのフィルター機能
- デフォルトでは設置済みアイテムを上位互換アイテムに置換するだけだが、上記解体プランナーと同じ操作でアイテム化し設定を行うことで「何を」「何に」置換するかが設定できる。
例えば超高速ベルトを高速ベルトに置換するよう設定すれば、“ダウングレードプランナー”を作ることができる。
- 建設計画の回転・反転
- Rキーで回転、Vキーで上下反転、Hキーで左右反転できる。
ただし、駅・ポンプジャックなど反転不可の設備を含む場合は回転のみ可能。
その他の便利操作
- 特定アイテムの専用枠
- プレイヤーの荷物、および車両(貨車・自動車・戦車・スパイダートロン)のトランクに限り、枠ごとに入るアイテムを指定することが出来る。例えばプレイヤーの荷物のうち1枠を「高速ベルト専用枠」にしておけば、荷物を大量に持とうとしたときも必ず1枠分は高速ベルト用の空きスペースを作っておくことが出来る。専用枠を指定するにはアイテムの枠にマウスを載せてホイールクリックする。再度ホイールクリックで専用枠を解除する。専用枠はShift+右クリックでコピーし、他の枠をShift+左クリックでコピペすることが出来る。
- 時計の表示
- F4キーを押して出てくるデバッグ設定で show-clock にチェックを入れると現実世界の時刻が表示されるようになる。なお、Factorioでは外部要因によってゲーム内の状態が影響を受けるのを防ぐために、リアル時刻のようなゲームの外の情報をMODで利用することは出来なくなっている。このため、MODポータルを clock などのキーワードで探しても、見つかるのはゲーム内時間(時刻・経過時間)の表示ツールのみ。
参考リンク(英語)
Factorio Wiki (公式)
Factorio Cheatsheet
FACTORIOフォーラムTips, Designs, & Tricks
参考動画
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