ダモクレス

Last-modified: 2023-11-19 (日) 00:05:15

シート

《サーヴァント》
【クラス】セイバー
【真名】ダモクレス
【容姿】皇帝らしい服装をした貧弱な男。
【英雄点】30点(ステ15点・スキル15点) 令呪0画消費
【HP】5/5
【筋力】E:1
【耐久】E:1
【敏捷】E+:2
【魔力】E:1
【幸運】EX:8(10)
 
【スキル1】黄金律:B
5点:交戦フェイズごとに1回まで、味方陣営の任意の判定のダイスの面数を1増やす。
 
【スキル2】直感:EX
5点:交戦フェイズごとに1回まで、味方陣営の任意の判定のダイスの面数を1増やす。
 
【スキル3】儚き玉座:EX
5点:交戦フェイズごとに1回まで、味方陣営の任意の判定のダイスの面数を1増やす。
   このスキルの対象となったキャラクターは、その交戦フェイズ中は王特性を持つものとして扱われる。
 
【宝具】『栄華を享受する者よ、剣を忘れること勿れ(ソード・オブ・ダモクレス)』 1/1
【ランク・種別】EX・対王宝具
【効果】<この宝具はセッション中に1回しか使用できない>
    自分以外の任意のキャラクターが行う、宝具・奥義を使用した攻撃に対する防御判定時、補正値-10を与える。
    また、この宝具を使用するまでの間、真名及び宝具名の一部を秘匿する。
    (冬木式の場合は必ず、FGO式の場合は要求されたならGMに秘匿部分を開示しなければならない)
 
【その他】秩序・善/地属性/王/愛する者
 

秘匿用シート

《サーヴァント》
【クラス】セイバー
【真名】■■■■■
【容姿】皇帝らしい服装をした貧弱な男。
【英雄点】30点(ステ15点・スキル15点) 令呪0画消費
【HP】5/5
【筋力】E:1
【耐久】E:1
【敏捷】E+:2
【魔力】E:1
【幸運】EX:8(10)
 
【スキル1】黄金律:B
5点:交戦フェイズごとに1回まで、味方陣営の任意の判定のダイスの面数を1増やす。
 
【スキル2】直感:EX
5点:交戦フェイズごとに1回まで、味方陣営の任意の判定のダイスの面数を1増やす。
 
【スキル3】儚き玉座:EX
5点:交戦フェイズごとに1回まで、味方陣営の任意の判定のダイスの面数を1増やす。
   このスキルの対象となったキャラクターは、その交戦フェイズ中は王特性を持つものとして扱われる。
 
【宝具】『栄華を享受する者よ、■を忘れること勿れ(■■■・■■・■■■■■)』 1/1
【ランク・種別】EX・対王宝具
【効果】<この宝具はセッション中に1回しか使用できない>
    自分以外の任意のキャラクターが行う、宝具・奥義を使用した攻撃に対する防御判定時、補正値-10を与える。
    また、この宝具を使用するまでの間、真名及び宝具名の一部を秘匿する。
    (冬木式の場合は必ず、FGO式の場合は要求されたならGMに秘匿部分を開示しなければならない)
 
【その他】秩序・善/地属性/王/愛する者

 

 

「王の所業を糺す裁定の剣、その担い手たる我が告げる」
 

プロフィール

【出典】ギリシャ故事
【CLASS】セイバー
【マスター】熾波アスカ?
【真名】ダモクレス
【異名・別名・表記揺れ】ダーモクレース、ダモクレスの剣
【性別】男性
【身長・体重】178cm・58kg
【肌色】薄 【髪色】黒 【瞳色】紫
【外見・容姿】高貴な装いをした細身の男。
【地域】ギリシャ
【年代】紀元前4世紀?
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型、王、愛する者、ヒト科
 

筋力E耐久E
敏捷E+魔力E
幸運EX宝具EX

敏捷の+は「直感で誰よりも一手早く状況を把握し行動を選択できるから」。
ただし選択できても実行に移せるとは限らない。
 

クラス別スキル

対魔力:E
魔術に対する守り。無効化はできず、ダメージ数値を多少削減する。
紀元前の英霊でありながら、霊格が低い影響で極めてランクが低い。
 
騎乗:E
騎乗の才能。運転技術の習熟や動物の調教に僅かに補正がかかる。
紀元前の英霊でありながら、霊格が低い影響で極めてランクが低い。
 

保有スキル

黄金律:B
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
島々の都市を支配する王の代理人として、生涯の栄華が約束されるほどの金銭を持つ。
『儚き玉座』によって獲得しているスキルのため、移譲中はこのスキルも失われる。
 
直感:EX
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。
臨戦態勢の間、ダモクレスはあらゆる“危機”を完全に予知できる。
ただし、その貧弱さ故に”危機”たりうる事態が非常に多く、また独力でそれらに対処することができない。
 
儚き玉座:EX
僭主がダモクレスを自分の玉座に座らせ、その権威を体験させた逸話に由来するスキル。
本来所有していないスキルを短期間だけ獲得でき、さらにこのスキル自体を他者に移譲することが可能。
言わば貸し借りできる皇帝特権。
ただし、このスキルはダモクレスを英霊たらしめる要素、英霊の位に繋ぎ止める“錨”でもある。
ダモクレスが長時間このスキルを失っていると霊格を保てなくなり、最終的に消滅してしまう。
 

宝具

栄華を享受する者よ、剣を忘れること勿れ(ソード・オブ・ダモクレス)
ランク:EX 種別:対王宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人
ソード・オブ・ダモクレス。
『終焉』と『応報』の二重概念武装。王を選定する剣ではなく、王の所業を糺す裁定の剣。
真名解放することで敵の頭上に転移し落下、突き刺した対象が持つ力に「いつか訪れる終わり」を叩き付ける。
生まれ持った能力は衰え、勝ち取った名声は忘れ去られ、築き上げた繁栄は崩壊する。
王権の剥奪、栄光の終幕、権威の失墜。────即ち、栄華の終焉である。
 
具体的には、突き刺した相手の霊格を著しく零落させ、スキルや宝具などの能力全てを一時的に喪失させる。
ただし刺さらなければ効果は発揮されず、剣は自由落下するだけなので、警戒していれば避けることは容易。
さらに強度が普通の剣相当なので簡単に破壊することもできるなど、極めて対処されやすい。
ただし、相手が「権力に付随する責任を果たしていない/平穏や栄華を維持する努力を怠っている」、力に奢り慢心している場合、剣は相手に対する絶対的な奇襲能力を獲得する。
相手は落ちてくる剣に決して気づけず、剣は如何なる防御も、無敵性さえも貫く。
(奇襲性は対象にのみ発揮されるため、周囲の味方が協力して対処することは可能)
また、王権を有する相手には逸話再現により命中率と効果が上昇するが、王でなくとも条件を満たしていれば充分に効果を発揮する。
 
ダモクレスという英霊は、この宝具を使用するためにのみ存在していると言っても過言ではない。
対象を、その場にいる者たちが倒せるように弱体化させるための特攻要因。限定的な抑止の守護者。
その抑止力の後押しに加え、複数の条件付き、そして宝具運用に必要な分以外の全霊基リソースを費やすことで究極の大物殺し(ジャイアントキリング)としての性能を獲得している。
南米特異点においては真名を誰にも明かさないことでさらに奇襲性を高めていた)
神霊や獣、冠位といった戦闘が成立しないほどの格上であっても、刺さりさえすればその存在を失墜させる。
なお、この宝具は直接的な攻撃力は皆無のため、これ単体で敵を仕留めることは不可能。
また霊基リソースのほぼ全てを費やす、即ちこの宝具こそ英霊ダモクレスの核に等しい物となっているため、この宝具の使用後にダモクレスは消滅する。
其は敵を撃ち滅ぼす武器に非ず。いつか訪れる終わりを遠ざける努力を怠った者に当然の結末を導く裁定の剣。
裁かれた者に定められた終わりを叩き付けるのは、今を生きる人類でなくてはならないのだ。
 

解説

「ダモクレスの剣」で有名な古代ギリシャの人物。
紀元前4世紀頃にシチリアを治めていたシラクサの僭主ディオニュシオス二世に仕えていたとされる。
主ディオニュシオスの権威と栄光を羨んでいた彼はある日、ディオニュシオスに饗宴に招待される。
ディオニュシオスはダモクレスを自分が普段座っている玉座に座らせ、贅沢の限りを味合わせた。
富と栄華の限りを堪能していたダモクレスだったが、ふと見上げた頭上に剣が吊るされていることに気づく。
剣を吊る糸はとてもか細く、いつ落ちてもおかしくない状態であった。
慌てて玉座から離れたダモクレスははっと気づいた。王という立場が如何に危険であるかを。
権威と栄光には危機が伴い、それらを持つ者は危機がいつ訪れるのかと恐怖を抱き続け。
それが訪れないように努めなければならないのだと。
斯くしてダモクレスは二度と僭主の立場を、その栄華を羨むことはなくなったという。
 

ダモクレスは決して特別な存在ではない。
ありふれた存在でこそないが、同時に彼でなくてはならない必要性も無い。
よって本来なら彼は幻霊になるはずの存在である。
 
英霊ダモクレス、その正体は「力に伴う責任、及びそれを知る者」という概念機構。
その正しき真名は『ダモクレスの剣』。
山の翁(ハサン・サッバーハ)顔のない王(ロビンフッド)必要悪(アンリマユ)などと同様、役割を果たし得る誰かに被せられる『殻』である。
彼は、ダモクレスのように権威と栄光に伴うモノを知る“どこかの誰か”の1人に過ぎない。
本人の可能性も、そうでない可能性もある。
彼はディオニュシオスとのやり取りを覚えているが、それが実際に体験した記憶なのか、それとも殻を被るにあたり与えられた記録なのかは分からず、また分かってはいけないこととして当人も言及を避けている。
(曖昧さで霊基数値をかさ増ししているため、個性が強まると英霊としての霊格を保てなくなる)
少なくともギリシャ人であることは確かなようだ。
こういった事情のため、別の聖杯戦争では異なるパーソナリティを持つ英霊ダモクレスが召喚される場合もある。
……ケネディ大統領の演説の話から、核の力を有するダモクレスもあり得るらしい。

 

人物像

似非王様サーヴァント。
だが見栄っ張りというわけではなく、当の本人が王威・威厳に欠けていることを自覚し公言している。
物言いこそ尊大だが、その発言や行動に傲慢さは一切なく、同時に過度な謙虚さもない。
自身の力を過不足なく認識し、出来ることがあれば率先して行い、出来ないことは見栄を張らず仲間を頼る。
そして出来るかもしれないことをやり遂げるための努力を惜しまないという、極めて誠実で素直な人格者。
名声・権威・能力に伴う責任というものを誰よりも知り、目を逸らさず背負いきる胆力の持ち主。
その精神性は名立たる英雄たちに引けを取らない。パートナーとしては間違いなく一級のサーヴァント。
 
戦力としては自他共に認める最弱。アンデルセンと殴り合いで勝率が5割を切りかねないという貧弱っぷり。
生前もここまで弱かったわけではなく、霊基リソースの殆どを宝具に割かれているのが原因。
肉体は最低限の機能しかなく、スキルで補強した上で現界を維持するだけで精一杯という有り様。
バックアップが充実しているカルデアであっても「日常生活は問題なく送れる」止まり。
加えて宝具を使えば自滅、かつ敵を倒すには至らないという、取り繕いようのない外れサーヴァントである。
彼の名誉のために補足するが、決して無能ではない。
規格外の未来視、誰でも使える皇帝特権、そして特定条件下において敵に最強のデバフを付与する宝具。
それらを十全に活用することができるマスターにとっては、彼は間違いなく頼もしい存在となるだろう。
 

台詞例

「戦力としては期待するな。マスターにすら負けかねんからな、私は」
「だが召喚に応じた以上は最善を尽くそう。剣を貸すぐらいのことはできよう」
 
「ええい、剣さえ満足に振れんか……生前の私は武人ではなかったが、ここまで貧弱でもなかったぞ!」
「直感で最善手が分かるからこそなお歯がゆい!やはりマスターに剣を渡した方が効率的ではないか!」
 
「痴れ者めが、私のような痩せぎすの男に全力を出すやつがあるか!その一割の力でも我が身には余るわ!」
 
「まさか生きて勝利の美酒を味わう日が来ようとはな……いや、私を使って勝てるのならもっと良い手が打てたであろう!?」
「……いや、もういい。これ以上言葉を紡ぐ気力すらない。しばし眠る。どうしても起こしたい時はハサミの音でも鳴らすがよい」
 
「この辺りが潮時か。では覚悟を決める時だ。私ではないぞ、お前の覚悟だ」
「……私の覚悟は、この名を背負った時にもう決めているのでな」
 
「────では、裁定の時だ」
 
「発展を喰らったものよ。繁栄を貪り、栄華を刈り取るものよ」
「なれば汝こそはこの地にある何者よりも発展を、繁栄を、栄華を享受するものであろう」
「……ああ全く、随分と余裕のなさそうな顔をしている。だがそれでも、自分が滅びることなど僅かでさえも思っていないのだろうな」
「だが、隠されし真理を名乗るモノよ。知っているか」
「この世に永遠などは無い。輝かんばかりの栄華は昏み、不滅なる命にも、没する時は来るのだと」

「選定の剣と対を為すもの。王の所業を糺す裁定の剣」
「その担い手たる我が告げる────」
「────栄華を享受する者よ、剣を忘れること勿れ」
 

関連キャラ

ギルガメッシュ
慢心王。なので相性最高と思いきや、剣が刺さる状況が絶対に訪れない。
「私まで出張らなければならんような状況で、あの王が慢心しているわけがなかろう」
「嬉々として愉悦に興じているか、裁定者として盤面の行く末を見通しているであろうよ」
 
アンリマユ
最弱仲間。でも絶対に勝てない。普通に天敵。
「人の性の何たるかを見尽くしてきた者に我が剣が刺さる道理はなく」
「そして殺人に優れる奴に私が勝てる道理もない。数秒で細切れになる未来しか見えん」
「何より剣殺しが私に対しては致命的すぎるわ!」
 
熾波アスカ?
南米特異点におけるマスター。
「……まあ、なんだ。私を召喚しただけのことはある人間だよ、お前は」
「────臆することなく進め、少女よ」
「お前の芯が曲がらぬ限り、我が剣は無用の長物となるであろう」
 
黄金騎士フィン
南米特異点において肩を並べた戦士。
「すまないが、騎士団への勧誘は断らせてもらおう」
「かの童話作家の言葉を借りるなら、『肉体労働、断固反対』ということだ」
 
『開闢』
南米特異点において■■した■。
「縁とは何も主従の間にのみ結ばれるものではない」
「貴様がまた過つ時、その脳天に再び我が剣が突き立つと思うがよい」
 
 
 

FGO風ステータス
CNo.X
 
クラスセイバー
属性秩序・善
真名ダモクレス
筋力E耐久E
敏捷E+魔力E
幸運EX宝具EX
能力値(初期値/最大値)
HP1469/7347
ATK950/5228
COST3
コマンドカードQuick×1Arts×3Buster×1
特性
サーヴァント、地属性、人型、男性、王、愛する者、ヒト科
保有スキル効果継続CT取得条件
黄金律 [B]
<強化後>
王の栄華 [EX]
自身のNP獲得量をアップ[Lv.1~]*1
<強化後>
味方単体のNP獲得量をアップ[Lv.1~]*2
38初期スキル
強化クエストクリアで効果が変化
味方単体のスター集中度をアップ[Lv.1~]*3強化クエストクリア
直感 [EX]
<強化後>
剣は未だ落ちず [EX]
スターを大量獲得[Lv.1~]*4-7霊基再臨×1突破
自身を除く味方の数に応じて味方全体に無敵状態を付与(0~2回)3幕間の物語クリア
儚き玉座 [EX]味方単体の攻撃力をアップ[Lv.1~]*537霊基再臨×3突破
味方単体の防御力をアップ[Lv.1~]*6
味方単体に〔王〕特性を付与
クラススキル効果
対魔力 [E]自身の弱体耐性を少しアップ*7
騎乗 [E]自身のQuickカード性能を少しアップ*8
アペンドスキル効果
追撃技巧向上自身のExtraAttackカードの性能をアップ[Lv.1~]*9
魔力装填自身のNPをチャージした状態でバトルを開始[Lv.1~]*10
対ルーラー攻撃適性自身の〔ルーラー〕クラスに対する攻撃力をアップ[Lv.1~]*11
宝具種類ランク種別
栄華を享受する者よ、剣を忘れること勿れ(ソード・オブ・ダモクレス)BusterEX対王宝具
効果
敵単体の強化状態を解除
&チャージを減らす*12<オーバーチャージで減少量アップ>
&防御力をダウン[Lv.1~]*13(1ターン)
+〔王〕特性の敵単体の防御力をダウン*14(1ターン)
+自身に即死効果【デメリット】

*1 18~45%
*2 20~50%
*3 300~500%
*4 10~20個
*5 20~30%
*6 20~30%
*7 10%
*8 2%
*9 30~50%
*10 10~20%
*11 20~30%
*12 減少量:1~5
*13 30~50%
*14 50%