聖餐杯黙示録

Last-modified: 2024-05-12 (日) 13:07:48

あらすじ

世界中の魔術に携わる徒に、その噂は奔った。聖杯戦争が、ある街にて執り行われると。
同時期に、奇妙な噂が流れた。サンヘドリンと呼ばれる裏世界の組織を潰すべく、協力者を募っている者がいると。
 
『これは取引です。私はサンヘドリンが行おうとしている儀式の詳細を知っています。
 貴方がたには────その儀式を潰す協力をしていただきたいのです』
 
聖杯戦争の噂を聞きつけて駆け付けた者、サンヘドリンの儀式を取り潰そうとした者、そして、ただ巻き込まれた者。
運命は彼らを引き寄せ、そしてやがて1つの街へと集わせる。通常ならば物語は此処から始まるだろうが、まだ幕開けには程遠い。
 
 
聖杯戦争の噂を聞きつけて魔術師達が駆け付けた時には、その参戦の為の席は既に存在していなかった。
それもそのはず、これはそもそも、サンヘドリンと呼ばれし世界の暗黒なる結社が、"聖杯戦争を終わらせる為に作り上げた聖杯戦争"なのだから。
────聖餐杯黙示録。それは「聖杯戦争の神秘を公にするために行われる」という、前代未聞の儀式。これが完成すれば、聖杯戦争は愚か魔術師の歴史が終わる。
聖杯戦争の神秘を世界へと流出させようとするサンヘドリンと、それを阻止するために動く魔術師達の鍔迫り合いは熾烈を極めた。
通信妨害、破壊工作、人海戦術────様々な手を用いたが、サンヘドリンにはサーヴァントという強力な使い魔がいた。故に、戦局は徐々にサンヘドリンへと傾いていく。
腕に刻まれた令呪、人間の手では行えない破壊、強力な力を持つ英雄を模した存在……徐々にネットの海へと放たれていく聖杯戦争の情報。
もはやここまでか────────そう誰かが諦めかけたその時、聖杯戦争を異変が包む。
 
聖杯戦争は外界より隔離され、1柱の英霊が降臨するとともに特異点へと変貌した。
 
『下がれ、俺が彼らを引きつける』
 
  

さぁ、聖杯戦争の歴史を終わらせよう。
聖餐杯黙示録

概要

2021/09/18開催。FGO形式で開催された、サンヘドリン崩壊トリロジー第一弾。
「神秘の流出により聖杯戦争そのものを消滅させる」という前代未聞の目的で動く魔術師たちと、それを阻止せんと動く魔術師たちの戦いを描く。
通常のFGO式では難しい「マスター持ちのサーヴァントとの戦闘」を描くと同時に、聖杯戦争や英霊という概念が齎す負の側面も描いたセッションとなっている。
サンヘドリンについては項目参照。分かりやすく言うならば、英霊についての肯定/否定で意見が別れている秘密結社と思ってくれて構わない。
そんな組織の否定派たちが、結託して聖杯戦争そのものを崩壊させるべく動いたというのが今セッションとなる。
なお、結論から言えば目論見は失敗。その後英霊否定派たちは発言力が弱体化し3年の沈黙を続けることとなった。
(メタ的に言えば、現実世界で3年間サンヘドリンに動きが無かった事の後付けとなる)

ログ

こちら
 

参加者

獣の鬣?:ライダー/□■□
千夜姫アヴェンジャー/化猫遊女
ジーニー・メルクリウス
ユノ?アサシン/ツクヨミ?
捩火バーサーカー/テムジン
Mr.カルカロドンアルターエゴ/イオナ〔レビヤタン〕
ピーピング・トムシールダー/ゴディバ夫人
 
主に、『アザミ』の誘いに乗りサンヘドリンを潰すために集まった魔術師、
あるいはこの聖杯戦争の中で巻き込まれた人々で構成されている。
 

NPC

グェンフェード・ロックベラーアヴェンジャー/アカ・マナフ?
大企業社長。
自分に無い"神秘"という名の価値を否定する男。
聖杯戦争と英霊を否定し、それ故に「聖杯戦争を滅ぼす」此度の大儀式を引き起こす。
 
Dr.ゼロリバース? & ドロシア・マクブライド鋼身のランサー/フシャスラ?
英霊が存在する故に人類は停滞すると謳う少女と、全人類の総義体化を願う少女。
 
ロスティスラフ・バイルシュタイン? & ジ・スモーカー献身のライダー/アールマティ?
父が聖杯戦争で死んだがゆえに聖杯戦争を否定する少女と、全人類の起源覚醒を願う巨躯なる男。
 
黄龍焔 雲仙 & マハラジャ・クリドニス・マハラシュトラ?惰眠のファニーヴァンプ/ブーシュヤンスター
英霊が人に使われることを我慢できない漢と、目的すら存在しない空虚な男。
 
『アザミ』
サンヘドリンという組織を止めるために、1人裏切り戦うことを決意した少女。
此度のセッションで、そんな彼女にも仲間ができる事となる。
 
ワルフラーン
此度の聖杯戦争で、突如として召喚された神霊。
彼が召喚されると同時に、聖杯戦争は特異点となり外界から隔絶された。
 

顛末

しばしお待ちを。