ペンテシレイア〔セイバー〕

シート

《サーヴァント》
【クラス】セイバー
【真名】ペンテシレイア
【容姿】真紅の具足を身に纏った野生の戦士。
【英雄点】40点(ステ25点・スキル15点)　令呪2画消費
【ＨＰ】40/25+15
【筋力】A+：6(7)
【耐久】B+：5
【敏捷】C+：4
【魔力】A+：6(7)
【幸運】D：2
　
【スキル１】戦神の具足：A+
５点：物理攻撃と物理防御のダイスの面数を1増やす。
　
【スキル２】天性の肉体（美）：A
５点：セッション中に1回まで、HPが0になった時にHPを1回復して復活できる。
　
【スキル３】軍神咆哮：A+
５点：男性に対する物理攻撃と物理防御時に補正値5を得る。
　
【宝具】『傲慢讐う瞋恚(ヒュブリン・アンダポディード・エリス)』　1/1
【ランク・種別】B++・対雄宝具
【効果】物理攻撃時に補正値10を得る。相手の通常スキルによるダイスのプラス補正を無効化する。
　　　　最先手の陣営の相手に対して使用する場合、さらに補正値3を得られる。
　
【その他】秩序・善　地属性　神性/王
　

泥

プロフィール

【出典】ギリシャ神話、トロイア戦争
【CLASS】セイバー
【真名】ペンテシレイア
【異名・別名・表記揺れ】ペンテズィレーア
【性別】女性
【身長・体重】163cm・55kg
【肌色】普通　【髪色】白銀　【瞳色】金
【外見・容姿】真紅の鎧を纏った女王。
【地域】ギリシャ
【年代】神話時代
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型、神性、王
　

クラススキル

対魔力：C
二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術や儀礼呪法などの大掛かりなものは防げない。
　
騎乗：A
騎乗の才能。幻獣・神獣ランクを除くすべての獣と乗り物を乗りこなせる。
騎馬民族ともされるアマゾネスの女王として高ランクで有する。
　

保有スキル

神性：B+
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
軍神アレスの娘として高ランクの神性を有する。さらに宝具『戦神の具足(ゴッデス・オブ・ウォー)』によって引き上げられている。
　
カリスマ：B
軍団を指揮する天性の才能。
団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
部族の女王としてのカリスマ性。ヘクトールの死後、彼女は12人の精鋭を率いてトロイア側に馳せ参じた。
　
天性の肉体（美）：A
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
一時的に筋力のパラメーターをランクアップさせることが可能となる。
さらに、何もせずとも屈強な肉体と、女神の如き完璧な美貌が保たれる。
……効果を一部だけ機能させることはできない。
　
軍神咆哮：A+
身体に流れる軍神アレスの血を呼び起こす咆哮。
戦士として共に立つ味方は、軍神に率いられたが如く、その叫びに勇猛さを与えられる。
トロイア戦争時、アマゾネスの鬨の声は敵を震え上がらせたという。
彼女が憎悪を迸らせる“神速の英雄”、或いはそれに似た気配を持つ者を前にした時────この咆哮はその命が潰える瞬間まで途絶えることは無いだろう。
　

宝具

『戦神の具足(ゴッデス・オブ・ウォー)』
ランク：A+　種別：対人~対城宝具　レンジ：-　最大捕捉：-
ゴッデス・オブ・ウォー。
軍神アレスより授かった武具一式。
ヘラクレスの十二の試練において彼女の姉ヒッポリュテが持っていた腰帯────宝具『戦神の軍帯(ゴッデス・オブ・ウォー)』を複合した宝具。
装備した者の神性、及び筋力・耐久・敏捷・魔力の値を大きく引き上げる。
さらに鎧に宿るアレスの神威により、相対した敵陣営の戦意を挫き、自陣営の士気を高める。
　
『傲慢讐う瞋恚(ヒュブリン・アンダポディード・エリス)』
ランク：B++　種別：対雄(アキレウス)宝具　レンジ：1　最大捕捉：1人
ヒュブリン・アンダポディード・エリス。*1
女神エリスより授かった両刃斧による渾身の一撃。
それだけのシンプルな攻撃だが、各種スキル及び『戦神の具足(ゴッデス・オブ・ウォー)』による強化、そして憎き英雄への憤怒を込めたその一振りは圧倒的な破壊をもたらす。
加えてエリスの不和の権能により、対象の精神の不安定化やそれによる陣営からの孤立、マスターとのパスの切断などの効果を及ぼす。
　

通常武器

『大剣/両刃斧』
不和の女神エリスより授かった斧。
普段は『戦神の具足(ゴッデス・オブ・ウォー)』の外装を纏わせて真紅の大剣に偽装している。
真名解放時には外装がパージされ、黒く禍々しい斧の姿を見せる。
物理的な破壊力に加え、エリスの権能による「繋がりを断ち切る力」を帯びている。
　
『手甲』
かぎ爪の付いた真紅の手甲。
バーサーカー時に装着している物が『戦神の具足(ゴッデス・オブ・ウォー)』と一体化したもの。
敵を貫き、肉を抉り、喉を掻っ捌いて命を奪う。
　

解説

ギリシャ神話におけるアマゾーン(アマゾネス)の女王。
アレスの娘で、ヘラクレスに帯を奪われたヒッポリュテやテセウスの妻のアンティオペーとは姉妹とされる。
『イリアス』におけるトロイア戦争では、アマゾネスの軍勢を率いてトロイア側として参戦。
勇敢に戦うも、アカイアの英雄アキレウスとの一騎打ちにペンテシレイアは敗れてしまった。
　
決着後、彼女の兜を取ったアキレウスは、その顔を見て「美しい」と言ってしまう。
それを侮辱と感じたペンテシレイアは「その槍はいつか愛した者を殺す」と呪いの言葉を残して死したという。
　

人物像

成熟した姿での現界により、バーサーカー時よりも幾分か落ち着いたペンテシレイア。
肉体美的な意味でなら「美しい」と言われることを許容し、またその意味合いを読み取れるなど余裕がある。
ただし依然として「女としての美しさ」に対する忌避感は残っており、それを見出されると冷静さを失う。
狂化スキルこそ無いもののアレスの娘としての神性が強まっているため、暴走時には死をもたらす軍神の如き凶暴な戦いぶりを見せる。
　
ちなみに宝具が斧でありながらセイバーのクラスを獲得しているのは、
「剣も斧も断ち切る物だ。それに我が父アレスは剣の逸話を有していると聞く」
「ならば軍神の娘にして斧を持つ私がセイバーとなることは自然なことだと言えるのではないか？」
という本人の主張によるものである。

関連人物

アキレウス(公式)
復讐を誓った怨敵。
攻撃相性有利と引き換えに防御強化解除を得たので無敵を貼ろうが殺してやるぞアキレウスゥゥゥ！！！
　
埋火
日帰り聖杯戦争におけるマスター。
普段使っている鉄球よりも使いやすかったことに驚きを隠せなかったとかなんとか。
「使い捨てなのが難点なのじゃ」