大嶽丸〔アナザー〕

Last-modified: 2018-06-12 (火) 22:16:43

キャラシート

【クラス】バーサーカー
【真名】大嶽丸〔アナザー〕
【容姿】赤銅色に彩られた巨体に角を生やした鬼の女性。
【英雄点】45(ステ25点/スキル20点):令呪三画(ステ三画)
【HP】45 / 45
【筋力】EX :8(10)
【耐久】A++:7(8)
【敏捷】E  :1
【魔力】A  :5
【幸運】E  :1
【合計】25点
 
【スキル1】狂化 B
10:物理攻撃時、補正値5を得る。 物理防御と魔術防御時、補正値3を得る。
 
【スキル2】神通力 A+++
5 :最大HPを10点増やす。 物理攻撃時、補正値5を得る。
 
【スキル3】鬼種の魔 A+
5 :魔術防御時、補正値3を得る。
   相手の攻撃時、攻撃対象を自分に変更できる。
 
【宝具】『顕明連・黄泉還り(けんみょうれん・よみがえり)』 1/1
【ランク・種別】B:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
【効果】自身のHPが0になった場合に任意宣言。
    HPを{耐久値D6}点回復して復活する。
 
【その他】人型/女性/混沌・悪/地属性/魔性
 

【パラメーター】

筋力A++耐久A++
敏捷B+魔力A+
幸運宝具B+

 
 
【クラス別スキル】
 ○狂化:B
  全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
  ――筈であるのだが、彼女の場合は鬼の種族特性と、下記の宝具によってそのデメリットを完全に帳消しにしており、
  ただでさえ高いステータスをデメリットも無く底上げするという、半ば反則に近しい状態となっている。
 
 
【保有スキル】
 ○神通力:A+++
  神に通ずる力。 呪術の原典。 己の身体を世界と接続することによって現を歪める技。
  大嶽丸は山を暗雲で覆い隠し、暴風雨や雷電、火の雨等を用いることで、
  坂上田村麻呂が率いる三万の軍勢の侵攻を幾年にも渡りを阻み続けたという。
  他、強力な神通力を持つという逸話や伝承が数多く残されていることから、大嶽丸はこのスキルを高ランクで保有する。
 
  伝承に見られる大規模な天候操作の他、物体や霊体に対する干渉、操作、氷炎風雷此の四種の呪術行使、
  効果範囲内に於ける擬似的な千里眼、身体能力の強化等、その効果は多岐にわたる。
 
  また、彼女は阿修羅王より贈られた三明の剣という三つの宝剣によって強力な神通力を更に無比なものとしている。
  その強度は同じく強大な神通力を保有するかの鈴鹿御前が、
  「大嶽丸に三明の剣の守護がある限り此れを倒すことはできない」と断言する程のものと言えばわかるだろう。
  生前に於いては鈴鹿御前の策によって三明の剣の内二本を奪われる(正確には手渡したと言う方が正しい)、
  或いは数年を掛けて此れを解呪された事で其の強固な防性は劣化をきたし、坂上田村麻呂に討ち取られる。
 
  反英雄に属する英霊と化し、
  三明の剣全てを所有している状態に在って此の防性は再び稼働しており、
  宝具を含めたあらゆる攻撃に対しBランク分のダメージを減算し、また同ランク相当の対魔力を得る程の防性を誇っている。
  此れに対しては魔性に対する特攻ではなく、宝剣の守護を担う力に対する特攻――即ち、神仏に対する特攻によって其の効果をある程度貫通できる。
  また所有する三明の剣を奪取、あるいは紛失、破壊ないしは封印させられた場合はその一つにつき+分のボーナスが逓減していき、上記の防性は劣化していく。
 
  ――ただし。
  例え三明の剣がなくとも大嶽丸は純血の鬼種。 鬼神とすら謳われる強大無比な魔性なれば。
  此の守護を攻略できたからと言って、それで勝てるとなるほど彼女は甘くはないのである。
  
 ○鬼種の魔:A+
  鬼の異能及び魔性を現すスキル。
  Aランクともなればおよそ純血の鬼であり、特に彼女は鬼神とすら謳われることからA+ランクとなる。
  天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出等の複合スキルであり、
  彼女には特化した属性がないため魔力放出の形態は純粋な魔力のジェット噴射となる。
  元から高いステータスを有する彼女が神通力や怪力等と複合し、全力を以て此れを行使した場合、
  最早対軍宝具に匹敵すると言って差し支えない破壊力を撒き散らす。
 
  ただし、燃費は劣悪の一言。
 
 ○変化:B
  自身の肉体を変化させるスキル。
  御伽草子に於いては鈴鹿御前に会うため童子や公家となった逸話が残されている。
  Bランクともなれば肉体的な性別は然程、意味を成さない。
 
 ○不屈の意志:A
  あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈することのない極めて強固な意志。
  死してなお黄泉還り、首を落とされようとも宿敵に喰らいついた彼女はこのスキルを高ランクで保有する。
  肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。 ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を持たない。
  彼女の場合は同ランクの戦闘続行も兼ねており、端的に、往生際が悪い。
 
 
【宝具】
『顕明連・黄泉還り』
 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 
 けんみょうれん・よみがえり。
 大嶽丸が阿修羅王より賜ったとされる三明の剣の内の一振り。
 或いは近江の水海の蛇の尾より取りし剣ともされる。
 
 一度討たれ、魂魄のみと成り果てながらも此の剣を以て黄泉より現世へと舞い戻った事に由来する蘇生事象の具象化。
 妖すら逃れられぬ摂理に対する反抗行為。 此の伝承を支えた宝剣に、其の事象を付け加えて真名とす。
 
 即ち、『顕明連・黄泉還り』。
 此の剣がある限り、其の身の魔力が尽き果てるまで彼女は黄泉より舞い戻ることができる。
 死にづらいのでもなく、死の直前で踏み止まるのでもなく、一度死してからの復活。 其の様は最早再召喚に近い。
 
 唯でさえ強大な彼女を更に盤石とせしめる宝具であり、
 彼女を正面から打倒するにはおよそ、此の顕明連を破壊ないし封印した上で殺害するか、
 広範囲かつ高威力の宝具等を以て顕明連を破壊すると同時に彼女を倒す他ない。
 但し前者の場合は此の宝具のランクの高さを考えれば、相応の武具破壊ないし封印概念が必要となるだろう。
 
 
 ――鬼と在っては、最早黄泉でさえ果てにはならぬ。
 
 
『小通連・■■■■』
 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 
 しょうとうれん・■■■■。
 大嶽丸が阿修羅王より賜ったとされる三明の剣の内の一振り。
 或いは文殊師理菩薩の鍛えた通力自在の名剣。 普賢菩薩の慈悲の剣とも。
 
 三人寄らずとも文殊の智慧。 常時発動型宝具。
 其の効果はINT(=INTelligence。 知能、知性の意)の大幅な引き上げ。
 此れにより狂化スキルのデメリットを踏み倒すどころか補って余りあり、
 元よりの高い戦闘技能と戦術眼を更に向上させ、効果が発動している間は心眼(真)や軍略、乱戦の心得等のスキルに近しい効力を得る。
 バーサーカーとして此れ程相性の良い宝具はそうないと言って良いだろう。
 
 
『大通連・■■■■』
 ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:250人
 
 だいとうれん・■■■■。
 大嶽丸が阿修羅王より賜ったとされる三明の剣の内の一振り。
 或いは文殊師理菩薩の鍛えた通力自在の名剣。 文殊菩薩の智慧の剣とも。
 
 かの鈴鹿御前は此の大通連の夫婦剣である素早丸との連携技として計500本の雨を降らせていたという。
 また大嶽丸は坂上田村麻呂との戦いの際、幾重にも及ぶ氷の如き剣や鉾を降らせたとも。
 本来ならば鈴鹿御前の神通力であるのを、己の逸話と複合させることで、英霊の霊基では叶わぬそれを擬似的に再現する。
 
 即ち、『大通連・■■■■』。 広域殲滅宝具。
 大通連だけでなく、剣や鉾等を合わせた計250本にも及ぶ其れ等を振り落とす。
 小通連によるINTの引き上げによって細やかな操作も可能であり、また此れを発動、操作しているのは大嶽丸の神通力であるため、
 氷炎風雷の呪術による此等の付与、擬似的な千里眼による捕捉等を行うことで威力、精度を引き上げている。
 強大な身体能力や異能に慢心することなく、此等を適切に扱えることこそが彼女の強さを支えていると言えるだろう。
 
 余談ではあるが、
 主に振るわれるのは顕明連であるため、小通連と大通連の二振りは神通力によって個別に動かされる。
 其の様は奇しくもかの鈴鹿御前の戦闘方法と似通っているが、彼女の方が若干攻撃的で荒々しい。
 
 なお、『としあきの聖杯戦争TRPG』では使用されない。
 
 

参加歴