旧クラス・ジョブデータ/機工士/パッチ5.5

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概要

• 拡張パッケージ「蒼天のイシュガルド」で追加された遠隔物理DPSジョブ。
  • メイン武器は銃。加えて固定装備として機工兵装（通称：弁当箱）を腰に装着している。
  • ジョブ修得地点でレベル30。クラスは存在せず、ソウルクリスタル必須。
  • パッチ5.3で蒼天のイシュガルドのプレイ権が全プレイヤーに付与されたため、フリートライアルでもメインクエストを進めれば使用可能になる。
• 味方の攻撃強化アクション(シナジー)を持たないピュアDPS。自身の火力だけで勝負する。
  逆に言えば周りに左右されにくく、安定した火力を発揮できる。
  • 支援能力も最低限であり、ロールアクションやパーティ軽減アビリティのみ。
• スキル回し(ローテーション)が単純であり、ランダム要素も少ない。どのような状況でも安定して攻撃できる。
  バーストタイムを若干前後できるのも魅力。

• 余談
  4.5まではFFTの印象に引っ張られて銃撃メインになっていたが、「機工士はガンナーではない*2」という結論に至ったため5.0で新ジョブと呼べるレベルで大幅に変更が入った。
  4.5まで存在していたProcは廃止され、基本となるWSはすべてコンボになった。
  またFF6の「きかい」がスキルに採用され、オートボウガンやドリルなどを使用して戦うなど機工士らしさが増えた*3。
  • ちなみに オートボウガン/ドリル/バイオブラスト/エアアンカー は、すべて1つの機工兵装に統合されている。武器もロマンの塊。

修得アクション

ロールアクション

ロールアクションは修得後、レベルシンクで制限されない。

スキル解説

レッググレイズ[6]

• 対象に10秒間ヘヴィを付与する。
  • 遠距離から攻撃するレンジ職は接敵されるまでに倒してしまえばノーダメージで戦闘を終わらせられるので、使って接敵を阻止する。
    • 後述のフットグレイスを組み合わせて使うと効果的。
  • PTを組んで進むIDなどではタンク職が敵視をとってくれるので使わなくていい。

内丹[8]

• 自己回復アビリティ。ソロ時の自衛手段や大ダメージを受けた時の保険として使う。
  • 回復量はあまり高くないため、これだけに依存するのは危険。

フットグレイズ[10]

• 対象に10秒間バインドを付与する。
  • バインドは攻撃を受けると解除されるので、複数体いるうちのまだ攻撃しない一体に使い、その隙に他を攻撃して被ダメを減らす。
  • PTを組んで進むIDなどではタンク職が敵視をとってくれるので使わなくていい。

プロトン[20]

• 非戦闘時に、自身と周囲20m以内のPTメンバーの移動速度を120%に上げる。
  他の移動速度上昇効果と重複した場合、効果の高いものが適用される。
  • IDやアライアンスレイドなどで移動する時に使う。戦闘中は効果を発揮しない。
    • 戦闘が終わった直後に使うと「効果なし」と出ることがある。
  • スプリント(移動速度130%)よりは効果が低いが、リキャストを気にしなくていいのが強み。
• レンジをやっていないと割と忘れられがちなスキル。

ヘッドグレイス[24]

• 敵のアクション詠唱を中断させる。リキャスト30秒。
  • キャストバーが点滅しているアクションが対象。成功すると「INTERRUPTED」と表示される。
    • スタンと異なり、耐性が無い。
  • タンクの「インタージェクト」と同効果だが、こちらは射程距離25mと長い。

アームズレングス[32]

• 6秒間一部を除くすべてのノックバックと引き寄せを無効化する。さらに、物理攻撃を受けると攻撃者に15秒間20%スロウを付与する。
  • 主にノックバック&引き寄せ無効を狙って使うアビリティ。スロウ耐性持ちが多いボス戦ではこちらがメイン。
  • 雑魚戦ではスロウ効果を狙った防御アビリティとしても機能する。ただし、魔法攻撃では効果が発動しない。

特性

コンボ・アクション解説

[]内の数値は修得レベル、および使用可能レベルです。

〇対複数での威力比較

※ヒートブラスト/オートボウガンはGCD2.50換算

ジョブシステム解説

エンジニアゲージ

• ヒートゲージとバッテリーゲージの総称。統合されているため、分割不可。

ヒートゲージ[30]

• 特定のアクションを使用することで、「ヒート」が上昇する。最大値100。
  • ヒート50以上でハイパーチャージを実行可能になる。

バッテリーゲージ[40]

• 特定のアクションを使用することで、「バッテリー」が上昇する。最大値100。
  • 「バッテリー」50以上でオートタレット・ルーク/オートマトン・クイーンを実行可能になる。

ウェポンスキル

スプリットショット[1]/ヒートスプリットショット[54]→スラッグショット[2]/ヒートスラッグショット[60]→クリーンショット[26]/ヒートクリーンショット[64]

• 単体物理コンボ。総威力780[26]/990[64]、平均威力260[26]/330[64]。
  • Lv30以降、コンボ命中毎に「ヒート」が5上昇する。
  • オートタレット・ルーク[40]修得後、クリーンショット/ヒートクリーンショット命中時に「バッテリー」が10上昇する。
• 上記の通り4.5までのProc発生時に威力アップの仕様が廃止されたため、この流れでスキルを使っていく。64ですべてが上位スキルに変換される。

ホットショット[4]/エアアンカー[76]

• 単体物理攻撃。威力300/700[76]。リキャスト40秒（GCD16回分）。コンボを中断しない。
  • オートタレット・ルーク[40]修得後、命中時に「バッテリー」が20上昇する。
  • Lv76以降、エアアンカーに変化し威力が700に上昇する。

スプレッドショット[18]

• 対象に向かって前方扇形範囲物理攻撃。威力180。
  命中時に「ヒート」が5上昇する。
• 範囲攻撃は基本これをメインで使っていく。
  対象指定な点に注意（ターゲットしないと攻撃できない）。
  • 威力効率は2体以上で上回るが、Lv80では「バッテリー」の都合で3体以上で上回る。

ドリル[58]

• 単体物理攻撃。威力700。リキャスト20秒（GCD8回分）。コンボを中断しない。
  バイオブラストとリキャストタイマーを共有する。
• 非常に高威力で、エアアンカーと同様に整備の効果を一番有効に使える。
  単体攻撃でリキャスト毎に使いたい。コンボを中断しないので、オーバーヒート状態でなければ自由に使える。

バイオブラスト[72]

• 対象に向かって前方扇形範囲物理攻撃。威力60+60x15秒、総威力360。
  リキャスト20秒（GCD8回分）。コンボを中断しない。ドリルとリキャストタイマーを共有する。
• 威力効率は2体以上でドリルを上回るが、DoTが完走しない場合はドリルが上。整備はDoT部分には効かないので相性が悪い。
  IDなど雑魚戦ではこちらを使い、敵全体に有効になるように使用する。

「ヒート」関連

ハイパーチャージ[30]

• 8秒間オーバーヒート状態になり、単体対象ウェポンスキルの威力が20上がる。「ヒート」50消費、リキャスト10秒。
  機工士のジョブアクションにのみ有効。
• 34までは威力アップのために使っていく。35からはヒートブラストとオートボウガンのために使用する。
  • 最初のジョブクエストをコンプリートすると習得する。

ヒートブラスト[35]

• 単体物理攻撃。実質威力240。リキャスト1.5秒固定（スキルスピード影響なし）。
  オーバーヒート状態で使用可能。コンボを中断しない。
• 命中時にガウスラウンドとリコシェットのリキャストが15秒短縮される。
  • オーバーヒートは8秒なのできっかり使用すると5回分攻撃できる。オーバーヒート状態の単体攻撃はこれを使おう。

オートボウガン[52]

• 対象に向かって前方扇形範囲物理攻撃。威力180。リキャスト1.5秒固定（スキルスピード影響なし）。
  オーバーヒート状態で使用可能。コンボを中断しない。
• 威力はスプレッドショットと同じながら、短時間でより多くの攻撃が可能。
  威力効率は3体以上でヒートブラスト+アビリティを上回る。
  • こちらにはガウスラウンドとリコシェットのリキャストを短縮させる効果はないので注意。

バレルヒーター[66]

• 「ヒート」を50上昇させる。戦闘中のみ使用可能。リキャスト120秒。
• ハイパーチャージ1回分獲得できる。リキャストが同じワイルドファイアをより有効的に使える。ゲージ溢れに注意。

「バッテリー」関連

オートタレット・ルーク[40]

• タレットをその場に呼び出し、マスターの攻撃対象を自動で攻撃させる（ボレーファイア：威力80）。「バッテリー」全消費（50以上必要）。
  稼働時間は消費したバッテリー量で変動する。最大稼働時間15秒。
  • 稼働時間が切れるか、オーバードライブ・ルークを使用するとオーバーロード・ルークを使用して帰還する。
  • 「プロモーション[80]」修得後、オートマトン・クイーンに変化する。詳細は下記。
• 射撃型ペットもどき。移動できないため、死角に注意。

オーバードライブ・ルーク[40]

• タレットにオーバーロード・ルークを実行させ、直後に帰還させる。
  • オーバーロードは時間切れで自動実行する。稼働時間が余りそうな時にどうぞ。
• オーバーロード・ルーク：単体物理攻撃。威力200～400。
  威力はタレットを設置した地点でのバッテリー消費量で変動する。
  • 実行後、タレットは帰還する。

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オートマトン・クイーン[80]

• オートマトンをその場に呼び出し、マスターの攻撃対象を自動で攻撃させる。「バッテリー」全消費（50以上必要）。
  稼働時間は消費したバッテリー量で変動する。稼働時間12～20秒。
  • 稼働時間が切れるか、オーバードライブ・クイーンを使用するとクイーン・パイルバンカーを使用して帰還する。
• タレットから一転代わってパンチで戦うオートマトンに変化。近接型ながら機動力が高く、安定して攻撃してくれる。
• オートマトンの行動ルーチン
  3m以内のターゲットにはクイーン・アームパンチで攻撃する。
  3m以遠～30m以内のターゲットにはクイーン・ローラーダッシュで接近しつつ攻撃する。
  射程外のターゲットには歩行で近づく。ターゲットが居ない場合はマスターに追従する。
  稼働時間が切れるとクイーン・パイルバンカーを使用、実行不可能な場合は即座に帰還する。
• クイーン・アームパンチ：単体物理攻撃。威力150。リキャスト1.5秒固定。
• クイーン・ローラーダッシュ：対象に接近しつつ単体物理攻撃。威力300。リキャスト3秒（SS影響あり）。

オーバードライブ・クイーン[80]

• オートマトンにクイーン・パイルバンカーを実行させ、直後に帰還させる。
  • パイルバンカーは時間切れで自動実行する。稼働時間が余りそうな時にどうぞ。
• クイーン・パイルバンカー：単体物理攻撃。威力400～800。
  威力はオートマトンを起動した地点でのバッテリー消費量で変動する。
  • 実行後、オートマトンは帰還する。

アビリティ

整備[10]

• 次に使用するウェポンスキルが必ずクリティカルヒットかつダイレクトヒットになる。効果時間5秒、リキャスト55秒。
  継続ダメージ等のステータスには適用されない。
  • その時点で一番威力が高いウェポンスキルを使う前に使用することで最も有効活用できる。
    • 単体ならドリルかエアアンカーが効果的。範囲攻撃なら4体以上でのオートボウガンかスプレッドショットに。
      バイオブラストはDoTに効果が乗らないため相性が悪い。

ガウスラウンド[15]

• 単体物理攻撃アビリティ。威力150。リキャスト30秒。
  最大チャージ数2/3[74]。
  • Lv74以降、チャージ数が3になる。
    • ヒートブラストでリキャストが15秒ずつ短縮されるため、アビリティである利点を利用して攻撃していく。

ワイルドファイア(デトネーター)[45]

• 対象に「ワイルドファイア」を10秒間付与し、起爆時にダメージを与える。使用中はアクションがデトネーターに変化する。
  効果時間中に自身が対象に命中させたWSの回数に応じて威力が上昇する。1回あたり威力150。
  • 4.5までと計算式が違うので注意。
  • 効果時間が過ぎるかデトネーター使用時に効果が終了し、威力分のダメージを与える。
    • 手数が多いほうがいいため、ヒートブラストなどリキャストが早いものを使用していく。最高で6回分（合計威力900）。
  • 「ワイルドファイア効果アップ[78]」を習得すると、1回あたりの威力が200になる。

リコシェット[50]

• 範囲物理攻撃アビリティ。威力150（2体目～：75）。リキャスト30秒。
  最大チャージ数2/3[74]。
  • Lv74以降、チャージ数が3になる。
    • ヒートブラストでリキャストが15秒短縮される。
• ガウスラウンドの範囲攻撃版。もちろん単体攻撃としても使っていける。

タクティシャン[56]

• 15秒間、周囲20m以内のPTメンバーの被ダメージを10%軽減する。リキャスト120秒。
  • 吟遊詩人の「トルバドゥール」、踊り子の「守りのサンバ」と競合し、上書きし合う。
• 敵の全体攻撃に合わせて使おう。物理/魔法の条件が無いため扱いやすい。

フレイムスロアー[70]

• 自身の前方扇形に秒間威力100の継続ダメージ。効果時間10秒、リキャスト60秒。GCDを使用する（2.5秒）。
  実行時にオートアタックを停止する。
  • 移動やターン、アクションを使用すると効果が終了する。
• アビリティながらGCDを使用するが、範囲攻撃の中では文字通り火力が高い。
  移動すると効果が切れるので、しっかり立ち止まって使うこと。
  • 対象指定ではないので向き合わせに注意。射程も8mと短め。