踊り子

---

※現在パッチ6.xの内容に編集中です。

---

概要

• 拡張パッケージ「漆黒のヴィランズ」で追加された遠隔物理DPSジョブ。
  • 一対の投擲武器を扱う。円月輪が最も多く、それ以外の投擲武器も用意されている。
• 踊ることでPTメンバーにバフを付与するバッファータイプとして特徴づけされており、メンバー1人の与ダメージを半永続的にブーストできるアビリティを持つ。
  • アクションの性質上、中距離以内の戦闘に長けている。範囲攻撃は自身中心が基本であり、集団相手には接近戦が推奨される。

パッチ6.4の主な変更点
※開発チームによる各種ジョブ調整の意図を""（引用符）で引用しています。

• 共通変更

  "パッチ6.4では、ロール内での火力バランスを見直し、複数ジョブのアクションについて威力調整を行いました。 また、主に与ダメージ上昇／ダメージ軽減に寄与するアビリティの効果範囲を拡大し、高難易度コンテンツ等においてパーティメンバーが大きく散開する際にもその効果を付与しやすくなるように調整を行いました。この効果範囲の調整意図については、以降のジョブ個別の説明では省略しています。"

  • 与ダメージ上昇／ダメージ軽減に寄与するアビリティの効果範囲を拡大
    • 「守りのサンバ」：20m→30m
    • 「○○・テクニカルフィニッシュ」のステータス効果の付与範囲：15m→30m
• 遠隔物理DPSロール共通変更
  • 「プロトン」の効果範囲が20m→30mに変更

PTでの基本的な立ち回り

Lv50台まではスタンダードフィニッシュのバフを維持しながら各種ウェポンスキルと扇の舞いを軸に戦うシンプルなジョブ。
DPSでありながら癒やしのワルツで範囲回復もできるため、回復が厳しい場面では積極的にサポートすると良い。効果範囲が3mとかなり狭い点には注意。

Lv60以降はクローズドポジションで指定した味方1人にスタンダードフィニッシュと攻めのタンゴの2つの火力バフをかけられるようになる。
クローズドポジションを付与する相手は味方の中で最も火力が高い人を選ぶのが定石であり、インスタンスダンジョンであればもう1人のDPSに付ければ良い。
討滅・レイド系のコンテンツなら装備のILが最も高いDPS、ILが同じであれば近接DPS＞遠隔魔法DPS＞遠隔物理DPSの優先順位で付けるのが一般的である。
とはいえCFで味方の装備を1人ずつ確認している暇はないため、概ね最大HP＝ILと考えて付与する相手を選ぶのが良いだろう。
Lv70以降はテクニカルステップを使うことで周囲のメンバーにも与ダメージアップが付けられる(4つ全部踊ることで5%)ので、しっかりリキャスト毎に使うこと。

守りのサンバで被ダメージ10%軽減が付くが、吟遊詩人のトルバドゥール・機工士のタクティシャンとは同時掛けできないので注意。

修得アクション

※効果はレベルキャップの状態のものです

ロールアクション

ロールアクションは修得後、レベルシンクで制限されない。

スキル解説

レッググレイズ[6]

• 対象にヘヴィを付与する。効果時間10秒、リキャスト30秒。
• 対象の移動速度を遅くする。近接攻撃を行う敵に対して使うことで、自身は逃げつつ遠距離攻撃で一方的に攻撃できる。
  • 後述のフットグレイスを組み合わせて使うと効果的。
  • PTを組んで進むIDなどではタンク職が敵視をとってくれるので使わなくていい。

内丹[8]

• 自己回復アビリティ。回復力500、リキャスト120秒。
• ソロ時の自衛手段や大ダメージを受けた時の保険として使う。
  回復力は高くないが、多少のダメージの埋め合わせには特に有効。

フットグレイズ[10]

• 対象にバインドを付与する。効果時間10秒、リキャスト30秒。
• 対象の移動を封じる。この効果はダメージを受けると即座に解除される。
  • 近接攻撃を行う敵に対して使うことで、足止めしつつ攻撃の間合いから離れることができる。
    対複数戦で1体を足止めし、その隙に他の敵を攻撃することで被ダメージを減らせる。
  • PTを組んで進むIDなどではタンク職が敵視をとってくれるので使わなくていい。

プロトン[20]

• 非戦闘時に限り、自身と周囲30m以内のPTメンバーの移動速度を120%に上げる。効果時間30秒、リキャスト5秒。
  他の移動速度上昇効果と重複した場合、効果の高いものが適用される。
• IDやアライアンスレイドなどで移動する時に使う。戦闘中は効果を発揮しない。
  戦闘状態が切れるまでタイムラグが起きることもあるため、戦闘直後に使う際は付与されたか確認しよう。
  • スプリント(移動速度130%)よりは効果が低いが、リキャストを気にしなくていいのが強み。
• レンジをやっていないと割と忘れられがちなスキル。

ヘッドグレイス[24]

• 対象のアクション詠唱を中断させる。リキャスト30秒。
• キャストバーが点滅しているアクションの発動を阻止できる。成功すると「INTERRUPTED」と表示される。
  • スタンと異なり、耐性が無い。
  • タンクの「インタージェクト」と同効果だが、こちらは射程距離25mと長い。

アームズレングス[32]

• 一部を除くすべてのノックバックと引き寄せを無効化する。効果時間6秒、リキャスト120秒。
  さらに、物理攻撃を受けると攻撃者に20%スロウを付与する。効果時間15秒。
  • 主にノックバック&引き寄せ無効を狙って使うアビリティ。スロウ耐性持ちが多いボス戦ではこちらがメイン。
  • 雑魚戦ではスロウ効果を狙った防御アビリティとしても機能する。物理DPSのソロプレイの際には貴重な軽減スキルとなる。ただし、魔法攻撃では効果が発動しない。

特性

• エスプリは「剣の舞い」専用のリソース。最大100で確率で10ずつ増える。5.0ではそれ以外で使われることはない。
  • スタンダードフィニッシュはリキャスト毎に使っているはずなのでまず切らすことはない。
    また、エスプリは（スタンダード・テクニカル）フィニッシュ付与と同時につくため、効果時間が同じになっている（バフそのものは別）。

コンボ・アクション解説

[]内の数値は習得レベル、および使用可能レベルです。
コンボ成立条件　コンボ追加効果 ジョブ専用WS
薔薇のアンボワテ・小鳥のアントルシャ・緑葉のジュテ・金冠のピルエッテはダンスモード時のみ使用可能の技でダメージは発生しない。

WS解説

カスケード[1]→ファウンテン[2]、ウィンドミル[15]→ブレードシャワー[25]

• カスケードとファウンテンは対象単体攻撃。それぞれ威力220/280(コンボ時)。
• ウィンドミルとブレードシャワーは自身中心範囲攻撃。ぞれぞれ威力100/140(コンボ時)。
• カスケード、ファウンテンは単体攻撃。基本的にこれで攻撃していく。
  ウィンドミル、ブレードシャワーは範囲攻撃。雑魚戦など複数体と戦うときはこちらを使う。
  • リバースカスケード、ライジングウィンドミルを習得するとカスケードとウィンドミルは対称投擲、
    ファウンテンとブレードシャワーは非対称投擲のProcが発生するようになる（50%）。
    効果時間30秒。

リバースカスケード[20]・ライジングウィンドミル[35]

• 対称投擲か対称投擲：フラリッシュのProcが付いた時のみ使用可能になる技。
• リバースカスケード：単体攻撃。威力280。
• ライジングウィンドミル：自身中心範囲攻撃。威力140。
  • Lv30以降：命中時、50%の確率で自身に「幻扇」を付与する。

ファウンテンフォール[35]・ブラッドシャワー[45]

• 非対称投擲か非対称投擲：フラリッシュのProcが付いた時のみ使用可能になる技。
• ファウンテンフォール：単体攻撃。威力340。
• ブラッドシャワー：自身中心範囲攻撃。威力180。
  • 命中時、50%の確率で自身に「幻扇」を付与する。

※上記対称投擲・非対称投擲は該当するスキルを使用すると効果が解除される。

剣の舞い[76]

• 対象と周囲への範囲攻撃。威力480(2体目以降：240)。エスプリ50消費。2体目以降は威力50%減少。
  • Lv76から登場するリソース「エスプリ」を消費する。エスプリは確率で貯まるためなかなか使えなかったり、使用直後即使用可能…ということもある。
• 威力480とフィニッシュほどではないものの、十分高火力のスキル。エスプリが貯まり次第使っていく（エスプリの上限は100）。

流星の舞い[90]

• 対象に向かって前方直線範囲攻撃。威力600(2体目以降：150)。2体目以降は威力75%減少。
  この技は必ずクリティカルとダイレクトヒットする。
  クリティカルヒットやダイレクトヒットの発動率を上昇させる効果を受けている場合は与ダメージが上昇する。
  • 攻めのタンゴ使用時に「流星の舞い実行可」が付与され、使用可能になる。
    この技のリキャストは基本2.5秒だが、攻めのタンゴが120秒なので実質120秒毎に撃つことになる。

補助

アン・アヴァン[50]

• 10m前方へ移動するスキル。距離は短いが一気に詰め寄れる。リキャスト30秒。
  • Lv68でアン・アヴァン効果アップを習得するとチャージ数2に、Lv78で3になる。

癒しのワルツ[52]

• 自身と周囲3mのPTメンバーのHPを回復。回復力300、リキャスト60秒。
• クローズドポジション【被】を付与したPTメンバーからも同じ効果を発生させる。
  重ねて2倍の効果を得ることも可能。

守りのサンバ[56]

• 自身と周囲30m以内のPTメンバーの被ダメージを10%軽減する。効果時間20秒、リキャスト120[～87]/90[88]秒。
  • 吟遊詩人のトルバドゥール、機工士のタクティシャンと同時にかからない。
• Lv88で守りのサンバ効果アップを習得するとリキャストが90秒に短縮される。

クローズドポジション[60]

• 自身に「クローズドポジション」、PTM一人に「クローズドドポジション【被】」を付与する。
  • クローズドポジション【被】が付与された対象は「スタンダードフィニッシュ」「癒やしのワルツ」「攻めのタンゴ」「ティラナ」の追加効果を受けることができる。
  • 基本はDPSに。相方も踊り子ならお互いに付けあうか、タンク・ヒーラーにそれぞれ付与して全体に効果があるようするのも一つ。
    踊り子同士でも、「スタンダードフィニッシュ」は自身に付与される効果と相手に付与される効果で重複が可能。
• 実行後、このアクションが「クローズドポジション解除」に変化する。
  「クローズドポジション解除」実行時、「クローズドドポジション【被】」によって付与された効果が消滅する。

攻めのタンゴ[62]

• 自分と「クローズドポジション【被】」の対象者にクリティカルとダイレクトヒットの発生確率を20%アップさせる効果を付与する。効果時間20秒、リキャストタイム120秒。
  • スタンダードフィニッシュとテクニカルフィニッシュに合わせるのが一番効果的。できればテクニカルフィニッシュで。
• Lv90で攻めのタンゴ効果アップを習得すると、さらに「流星の舞い実行可」が付与される。効果時間20秒。

フラリッシュ[72]

• Procで実行可能になるスキルがすべて使用可能になる。効果時間30秒、リキャスト60秒。
  • パッチ6.0でProcが対称投擲と非対称投擲になったため、撃てる数が2つ減った。
  • パッチ6.1でこのアビリティで付与される「対称投擲：フラリッシュ」「非対称投擲：フラリッシュ」が付与されることになり、コンボで付与されるProcと重複して付与できるようになった。
    • つまり5.X時代同様procスキル4種を使うことができるようになった。
• Lv86でフラリッシュ効果アップを習得すると「扇の舞い【終】実行可」が付与される。

インプロビゼーション→インプロビゼーション・フィニッシュ[80]

• その場で踊り、自身に「踊りの激情」を付与し続ける。効果時間15秒、リキャスト120秒。
  3秒ごとにスタック数が増加していき、最大4スタックする。
  実行時にこのアクションが「インプロビゼーション・フィニッシュ」に変化する。
  アクションの実行や移動・ターンを行うと即座に解除され、「踊りの激情」が消滅する。
  • さらに、効果範囲内(自身の周囲8m)にいる自身とPTメンバーに継続回復効果を与える。
    回復力100、効果時間15秒。
• インプロビゼーション・フィニッシュ：自身と周囲8mのPTメンバーにバリアを付与する。効果時間30秒。
  効果量は自身に付与されている「踊りの激情」のスタック数で変化する。
  バリア効果量：対象の最大HPの5～10%分
• 継続回復効果とバリアを付与できるが、「移動できない」「アクションが実行できない」という欠点がある（効果が終了してしまう）。
  基本的に履行技などで何もできない時に使うが、一瞬だけ展開して継続回復効果を与える使い方もできる。
  • Patch6.0で効果が一新。エスプリ上昇効果がなくなった点に注意。

舞踏系（攻撃スキル）

全てが関連しているわけではなく、独立しているものもある。

• スタンダードフィニッシュ、テクニカルフィニッシュ、ティラナは6.05でアビリティからWSへ変更された。
• Patch6.1：ステップアクションのすべてがWSにカテゴリ変更。リキャストタイムは固定のまま変更なし。

スタンダードステップ（スタンダードフィニッシュ）[15]

• 踊り子のメインスキルその1。スキルを使用すると攻撃8種が薔薇のアンボワテ・小鳥のアントルシャン・緑葉のジュテ・金冠のピルエッテに変化する。
  Lv15の時点で全て踊ることができる。
• 4種のうち2つが選択され順番に選んでいき、最後にスタンダードフィニッシュを使うことでスタンダードフィニッシュのバフがつく。成功数によって効果が変わる（最大5%）。
  • クローズドポジションを付与していると相手側にも付く。
• スタンダードフィニッシュは範囲攻撃でもあるため敵の周囲で使うことでダメージを与えられる。2種全て成功すると威力720(2体目以降：180)。
• Lv76でエスプリを習得すると自身とクローズドポジション[被]が付いたPTMにエスプリを付与されるようになる。効果時間はスタンダードフィニッシュと同じ60秒。
  • 本人の場合WS8種（上記のもの）が命中した時に5上昇する。
    • Lv84でエスプリ効果アップを習得すると対称投擲、非対称投擲の上昇量が10に上がる。
  • パーティメンバーに付与されたエスプリ効果：WSか魔法による攻撃が命中した時に確率で踊り子自身のエスプリゲージが上昇する。確率はジョブ毎に異なる。

テクニカルステップ（テクニカルフィニッシュ）[70]

• 選ぶステップが4種に増える以外はスタンダードステップと同じ。ただしこちらは周囲30mのPTMにもテクニカルフィニッシュのバフが付けられる。こちらも最大5%。
  • スタンダードフィニッシュ同様テクニカルフィニッシュも4つ全て成功させると威力1200(2体目以降：300)の範囲攻撃になる。
• こちらもLv76でエスプリを習得するとテクニカルフィニッシュが付与された時にエスプリもつく。効果時間は20秒。
  • エスプリの優先度はスタンダードフィニッシュ＞テクニカルフィニッシュとなっているため、どちらを先にしてもスタンダードフィニッシュと同じ時間になる。
    • 20秒を切った状態でテクニカルフィニッシュを付与しても効果時間は20秒にならない。
• Lv82でテクニカルフィニッシュ効果アップを習得すると、フィニッシュ実行時に「ティラナ効果アップ」が付与される。

扇の舞い【序】[30]、扇の舞い【破】[50]→扇の舞い【急】[66]

• Lv30以降Procしたスキル命中時に50%の確率で幻扇のバフがつく。最大4つ。1つ以上付いているときに使用できる。
  たまった幻扇は扇形UIに羽飾りで表示される。時間経過で消費されない。
• 【序】は単体攻撃、【破】は範囲攻撃。それぞれの戦闘状況で使い分けていく。
  • 【急】は【序】【破】が命中した時に50%の確率でProcする「扇の舞い【急】実行可」のバフが付いているときのみ使用できる。対象中心の威力200(2体目以降：100)の範囲攻撃。
    2体目以降の威力は50%に減少する。

扇の舞い【終】[86]

• 対象に向かって前方扇形範囲攻撃。威力300(2体目以降：150)。
  2体目以降は威力50%減少。
  • Lv86以降フラリッシュ使用時に使用可能になる。

ティラナ[82]

• 自分中心範囲攻撃。威力360(2体目以降：180)。
  2体目以降の威力50%減少。
  • 自身とクローズドポジション[被]を付与した相手にスタンダードフィニッシュとエスプリを付与する。効果時間60秒、効果量5%。
• テクニカルフィニッシュの後に使用可能になり、その後自身とクローズドポジション[被]が付いた対象にスタンダードフィニッシュの効果も発生させられる。
  スタンダードフィニッシュを先に使うか後に使うかすることになるのでこの効果の存在理由がいまいちわからない。

コメント

情報提供・データ報告・修正依頼などこちらへおねがいします