概要
Ver2.2から実装された機能。
いずれかの戦闘職をLv50にするとモードゥナでサブクエスト「幻影を着る男」が受注できるようになる。
これをクリアすると「武具投影」が解放、対応するミラージュプリズム(修理可能なクラフター職で判別可能)を消費して、装備の外見を指定した装備品にすることができる。
上記解放後またクラフター職Lv50で「幻影を売る男」が受注でき、ニューエンペラー・〇〇(透明な装備品)とミラージュプリズムを作成できるようになる秘伝書が購入可能になる。
現在は受注Lvが引き下げられLv15で受注できるようになっている。
関連クエストは元々のモードゥナと西ザナラーンのベスパーベイでそれぞれ受注できるが、どちらか一方でしか受けられず関連クエストもそこから派生する形になる
(例えば最初のクエストがモードゥナだった場合は西ザナラーンではクエストは発生しなくなる)
クエストをクリアすると購入はどちらでも可能になる。
秘伝書を使用すればミラージュプリズムの作成が出来るようになるが、必要素材はLv21以上の物が必要。そのため最短で習得した場合は作成できない。
最速で作成可能になる素材は彫金師のシルバーインゴット(Lv23)。
必要なアイテム
武具投影の実行には、以下のアイテムが必要となる。
- 見た目を変えたいアイテム(ベース)
すべての装備品が対象となる。 - 投影したいアイテム
ベースアイテムと同じカテゴリの装備品が必要。見た目(グラフィック)をこのアイテムに変えることになる。 - 触媒(ミラージュプリズム)
専用アイテム「ミラージュプリズム」を触媒として消費する。
手動での投影時は毎回1つ必要、ミラージュドレッサーに入れる場合は収納時に1つ必要となる。
ミラージュドレッサー及びミラージュプレートからの投影時は触媒不要。
その他、武具投影の解除を行いたい場合は「ミラージュディスペラー」が必要となる。
なお、武具投影の上書きは投影解除しなくても可能。
ミラージュプリズムの主な入手手段
- 軍票
准〇士以上になると、軍票200/個で交換可能になる。フリートライアルでは最も現実的。
昇級クエストの条件として、ファイター/ソーサラー Lv44が必要。 - 対人戦績
戦績100/個で交換可能。フリートライアルではPvPコンテンツが制限されているため不可能。
フリートライアルでのPvPコンテンツの一時突入制限について | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone - マーケットボード
取引可能アイテムなので、ギルで購入できる。フリートライアルでは利用不可能。 - 製作
専用の秘伝書「○○秘伝書:ミラージュプリズム」を購入&修得することで、製作が可能となる。
製作レベル15だが、触媒にはクリスタルが必要だったり、中間素材を自作する場合はLv18~25が必要だったり、専用素材「クリアプリズム」がNPCショップでは200ギルかかったりする。
他の手段と比べるとコストや手間がかかる。フリートライアルでも、こだわりが無ければメインクエストのついでに軍票ルートを開拓する方が楽。 - バイカラージェム
ジェム6/個で交換可能。漆黒エリア以降のF.A.T.E.報酬で手に入る通貨であり、レートも高め。勿論フリートライアル範囲外。
ジェムが余った場合でも、素材を交換してマーケットで売って、そのギルでマーケットから買った方がお得かも。 - クエスト報酬
一部クエストで獲得できる。有限なのでおまけと考えよう。
武具投影条件
武具投影が可能なアイテムは、以下の条件を満たすものとなる。
- ベースアイテムと投影アイテムの装備カテゴリが同じ
例:両手幻具には両手幻具を投影できる。片手幻具を投影することはできない。 - 投影アイテムの装備レベルがベースアイテム以下である
例:装備Lv50のアイテムを投影したい場合、ベースアイテムは装備Lv50以上のものが必要となる。 - ベースアイテムと投影アイテムで共通する適正クラス/ジョブがある
1つ以上共通すれば投影は可能。ただし、投影アイテムを本来装備できないクラス/ジョブである間、一時的にベースアイテムの見た目になる。- 性別/種族指定も同様の影響を受ける。
武具投影のやり方
方法は大きく分けて3つある。
- 装備品を選んで直接投影
- 「ミラージュプレート」で一括投影
- 「ミラージュドレッサー」から投影
直接投影
昔ながらの方法。コストパフォーマンスが悪いが、出先で今すぐ投影したい時は便利。
- メリット
- いつでもどこでも投影できる。
- ミラージュドレッサー非対応アイテムも投影できる。
- デメリット
- 投影ごとに触媒を消費する。
- 複数アイテムを投影する場合は手間がかかる。
- 「ベースアイテム」「投影アイテム」「ミラージュプリズム」を所持品かアーマリーチェストに入れる。
- ジェネラルアクションか、ベースアイテムのサブコマンドから「武具投影」を選択。
- ベースアイテムと投影アイテムを選択し、投影を実行する。
投影後は投影アイテムは所持品から移動させてもよい。- 注意:投影アイテムはBINDされ、プレイヤー間で取引できなくなる。
ミラージュプレートで投影
パッチ4.2実装。実行できる場所は限定されるが、複数の装備品を一括で投影できる。
- メリット
- 複数の装備品を一括で投影できる。
- 投影時に触媒を消費しない。
- 複数のプレートを使い分けることで、簡単にコーデを変えられる。
- デメリット
- コンテンツ外のレストエリアでしか実行できない。
- ミラージュプレートの編集はミラージュドレッサーでしかできない。
- ミラージュドレッサー非対応アイテムはこの方法を使えない。
- 予め「ミラージュプレート」を設定しておく。
- レストエリアに入り、ベースアイテムを装備する。
- ジェネラルアクションやキャラクターウインドウからミラージュプレートを選択する。
- ミラージュドレッサーで編集中も投影を実行可能。
- 投影したいプレートを選び、投影する。
- その他の方法
- ギアセットにミラージュプレートを関連付ける
ギアセットのサブコマンドから、「ミラージュプレートを関連付ける」を選択することで、ギアセット変更と同時にミラージュプレートを適用できる。
装備を使いまわしつつ、ギアセット別にミラプリを変えたい場合に有用。
現在位置がレストエリアではない場合、装備変更のみ行われる。 - コマンドでギアセット変更と同時に投影する
コマンドでギアセット変更と同時にミラージュプレートを適用できる。同じギアセットでプレートだけ変えたマクロを作りたい場合に。
こちらも投影はレストエリア限定。/gearset change ギアセット名/番号 ミラージュプレート番号(1-20)
- ギアセットにミラージュプレートを関連付ける
ミラージュドレッサーで投影
パッチ4.3実装。ミラージュドレッサーに入っている装備品を投影できる。
- メリット
- 投影時に触媒を消費しない。
- ミラージュプレートを経由せずに直接投影できる。
- デメリット
- ミラージュドレッサーでしか実行できない。
- 複数アイテムを投影する場合は手間がかかる。
- ミラージュドレッサー非対応アイテムはこの方法を使えない。
- 予め「ミラージュドレッサー」に投影アイテムを収納する。
- ベースアイテムを装備する。
- ミラージュドレッサーにアクセスし、投影アイテムを選択する。
- サブコマンドから「現在の装備に投影する」選択し、投影を実行する。
投影解除方法
「ミラージュディスペラー」を消費して、武具投影を解除できる。副作用として染色やクレストも除去される。
解除するアイテム1つにつき、ミラージュディスペラーを1つ消費する。
- アイテムのサブコマンド「武具投影」から投影解除
- ミラージュプレートから投影解除を選択し、部位を指定して一括解除
ミラージュドレッサー
パッチ4.2実装。宿屋などに設置された「ミラージュドレッサー」を利用して武具投影が可能。
ドレッサーは触媒を消費して「幻影化」することで投影アイテムを収納する設備であり、実質的に装備品をコレクションできる倉庫としても扱える。
ドレッサーに収納できるアイテムは、アイテム詳細の右上のドレッサーアイコンで確認できる。
ほとんどの装備品が対応しているが、一部のパラメータが一定でない装備品(育成武器など)は非対応。(育成武器はレプリカがドレッサー対応)
- 設置場所
- 宿屋、および宿屋に相当する施設
- 冒険者小隊の兵舎
- 使い方
- 「投影アイテム」「ミラージュプリズム」を用意し、ミラージュドレッサーにアクセスする
- ドレッサーに入れたいアイテムを選択し、触媒を消費して幻影化(収納)する
- 幻影化した装備品でできること
- ミラージュプレートに登録する
- サブコマンド
- 現在の装備品に投影する
- 幻影化した装備をアイテムに戻す
- 染色する
- 注意事項
- ドレッサーに収納するアイテムは、耐久度が100%以上である必要がある。
- ドレッサーに収納したアイテムはBINDされ、銘、錬精度、装着したマテリア、エーテリアルアイテムの一部ボーナスパラメータなどの情報が削除される。
ミラージュプレート
パッチ4.2実装。投影アイテムを事前に指定し、まとめて投影できるシステム。
ミラージュプレート自体は一切の触媒を消費せず、何度でも投影を実行できる。
レストエリアでのみ投影を実行可能で、編集はミラージュドレッサーで行う。
パッチ6.1現在、プレートを20枠まで設定可能。
- 編集方法
- ミラージュドレッサーにアクセスし、ミラージュプレートを開く。
- ミラージュプレートを選択し、ドレッサーまたは愛蔵品キャビネットから投影したいアイテムを選ぶ。(アイテムは消費しない)
- 編集が終わったら、適用してプレートに反映する。
- 補足
- プレートに登録した装備品は、サブコマンドで個別に染色可能。
これはプレート自体を染色するものであり、登録を変更すると染色が消えてしまう。
複数のプレートで異なる染色を設定したい場合に便利だが、同じ染色を使いまわす場合はドレッサーの装備品自体に染色するとお得。
- プレートに登録した装備品は、サブコマンドで個別に染色可能。
余談
- 3.4まではG1~G5の5種類あり、装備品によって必要なものが違っていた。
- 3.4からは1つだけで投影可能になった。そのためG2~G5を持っていた場合は使用可能な物に交換してもらう必要がある。
更新履歴
パッチ4.1から
クエスト受注可能レベルが引き下げられ、上記2クエストはレベル15から受注可能になる。
またベスパーベイにて同じく開放クエスト「華やかなる投影世界」「美と幻影の秘伝書」が受注可能になる
- 染色開放クエストと同じNPCが担当している。
- どちらかのクエストしか受けられず片方で開放した場合もう片方のクエストは登場しなくなる。
ミラージュプリズムの入手方法は以下の通り。
- 該当するクラフターで作成する
- マーケットで購入する
- グランドカンパニーで軍票と交換する(1個200)
- 准甲士/准牙士/准闘士以上。ちなみにこの階級はGCクエスト「北からの協力要請」を受注してゼーメル要塞をクリアする必要がある。
- そのため交換可能になるのはレベル44以降。
パッチver4.2から
ミラージュプリズムが1種類に変更、従来の物は遺失物管理人で交換してもらえる。
作成素材は今まで通り。
また装備品を幻影化し、宿屋に設置された「ミラージュドレッサー」に200個(5.0で400個に増加)まで登録させておくことができるようになる
- 幻影化する時にミラージュプリズムを1つ消費する
- 当然ながら幻影化した装備品は手元から消滅する
- 10枚ある「ミラージュプレート」に幻影化した装備を転写し、それをPCに貼り付ける形になる
- この時はプリズムが不要
- 従来の投影も可能。
- 愛蔵品キャビネットからも転写可能
- ミラージュディスペラーを所持していると一括で投影を解除できる(解除する部位は指定できる)
ミラージュプレートは設定した装備品の投影を一括で行える(転写にミラージュプリズムは不要)。
が、上記の通り装備品を消費するため幻影化する際が注意が必要。
特に課金アイテムも普通に投影できてしまうので要注意。
他にも入手しづらいもの、一品ものなども幻影化できてしまうので、しないよう注意が必要。
慣れないうちはIDやアライアンスレイドのように何度でもとれる装備限定で幻影化するのが無難だろうか。
現在は幻影化した装備品を戻すこともできるので気にせず突っ込んでしまって問題ない(装備品の一時的な収納枠が増えたと考えてもいい。)。
パッチ6.1から
ミラージュプレートが15枚から20枚に増加。
さらにレストエリアなら主要都市以外でもミラージュプレートからの投影が可能になった。