FFにおけるロマンのひとつ。
【関連項目】
→アビリティ/【ダメージ限界突破】
→バトル/【ダメージ限界突破】
ダメージとして
一部を除く殆どのFFシリーズでは、表示上のダメージの最大数値が9999だった。
FF10やFF4(DS版)のダメージ限界突破(げんかいとっぱ)の導入で、
9999の壁が目に見える形で取り払われた。
FF3(FC版)では、表示上は9999が最大だが、実はそれ以上もちゃんとダメージされている。
- ちゃっかりDS版でも同じ仕様となっている。
ギサールの爺さんが実際の数値(最大値のみ)を教えてくれるが、それも99999までしか数えてくれない。
一回の攻撃でラスボス(HP:120000)を倒せるので、実際のダメージは6桁の世界に突入している。
9999という制限を設けてしまったことにより、
FF7のナイツオブラウンドとバハムート零式、スターダストレイとアースレイヴとコスモメモリー、
生者必滅と森羅万象、FF8のクイックショットとハイパーショットのように、
単発高威力の頭打ちと攻撃判定回数の優位性、下位と上位の逆転などの現象も起こしてしまっている。
- 逆にFF9では、9999を上限する形を取る事でHPが10000以下になった時に戦闘イベントを発生させて自滅させる処理が行われている。
特異な例として、FF7のデスペナルティやミッシングスコアは最強状態だとこの限界を振り切る。
他、HPきゅうしゅうによる回復量も限界を振り切る。
FF1(おそらくPS版かGBA版以降)では、戦闘中の強化によって9999を上回れる。
GBA版でカオス相手に試してみたところ、
巨人の小手(セーバー)+ヘイスト+ストライ&力の薬で強化すると、
ナイト(ルーンアクス装備)が10912ダメージをたたき出したり、
スーパーモンクも11408ダメージなどの狂ったような数値が出る。
- WSC版から10000オーバーのダメージは出せる。
PS版なら理論上の最大値である50976ダメージも可能。
FF12IZJSでは、ザイテングラートを用いる際に障害ステータスや有効ステータスなどの効果を併用する事で、
雑魚モンスターに対してのみ160万を超える超絶ダメージを再現する事が出来る。
9999の壁は取り払えても、大抵は99999の壁が新たに待っている作品が多い。
- FF8では一部の上限突破する攻撃に対して60000の壁が存在した。65525以下で一番きりがいいからであろうか。
FF8のリヒト・ゾイレは表示では9999だが、実際には10000ダメージを与えているらしい。
DDFFでデスペラードカオスを使用したところ、EXバースト状態の激突ブレイブダメージで“0857”といダメージを叩き出した。
ルールは、“ブレイブ特化”で相手はライトニングLv.100。これは実際は10857ダメージ。こちらのDFFの項を参照のこと。
DFFOOではブレイブダメージ1撃毎に最大9999の限界が設けられているみたい。
一撃あたり10000越えのダメージは見たことない。(ソースはWoLのシールドバックラー、マリアの正射必中。どちらも恩恵あり)
- セフィロスのブレイブ攻撃+といった複数回ヒットするもので追撃してもみられるもよう。
FF零式ではレベル差があると簡単に拝むことが可能。最初に見るのはおそらくこいつからだろう。
なお、ラスボス戦ではこの数字が敵にも味方にも何度も出てくる。ある意味壮観。
ダメージ9999を超える攻撃手段は一応ある。
LRFF13では"ため攻撃"を最大限に活かすことで999999ダメージを叩き出せる。
HPとして
これも一部を除く殆どのFFシリーズで味方の最大HPだった。
FF10ではHPの最大が99999になり、MPが9999になった。
いずれも限界突破アビリティを付ける必要性がある。
FF12は99999こそ、遥かに遠く届かない数値だが、
バブルや永続効果アクセサリのバブルチェーンを使用する事で、HP最大値を10000以上にできる。
FF13では、45000まで上昇させる事が可能。
DFFでは突破できなかったが、DDFFでは突破可能。
装備品を組み合わせて、素で10000以上の最大HPに設定できる。
CPUデスペラードカオスのみ「秩序なき永遠」で100000以上に上げられるので、事実上99999の限界もない。
なお、プレイヤーサイドではどうがんばっても10000ちょっとが頭打ち。
- HPが限界突破している時は「疑似ラストリーブ」状態とも言える。
ダメージは限界突破出来ない(激突ではとどめは刺せない)ので、ブレイブを9999貯めて「突破する者」を使っても一撃必殺はできない。
余談
実は、FF2(FC版)でダメージ量(バグ利用で7桁ダメージ)もHP・MP(最大65535)も限界突破されている。
FF1のケアルガ回復量。HP9999回復。
FF5では9999を突破する仕様は無い…はずなのだが唯一の例外として、
MP4万以上の敵に魔法剣アスピルを当てると(MPダメージだが)1万以上のダメージを与えることができる。
その際、製作側が想定してなかった事態なのか表示がバグってしまう。(ゲーム進行には影響は無い。)
FFとその他のRPGを差別化していた要素の1つだと思う。
参考までにドラクエだと、4まではHPの最大値が1023しかなく(ファミコン版1-2では255が限度)
6でようやく10000を越える敵が現れた。
- DQ6だと、ある裏イベントで9999ダメージを見た時、ついにFFの領域まで来たか、と妙に感慨深かった。
- 合併後のDQ8には最大で11999ダメージを与える方法が存在する。パネェ。
- DQ10ではHP10万超えの通常モンスターがいる。敵側の究極呪文なんて9999を当たり前のように出してくる。
しかし、味方側のHPは3桁であり、敵の攻撃がインフレしても、HPを1以上キープすることが前提となっている。 - 実はDQ5ではとあるバグ技で5桁ダメージを拝むことが可能だったりする。
- スーパーマリオRPGにおいては基本的なダメージは余程の事(スーパージャップ100回成功など)がない限り3桁止まりが普通だが、
「ジーノカッター」という技のアクションコマンドを成功させる事で9999という表示を拝む事ができる。
勿論元ネタになったのはFFの最大ダメージ。
- スーパーマリオRPGにおいては基本的なダメージは余程の事(スーパージャップ100回成功など)がない限り3桁止まりが普通だが、
- DQ4(FC版)で4桁ダメージを拝むことが可能。ただしパルプンテで光が味方に降り注いで喰らうダメージの方なので、あまり見たいものではないが。
サガも当初から9999ダメージを拝めた。FFとは兄弟の様な出自だから当然か。
9999では無いが、サガの場合HP上限が999なのに敵から4桁のダメージをザラに食らう事はJRPGファンには有名な話。
FFで例えるなら中盤の雑魚から1万超のダメージを食らうノリ。
- 宇宙をどうたら、星をどうたらと言った様な技ではなく、タコ・イカなんかが持ってるあの「触手」で1400ダメージくらい叩き出してくれる。
こういう所がシュールな笑いを誘うサガの世界観といえるかも知れない。 - サガシリーズのパワーインフレは、サガフロンティアがピークであったが
アンサガからパワーインフレを抑える形をとっている。- その後、インサガでは単発で5桁台のダメージが出せるようになり
ボスのHPも10万台に達しており、レイドバトルでは100万台に達している。
- その後、インサガでは単発で5桁台のダメージが出せるようになり
- ユニサガの現在のパワー環境は高難度の場合通常モンスターで10万台、ボスで100万台、
レイド戦は億桁~兆桁に達している事も多く、メインイベントのボス戦にも取り入れている。 - 実はロマサガ1でも5桁ダメージ出せる。腕力を99まで上げてさらに腕力法からの冷凍剣あたりで普通に出る。