敵が見えないエンカウント式を取る作品の中で「見える敵」のことを指す。
進路を邪魔するように立っているボスなどは例外。
種族シンボルか固定シンボルのどちらかである場合がある。
FF4(GBA版)
EXダンジョンの溶岩の廃墟エリアの随所に赤、青、燃え盛ったタイプのボム系シンボルが一定の動きで徘徊しており、そいつらに接触するとシンボルに応じたモンスターが出現する。
(例えば、身体が燃え盛ったタイプに接触するとメルトボムが出現)
また、人形の館エリアには後で現れるやつを含めて計10体の人形型のシンボルが蠢いており、
動きが速いのがグラッジパペット3体で、動きが遅い(+青色)のやつがデスパペット1体。
加えて、竜の巣エリアで徘徊しているブラキオレイドスも該当するか。
- 因みに、同ダンジョンのアスラのロッド等があるフロアにも道を塞ぐモンスターは居るが、此方は話し掛けないとバトルにならないので原則的に対象外だろう。
同じ理由で吟遊詩人の試練の亡霊や、プラチナトード等も対象外。
FF5
ピラミッドで徘徊するマシンヘッドやアスピス、次元の狭間のアルテ ロイテにオメガが該当する。
本作のシンボルモンスターは、主人公側の正面に接触しないとバトルにはならない。主人公側が横や背後を向いていればバトルは避けられる。
FF5(GBA版)
EXダンジョン・封印の神殿の悪夢の回廊にオメガの大群が ピラミッドのマシンヘッド宜しく徘徊しまくっている。
但し、此方は次元の狭間と違って逃げられるものの、逃げてもそのオメガは消滅してしまい二度と戦えなくなる。
なお、同ダンジョンの魂の河にいるギルガメなんかは道を塞いでいたり話し掛けなければ戦闘に突入しないので対象外。
FF5(iOS/Android版)
シンボルモンスターが正面以外でも触れた時点で戦闘になる仕様に変更された。
壁を向いてピラミッドのアスピスをやり過ごすことは不可能になった。
操作性を考慮してか、次元の狭間を徘徊するオメガのみ、話しかけなければ戦闘にならない。
隠しダンジョンのオメガやその他の移動するシンボル敵は触れただけで戦闘になる。
FF6
ナルシェにてティナや氷漬けの幻獣の防衛戦で侵攻するガード達及び帝国軍の他、
オペラ劇場のネズミ(スタナー、ゴエティア)に伝説の八竜が該当。
但し、八竜のうち瓦礫の塔にいるイエロードラゴンとスカルドラゴンは話しかけなければ戦闘にならないし
オペラ劇場のアースドラゴンは仕掛けを操作してそのまま自動的に戦闘突入なので、シンボルエンカウントとは言い難い。
また、ホーリードラゴン(通常版)のみ後に獣ヶ原でランダムエンカウント可能。
FF6(GBA版)
本編で該当するモンスターに加えて、竜の巣の【試練の回廊】に犇めく人魂…即ちアースイーター、アビスウォーム、ガルガンチュア、モルボルワーストが該当する。
なお、ここに現れる伝説の八竜の強化版はいずれも話し掛けなければ戦闘にならず、
しかもダンジョンの仕様上倒さなければ先に進めない(=道を塞ぐモンスター同然)なので対象外だろう。
FF7
グラスランドエリアの湿地帯にいるミドガルズオルム、2戦目以降何度か体当たりしたり最終戦に持ち込める状況になって静止したアルテマウェポンが該当。
FF7(INT版)
ルビーウェポン及びエメラルドウェポンも該当する。
ルビーウェポンはゴールドソーサーの砂漠で静止してるので不用意に近付かなければ大丈夫だが、エメラルドウェポンは運が悪いと潜水艦で潜った途端バッタリ出くわすので要注意。
CCFF7
シンボルエンカウントは基本的にミッションのボスだが、例外として
ミッション「ジェネシス軍を倒せ!>侵攻!ジェネシス軍>コピー軍団を倒せ!」の
サポテンダーもシンボルエンカウントとなっている。
FF8
サボテンダーアイランドに出現するサボテンのシンボルに触れるとジャボテンダーに遭遇する。
また、SeeD選考実地試験で撤退中に現れるX-ATM092から一度逃げた後は、それがシンボルモンスターとして執拗に追いかけて来る。
更に、アルティミシア城の番人達及びオメガウェポンも厳密に強制戦闘ではない上に、接触すれば戦闘になるのでこれに該当する
(尤も、番人達は倒して各種能力を解除して行かないと圧倒的に不利なので、半ば強制戦闘である要素が強くはあるが)。
FF9
魔の森脱出時のプラントスパイダ、ギザマルークの洞窟の黒魔道士タイプA、アレクサンドリアからの逃走時のバンダースナッチ、イーファの樹でリヴァイアサンの祠へ駆け降りる時とアレクサンドリア襲撃時の霧の魔獣が該当。
どれもマップが狭く回避が困難。
プラントスパイダは最初の1体は回避不能。
黒魔道士タイプAは倒さないと先へ進むためのアイテムが手に入らない。が、1体だけは残して進める。
イーファの樹では回避不能。一定時間毎に敵が追い付いて戦闘になる。
アレクサンドリア襲撃時は操作キャラのスタイナーだけでなく、後ろを付いてくるベアトリクスと接触しても戦闘になるので注意が必要。
FF10
キーリカの森にいるはぐれオチューやマカラーニャ寺院で追いかけてくるグアド・ガード、サヌビア砂漠にいるサンドバルサムが該当する。 いずれも逃走可能だが、はぐれオチューとサンドバルサムは倒すまで居座ったままになる。
チョウ探しの赤い蝶やはりはりまんぼんで現れるサボテンダーも事実上のシンボルエンカウントと言える。これらはいずれも逃走不可能。赤い蝶のエンカウントはランダムエンカウントと同じだが、敵は強化されているので注意。
本作では特定の位置に着くと、どこからともなくモンスターが現れるという、強制エンカウントのパターンも追加された。これらの強制エンカウントも逃走不可能になってる場合が多い。
FF10-2
聖ベベル廟では凶悪なモンスターがうろうろしている。シンボルエンカウントでは逃走不可能なので、接触しないように。
FFTA
他クランやモンスターグループが時々出現し、マップを数日さ迷う。
青魔法を習得する際など、クエストを受けるよりシンボルモンスターで習得するほうが早い場合がある。
出現場所から何のモンスターが出たのか分かりやすい事も。
終盤はクエストを終える度に1グループくらい頻繁に出現するようになる。
FFTA2
クエストでは滅多に出てこないチョコボ系を狩るならシンボルのほうがやりやすい。
ただし、前作ほど頻繁に出てこなくなった。
FF零式
フィールドマップに点在するモンスター。
サーチ上ではチョコボと同じく赤い点で表示されるため、視認しないとチョコボなのかモンスターなのか分かりづらい。
ともあれエリア替える度に配置が元に戻るので、慣れれば何なのか分かる。
チョコボが時々モンスターに代わるのはエイボン地方だけだし。
特徴としては、全てのモンスターが大型種(サポテンダー除く)。またレベル99である。
倒そうにも一撃で狩られる事も多く、基本的に遭遇しないことを薦める。
ただしシンボルモンスターに見つかると追ってくるため、逃げるにはチョコボ必須。
当たり判定は意外とでかいので、大きく避けよう。
サポテンダーは気付くと逃げ出す。
またインスマリーンは移動が遅いプリン系のため、普通に逃げられる。
シンボルエンカウントした敵を倒すと、クリスタルのかけらが手に入る。
ただし、手に入るのはそのシンボルモンスターの組み合わせと初めて勝利した場合のみと決まっており
さらに一度ファントマ吸収してしまうと、その組み合わせからはクリスタルのかけらを入手できなくなる。
例えば、グランドホーン×2と遭遇した際、1匹倒した後にファントマ吸収すると、クリスタルのかけらは1つしか貰えないが、2匹同時にファントマ吸収すれば2つ貰うことができる。
さらに、他の地域でグランドホーン×3の型がいるが、こいつらを3体同時にファントマ吸収すればクリスタルのかけらを一気に3つゲットできる。
しかし既にグランドホーン組のシンボルモンスターと戦い、クリスタルのかけらを入手していた場合は、かけらは一つも落とさなくなる。
初めて戦う組合わせのシンボルは、できるだけ多く、そして同時にファントマ吸収をしたい。
- また、吸収するファントマはどのモンスターでも「ゲッパクファントマ」で固定されている。
- 別の周回に入れば再びクリスタルのかけらを入手できるようだが、詳細情報は不明。
ランダムエンカウントした直後の僅かな時間内はこいつらに接触してもバトルにならない。
戦闘直後にサポテンダーに密着していてもバトルにならないのはきっとこのせい。
ただ、飛空艇を持っていれば素早く乗ることでこいつらとバトルになる前に逃げられる…かもしれない。