FF10
CTBにおける追加効果。
効果を受けたキャラクターは残待機時間に負荷×3が加算される。
負荷とはCTB上の概念の1つで、値はすばやさに応じて決まる(以下対応表)。
すばやさ | 負荷 | 弱ディレイ | 強ディレイ |
1 | 28 | 42 | 84 |
2 | 26 | 39 | 78 |
3 | 24 | 36 | 72 |
4 | 20 | 30 | 60 |
5~6 | 16 | 24 | 48 |
7~9 | 15 | 22 | 45 |
10~11 | 14 | 21 | 42 |
12~14 | 13 | 19 | 39 |
15~16 | 12 | 18 | 36 |
17~18 | 11 | 16 | 33 |
19~22 | 10 | 15 | 30 |
23~28 | 9 | 13 | 27 |
29~34 | 8 | 12 | 24 |
35~43 | 7 | 10 | 21 |
44~61 | 6 | 9 | 18 |
62~97 | 5 | 7 | 15 |
98~169 | 4 | 6 | 12 |
170~255 | 3 | 4 | 9 |
ここでいうすばやさ/負荷は攻撃した側ではなく攻撃された側の値。
この加算値は無効化されない限りヘイスト状態やスロウ状態によって変化しない。
プレイヤー側はディレイバスターで発生させる事ができる。
気付きにくいがオートヘイストで無効化できる。
- プテリクスの「クチバシ」や、タンケットの「ラッシュアタック!」などの強ディレイ効果は防げない。
どうやら単体攻撃の強ディレイ効果は防げないようだ。 - 召喚獣も同様のようで、タンケットにハメ殺されたりする。
実際のところ、ディレイの無効化はできないと思われる。
ブラキオレイドスの「断罪」など、アルティマニアに強ディレイと書かれていても実際はディレイ効果のない攻撃があるため、そのように勘違いされている可能性がある。
ストラトエイビスの「大空の凱歌」のような、全体攻撃であってもちゃんと強ディレイ効果のある攻撃を食らうとオートヘイストでもしっかり待機時間が増加する。
…というような混乱や議論が発生するのはディレイ周りにバグとしか思えない奇怪な仕様があるからで、以下にそれを説明する。
敵にはディレイを無効化する者とそうでない者がいるが、召喚獣を含めた味方キャラは基本的に無効化できない。
しかし限定的に無効化できる状況がある。このことは本来ディレイを無効化しない敵でも同様。
1つ目は、その攻撃がスロウの効果を併せ持つ場合。以下が該当。
・金の砂時計(弱ディレイ)
・ステータスリール(弱ディレイ)
・ねんえきネバネバ
・ダーク召喚獣のインパルス
・スロウ攻撃(改)の付いた武器によるディレイアタックまたはディレイバスター
これらの攻撃は対象をスロウにすることに失敗した場合はディレイ効果がなくなる。スロウに失敗するとは、対象に耐性がある、対象が既にスロウである等が該当する。
「ステータスリール」と「ねんえきネバネバ」にスロウ効果などないと思われるかもしれないが、実は対象を0ターンスロウにする効果がある。
スロウの防御手段としては完全スロウ防御、リボン、オートヘイスト等があるが、該当のインパルスのように耐性無視の場合はオートヘイストだけが防御手段になる。
2つ目は、その攻撃がヘイスト解除の効果を併せ持つ場合。以下が該当。
・断罪
・スリップテイル
・ダーク召喚獣のメガフレア
・ダーク召喚獣のカオティック・D
これらの攻撃は対象のヘイストの解除に成功した場合のみディレイ効果を生み、対象がオートヘイストであるかそもそもヘイストではない場合にはディレイ効果がない。
該当のカオティック・Dは連続攻撃であるが、対象の状態が解除できるヘイストであるなら最初の1発でヘイストが解除されるので(?)最初の1発しかディレイ効果がない。
敵のディレイ無効化は実際にはディレイ以外による待機時間の変化も無効化する。
ディレイ以外で対象の現時点の待機時間を操作する攻撃は以下の物がある。
(ディレイから話は逸れるがゲームシステム的に密接なのでここに記す。)
・銀の砂時計:待機時間×1/2を加算
・チョコボの尾:待機時間×1/2を加算(INT版では減算)
・チョコボの羽:待機時間×1/2を加算(INT版では減算)
・ヘイスト:待機時間×1/2を減算
・ヘイスガ:待機時間×1/2を減算
・スロウ:待機時間×1/1を加算
・スロウガ:待機時間×1/1を加算
・エフレイエの石化にらみ:威力10の魔法ダメージ分を加算
これらの攻撃は仮に対象をヘイスト/スロウ状態にすることに成功したとしても対象がディレイ無効であるなら待機時間に対して加減算を行うことはできない(状態としての待機時間に対する操作は行える)。
ヘイスト/スロウ状態にすることに失敗した場合はディレイと同様に待機時間に対する操作が失敗する(ヘイスガをリフレクで反射した場合はやや異なる)。
状態解除の性質を持つ攻撃の場合はディレイと同様にヘイスト/スロウ状態の解除に成功したか否かがキーになるはずだが、これらの攻撃の中に状態解除の性質を持つ物はない。
強ディレイ効果がある攻撃一覧
・ディレイバスター
・吐き出し
・地震
・大空の凱歌
・アタック
・ラッシュアタック!
・クチバシ
・カトブレパスの「打ちあげ」
・断罪
・聖地のガーディアンの「スリップテイル」
・死刃の交撃
・シンのひだりうでとシンのみぎうでの体当たり
・ねんえきネバネバ
・エボン=ジュが乗り移ったシヴァの天からの一撃
・ダーク召喚獣のメテオストライク
・ダーク召喚獣のサンダジャ
・ダーク召喚獣のメガフレア
・ダーク召喚獣のインパルス
・ダーク召喚獣のカオティック・D