ボムの亜種。たいていは上位種だが、FF2のみ下位種。
- ボム系モンスターで「風船」の名を与えられたのは、やはり旧日本軍の風船爆弾からの連想か。
- 形状が丸い・浮かんでいる・破裂(自爆)するという特徴を考えれば、そのまま風船が名の由来では?
初出のFF2だとボム系最弱という辺りも所詮は風船だから、ということでは。
- 形状が丸い・浮かんでいる・破裂(自爆)するという特徴を考えれば、そのまま風船が名の由来では?
FF2 
ボム系統の最弱モンスターとして、
セミテの滝の洞窟やバフスクの洞窟をはじめとする多数の場所に出現。
同系統の上位種のモンスターとセットで登場することもある。
ダメージを与えると「じばく1」を使ってくるが、一撃で倒せば問題ない。
- 但し、単体への魔法攻撃でしか魔法防御レベルを上げられないFC版では、わざと自爆させる場合も。
上位種とは異なり、こいつだけで出てきても逃走できる。
但し、上位種と同時に出現したら逃げられない。
因みに、この系統のモンスターの特徴は、HPが満タンの時は通常攻撃しかせずHPが少しでも減っている時のみ自爆を使う。
また、自爆はMPを使うので、MPを持っている。
なので、ブリンクなんかで回避率を上げておいて、「上げたい魔法を使う→MPが減ったらアスピルで回復」を繰り返して魔法レベルを上げることができる。
- 自爆の項目に書かれているが、こいつらはHP満タンでも平気で自爆してくる。
ただし、満タンだと必ず失敗し、FC版だと「こうかがなかった」、リメイク版だと「ミス」で表現される。
失敗しようが発動してることに変わりはないので、魔法防御の熟練度稼ぎには使える。
しかし同様に相手のMPも無駄打ちで減っていくので、アスピルのタンクにするのはあまりオススメできない。
というか、アスピルを入手できる頃なら、簡単には枯渇しないぐらいにMPをドーピングした方が早い。
FC版だと目と歯がピンク色。目はともかく歯がピンク色なのは…歯医者でも行ったか?
FF3 
炎の洞窟に出現するボムの上位種。色は黄緑色で、更なる上位種にグラネイドがいる。
HPが1でも減ると自爆する。
FC版では炎が弱点。両手サラマンドソードの戦士で一匹ずつ倒していくのが一番安全。
他のキャラで中途半端に殴りかかったりしないように。
こんな溶岩だらけの場所にまさか炎弱点のモンスターがいるとは思わず、炎弱点というのが誤情報だと思い弱点の炎属性攻撃では攻めず、結果的に生き残ってしまい自爆されてしまったプレイヤーも結構いるかもしれない…。
当時ファミ通の「べーしっ君」で、こいつとレッドマシュマロの組み合わせをよく見ると「たま」の2人に見える…なんてネタがあった。
ポーションかボムのかけらをドロップする他、盗むと他に羊の枕が手に入る場合も。
FC版ではコイツかレプラホーンから盗むのみの入手となる。
FF3(DS版以降) 
DS版では以降の作品のボム系統に準拠して水と冷気属性が弱点になっている。
加えてDS版以降はFC版とは真逆の炎耐性持ちに。
もっとも、他作品を遊んでいる場合には間違えて攻める事はほぼないだろうが、このことを覚えているFC版経験者の場合、炎属性攻撃で中途半端にHPを削る→じばくで味方が大ダメージで即死するという事故に遭う可能性あり。
- ちなみにレッドマシュマロもDS版以降は同様に炎耐性&水・氷弱点に変更されている。
自爆の発動ラインナップがHP60%以下になったので、多少は余裕をもってダメージを与えられる。
但し、HPは386に上がったので注意。
入手アイテムがドロップアイテムテーブルNo.11の品になったので、ハイポーション・ボムの右腕・麻酔針・沈黙のお札・リリスの口づけを落とすように。
FF4イージータイプ 
北米版ではレメディボムの名称が"Balloon"となっている。
FF6 
Lv22、HP555、MP80、種族:なし。
攻撃力11、防御力20、命中100、素早さ25。
回避率0、魔力19、魔法防御130、魔法回避0。
弱点属性:冷気・水。吸収属性:炎。無効化属性:なし。
有効な状態異常:カッパ・睡眠以外全て有効。常時レビテト状態。
行動:
通常時
- 1ターン:何もしない/たたかう/たたかう
2ターン:何もしない/たたかう/たたかう
3ターン:何もしない/何もしない/じばく
炎属性の攻撃へのカウンター
- 1ターン:じばく/めらめら/何もしない
- ファイナルアタックは「何もしない」なのでとどめを刺した場合は何もしない。
操る:たたかう/めらめら/じばく。スケッチ:めらめら/じばく。あばれる:自爆。
盗み:通常枠なし/レア枠フェニックスの尾。落とすアイテム:なし。
変化:成功率12.5%。ポーション/ポーション/ポーション/フレイムシールド。
EXP:369。獲得ギル:300。
ボムの上位種としてサマサの村の火事の家に出現するほか、
火事の家のボスモンスターであるフレイムイーターにボムベアラーで呼び出されることもある。
多数で現れ、一定ターン経過したり炎属性の攻撃を受けると一定確率で自爆する。
加入したばかりのストラゴスが使えるアクアブレスの良い実験台になる。
他、通常の1.5倍の物理攻撃「めらめら」も使用する。
ボムと言えば自爆みたいな印象があるが、FF6で能動的に自爆してくるボム系はこいつだけである。
こいつも最低3ターンは待たないと自爆しないのだが、他はカウンターでしか使ってこない。
- グラフィックはボムと全く同じ。獣ヶ原では区別しにくくて困る。
レア枠でフェニックスの尾を盗める。火事の家に入って回復手段が欠ける際のせめてもの救済措置だろうか。
この作品のボム系統は皆ラグナロックで低確率ながらフレイムシールドに変化させられる。
勿論氷・水属性に弱く、炎属性を吸収する。また、系統共通で常時レビテトなので、クエイクなども無効。
カッパと睡眠以外のステータス異常はどれも有効なので、即死や石化等で速攻撃破しても可。
暴れると自爆してしまうので注意。
シンボルエンカウントだが、実はコイツからは逃げる事が可能だったりする。
こいつの4体出現パターンは、トラップの扉を開けた時しか現れない。ちなみにこのパターンは挟み撃ちだが、ティラノサウルスx2と同じく強制陣形(アラームピアス無効)なので注意。
FF6(GBA版以降) 
魂の祠では第2グループの1戦目に6匹組で出現する。フォーメーションはボムと違って平行四辺形を描いている。コイツらは煙玉で戦闘をスキップ可能。
- 勿論、フレイムイーターにも呼び出されるが、此方はフレイムイーター自体が低確率でしか現れない。
CCFF7 
ミッションにのみ出現するボム系モンスター。
見た目が青いだけあって炎属性は無効、氷属性は吸収する。
沈黙無効、その他のステータス異常や即死への耐性も高いが、やはりふきとばし耐性ゼロ。
ストップアタック?、氷の息吹、絶対零度を使用する。
MPの魔晄石・『ファイガ』のマテリアが必ず盗めて、魔力の魔晄石・『ファイガ』のマテリアを落とす。
FF11 
サルタバルタ地方に出現する、ボム族のモンスター。
外ホルトト遺跡に生息するものはコアスブーメランをドロップする。
FF12 
遺跡に眠る覇王の遺産を守るため、当時のキルティア教の大僧正により作られた魔法生物。
体からは強い魔法の力が溢れ出しており、青白い炎が絶えず彼らの体を包み込んでいる。
彼らは命に換えても遺産を守るように作られており、
追い詰められると自らの命と引き換えに大爆発を引き起こす。
FF14 
北部森林に生息するボム系モンスター。
ボムと全く同じデザインをしている。通常にいるものはノンアクティブ。
倒すとボムの灰を落とす。