白亜紀末期頃に棲息していた、史上最大級の肉食恐竜の一つ。
恐竜の代名詞ともいえる存在で、その多くは「ティラノサウルス・レックス」と呼ばれる種であるとされる*1。
FFだとそうでもないが、各種の創作作品において脅威の象徴、あるいは最強の恐竜として描かれる。
- 最近では、羽毛が生えていたとかハイエナのように死肉だけを食べていたとか転んだら起き上がれないとか、いろいろ言われているが、結局のところは意見が分かれているので、興味のある方は恐竜博士を目指して解明しましょう。
- 実は2000年に「マノスポンディルス・ギガス」という先に命名された恐竜と同一と判明したため、
この名前に変更されるはずだった。しかし「こんな有名で定着した名前を今更変えられるか」という特例にて、
ティラノサウルスの名は残ることになる。まさに恐竜の代名詞たることを示すエピソードである。
FF1に登場するほぼ同一のモンスターはこちら→モンスター/【チラノザウルス】
FF5に登場する似た名前のボスモンスターはこちら→モンスター/【ティラザウルス】
FF8ではアルケオダイノスと名前を変えて登場。序盤から会えるのでムチャクチャな強さを誇る。
- デザイン的にはどちらかと言うとアロサウルス寄りだけどな、あいつ。
FF4(GBA版) 
試練の洞窟の最深部でポロム専用の武器・セラフィムメイスを護っているモンスター。
ポロムを連れた状態でのみ戦える。
物理攻撃と「地震」を使う他、炎・冷気・雷属性の各魔法で攻撃すると
全体攻撃の「炎」「吹雪」「雷」でそれぞれ反撃してくる。
「地震」にはレビテトで、攻撃する時は物理攻撃か無属性魔法で対処しよう。
- こいつは正確にはティラノサウルスの骨格のみなので、なんかパラサイト・イヴな感じの戦闘。
- こっちと間違えて名付けられたんじゃなかろうか。
見た目はルナザウルス等と同じ恐竜の骸骨だが、アンデッドでも竜でもなく爬虫類種族のモンスター。
こんなのにアイスロッドで殴りかかる様なプレイヤーはいないだろうが、まともな特効ができるのは事実上ロキの竪琴だけ。
とはいえ、こいつをスルーして本編クリア→月の遺跡でロキの竪琴回収、という手順を踏んでまで特効を狙うプレイヤーはいないだろう。
- レビテトをかけつつカウンターを発動させないように戦うと、こいつからダメージをもらうのは物理攻撃のみ。
もしアイスシールド(爬虫類からの物理ダメージ軽減)を取って置いてあるなら、セシルやカインに装備させてやるといい。
HPはなんと60000もある。長期戦になることを覚悟しよう。
FF6 

Lv57、HP12770、MP420、種族:なし。
攻撃力33、素早さ55、魔力16、命中100。
防御力125、回避率0、魔法防御160、魔法回避50。
弱点属性:冷気。吸収・無効化属性なし。
有効な状態異常:睡眠、スロウ、プロテス、レビテト、ヘイスト、リフレク、シェル、透明。
行動:
- 1ターン:たたかう/たたかう/何もしない
2ターン:たたかう/たたかう/メテオ
3ターン:たたかう/たたかう/かみつき(7倍)
操る:たたかう/かみつき/スロウ/ヘイスト。スケッチ:かみつき/エアロガ。あばれる:特技版メテオ。
盗み:通常枠なし/レア枠アーマーガッパ。落とすアイテム:通常枠なし/レア枠沙悟浄の槍。
変化:成功率50%。干し肉/干し肉/干し肉/干し肉。
EXP:8800。獲得ギル:0。魔法習得値:単体出現時は3ポイント、2体セットの時は5ポイント。
初出。名前まんまな姿形の恐竜。世界崩壊後の恐竜の森に生息する。
ウェアドドラゴン、カオスドラゴン、アースドラゴン、メルトドラゴンの色違いで薄い灰色。
脳筋っぽい見た目を裏切り、得意技は何とメテオ。しかも結構痛い。
通常の7倍強化物理攻撃の「噛みつき」も痛いが、これは単体攻撃で物理回避が可能な分マシかも。ただし、後ろからくらったら即死レベル。
- メテオは2ターン目、かみつきは3ターン目に使う。
倒すとたまに沙悟浄の槍をドロップすることがある。
またアーマーガッパも盗むことができる(レア枠ではあるが)。
- 弱点は冷気。始めはブリザガ、魔力が高くなったらブリザラでもカンスト。
恐竜の出現場所を聞いて早速駆け付けたプレイヤーは、いきなり挟み撃ちで出迎えられ、牙(爪?)とメテオで貪り食われるのが常道。
高い経験値と貴重品のドロップと、危険に見合った成果は得られるが、小まめなセーブが欠かせないプレーヤー泣かせの敵である。
MPが420しかないため、ラスピル等で枯渇させればメテオを封印出来る。
使ってくる攻撃が物理攻撃オンリーになるので、バニシュをかければ完封可能。
弱いキャラを育てる時や、アーマーガッパを盗む時などに役立つ。
2匹で出現する場合は必ず挟み撃ちになる。
どういうわけかアラームピアスでも防げないので油断して全滅しないように注意。
コイツは「挟み撃ちでのみ2体同時に出現する」ために、アラームピアスが機能しないものと思われる。
帝国空軍のスカイアーマーとスピットファイアのパターンも同様。
書籍などでは2匹とも正面に並んでいる画面もあるが、実際にはそのような事態は起り得ない。
経験値は1匹だけなら8800、2匹同時だと17600も貰える。4人パーティーで1体を倒すとそれぞれが経験値2200を取得、というのが印象に残っているプレイヤーも多いはず。
レベル上げを我慢に我慢を重ねてここで一気に放出という人も多いだろう。
- バニシュデスならレベルが低くても、簡単に確実に倒せる。
ただしGBA版ではバニシュデスができなくなったので、
レベルが低いうちはコイツら「恐竜」ではなくて、スラッグクロウラあたりか恐竜の森周辺の敵で稼ぐといい。
ガウで暴れると、特技版メテオを発動できる。
何気に味方サイドで「特技版メテオ」を使えるのは、この方法のみ。
恐竜に絶滅の原因とされる隕石を使わせるとは、皮肉なチョイスである。
- ティラノサウルスがメテオを乱用したせいで恐竜が絶滅したのかも。
SFC版6発売当時は映画「ジュラシック・パーク」の大ヒットでちょっとした恐竜ブーム。
それ以前は直立の、いわゆる「ゴジラ立ち」だったティラノサウルスも映画版に倣って前傾姿勢での描写が主流となった。
肝心の本作では判別がつきにくいパースなのだが…。
- 挟み撃ちの特別仕様も「車を襲撃する2匹のティラノサウルス」という名シーン(名グロシーン?)と思われるかもしれないが、それは「ジュラシックパーク2 ロストワールド」で、FF6発売当時は公開されていない。
ラグナロックで5割の確率で干し肉に変化する。
同族のカオスドラゴンや恐竜仲間のブラキオレイドス共々「餌食」にするってオチだろうか。
コロシアムではミラクルシューズを賭けた時の対戦相手になる(景品はタマの鈴)。
あやつると同じくメテオこそ使わないが噛み付きは健在だし、ヘイストとスロウで行動速度を変えて物理攻撃の火力を活かした戦法で攻めて来る。
FF6(GBA版以降) 
魂の祠第4グループの1戦目でも例の強制挟み撃ち状態で2体出現する。
魂の祠の脅威の真骨頂で、「よくここまで来たな。挨拶代わりだ」と言わんばかりである。
FF6(ピクセルリマスター版) 
初期verでは強制挟み撃ちがアラームピアスで回避出来るようになっていたが、Steam版1.0.5で修正。
- iOS版の最新ver1.0.5では恐竜の森のティラノサウルス2体をアラームピアスにより挟み撃ち回避できたのを確認。
あばれるで発動するメテオが魔法版になっている(ver1.0.5でも同様)。発動前にガウが詠唱ポーズを取る上にエフェクトが空間を切り裂く魔法版。
眠れる獅子が特技版を使うため作中には技自体は存在している。
- この変更により、ピクセルリマスター版では味方サイドで特技版メテオを使うことが不可能になった。元々ティラノは特技版メテオを使わなかったので妥当な変更だと思うが、それなら眠れる獅子の「あばれる」を特技版メテオに変えてほしいと思ったのは自分だけではないはず。
FF14 
高地ドラヴァニアに生息するモンスター。
メテオを使ってくることもなく、いわゆるただの雑魚。
後に禁断の地 エウレカ:アネモス編のロックボックス鑑定のレアアイテムとして入手できるマウントにもなった。
バル島の荒れ狂う風属性エーテルの影響で浮行可能となったという文字通りぶっ飛んだ設定となっている。