バトル/【吹き飛ばし】

Last-modified: 2024-04-04 (木) 07:39:37

状態異常攻撃の一種。基本的に戦闘から強制的に離脱させる効果。


即死と似ているが、アンデッドにも有効、耐性持ちが少ない(耐性を付けづらい)、戦闘中の復帰不可など、即死より強力な効果と言える。


実際に「吹き飛ばし」という用語はゲーム内で使用されていない場合も多い。
キャラが吹き飛ばされた時点でステータスも見られなくなるからだ。


「次元の狭間に消し去る」タイプの攻撃はFF1から多数存在しているが、FF4までは敵味方共に単純な死亡(戦闘不能)として扱われていた。
ただし属性としては「時空」や「物質(変化)」など、「死」とは別のものが当てられていた例もある。


戦闘不能とは違い、戦闘が終われば何事もなかったかのように復帰する。
単純に吹き飛ばされているのはともかく、異次元に飛ばされたり粉々に粉砕されても戻ってくるのは妙な感じがする。


様々なカードゲームで言うところの「除外」に近い扱いだろうか?


FF5

竜の口付け」で吹き飛ばし系のサークルを防御できる。
単純な即死耐性は付かないので少々片手落ち感はあるが。


全員この状態になると全滅。この状態にする技は、ミステリーサークルよろしくアブダクションしたり異次元に放りこんだりする攻撃のためだろう。


とらえる、サークル、青魔法「死の宣告」などで敵を倒すとこの状態になる。
経験値ギルドロップアイテムを入手できない、ファイナルアタックが発動しない、フェニックスの尾などで復活できないなどの特徴がある。

  • システム面では入れ替わりによって消滅した敵もこの状態になる。

敵モンスターの行う逃走と吹き飛ばしは内部的な処理が別物。

  • 逃走された場合も死の宣告で倒した敵も報酬は得られない。
    低レベルクリアで経験値を回避するのに死の宣告を使うのは基本のテクニック。

解析では各モンスターは「倒された」「逃げた」の2本のフラグを内部的に持っていて、普通に敵を倒すと「倒された」のフラグが立ち、敵が逃げると「逃げた」のフラグが立つ。
ただし、「死の宣告」「サークル」で敵を倒したときはこの処理を行わない。「とらえる」は「逃げた」のフラグを立てる。
そして、戦闘終了時に「逃げた」のフラグが立っておらず、かつ「倒された」のフラグが立っている敵に対して報酬の計算を行う、と、ここまでが基本的な処理。


どくろイーターは処理が少々複雑になっており、戦闘開始時に出現している1体以外に5体が「倒された」「逃げた」の両方のフラグを立てた状態でスタンバイしている。
そして、どくろイーターに対して「倒された」あるいは「逃げた」のフラグを立てる形で戦闘を終了させた場合は、残りの5体は「逃げた」のフラグが処理されて報酬の計算が行われない。
 
ところが、「死の宣告」「サークル」で戦闘を終了させると、5体に対しては「逃げた」のフラグ処理が行われず、「倒された」のフラグだけを見て報酬の計算が行われる。
そのため、「死の宣告」でどくろイーターを倒したときの報酬が特殊なことになるのである。

  • どくろイーターも、仲間を呼んだときに増える5体の報酬がなぜか仲間を呼んでいないのに得られるというだけで、死の宣告で倒した個体の報酬は得られていない。

FF6

FF6のデジョンは味方がくらう分には単なる即死効果だが、敵に使うとこの「吹き飛ばし」効果になる。
経験値ギル魔法修得値はきちんと得られる上に、アンデッドにも通用する。
おまけに、効けば敵が画面から強制排除されるためファイナルアタック(FA)を封じることも可能。

  • それでも相討ちの発動を封じることは出来ないようだ。

味方が全員この状態になると、勝敗なしとして戦闘終了。単純に場外に吹っ飛ばされるような攻撃でこの状態になるためと思われる。

  • 中には強制的に全員吹き飛ばされるイベントバトルもある。必敗戦闘の亜種といえる。
  • 吹き飛ばしてくるモンスターは多数存在するが、鼻息による吹き飛ばしが最も印象に残りやすいだろう。
  • ただし、スパイラルソウルの場合は「吹き飛ばし+戦闘不能」になるので注意。
  • 正確には味方が一人でもこの状態になり、他が戦闘不能になっても全滅扱いにはならない。
    それを利用し、メンバー一人を逃がしてしまえば少なくとも全滅だけは防ぐことができる。
    そういった仕様なので、今作の逃げるは自分からこの状態になるものと思えばいい。

ゾーンイーターの吸い込みも一種の吹き飛ばしである。
但し、通常の戦闘とは異なり、全員が吸い込まれることでダンジョンに行くことができる。

FF7

ゲーム本編中には「吹き飛ばし」という用語は使われていないと思うが、吹き飛ばしに類する攻撃をしてくる敵に、ミドガルズオルムハングリーたべる)、ゴーストシップ御案内)、ジギィサンダイバー)、ルビーウェポンアリ地獄)がある。
味方の攻撃には、魔法デジョンがある。
クラウドのリミット技、画竜点睛も敵を吹き飛ばしているように見える。
(ただしこれは即死扱いらしい。)

CCFF7

プレイヤーが使用するふきとばしにより発生する。
効果は即死と同じだが、それぞれ別の状態異常扱い。
各敵に耐性が設定されているが、即死とは異なり、敵のLVが高くても体の小さい敵は耐性値が低く0な場合もある。
(例外はあるが、○○ソーサー系・ボム系・ハングリー系・ヘッジホッグパイ系は耐性が無い)。
耐性値が高い・対象のレベルがザックスより高いほど成功率が下がる。

FF8

キスティスの「デジョネーター」やセルフィの「レビテガ」で発生する。
オーディンギルガメッシュ斬鉄剣も「吹き飛ばし」の効果である。
「吹き飛ばし」に耐性があるサイファーを、綺麗に吹き飛ばしたギルガメッシュは凄いの一言。


ボス以外の敵で吹き飛ばし無効の特性を持つのはトンベリとサボテンダーのみ。
逆にボスでもプロパゲーターは耐性がない。

  • ゴーマニ、ドロマニに効かない時がありました。バイセージは未確認です。(大塩湖にて)
  • グラットも吹き飛ばし無効。
  • そんな訳で先手さえ取れれば、モルボルでもルブルムドラゴンでもアダマンタイマイでも消せる。

本作ではじばくコマンドでパーティメンバーを意図的に離脱させることができる。
内部的には戦闘不能者の出現として扱われているようで、例えばルブルムドラゴンはじばく後すぐに攻撃モードを変更する。

FF10

全員この状態になると全滅する。当然控えのキャラクターと入れ替わったりもしない。
オーバードライブ技「流星」や鉄騎シリーズが使う「回しげり」等で発生する。
また、石化したキャラクターが破壊されると、これと似たような状況になる。

FF10-2

アルティマニアでの表記は「ふきとばし」。
かっとばす」「やるきをぬすむ」「コダイゴキャノン」「フロリーキャリー」「星から来た友人」「テレキネシス」で発生させることができる。


斬鉄と同じく耐性は無く発生確率で判定される。


敵の攻撃では、襲機兵28型?襲機兵71型?の「まわしげり」、アンラ・マンユの「天地大乱?」で発生する。
「まわしげり」はアルティマニアΩによるとレベル6以上なら発生確率は1%を切るらしい。
「天地大乱」は防御不能だが、今作では全員吹き飛ばされても全滅することはないので、ただの強制戦闘終了技となっている。


スペシャルドレスで防げる。
更に、インターナショナル版では「全ステータス防御?」という味方モンスター限定のアビリティでも防ぐことができる。


前作と同じく石化破壊でも発生する。
チャク戦で地獄を見た人も多いはず。

FF12

バトル/【不明】

FF12RW

強制的離脱ではなく、攻撃を当てた相手を強制的に後ろへ移動させる効果。
いわゆるノックバック
攻撃によって距離は異なるが1か1.5のどちらか。

FF14

以前記載されていた効果についてはノックバックを参照のこと。

DFFOO

強制的離脱ではなく、敵に追加ダメージを発生させる要素として登場。
吹きとばしアイコンが出ている敵を攻撃すると上空に吹き飛び、その後(見えない)壁にぶつかり激突ダメージが発生する。
さらに次の行動順が味方である場合、ACTIONを消費しない攻撃「追撃」が行える。
吹きとばしアイコンは、一体の敵に集中攻撃すると出やすくなる。