モンスター/【ヘカトンケイル】

Last-modified: 2024-09-21 (土) 11:04:06

原典はギリシア神話で、始まりの天空の神ウラヌスと大地女神ガイアとの間に産まれた巨人族
幻獣/【ヘカトンケイル】

  • 五十の頭と百の腕を持つ異形の巨人で三人兄弟。
    その醜さ故にウラヌスから疎まれて兄弟のキュクロプス(こちらも三人兄弟)と共にタルタロスに幽閉されたが、ガイアにとっては可愛い子供だったようで彼女の要請を受けたゼウスによって全員開放され、ティタノマキア(ゼウス率いるオリュンポス神族とウラヌス率いるティターン神族との戦争)においては幽閉された恨みもあってか大暴れしてオリュンポス神族の勝利に貢献した。
    その後はティターン神族がタルタロスに収監されたので、ヘカトンケイルはその見張りをしているという。

FF3

暗黒の洞窟の最深部で土の牙を守護しているボス
地獄の馬以外ではこのボスが通常モンスター。
実は、攻略本にモンスターデータが掲載されているところを見ると、本来は通常モンスターとして設定されていたのかもしれない。
(エウレカに出現するニンジャがボスだったのかもしれない)

  • DS版だと闇の世界に普通に出現するようになっているのは攻略本の間違いなのか?

異常に攻撃力が高く、前列二刀流のナイトが1000オーバーのダメージを食らって即死したりする。

  • こいつと戦うときだけは二刀流はお勧めしかねる。補う方法ももちろんあるが。

ボスのデータが載っていないファミコン版の攻略本(完全攻略編・下)に、なぜかこいつだけ闇の世界のザコとして掲載されているが、実際に出現することはない。
(余談だがこの本はニンジャだけ載っていない)
だがパラメータも闇の世界のザコ敵とほとんど同じで、ステータス異常だけ効かない状態。
暗黒の洞窟の時点では攻撃力が飛びぬけて高い。
能力が調整されたDS版でもモンスター図鑑では旧攻略本と同じ位置に配置されているが、やはりザコとして登場することはない。

  • データならばザンデクローンも未記載。
    ニンジャとザンデクローンのIDがボスと同系列に登録されているのが原因と見られる。

そのファミコン版の攻略本には原典の神話に沿った解説が書いてあり、100本の手と50の頭で攻撃を仕掛けてくるらしいが…あまりにも姿が違いすぎじゃないだろうか。


雑魚同様に脳筋なので、両手盾ナイトに庇わせる方法で突破した場合はそのまま突っ込んでも問題ない。
一応保険として後列で防御をさせておいた方が良いが。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

DS版では攻撃力こそ150→89にダウンしているものの、多くのボスと同様に2回行動するようになっただけでなく、新たにクエイクも使うように。
これにより、FC版と異なり、両手盾ナイトで瀕死の仲間3人をかばう戦法が使えなくなってしまった。

  • その他、HPも6500→28000に上昇。

DS版では同じグラフィックのティターンともども、マッチョなイケメンになっている。


ちなみにDS版ではこいつと地獄の馬の他、デスクローも暗黒の洞窟内で分裂しない普通のモンスターになった。

FF3(ピクセルリマスター版)

HPは6500→9800とDS版に比べて低めだが、クエイクを高い頻度で使用してくる。
通常攻撃はヒット数が低く即死級ではなくなったが、戦士系に全体魔法連発はつらい。
白魔に毎ターンケアルラを唱えさせるなどしながら短期決戦を挑もう。

  • 弱点はないが、幸いにも属性耐性は設定されていない。

FF11

複数形の「ヘカトンケイレス」名義で、巨人族の亜種の種族名として登場している。


詳細はこちら→ヘカトンケイレス

FF13

マハーバラ坑道の中盤で登場する第11章の中ボスであり、ヴァニラの召喚獣。
開幕時にかけてくる死の宣告のカウントが0になる前に、ドライブゲージを上げきると召喚できるようになる。
詳細はこちらで。


ファングとヴァニラの2人で戦うことになる。
ドライブゲージをためるには、チェーンゲージ増加以外にヒーラーの回復やジャマーの妨害行動が必要
一定間隔で防御態勢を切り替えてくる。

  • 個人的には正面突破が全召喚獣の中で1番難しいイメージ。
    この時ヒーラーとジャマー行動できるのはヴァニラだけなのでヴァニラが行動阻害される事態には注意。
    味方人数が少ない分増加しがちなヴァニラへの被弾は避けたいところ。
    • 実際オーディンなんかより数倍難しい。難しすぎてキレそうになった…こいつだけはもう戦いたくねぇ…。
  • 実はアイテムとフルケアも上記の回復行動にカウントされる。
    これを利用してわざとファングを育てずに死に駒&囮にしてフェニックスの尾で蘇らせ続け、こちらに攻撃が来た場合はフルケア(2回まで使用可能)でその場をしのぐという作戦もある。
    フェニックスの尾が高価なのと、ファングがヘカトンケイルと戦うよりも前の章でバハムートと必ず戦わなくてはならないという問題はあるが…
  • 最も楽なのはファングのHPを上げてDEFをさせておき、デシェルとたまにケアル。これだけで簡単に突破できる。
    • 確かにファングのDEFでガードしつつ、ヴァニラでHER/JAMでサポートして突破できた。

FF14

ヘカトンケイレス(ヘカトンケイルの複数形)という種族名で登場する。
ウルダハの以前の王朝で操るための兜をつけられ、奴隷のように鉱山で使われていた巨人族。
操る魔法が効かなくなった時、時の王朝は「カッパーベル銅山」の奥深くに彼らを埋めた。
時を経て鉱山から彼らが出てきそうなので倒しに行くという、メインクエストがある。

FFL

暗黒騎士編の暗黒の洞窟に登場する中ボス。
この項目を見たら分かる通り、FF3のオマージュである。
ただし姿は原典を意識した無数の腕のある巨人である。
撃破直後に再生で9999もHP回復しナハト達は動揺したが、その後暗黒剣を使えるグラムが加入し、二回戦が始まる。
結果的にHPの高いボスという扱いとなっているので、結構強い。

  • 攻撃力が高く全体攻撃もしてくるので長期戦になりやすい。

PFFNE

AREA10-6の2戦目に1体登場する。

FFRK

FF3とFF13からボスとして登場する。
FF3の方は暗黒の洞窟のボス。
FF13の方はマハーバラ坑道のボス。