春雨

Last-modified: 2015-01-20 (火) 18:55:36

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No.205
しっかり護衛しないと!春雨(はるさめ)白露型 5番艦 駆逐艦
艦船ステータス
耐久16火力10
装甲6雷装24
回避43対空9
搭載0対潜21
速力高速索敵5
射程10
最大消費量
燃料15弾薬20
装備
12.7cm連装砲?
毘式40mm連装機銃?
装備不可
装備不可
改造チャート
春雨春雨改(Lv30)
図鑑説明
白露型駆逐艦五番艦の春雨です。
おいしそう…ってその春雨とは違います!
村雨や夕立姉さんたちと共に第二駆逐隊として海を駆け巡りました!
輸送や護衛任務は、少し得意なんです。はい!
CV:金元寿子、イラストレーター:玖条イチソ (クリックするとセリフ一覧が開きます)
セリフCV:金元寿子、イラストレーター:玖条イチソ
入手/ログイン白露型駆逐艦五番艦の春雨です、はい。輸送作戦はお任せください……です。
母港/詳細閲覧春雨に・・・ご用なのですか?
ひゃうっ!・・・し、司令官!?あの・・・補給物資は大丈夫、無事ですから・・・
司令官、あの・・・私、次の輸送作戦があるので・・・すみません
ケッコンカッコカリ(反転)司令官……あ、あの、なんでしょうか? 新しい輸送任務でしょうか? え、違うの? じゃあ夜戦任務? それも違う? え……これを私に……ふふ、大事にします
ケッコン後母港(反転)あの、上手く言えないんですけど……いつも感謝しています。ほんとです
編成はい、白露型五番艦春雨・・・出撃です!
出撃第二駆逐隊、春雨、出撃ですね!
遠征選択時はい、どうぞ
アイテム発見はい、どうぞ
開戦砲戦、始めます
航空戦開始時---
夜戦開始夜戦、突入させていただきます
攻撃しっかり護衛しないと
夜戦攻撃守り切ります!
小破や、やめて~!
きゃぁっ!
中破/大破や、やられました・・・護衛任務はまだ続行出来ます
勝利MVP春雨が一番活躍って・・・本当?本当なの?・・・はい、少し、嬉しいです
旗艦大破やっ・・・やめてぇ!
帰投作戦完了、艦隊帰投です、はい
補給ありがとうございます!助かります!
改装/改修/改造これで・・・輸送任務がはかどります
これなら、護衛もしっかりできそう・・・
入渠(小破以下)はい、お風呂いただきます
入渠(中破以上)少し、疲れてしまいました・・・はい
建造完了新しい艦が、はい、できました
戦績表示業務連絡が…あの…見てください
轟沈(反転)もうダメ、です、ね・・・村雨姉さん・・・今度は、先にいきます、ね・・・
時報
放置時司令官?……あの、司令官?……忙しいのかしら。……うん、私も頑張ろう

ゲームにおいて

  • 2014年8月8日のアップデートにて新規実装。夏イベント:期間限定海域【AL作戦/MI作戦】?のE-1をクリアすると入手できた。
    新規実装となっているが通常海域でのドロップや建造では入手不可のため、通常は新規/追加入手の手段が無い。
    • 2014年11月14日からの秋イベント:期間限定海域【発動!渾作戦】?にてボス及び道中でのドロップが確認されていた。

  • 改造可能になるのがLv30と少し高め。
  • 時報で村雨と夕立の事を「姉さん」と呼ぶ。
  • 大鯨に続き毘式40mm連装機銃?を持ってくる、捕鯨に難航している提督にとってはこっちで図鑑を埋めることになるかも。
  • 現状でやる人はそうそういないだろうが、近代化改修の素材にした場合、ネームシップでもないのに火力+1が付いてくる(弥生?涼風?Z3?などが類例)。
  • 改装するとレア武器12.7cm連装砲B型改二を持ってくる。
  • 9/12現在、早霜?清霜?と共に改造後に中破させた場合には、中破グラフィックが図鑑に登録されない。登録させたい場合には必ず改造前に中破させる必要がある。
    • 2014年12月12日のアップデートで修正された。改造してしまった提督も、再び中破させれば図鑑に改造前の中破グラフィックが登録されるようになった。

  • 余談だが、14年秋イベにてE-2に登場した駆逐棲姫と姿が非常に似ている。
    • E-2の舞台が後述の第二次渾作戦であるため。駆逐棲姫のことを悪雨という人も、深海棲艦化した春雨という人もいる。

小ネタ

  • 「春雨」とは春に降る静かな雨のこと。彼女がおとなしい性格なのはこれにも由来するかもしれない。
    艦名は二代目であり、初代は初の国産駆逐艦である春雨型のネームシップであった。村雨?とはこの頃からの仲だったりする。
    • 初代春雨は日露戦争において村雨?とともに旅順口へ機雷を敷設、ロシア戦艦ペトロパブロフスクを触雷轟沈させ、名提督マカロフ中将を戦死させるという大殊勲を挙げた。
      しかし半年後には自身も触雷により艦体後部が切断、このため建造中の同型艦初代?の艦尾を貰い受けて継ぎ足している。
    • その後1911年(明治44年)11月24日、三重県鳥羽市の的矢湾で荒天により擱座沈没。なお鳥羽市相差(おうさつ)町にある菅崎園地に殉難の碑が建立されているが、
      周囲には民家どころか街灯一本ない場所なので、訪れる際には日中が防犯上も安全である。
      毎年、11月24日には自衛隊関係者や地元町内会による駆逐艦春雨殉難供養祭が行われる。
      ここにある「常永久(とことわ)の鐘」を鳴らしたカップルは、とことわに愛が続くと言われているらしい。*1
  • 舞鶴工廠で1935年2月3日に起工、1937年8月26日に竣工。白露型の中では時雨の次に竣工が遅かった。
    村雨?」「夕立」「五月雨」の所属する第2駆逐隊に編成される。同隊は1940年に第2艦隊・第4水雷戦隊に編入。
  • 開戦後は第2駆逐隊としてスラバヤ沖海戦などのフィリピン方面の攻略作戦に参加。
  • 昭和17年(1942年)6月のMI作戦にはミッドウェー島攻略部隊として第2艦隊が出撃。
    しかしミッドウェー海戦での一航戦・二航戦全滅により同島攻略を断念。第2艦隊は残存艦隊と合流して撤退した。
  • その後はトラック・ソロモン方面に進出し輸送作戦に従事。このあたりで村雨?は別行動をとるようになった。
  • 10月24日、軽巡由良?、駆逐艦秋月?夕立五月雨と共に第二攻撃隊としてガダルカナル島ルンガ泊地に突入。
    米爆撃機による攻撃を受け反転撤退するも、B-17が投下した爆弾により由良航行不能・秋月中破・五月雨小破と損害を被り、春雨は夕立とともに由良の雷撃処分を行った。
  • 11月12日、第三次ソロモン海戦に参加。
    第4水雷戦隊は警戒隊として艦隊前方にいたが、スコールに襲われ変針を繰り返し陣形が乱れた結果、第2駆逐隊・第2小隊の夕立・春雨が先頭に取り残され、後方にいるはずの比叡霧島の挺身艦隊がすぐ近くを追走する状態となった。
    そんな中、既にレーダーで日本艦隊を捕捉し迎撃態勢に入っていた米艦隊を夕立が発見、春雨は夕立と共に右砲戦・魚雷戦を開始する。
    春雨は敵の駆逐隊の前方を通り過ぎた後に左へ変針して海域を離れたが、夕立はそのまま反転して敵の後続部隊の真っただ中に突っ込んでいき、それが夕立との最後の別れとなった。
  • 僚艦を失った春雨は東部ニューギニア輸送作戦に従事、12月には第7戦隊をラバウルから横須賀まで護衛した。
  • この年暮れの入渠で、他艦の誘爆による被害の戦訓に基づき、前部予備魚雷次発装填装置を取り外している。*2
  • 1943年1月、貨客船「浅間丸」を護衛してトラックに到着、第二航空戦隊「隼鷹?」航空隊の基地員をウェワクへ輸送、その後も幾度かカイリル島を拠点に護衛任務に付く。
  • 今度は基地員収容のためにトラック・ウェワクを往復中に米ガトー級潜水艦「ワフー」(USS Wahoo, SS-238)*3に捕捉され、魚雷3本を撃たれるもののこれを回避した。
    春雨は反転して対潜戦闘に移り、続いて撃たれた1本を避けたが3射めの2本のうち1本が一番砲直下付近に命中する。
    ワフーは敵駆逐艦撃沈を確信したが、春雨は応急修理によって沈没を免れ、命からがらウェワクに戻った。
    その後、「天津風?」「浦風?」に護衛されてトラックへ曳航されるが、曳航途中に艦体が分断し艦橋から前部を失い、トラック泊地で再度修理が行われ、本格的な修理のため横須賀へ曳航されることになった。
  • この間の3月5日に村雨が夜間輸送任務中に米艦隊のレーダー射撃を受け沈没。
    五月雨は5月11日、春雨は5月末に横須賀に帰港するが、損傷のひどい春雨は予備艦籍となり、五月雨は北方部隊に編入され、7月1日に第2駆逐隊は解隊となる。
  • 8月から11月まで修理が行われ、11月30日に春雨・五月雨は改初春型の「有明」「夕暮」を喪失して時雨白露?の2隻となっていた第2水雷戦隊・第27駆逐隊に編入された。
    • この時の写真が残されているが、新造された艦橋は夕雲型と見紛うような末広がりの流線型となっている。
  • 修理を終えた春雨は、同じく修理のため本土に戻っていた時雨と合流し、12月30日に「山城?」の横須賀回航を護衛した。
  • 1944年1月、時雨と共に給糧艦やタンカーの護衛を行いながらトラック泊地に向かい、途中で神風(II)型駆逐艦「追風」と合流する。
    2月14日にトラックに到着するが、主力連合艦隊は空襲の報を受けてパラオに退避した後であり、工作艦「明石」などの補助艦艇が残るのみとなっていた。
  • 2月17日、トラック島空襲(海軍丁事件)が発生。
    那珂」「舞風」「文月?」「追風」などが撃沈される中、時雨春雨はトラックからの脱出を図るが、時雨は直撃弾を浴びて中破し、速力が低下した。
    駆逐隊司令を春雨に移し、春雨は明石の護衛を行い、時雨は単艦でパラオに向かうことになった。
  • 5月下旬より春雨は渾作戦に従事し、再編以降バラバラになっていた第27駆逐隊4隻が集うことになり、引き続き司令駆逐艦として隊を指揮した。
    6月8日、第二次渾作戦に参加。第27駆逐隊は第19駆逐隊(敷波?、浦波)と共にビアク島へ向かい、米陸軍爆撃機の空襲を受け、反跳爆撃を艦尾に受け春雨は戦没した。初代、二代と続けての艦尾喪失となった。
    僚艦五月雨からは春雨轟沈の大爆柱が立ち昇るのが望見されたという。第27駆逐隊司令白浜政七大佐もこの時戦死している。(死後少将に昇進)
    生存者は時雨が警戒する中、五月雨と白露によって救助された。
  • 戦後は海上自衛隊の「むらさめ型護衛艦」の一隻として初代・二代にわたり艦名が継承されている。
    中でも現行のむらさめ型(二代)では、上記第2駆逐隊の艦名が全員分揃っている。さみだれ「護衛艦になってもみんなお友達です! (^^)
    • 現役である4代目「はるさめ(DD-102)」は、2006年に放送されたアニメ「タクティカルロア」の舞台「護衛艦パスカルメイジ」のモデルになっている。
      アニメの取材に応じてくれた海上自衛隊への感謝を込めて、「パスカルメイジ」の船体には「はるさめ」と同じ「102」が刻まれている。
    • 他の姉妹同様、はるさめ自身も2次と11次の海賊対処行動派遣を担当しているが、11次は偶然にも100年の姉妹「むらさめ」が相方となり、ともに通商保護に奮闘した。
    • 2014年11月15日より、20次海賊対処行動派遣部隊として、3回目のソマリアへ出港。
      その際、乗艦する自衛隊員の手によって艦内に春雨の同人絵が飾られることになった。
      元絵によると速射砲やSH-60を装備しているあたり、この絵の春雨は「護衛艦 はるさめ」のモチーフが取り入れられているようだ。
      右側の写真は「白露型駆逐艦 春雨」、そして上の「はるさめ」の銘板はその上甲板の一部に使用されていたチーク材である。
      「春雨」の名前を受け継いだ護衛艦に、その遺品とデジタル彩色写真、そして艦娘の絵が並んで飾られるという、奇跡のコラボが実現した。
      「しっかり護衛しないと」とは中の人の弁。

この艦娘についてのコメント

過去ログ

*1 伊勢志摩国立公園 菅埼園地春雨展望台
*2 サンケイ出版「海軍水雷戦隊 太平洋を走破する駆逐艦の航跡」
*3 艦名はカマスサワラのこと。ヤフーではないし、某ロシア娘(>ω<)とも関係はない。この潜水艦の艦長は、魚雷の不発に何度も泣かされ上に怒鳴り込んだり、救助ボート上の日本兵やインド兵を銃撃したりと逸話に事欠かない。最後は日本海に侵入し散々暴れ回った挙句、宗谷岬沖で撃沈された。『サイレントハンター』プレイヤーは共感していい。