日本版タイトル | まんげつのよるのできごと | ||
---|---|---|---|
英語版タイトル | Duncan Gets Spooked | ||
脚本 | ブリット・オールクロフト デヴィッド・ミットン | ||
放送日 | ・1998年10月15日(英国) ・1998年12月24日(オーストラリア) ・1999年2月11日(カナダ) ・2000年6月5日(ドイツ) ・2004年2月5日(韓国) ・2009年8月17日(ハンガリー) | ||
話数 | 128 | ||
この話の主役 | ピーター・サムの機関士(前半) ダンカン(後半) | ||
登場キャラクターA | ダンカン、ラスティー、狭軌のスレート貨車(タイプ1)(木材を積んだスレート貨車) | ||
登場キャラクターB | スカーロイ、ピーター・サム、ラスティーの幽霊機関車 | ||
登場キャラクターC | 無し | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、ピーター・サムの機関士、ダンカンの機関士 | ||
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人 | ||
登場人物C | 古い鉄橋の作業員? | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場スポット | ・スカーロイ鉄道の機関庫(ボルダー採石場) ・坂道? ・古い鉄橋 ・ボルダー採石場 | ||
あらすじ | ある日、ピーター・サムは、木材を貨車ごと鉄橋から落としてしまい、トップハム・ハット卿から説教を受けた。それをからかうダンカンだが、彼を気の毒に思ったラスティーはダンカンを反省させる為に、ある作戦に出る事に・・・ | ||
メモ | ・この回からこうざん鉄道の機関車の模型が大型サイズの物に変わる*1。 ・ピーター・サムの機関士、初めての主役回*2。 ・ラスティーの幽霊機関車の模型はスカーロイの模型を流用しており、パーシーの汽笛の音をそのまま流用している。(楽曲『こわくないよ』では映像が明るいため、スカーロイの赤い車体が見える)。 ・田中亮一さんと森功至さん、第4シーズンの『ロックンロール』以来の共演*3。 ・冒頭で何故か怒り顔で仕事をしているピーター・サム*4。 ・ジェームスとエドワードとパーシーとオリバーに続いて、坂道?で貨車との連結を千切られるピーター・サム。 ・ピーター・サム、初めてトップハム・ハット卿から説教を受ける。 ・あの時のゴードンとヘンリーとジェームスとディーゼルとパーシーとダックとドナルドとオリバーとデュークに続いて、恐ろしい仕返しを決行するピーター・サムの機関士。 ・あの時のトーマスやジェームスやパーシーやファルコンやヘンリーやゴードンやジョージや続いて時間に厳格なダンカン。 ・狭軌のスレート貨車(木材を積んだスレート貨車)の連結器を修理していなかったピーター・サムの機関士。 ・自分の過ちを認める程正直者のピーター・サムの機関士。 ・悪戯好きな設定が追加されたピーター・サムの機関士。 ・何故か機関助手を乗せていないピーター・サムの機関士。 ・機関車紹介時のピーター・サムの「スチュアート」というテロップはこの話から表示されなくなる。 ・エドワードに続き、『仲間に怖いお話を聞かせてあげるのが好き』と言う設定が追加されたラスティー。 ・ダンカン、第4シーズン『なつかしのわがや』に続き、ウサギを馬鹿にするような表現を使う。 ・未公開シーンでは暴走する貨車を本編より遠くから映したシーン、怯えて橋の上で止まるダンカンを本編より離れて映したシーンと、驚いて逃げようとするダンカンを本編より近づいて写したシーンが存在する*5。 ・またプロモーション用に撮影され未公開になった画像には、機関士達が集まっている画像がある*6。 ・『ゴードンのまど』の前半と後半でゴードンの機関士を勤めていた機関士、今回はピーター・サムの機関助手とダンカンの機関士を勤めている。 | ||
台詞 | ・ナレーター「小さな機関車達が線路に散らばった葉っぱや小枝を片づけている。ピーター・サムとラスティーはよくコンビを組んで働く。ある日ラスティーはピーター・サムを給水塔まで送って行った。そこで2台はさよならをする。ピーター・サムは給水して元気になったが、貨車達が退屈そうだ。」 ・狭軌のスレート貨車(木材を積んだスレート貨車)「おい、ずらかろうぜ…。」(初台詞) ・ナレーター「荷台は重いし、連結器はボロだから、すぐにポキンと折れた。」 ・狭軌のスレート貨車(木材を積んだスレート貨車)「走れ、走れぇー!」(最後の台詞) ・ナレーター「『徐行!前方に渓谷と急カーブ!スピードを落とせ!?』の標識が立っていたが、見もしない。…そして、ついに…!…ピーター・サムが事故現場に到着すると機関士が溜息をついた。」 ・ピーター・サムの機関士「ちゃんと連結しなかったのは俺達の責任だ…。助けを呼んで貨車を引き揚げよう。トップハム・ハット卿は怒るだろうなぁ…。」 ・ナレーター「その通りだった。」 ・トップハム・ハット卿「信用を回復するまで操車場で働きなさい!」 ・ナレーター「しょげたピーター・サムにダンカンは嬉しそうだ。」 ・ダンカン「貨車達はちゃんと繋がなかったお前を憎んでるんだろうなぁ!きっと、化けて脅かしにやってくるぞ!フフフ、アハハハー!」 ・ラスティー「君だって幽霊は怖いはずだ!」 ・ダンカン「へーん!幽霊ね、真夜中に出てくる奴だろ?俺は平気だね!」 ・ラスティー「じゃあ、君の煙突が震えるくらい、怖ーい話をしてやるよ!」 ・ナレーター「昔、昔、小さな機関車が家路を急いでいた。霧が立ち込めた満月の夜の事だった。古びた鉄橋を渡っていた時、突然ブレーキが利かなくなり、真っ逆さまに谷底に転落した。…機関車は見つからなかった。それから、満月の夜になると家路を急ぐ小さな機関車が目撃された。でも、その機関車が鉄橋を渡り切る事は、決して無い…。」 ・ラスティー「…ダンカン、この話をどう思う?」 ・ダンカン「へーん、下らないね!」 ・ナレーター「ダンカンは、走り去った。」 ・ラスティー「あいつの事はほっとけよ、本当に幽霊を見たら怖がるに決まってる。」 ・ナレーター「ピーター・サムの機関士に、名案が浮かんだ。」 ・ピーター・サムの機関士「ダンカンに悪戯してやろう!」 ・ナレーター「次の日、彼の計画にダンカンの機関士も賛成した。」 ・ダンカンの機関士「よーし!今夜決行だ!」 ・ナレーター「ダンカンは、採石場に石炭を運び、今度は、スレートを積んだ貨車を引っ張って行く。ダンカンの機関士は計画通り、古い鉄橋を渡って行く事にした。」 ・ダンカン「これが幽霊の出る鉄橋か?へーんだ!ウサギみたいに大人しいじゃないか!」 ・ナレーター「しかしダンカンは、ラスティーの話が、忘れられ無い。夕べになると、早く帰ろうとせがんだ。」 ・ダンカン「い、い、今帰らないと、スカーロイの奴に、お気に入りの寝床を取られちゃうんだよぉ~!」 ・ダンカンの機関士「貨車を全部集めるまでは、帰れ無いよ。」 ・ナレーター「機関士は、ダンカンが苛々するのを見て、ほくそ笑んだ。」 ・ナレーター「夜になって、彼らは家路を急いだ。夜空に満月が登り、古い鉄橋には、霧が立ち込めている。」 ・ナレーター「ダンカンが、汽笛を鳴らした。汽笛はあちこちに、木霊する。前方にゆらゆら揺れる光が見えた、機関士は、それが夜光虫である事を知っていたが、ダンカンにはその光が機関車に見えた。」 ・ナレーター「そして、ダンカンに分からない様、谷底に岩を投げ込んだ。」 ・ダンカン「い、い、い、幽霊だ!引き返して!頼むから、引き返してくれぇーっ!!!」 ・ナレーター「無事に機関庫に収まると、ダンカンは目をぎゅーっと瞑った。」 ・ダンカンの機関士「ははははっ、ダンカン、怖いのかい?」 ・ダンカン「ま、まさか!寝てるだけさ!」 ・ナレーター「彼は目をぎゅっと瞑ったままだ。軈て、そっと目を開けると機関士がそこに居る事を確認した。ダンカンはほっとした…。」 | ||
英国CV | ・ナレーター/他:マイケル・アンジェリス | ||
米国CV | ・ナレーター/他:アレック・ボールドウィン | ||
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・ラスティー:石川英郎 ・ダンカン:田中亮一 ・狭軌のスレート貨車(木材を積んだスレート貨車):麻生智久 ・トップハム・ハット卿:青野武 ・ピーター・サムの機関士:佐藤浩之 ・ダンカンの機関士:森功至 | ||
シリーズ前回 | うしろむきのトード | ||
シリーズ次回(英語) | いわのボルダー | シリーズ次回(日本) | ゆき |
参照画像 | ・まんげつのよるのできごと/画像? |