原作 | ピーター・パン |
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仲間キャラ | ピーター・パン(KH、COM、MoM) |
通常BGM | Captain Hook's Pirate Ship(KH、COM)、Never Land Sky(KH:時計塔)、Secret of Neverland(Days)、Daydream upon Neverland(BbS) |
戦闘BGM | Pirate's Gigue(KH、COM)、Crossing to Neverland(Days)、Neverland's Scherzo(BbS) |
登場作品 | KH、COM、Days、BbS、MoM |
ディズニー作品「ピーター・パン」の世界。
ピーター・パンやその仲間達が暮らしている島で、子供しか訪れることができない。
KHシリーズでは多くの作品に登場しており、ワールド名は一貫して「ネバーランド」だが、作品ごとに舞台となる場所がまったく異なり(KHIの記憶の世界であるCOM以外)、さらに作品によってBGMまで変わる。
一つのワールドでアレンジ違いではないBGMがフィールドで4曲、バトルで3曲あるのはワールドの中でも最多。
また、海賊の世界という点で似通っているためか「パイレーツ・オブ・カリビアン」のワールドとは同時に登場していない。
- KHIIではワールドとして登場はしないが、海賊つながりということでポートロイヤルにてピーター・パン&ティンカー・ベルを召喚できるフェザーチャームを入手できる。この召喚での連携技の名前は「ネバーランド」となっている。
KHIではワールドクリア時に以降のシリーズでもお馴染みのアクションとなるグライドを習得できる。
後の作品でもグライドにまつわることが多く、グライド習得フラグとも。
そのせいなのか、COMリク編以外では「最後に行けるようになるディズニーワールド」になっている。
- COMではワールド攻略順序が自由なので、最後とは限らない。が、カードの整列順に素直に従えば、ミニゲームのワールドである100エーカーの森を除くとやはりホロウバスティオンの直前、つまり最後になる。
- 忘却の城ではワールドがまとめて登場する、という意味では、確かにネバーランド以降に新しくディズニーワールドが出てくることはない。
- COMではグライドが無いためグライド習得フラグではなかったが、Re:COMではグライドができるようになったのでここでも習得フラグとなった。
また、KHIとDaysではワールド内で滑空ではなく空を飛ぶことができる。
登場キャラクター→キャラクター/ネバーランド
場所
海賊船
フック船長の海賊船。KHIとCOMの冒険の舞台となる。
艦首に髑髏があしらわれている紅色の大型帆船。
デザインは原作映画とほとんど同じだが、スケールがかなり大きくなっている。
船内はどこも同じような景色で、マップ切り替え時にも隣のマップ名が表示されないため、初見だと迷いやすい。
Daysでもミッションによっては訪れることができるが、かなり簡略化されている。
KHシリーズでは帆船でありながらグミシップと同じように星の大海を渡ることが出来る様になっている。
- BbSでは普通の海賊船として登場していることから、マレフィセントから与えられた闇の力で星の大海を渡る帆船になったと思われる。
ヴィラン達がワールドを往来する手段として利用していた様子である。
原作映画でも妖精の粉を浴びることで空飛ぶ海賊船となり、ピーターが操舵してウェンディ達をロンドンまで送り届けているので、そこから着想を得たのだろう。
設定上は「ジョリー・ロジャー号」という名称があるがKHシリーズでは使用されない。
時計台
ウェンディの故郷であるロンドンにある大きな時計台。KHIでのみ訪れることができる。
- 「ビッグ・ベン」の通称で有名なあの大時計である。
- KHIではここがロンドンだとは明言されていないが、COMではウェンディがロンドンの名前を出している。
このマップでは音楽が専用BGMとなる。
ワールドクリア後は時計の指す時刻がプレイ時間と連動した時刻になる。
また、塔の上部にある扉のうち光っているものを調べると、一度だけアイテムが手に入る。どの扉が光るかはプレイ時間によって変わり、アイテムを入手すると文字盤の対応する数字が光る。
- 1時間毎に光る文字盤が変化していき、同じ文字盤が光るのは12時間後となる。
n時の扉が開くタイミングは、『n=プレイ時間÷12の余り(プレイ時間が12の倍数の時はn=12)』となっている。例えばプレイ時間が20時間台なら20÷12の余りは8となり、8時の扉が開く。
大体次のワールドは長丁場となるホロウバスティオンであり、しかもクリアするとファントム撃破まで回収出来なくなってしまう。
途中で脱出して回収するなど、時間に余裕を作っておきたいところ。
ちなみに入手できるアイテムはオリハルコンなどのレア素材やパワーアップなどのドーピングアイテムといった貴重品ばかりである。ここでしか入手できないアイテムはないものの、できれば集めておきたい。
カイリ救出後には、シリーズ初の隠しボスであるハートレス・ファントムと戦うことができる。
原作映画ではここから夜空に輝く右から2番目の星に真っ直ぐ向かって飛ぶとネバーランドに行くことが出来る。
- KHシリーズの世界観では他の世界は星として認識されることを考えると、この時計台があるロンドンの町はピーターの住むネバーランドとは別の世界に該当するのかもしれない。
海
岩場や小島が点在する海。Daysの主な舞台となる。
Daysではドクロ岩も見えるが降り立つことはできず、BbSで登場した際に中に入れるようになる。
島
ネバーランドの本島。BbSの冒険の舞台。
原作にも登場したインディアンの村や人魚の入り江、首吊り人の木などに行くことができる。
登場回数が多いワールドだが、KHIとCOMは海賊船が舞台、Daysはどちらかと言えばピーターにちょっかいを出そうとするフック側をメインに描いていたため、本島の登場はBbSまで持ち越しとなった。
KH
フック船長の船がメインで、クリア後は時計台にも行けるようになる。
ソラはカイリを助けに来るもリクによって船内に落とされ、攫われたウェンディを助けに来たピーター・パンと出会い、協力してお互いの助けたい人を探すこととなる。
独特な操作になる空中戦が存在する。ラスボス戦等、後々必要になるのでここで慣れておくのがいいかもしれない。
このワールドはモンストロ、アトランティカ、ハロウィンタウンの内の2つをクリアするまでは出現しないようになっている。
2つをクリアすれば70%、全てクリアすれば確実に登場するようになる。
- タイムアタックには必須の要素。後はカイリ救出後に攻略することで経験値を増やすくらいだが、モンストロはホロウバスティオン後に攻略すると展開が微妙に変わる。
漫画版では、後述の通りゲーム本編ではBbSまで登場しないロストボーイズの6人組がゲスト出演して船内のお宝を漁っている。
COM
ソラの記憶から作られた世界として登場。海賊船内が舞台となり、時計塔には行けない。
ウェンディをピーターが助けに来る流れはKHIと似ているが、ロンドンに帰りたいウェンディとネバーランドで一緒に遊んでいたいピーターの間ですれ違いが起こってしまう。
ネバーランドで遊んだ記憶は少しずつ忘れていき、大人になる頃には消えてしまって思い出せなくなるというピーターに対し、ソラは「忘れるのは記憶が眠るだけで消えるわけじゃない、忘れても何かのきっかけで記憶が目を覚ませば思い出せる」「心に焼きついた大事な想いは絶対に消えない」とピーターに告げた。
- COMのエンディングにも関わってくる重要な話である。
Days
宝が眠るという島が舞台。原作に登場したドクロ岩も登場。
フック達の悪行に惹かれてハートレスまで現れてしまい、ロクサスはその騒動に巻き込まれてしまう。
KHI以来となる空中戦が再登場。
PS2コントローラーより少ないボタン数のため難易度が上がっており、しかもフィールドの大半が海なのでKHI以上に空中戦がメインとなるという鬼仕様。
ここのボスはフックの欲望で生まれたハートレス・スカイルーラー。DSの操作性、Daysの仕様等からKH史に残る鬼畜ボスとして一部では伝説のハートレス扱いされている。
漫画版ではロストボーイズが6人全員登場している。
BbS
映画でウェンディたちが過ごしたネバーランド本島が舞台。
ロストボーイズが2人初登場し、主人公たちはピーター・パンとフックのお宝争奪戦に関わることに。
- ピーターはKHIIで召喚キャラクターとして登場した時から映画「ピーター・パン2」のキャストに変更されたが、今作からはフックも同映画のキャストに変わっている。
- 今作で登場するロストボーイズは2人しかいないが、前述のように漫画版Daysでは残りの4人も登場している。
ちなみに前作で登場したドクロ岩はテラのみ進入可能。
地味に主人公同士が(色々と誤解があったにせよ)対立した初めてのワールドでもある。
MoM
時計塔のフィールド曲以外の3種類のフィールド曲とバトル曲が全て収録されたため、ワールドとしては3回も登場。同一名ワールドとしてもディズニーワールドとしても今作最多である。