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KINGDOM HEARTS CHAIN OF MEMORIES

Last-modified: 2019-07-08 (月) 19:17:01

●『キングダムハーツ チェインオブメモリーズ』 2004年11月11日発売 対応機種:GBA
●『キングダムハーツ Re:チェインオブメモリーズ』 2007年3月29日発売 対応機種:PS2

略称は「COM」「Re:COM」。Re:COMでは「Chain of Memories」の表記になっている。
主題歌は「」。
 
第2作目で「KHI」のエンディング直後の物語。

名前の由来は、本作のキーワードにもなっている記憶の鎖である。


 

COM Edit

ストーリー Edit

「KHI」のエンディングの後、リクと王様を探すための旅に出たソラは十字路で謎の男に出会う。「お前に必要な物がこの先にある。但しそれを手に入れるには、大切な何かを失うことになる。」と言われ、男に導かれた先は謎の場所、「忘却の城」だった。一方闇の世界に残されたリクもソラと同じ場所を訪れていた……。
 
本編の主人公はソラであるが、これをクリアすることでリクが主人公のリク編「Reverse/Rebirth」をプレイすることができる。


忘却の城で起こる、記憶を巡る物語。
謎の少女ナミネとの出会いと、謎の機関との闘い。謎の機関との決戦はKHIIに持ち越されることになる。
話が進むにつれ、記憶が変化していくソラの様子は、一種のホラーである。


ナンバリングではないので勘違いされやすいが、外伝ではなく本編であり、この作品をプレイしていないと「KHII」のストーリーで一部理解出来ない部分がある。また、後の「Days」や「coded」でも深く関わってくる重要な作品である。

システム Edit

ナンバリング以外では挑戦的なシステムにしているKHシリーズの中でも特に特殊な作品で、プレイヤーの腕にも拠るが、かなり難易度が高い。
ゲームを進めるには全てにおいてカードを必要とし、マップはカードでカスタマイズされ、戦闘では相手を一発殴るだけでも枚数の限られたデッキのカードを消費しなくてはならない。
他のシリーズでは強制エンカウントのエンカウント方式も、今作ではシンボルエンカウントになっている。

  • お陰で、カード一枚の選択が難易度を左右する。特に顕著なのは、マップカード(「大いなる闇」など)やエネミーカード(「シャドウ」など)。

そのため、苦手な人はとことん苦手だが、好きな人は他作品よりもハマったりする。特にソラ編はデッキの組み方一つで戦法や難易度が面白いほど変わる。


リク編はワールド毎にデッキが固定で、自由に編集することは出来ない。
回復系が固定デッキに組み込まれていないこともあって(回復はプライズやランダム出現のカードに頼ることになる)、リク編の方が難易度が高いと感じる人の方が多いように思われるが、その分、操作性はリクの方があらゆる面で上である。また、リク編のみのシステムも多数存在するため、こうすることで両編のバランスを取っているのであろう。


トルネードステップラウドネスなど、今作初登場のハートレスがいる。忘却の城に現れるハートレスはソラの記憶から生まれた幻のはずだが、前作の時点で彼らの姿は確認出来ない。

  • あまり深く考えなくても大丈夫な気もするが…。

3Dのミニゲームであるフリックラッシュは、本作のシステムを元にしていると思われる。

Re:COM Edit

KHIIFM+にFM版KHIIと同梱される形で発売された。
COMの対応機種がGBAでKHIと異なるためにプレイしていない人も多く、後に3DリメイクによるRe:COMが制作された。
こちらは一部の台詞やストーリーの流れがGBA版と異なっている。
また、新しいカードやシステムの追加も行われた。
更に、ソラ編ではラスボスに第三形態が、リク編ではイベントシーンのみだったボス戦が新たに追加された。
 
因みに、KHIIFMのクリアデータがないと入手出来ないアイテムが多数ある。

  • 追加されたエネミーカードなどは強力な効果なものが揃っているので、ゲームを少しでも楽に進めたい場合はKHIIFMを先にクリアしておく事をオススメする。

また、GBA版は現在入手が少し困難であり、『Re:COM』単品は海外でのみ発売されているので、今から購入する人は注意すべし。


Re:COMは開発当初「KHIIFM」を仕上げるまでに完成させるGBA版のベタ移植の予定であったが

「過去作からモデリングを流用して固定視点でも良いから3DCG化しよう」
  ↓
「でも3Dならカメラも動かせた方が良い」
  ↓
「3Dにしたらカットシーンの演出もしっかりした物に」
  ↓
「じゃあボイスも必要だ」

と どんどん規模が大きくなっていき、最終的にはKHIIの発売後から取り掛かっていた『Birth by Sleep』の開発を一旦中断し、結果的にフルリメイクするほどのクオリティになった。
当初の予定通り『Re:COM』と『KHIIFM』がセットになった『キングダムハーツII ファイナルミックス プラス』として発売されたが、「Re:COM」がこれほどのものになると最初から分かっていたなら単体で発売してもよかったとディレクター野村氏は語る。そのためか、「こんな大盤振る舞いは二度とやれない」とのこと。


基本的にはGBA版とほぼ同じだが、PS2に移行して操作性が良くなったり、3Dになったため位置取りで敵の攻撃を対処しやすくなったりとゲームバランスはかなり変化している。
プレイヤーキャラの方を向いていない敵は攻撃してこないようになったため、背後から攻撃した場合は敵は反撃できない。そのため、怯み中にカードブレイクで反撃される頻度が大幅に減っている。
この仕様が加わったことにより、特に人型ボスに関してはGBA版よりもかなり難易度が下がっている。
また、ゲームモードが実装されている。


KHシリーズで初めて内蔵音源ではなく、録音済みのストリーミングで楽曲が流れた作品でもある。


「KINGDOM HEARTS -HD 1.5 ReMIX-」には、Re:COMのHD化版が収録された。対応機種はPS3。
PS3用にリメイクされているとはいえ、キャラクターの輪郭のボヤけ、激しく動くムービーでの荒らさ、マップ・カードの絵柄・リアクションコマンドの表示がHD化されていないといった欠点も目立つ。
何より、戦闘前やストック技前のロード、特定のフレンド技を使ったときに音が飛ぶという欠点もある。

  • ムービー等が荒く感じるのは、他シリーズと異なり本作のムービーは全てプリレンダリングでの収録であったため。PS2時代は逆にリアルタイムレンダリングであったKHI,KHIIのムービーと比べて輪郭のジャギーが目立たない、と評価する声もあったのだ。時代の流れとハードの進化というものを感じさせる一例である。
  • KHFMと同様にトロフィー機能が追加された本作だが、半ば趣味の領域ともいえるエネミーカードを初めとした全カード取得が必要になるトロフィーが存在する。運要素に左右される上に膨大な時間が掛かるのは言うまでもないが、最大の問題はゲームクリア時に取得できるトロフィーである。何とソラ編とリク編の各難易度3つをそれぞれクリアしなければならない。最低6周もしなければプラチナトロフィーは取得出来ないので、集めきるつもりでプレイするのであれば相当な覚悟が必要になる。
    • >ソラ編とリク編の各難易度3つをそれぞれクリアしなければならない。
      ゲームクリアに関するトロフィーのこの問題は、PS4版のKINGDOM HEARTS HD 1.5+2.5 ReMIXでは解消されており、高難易度のモードをクリアすればそれ以下のモードクリアのトロフィーも取得できるようになっている。
  • PS2版の時点でBGMがストリーミング収録であったため、HD版でも再収録はされておらずPS2版と同じBGMになっている。

余談 Edit

恐らくGBAソフトの中では群を抜いてクオリティが高い作品であり、CGムービーやフルで流れる主題歌など、当時の技術を余すところなく使っていると思われる。しかし、戦闘中に処理落ちが度々起こり、スペックの限界も見えてしまう。
また、恐らくシリーズで一番リメイクしてシナリオ上の設定が変わったゲームであろう。

  • アクセルの性格、ヴィクセンが消される理由、レクセウス戦後の展開、リクとゼクシオンが直接戦ったかどうかなど。

関連項目 Edit

キャラクター
ワールド
エネミー
音楽