概要
- ナムコ(現: バンダイナムコエンターテインメント)から発売され、稼働している業務用音楽ゲーム。
第1作目として2001年2月に初代「太鼓の達人」が発売され、
同年8月に続編である「太鼓の達人2」の稼働が開始されて以降シリーズ化されている。
また、プレイステーションシリーズやニンテンドーDS、Wii等の家庭用ゲーム機にも移植されている。
- ゲーム中に流れる曲を太鼓型コントローラーで演奏しながらプレイするゲーム作品で、
有名なアニメやテレビドラマの主題歌、クラシック音楽の他、
様々なナムコゲームの曲が収録されている。
また、スーパーマリオシリーズやドラゴンクエストといった、他社のゲーム作品の楽曲も増えつつある。
モンハンシリーズとの関わり
- 2009年稼働の『太鼓の達人13』以降、モンスターハンターのBGMが収録されるようになった。
モンスターハンターと他社のゲームとのコラボとしてはかなり歴史が長いといえる。
過去には新作が発売されるごとに新規の楽曲が収録され、現在6種類の楽曲が存在している。
メドレーのものは、各作品を象徴するBGMをしっかり抑えているため、
音ゲーの楽曲としては長い3分前後の楽曲となることが多く、
最後が各作品の「上手に焼けましたー」で終わりになるのが定番。
また、アイルーやチャチャなど、
MHシリーズのキャラクターが演奏画面の踊り子として登場するのも定番だったのだが、
こちらは2011年の新筐体版『太鼓の達人』稼働以降オミットされてしまった。- アーケード版では新規のメドレーが制作されるたびに収録が入れ替えられていたため、
基本的にプレイ時点での最新作のメドレーしかプレイできない。
当然だが家庭用では過去作のメドレーもプレイできるが、
こちらも1本のソフトに複数のメドレーが収録されたことはない。
ちなみに、現時点ではMH4Gのメドレーがアーケード版に移植されていないので、
ゲームセンターで遊べるのはMH4のメドレーとなっている。 - 近年は新規のメドレーが制作されていないが、一時期カプコンが自社のアーケード音ゲー
「crossbeats」シリーズを展開するようになったためと思われる。
もっともcrossbeatsシリーズが2018年には展開終了しているため、
モンハンシリーズ側にMHWorld以降は国内向けのコラボ*1の頻度が減ったというのも理由にありそうである。
- アーケード版では新規のメドレーが制作されるたびに収録が入れ替えられていたため、
- モンスターハンターメドレー
- 英雄の証→眼光 -The Hunted-→咆哮→海と陸の共震→英雄の証 3(tri-)ver.→上手に焼けましたー
題材は『MHP2G』および『MH3』。
当時MHシリーズ本編では『咆哮』と『海と陸の共震』の原曲が共に収録されたことはなかった。 - モンスターハンターメドレー
- 英雄の証 3(tri-)ver.→高まる鼓動→陽昇る水景→閃烈なる蒼光→アイルー音頭→たくさん上手に焼けましたー
タイトルは変わっていないが、題材は『MHP3』。 - モンスターハンター3(トライ)G メドレー
- 英雄の証 3(tri-)ver.→高まる鼓動→海と陸の共震→剛き紺藍→生命ある者へ→上手に焼けましたー
タイトル通り、題材は『MH3G』。 - モンスターハンター4 メドレー
- 英雄の証→一触即発→金色の追憶→光蝕む外套→旅立ちの風→上手に焼けましたー
タイトル通り、題材は『MH4』。現在、アーケード版に収録されているメドレーはこの曲である。 - モンスターハンター4G メドレー
- 英雄の証→賑わいのドンドルマ→一触即発→煌めく千の刃→旅立ちの風→上手に焼けましたー
タイトル通り、題材は『MH4G』。現時点で未だにアーケード版に移植されていない。
どういうわけかこれまでの4作とは次元が違う難易度に仕上がっている。 - トラベルナ ~モンスターハンタークロスより~
- タイトル通り『トラベルナ』が題材。他とは異なりメドレーではなく単曲である。
こちらもアーケード版に移植されていない。
- 長らくモンスターハンターシリーズ側でのコラボレーションは実施されていなかったが、
MH4Gではコラボクエスト「太鼓の達人・太鼓腹だドン!」で狩猟笛「狩猟の達人」を作れるようになった。
予測は付いていると思うが、狩猟笛なのに音色は太鼓である。
- フェスタの会場にアーケード版が置かれていたこともある。
こちらも長くコラボを行っているためのものであろう。
関連項目
ゲーム用語/コラボレーション
武器/狩猟の達人 - MH4Gで登場したコラボ武器。
登場人物/ドン&ドコ - MHRiseに登場する太鼓奏者。