MH3・MH3Gに登場する奇面族の子供。CV:こおろぎさとみ
目次
概要 
- 奇面族の子供は自分の宝物(自分だけのお面)を探すため旅に出る風習がある……という話だが、
チャチャはその旅の途中で迷子になり故郷への道が分からなくなってしまったらしい。
その際モンスターに襲われていた所をプレイヤーに助けられ、以後行動を共にするようになる。
プレイヤーを子分と認識しており、かなり上から目線(本来の奇面族よりは遥かに友好的ではあるが)。
なおMH3Gでは、旅および迷子の経緯に関して、
相棒にてライバルである幼馴染のカヤンバの登場により、若干の設定変更が加えられている。
- 一人称は「オレチャマ」で語尾に「~チャ」と付くことが多いほか、
会話文中で「じゃ」が「ヂャ」と表記される傾向にある(例:じゃあな → ヂャあな)。
また、「プップ~!」という特徴的な笑い方をする。
つけるお面によって性格が変わるが、基本的に臆病な性格で、それでいてかなりのお調子者である。- お調子者ではあるが、力尽きた際に「…ゴメン。」と普段の口調を封印して謝る*1ところから察するに
決して不真面目であったりふざけているわけではないらしい。
- お調子者ではあるが、力尽きた際に「…ゴメン。」と普段の口調を封印して謝る*1ところから察するに
- 役割的にはオトモアイルーに近く、採取をしてくれたり、
踊りやお面の能力でプレイヤーのサポートをしてくれる。
ブーメランやモドリ玉を常備しており、状況に応じて使い分ける。
- 3Gではトモダチケットをタンジアの港にいる物知りネコに託すなど、
意外にもシャイ(ツンデレともいう)な側面が描写されている。
- 4Gではエピソードクエスト「発見!《超》最高のお面!」に登場。
あろうことか、オトモとしてではなくババコンガの尻尾に捕まっている形で登場している。
また、3戦目のクエストである「ほ~い、恐暴竜ですよ!」を1度クリアした後に受注すると、
クエスト開始時に「心の中ではカヤンバのことを狩友(とも)として認めている」と語る。
一方のカヤンバの方も、クエストクリア時に「本当はチャチャのことが大好き」だと語ってくれる。
まさに「喧嘩するほど仲が良い」である。そしてやっぱりツンデレ。- ちなみに、ババコンガからシツヨウに狙われているらしい。御愁傷様…。
- MHXではカヤンバと共にポッケ村を訪れており、上位昇格後に様々な依頼を出してくる。
ちなみに、同作で登場のモガの村の看板娘をルームサービスにすると
「さっきまで友達と遊んでいた」として明らかにチャチャとカヤンバの事を話すことがある。
長い付き合いゆえか、どうやら彼(?)からも「友達」と認められるくらい親しくなったようだ。- 登場当初の依頼では『他の事で忙しいから』との理由で、
若干突き放したような態度で龍歴院ハンターに接してくる。
しかし、彼からの最後の依頼である集会所★7『汝ノチカラヲ、見セテミヨ』クリア後には
龍歴院ハンターを認めてくれたのか会話パターンが一新され、
ハンターの活躍を楽しみにしていることや、
見ているこちらがニヤけてしまいそうなカヤンバとの秘密の惚気友情話を教えてくれる。
また、これは相方もほぼ同じである。
前作での話からグレードアップしている辺り、デレ化は順調に進んでいるようだ
- 登場当初の依頼では『他の事で忙しいから』との理由で、
性能 
- MHP2G時代のオトモアイルーとの違い(“改善”といえるもの)。
- 罠を設置するとこちらへ走って向かってくる。
- サインによってある程度行動を誘導できる。
(MHP3からはオトモもできるようになった) - 配信できないため仮に改造したユーザーがいても個人の範囲にとどめられる。
- オトモでは手も足も出なかった麻痺状態を解除してくれる。
(MH4からはオトモもできるようになった) - お面を始め彼らの管理は村や港で彼ら自身に直接話しかけて行う。
クエストに誘う状態にしていれば後をついてくるのでいつでも話しかけられる。
そのため、従来のようにオトモボードまで足を運ぶ必要がない。
さらにはクエスト受注中でも変更可能なのでハンターも羨むバリアフリーさである。
お面は自宅に保管してあるのに
しかも叩くだけではなく吹っ飛ばしてくれる*2ので、強力な一撃を避けやすい。
(無論、逆に吹っ飛ばされたせいで余計な痛手を被ることもあるが)
他の状態異常にはオトモアイルーと同じように叩いてくれるので、非常に優秀である。
変更点は他にもあり、- スキルの付け替えにオトモポイントが必要なく、付け替えた時点ですぐに習得できる。
- 勇気度が最大になれば絶対にサボらない。
- 肉を食べさせる事によって簡単に体力やスタミナの回復、経験値取得や
果ては罠肉を与えることで任意のタイミングで怒り状態に出来る。 - 攻撃は打撃・切断両方の属性を併せ持つ*3ため、尻尾切断やボルボロスの頭部破壊も可能。
これは大砲のお面などの効果による攻撃にも適用される。 - ぶんどりは出来ないものの剥ぎ取りが出来、場合によっては尻尾からも剥ぐ。
また3Gではオトモアイルーのぶんどりが出来る様になるメラルーフェイクというお面が登場。
しかもアイルーのぶんどりと違い同じランクの素材を取って来てくれる。
更に本体から剥げる素材であれば何でもOKなので、運が良ければ激レア素材でも平然と取ってくる
(MH4以降のオトモアイルーのぶんどりはこれと同じ仕様になった)。
この2つの事から人気が高く、メラルーフェイク固定で考えるハンターも多い
(事実上剥ぎ取り回数が1回増えることになり、通常の剥ぎ取りでさらにもう1回増える可能性まである)。 - お面を変えれば戦闘方法も変わるので、
厳選しなくてはいけないオトモアイルーに比べて比較的管理が楽。 - 笛と違い、踊りにはスキル自体必要ない。
また踊っている最中にプレイヤーがエリア移動してしまい、効果が得られなかった場合は、
移動先ですぐに踊り直してくれる。 - イケイケ+マカマカもしくはイケイケ+ギンギンの踊りで出せる回復大が回復薬Gと同じ効果であり、
体力がある程度以上減ると優先して回復小か大を選んでくれる。
特に2人連れて行ける3Gの場合、ターゲット分散も手伝って、
G級ですら回復の殆どをチャチャンバに任せられるレベルで回復してくれる。
ギンギン+マカマカで狩猟笛と同じ効果の属性攻撃強化、
ノリノリ+ギンギンで聴覚保護など有用な補助効果もある。
さらにスキル『奇面王の采配』によりスタミナ回復が早くなり、
踊りの頻度を上げることも出来る。 - プレイヤーがエリア移動すれば穴を掘って追って来るオトモと違い、
自動でワープして着いてくる(3Gでは穴を掘って追ってくるようになった)。 - 声がオトモアイルーと違い専用の物なので、
死角からメラルーが迫って来ても鳴き声をオトモと勘違いして不意打ちを食らうといった事が無い。
- 初登場のMH3においては、馬鹿にできない火力と的確なサポートにより好評を博し、
オンで足を引っ張るふんたー達の体たらくに頭を抱えたプレイヤーの間では、
「ロックラックに行ってチャチャ先生の偉大さを思い知った」といった意見まで出ていた。
- MH3Gでは正規オンライン手段が存在しないことへの救済措置という側面もあるのか、
オトモとしては歴代シリーズでも最強の戦闘力を持たされている。
その異常な強さたるや、最高レベルの状態でランプのお面+大砲のお面を用いれば、
アオアシラ程度であればG級個体であろうと彼らだけで討伐できてしまうほど。
下位個体なら睡眠と併せて文字通りワンショットキルなんてことすら可能な攻撃力である。
下位の中型モンスターと彼らを戦わせるというのもひとつの楽しみ方かもしれない。
- ちなみにチャチャブーやキングチャチャブー、オトモアイルーは地面に穴を掘って撤退するが、
チャチャ達はモドリ玉で撤退する。
おそらく水中では穴が掘れない(地面に接していない場所でダウンしても即撤退する必要がある)ためと思われる。
- クエスト中はハンターがアクションをすると、それに対応したリアクションを返してくれる。
- 拍手をするとセットしている「おどり」と同じモーションで踊るが、当然おどりの効果は得られない。
- モンスターが睡眠中だったりハンターが納刀中だったりする場合は基本大型モンスターを攻撃しないが、
お面によっては攻撃性が理性を上回って勝手にモンスターを攻撃したり、
他にモンスターがいる場合は眠っているモンスターを気にせずブーメランを投げて事故を引き起こしたりする。
睡眠を使った戦法を取る場合はあらかじめ掃除を行う、お面の攻撃性を確認しておくなどの準備があると尚良い。
- 防御力は突進などの物理面にはめっぽう強いが、ブレスなどの属性攻撃に対してはめっぽう弱く、
G級のイビルジョークラスのブレスを喰らってしまうと、ほぼ一撃でノックアウトされてしまう。
……それどころか、下位レウスのブレス程度でも直撃すればカンストでも大ピンチである。
逆に言えば属性攻撃を持たないナルガクルガやドボルベルク相手にはかなり長く戦場で活躍してくれる。
ちなみにチャチャとカヤンバは攻撃をガードすると、全くダメージを受けないという特徴がある。- MH3Gにはあらゆる攻撃を一定回数まで無効化するお面があるため、
これを被せていれば属性攻撃を連発するアルバトリオン戦などでもかなり粘ってくれる。
ランプのお面+大砲のお面の組み合わせでは片方が玉になってさっさと退場するため、
属性への耐久力はそこまで気にならないケースも多い。
- MH3Gにはあらゆる攻撃を一定回数まで無効化するお面があるため、
- また、仲良し度が上がると本来なら撤退するような体力まで減らされても
撤退せずに戦闘を続行する「ふんばり」が発生するようになる。
しかしふんばりが発生したときは当然体力が残り少ない状態であり、
また力尽きるとやはり復活までの時間が延びてしまうので、
場合によってはふんばってくれない方が助かったりもする。
余談 
- 「モンでき。」の作者はチャチャを酷く溺愛しており、単行本の9割ほどはチャチャ祭りだったそうな。
いなくなるシーンに耐えきれずにいたらいつのまにかカヤンバ共々帰ってきていた模様。
さらにはチャチャに個別の愛称が付けれないことに立腹し、
挙句の果てには東京ゲームショウで「アイルーグッズ、チャチャグッズー」と言っていた。- ちなみにMH3からやっていた「モンでき。」の編集者も同じくチャチャを愛しており、
なんと上司との対話で「チャパー」と返事を返すまでにいく。しかも会話は成立。
- ちなみにMH3からやっていた「モンでき。」の編集者も同じくチャチャを愛しており、
- 気まぐれな性格や上から目線、そしてツンデレっぽい描写などからアイルーよりも猫っぽいと
言われる事もあり、通の猫好きからはそちらの方面から愛でられる事もあるとか
(アイルーは真面目だったり主人に従順な性格から、むしろ犬に近いとの事)。
- チャチャとともにMH3に登場する様々なモンスターのサイズを見ていくという
ユニークなムービー「みんな大きいっチャ!」が存在する。
このムービーによるとチャチャの身長は109.1cm(お面頭頂部のはっぱ込)。
一応アイルー・メラルー(106.9cm)にはドングリのお面においてはギリギリ勝っているようだが、
おそらくお面無しの身長はアイルー・メラルーと同じかもしれない。- が、15周年記念ムービーにてこっそり公式サイズが変更されていたことが判明。
現在の公式サイズは81.97cmと大幅に縮小されている。
ハンターとのサイズ比や猫背のアイルーとは異なり背筋は良いことを考えると、
旧設定がやや大きすぎた印象もある。
- が、15周年記念ムービーにてこっそり公式サイズが変更されていたことが判明。
- チャチャとはキューバ起源のリズム、及びダンスのことである。
これがチャチャの名前の由来だと思われるが、
チャチャブーから名付けられたのかどちらかは不明である。ダブルミーニングの可能性もあるが。
- ちなみに、彼が持っている武器は「怪鳥のクックック」と言うらしい。
関連項目 
登場人物/カヤンバ - ライバル兼相棒
クエスト/迷子の奇面族 - 邂逅クエスト
モンスター/チャチャブー - 奇面族繋がりだがこちらは敵
モンスター/ガジャブー - 同上(一部は仲間にすることが可能)