河童蛙の操虫棍。付属の器物に
満ちる水は、猟虫の貴重な
栄養源になっているらしい。
(ハッソウ飛ビ)
河童蛙の操虫棍、強化版。手に
すればその身は軽やか。狩場を
跳ね、獲物の死角へ回り込め。
(蛙式・ハッソウ飛ビ)
洗練しきった河童蛙の操虫棍。
強大な相手に立ち向かう闘士の
如く、死角に回り、隙を突け。
(真蛙式・ハッソウ飛ビ)
MHRiseの新モンスター、河童蛙ヨツミワドウの操虫棍。
目次
概要
- ヨツミワドウらしい緑色と苔、斧のような刃が特徴の操虫棍。
水を蓄えているらしく、猟虫の貴重な栄養源になっているとの事。
確かに骨だの石だのを食べるよりは良さそうである。
河童蛙武器の特徴である水タンクは虫笛の辺りに設置されている。
性能
MHRise
- ヨツミワドウはかなり序盤で戦えるため入手できるタイミングは早いが、
下位時点では緑ゲージが非常に短く攻撃力も特別高いわけでもないため、優先して使われる事はあまりないだろう。
そしてなんと、上位まで一度も強化されない。
水属性の操虫棍ではすぐにロアル武器などが現れるため、作ったきり忘れ去られてしまう事も…
- 上位になると早速強化が可能になり、実用レベルの緑ゲージも手に入れる。
☆7でオロミドロの素材を手に入れると強化可能となる、最終強化の蛙式・ハッソウ飛ビの性能はというと、- 上位武器としてかなり優秀な攻撃力210
- まずまずの水属性14
- 素で長い緑、匠はすべて青
- 高い攻撃力を邪魔しない会心率0%
- とても嬉しい防御力ボーナス+20
- スロットLv2が1つ
- 比較的高めの猟虫レベル7
- これに加えて百竜強化は
- 防御力強化I
- 属性強化【水】Ⅲ
- 鈍刃の一撃
鈍刃の一撃は「斬れ味が緑ゲージ以下の際に与えるダメージが確率で上がる」というものだが、
記事を見てもらえれば分かるように恩恵が非常に小さく、
この攻撃力ではカムラノ鉄刃棍から引き継げ、斬れ味を問わず使える攻撃力強化Iと同程度の恩恵しか得られない。
- 攻撃力で勝負すると、会心率こそ-20%だが圧倒的な攻撃力230と青ゲージをもつゴシャハギ武器ゴシャガボコォや、
唯一の素白を持ち人気の超会心編成に最適なナルガ武器闇鎌棍【夜凪】など、ライバルが非常に強力。
- 水属性の操虫棍として見ても、ミツネ武器すがのねの長薙の巴がライバルとなる。
あちらは攻撃力こそ190とこの武器より低いが、属性値20と青ゲージ(さらに匠1から白が出現)を持つ。
スロットはLv1が1つだけだが、これが決定的な差ではないのも事実である。- 圧倒的な属性値33を誇るドロス武器ロアル・ロ・ブルームに関しては、
上位中盤で最終強化を迎えているため攻撃力や猟虫レベルがかなり低く、こちらとの差別化は容易。
- 圧倒的な属性値33を誇るドロス武器ロアル・ロ・ブルームに関しては、
- この武器だけの強みとしては防御力ボーナスと緑ゲージの継戦能力。
- 今作ではモンスターの攻撃が過去作よりも激化しており、
油断しているとあっという間にキャンプ送りにされてしまう。
そのため、防御力ボーナスの恩恵は非常に大きく、
元々操虫棍の生存力が高いのもありしぶとく戦うことが出来るだろう。 - 長い緑ゲージのおかげで研ぐ機会が減り、
隙を晒す事も少なくなるため上記の高い生存力を更に補ってくれる。 - また、製作時期にも注目したい。
ツユサソウランIIから長薙の巴に強化するためには裏ボスの討伐と素材が必要になる為、
上位後半~HR50の緊急クエストまでは水属性棍はハッソウ飛ビ一択となる。
特に、その途中では確実にテオ・テスカトルの相手をすることになる為、
ハッソウ飛ビは長薙の巴より思ったより出番が多い。
- 今作ではモンスターの攻撃が過去作よりも激化しており、
- とはいえ、この使い方において完全に性能が被っている…どころかスロットや百竜強化において
完全にこちらを上回っている禍棍ガラモルスが存在するため、立場としてはかなり厳しい状況。
水が第一弱点のモンスターに担ぐことがこちらを輝かせるポイントとなる。
- Ver3.0で追加されたモンスターである奇しき赫耀のバルファルクには本武器が最適解となる。
バルファルクは龍属性が無効、心眼+鈍器が有効な非常に硬いほぼ全身の肉質、
防御ボーナスで生存率も高い、おまけに跳躍で翼を狙えるため、これでもかと言うほど相性が良い。
また、テオ・テスカトルも心眼+鈍器と相性がいい相手であり、強者にこそ輝く武器となっている。
MHR:S
- MRが実装されたサンブレイクにてMRの強化先が追加された。ヨツワミドウ素材の他にジュラトドスの素材も用いつつ、
蛙式・ハッソウ飛ビから蛙式・ハッソウ飛ビ改、真蛙式・ハッソウ飛ビと強化していく。
MR序盤でここまで強化し、その後は音沙汰も無くこれで終わるのかと思いきや、
ストーリークリア後の傀異クエストで手に入る傀異素材を用いることで
最終強化真蛙式・ハッソウ飛ビ改に至る。
その性能は、- 平均以上の高い攻撃力340
- 下から2番目水属性22
- 素でそこそこの白30、なまくらかと思いきや匠Lv4から紫
- 高い攻撃力を邪魔しない会心率0%
- 上位より増えた防御力ボーナス+30
- スロットは据え置きLv2が1つ
- 百竜装飾品スロットはLv3
- 猟虫レベルは最終形の中で標準のLv14
上位の白斬れ味が出なかった頃に比べると、短いとはいえ最大で紫20が使えるので
紫運用できれば水属性棍の中で物理攻撃の期待値はトップになる。
その他の要素も欠点は少なく、扱いやすい意外な優等生。- 属性は相対的に少し順位を落としたので、水が効きやすい敵よりは弱点だがそれほどは効かない敵に使うといいだろう。
- 百竜スロットはLv3と大きいが、属性が低いと属痛竜珠が使いにくいのがネック。
操虫棍は手数が多いので鋼魂竜珠を使うという手もあるが、
基本的には特効珠の使用が多く大きさを活かせる場面が少ない。 - 防御ボーナスは+10されて30に。傀異討究クエストはLvが上がるほど敵の攻撃も痛くなっていくので、
少しでも被弾時のダメージを抑えられる防御ボーナスは存外ありがたい。 - 紫が出たとはいえ、その長さは操虫棍には非常に短い。
剛刃研磨など斬れ味維持スキルは最大限利用していく事。
- 本作は全ての武器が同程度の水準に引き上げられるため、水属性でも争いは熾烈。
- ハッソウ飛ビ以上の攻撃力を持つ狩猟筆【狩人賛歌】は残念ながらマイナス会心と
最大斬れ味が白なので残念ながら火力勝負ではハッソウ飛ビの相手にはならない。 - クラブキャスターとすがのねの長夜華山薙改はハッソウ飛ビより攻撃力は劣るが、
紫の斬れ味の長さが実用的な長さで、特にすがのねは素で紫が短く出ているので、
ハッソウ飛ビの紫運用と同じ感覚で匠を丸ごとカットして他のスキルに回せる。
クラブキャスターもハッソウ飛ビと同じ防御ボーナスにLv4スロットを持ち、
ハッソウ飛ビが攻撃的な武器ならこちらは様々に使えるバランス武器としての強みがある。 - 防御ボーナス持ちとしては王国騎士操虫棍ホープ改が頭一つ抜けた+50の防御ボーナスを備え、長い素の紫も持つ。
ただし、代わりに攻撃力が低いため攻撃力をスキルで補う必要があり、
高めの攻撃力を活かすため紫斬れ味など脇の要素を補う必要があるハッソウ飛ビとは対照的な武器となっている。 - 物理型棍としては他の属性の物理武器も気になるところ。
特に、マイナス会心の代わりに高い攻撃力と紫運用を両立できる武器達辺りは強烈に意識せざるを得ない。
水属性でこういう武器が無いので、ハッソウ飛ビがこのポジションでも良かった気がする。
ハッソウ飛ビは物理火力で劣る分、水が苦手なモンスターへの適性と防御ボーナスで差別化していこう。
- ハッソウ飛ビ以上の攻撃力を持つ狩猟筆【狩人賛歌】は残念ながらマイナス会心と
- アップデートにより武器の傀異錬成のスロットを解放していくと攻撃力、属性、斬れ味が強化されていくようになった。
これにより、ハッソウ飛ビは最大斬れ味が20伸びて最大で紫斬れ味40まで使えるようになり、
斬れ味維持や立ち回りのシビアさがかなり緩和されるようになった。
- そして最後のアップデートで、復活したアマツマガツチの操虫棍凶輪【雲霓】も復活。
過去作と違いマイナス会心の代わりに攻撃力も属性値も高く、なまくらではなく素で紫斬れ味が出てくる。
マイナス会心がある為、素の物理期待値はわずかにハッソウ飛ビの紫運用が勝るが、
属性も含めた最終的な火力で抜かれてしまう。更にマイナス会心をフォローしさえすれば
火力に斬れ味を両立した化け物となり、その上鉄蟲糸技を強化する効果までついてる。
ハッソウ飛ビに限った話ではないが、水属性特化の水跳ドロスブルーム以外の水属性棍や物理棍は
雲霓の前では非常に肩身が狭い。
- パワー型のモンスターの割にはクセが無く全体的に性能のバランスが良い物理寄り水属性棍。
本作の仕様のおかげで序盤のモンスターらしからぬ優秀さで他のモンスター武器とも互角で戦っていけるようになった。
余談
- 武器名は横に飛んで相手の突進を避け、横や背後をねらう相撲の戦法「八艘飛び」が元ネタだろう。
跳躍でモンスターの攻撃を華麗に避け、狩場を飛び回る操虫棍にとって
これ以上無いほどマッチするネーミングと言える。- 更にこの言葉には由来があり、
鎌倉時代の人物「源義経」が壇ノ浦の戦いで船を四方八方飛び回り戦ったという伝説が八艘飛びと呼ばれる。
某RPGのスキルのイメージが強い人もいるかもしれない。HASSO-BEAT!!
- 更にこの言葉には由来があり、