- 種族
- 古龍種(古龍目 天彗龍亜目 バルファルク科)
- 英語表記
- Crimson Glow Valstrax
- 危険度
- MHRise・MHR:S:★10
- 登場作品
- MHRise, MHR:S, MH-R
目次
生態・特徴
- 溢れんばかりの龍気をその銀翼に湛える、天彗龍バルファルクの変異体。
バルファルクは龍歴院ギルドの調査隊によって正式に発見され、各ギルドに報告された古龍種であるが、
本個体はその龍歴院ギルドの報告とは異なる特異な容姿と生態を有する事が確認された。
よって先に報告されていた「通常個体」とされるバルファルクとは異なる存在として取り扱う運びとなり、
ハンターズギルドにおいては「奇しき赫耀のバルファルク」と呼び分けられる。
個体数は少ないものの、後述の性質故に各所で遭遇の危険性があり、出現時には最大限の警戒を要する。
- 天彗龍は吸気口から吸引した大気を体内器官によって変換することで
「龍気」と呼ばれる赫い炎のような龍属性エネルギーを生成する能力を持つが、
本個体は何らかの影響でその龍気エネルギーが著しく活性化し、常軌を逸した攻撃性を獲得している。
このことから、莫大な龍気のエネルギーを持て余した結果その力に支配され、
限りなく暴走に近い状態と化してしまった異常個体であるとの説が有力視されている。
- 外見上の特徴としては通常種を大きく上回る龍気エネルギーの噴出と、
それに伴って生じた各部位の甲殻の特殊な変容が挙げられる。
通常のバルファルクの甲殻は鈍く光り輝く銀色に染まっているが、
本個体の甲殻は暴走する龍気エネルギーの影響が焼け付く形で変質・変色しており、
翼部の中腹から先端部の噴出口までが異様な深紅色に染まり、上半身や背部の一部も赤みを帯びている。
興奮すると胸部や鼻腔、槍翼の端々から抑えきれないエネルギーが噴出し、
翼を中心とした身体の大部分が赤々とした高熱の龍気を滾らせる。
- 何にも増して特筆すべきは、バルファルクという種の常識を覆す異常なまでの狂暴性である。
従来確認されていた天彗龍は外敵と判断した対象には苛烈な攻撃を仕掛けるものの、
普段は高空を飛行し続けており、必要に迫られなければ地上に降り立つことは殆どなかった。
しかし本個体の性質は全く対照的で、敵意の有無を問わず高空から視界に入ったものを見境なく襲撃し、
更に低い高度の場所にも構わず降り立っては無差別に獲物を仕留め、龍気で浸食して捕食するという行動を繰り返す。
また、付近の生物が戦闘を始めた気配を察知するとすぐさまその上空に飛来し、
高高度から超高速の突撃を繰り出して周囲を爆破しつつ戦いに割って入るという
従来個体からは想像もつかない危険な生態行動が度々確認されている。
高速で飛行しながら各地を巡る種としての性質ゆえに行動範囲も極めて広く、
特にカムラの里が管轄する狩猟地においてはほぼ全域で姿が確認されているが、
古龍に匹敵する危険種や別の大型古龍種が支配する領域であっても全く斟酌せず襲来するため、
本個体の出没地域は突如として新たな乱入者が出現し、狩場に大混乱が巻き起こる危険と常に隣り合わせとなる。
近年、カムラの里近傍の獄泉郷において嵐龍アマツマガツチの出現が確認された折には
突然上空に飛来した個体がアマツマガツチに対して高高度からの突撃を敢行したという驚くべき報告が寄せられ、
視界に入れば格上の超大型古龍にすら牙を剥かんとする狂暴性を浮き彫りにする結果となった。
- 過剰な龍気エネルギーに振り回され暴走している状態ではあるが、
龍気の扱い自体は通常個体と同等かそれ以上で、膨大な龍気エネルギーを存分に使った行動を見せる。
通常個体と比して龍気を噴射しながらの低空ホバリングを多用する傾向が見られ、
付かず離れずの距離を維持しながら標的と見定めた存在に執拗な猛攻を仕掛ける。
また、バルファルクは移動や戦闘によって体内の龍気が減少してくると、
多少無防備になりながらでも胸部から空気を取り込み、体内で龍気に変換して補充する生態が確認されたが、
奇しき赫耀のバルファルクの場合はこの補充の頻度が多い代わりに一回当たりに要する時間が極端に短い特徴がある。
大量の空気を取り込み龍気を増大させる龍気収束を終えた本個体は
大規模な龍気が頭部や翼の先端、更には肩口や背中の甲殻の隙間などからも燃え盛る炎のように激しく噴出し、
身体の各所が禍々しい赤黒色に染まった「龍気解放状態」と呼ばれる形態へと移行する。
龍気解放状態では一部攻撃に伴って龍気が地面に滞留するようになり、
それが時間を置いて爆裂する事で攻撃範囲が拡大する。
また、通常個体は龍気を小さなエネルギー球として射出し炸裂させる行動が見られたが、
本個体は活性化を極めた莫大な龍気に物を言わせた切り札を会得しており、
体内器官と直結した龍気の噴射口でもある両翼を合わせてエネルギーを収束させたのち、
龍気エネルギーを光線状に放出しながら縦方向に薙ぎ払うという大技『龍閃』を繰り出す。
一方で、吸引した大量の空気を龍気に変換・蓄積する基本生態は通常個体と同じであることから、
強い衝撃で龍気の流れを乱されるとエネルギーが内部爆発を引き起こす弱点も引き継いでいる。
龍気解放状態では噴出するエネルギーの影響を受けて一部甲殻の軟化が認められる点も含め、
執拗な猛攻を恐れず的確に攻撃を加えていくことが本個体を制する鍵となるだろう。
- なお、変異した天彗龍がもたらす生態系への影響は前記の突出した狂暴性によるものだけではない。
通常種は高高度飛行中に摩耗し剥がれ落ちた甲殻などが地上に落下することで被害を齎す事例が確認されていたが、
本個体の場合は飛行中に溢れ出した龍気エネルギーが小規模の塊となって無差別爆撃の如く地上に降り注ぐケースがあり、
他の古龍種と同様、奇しき赫耀のバルファルクが飛来した地点には甚大な被害が生じる危険性がある。
砂原に遺されたある者の記録では、本個体の到来によって龍気が降り注いだ影響で、
かつて砂原に住んでいた一族がその地を離れざるを得ない状況に追い込まれたことが示唆されている。
また、かつてカムラの里周辺で発生した百竜夜行においては、その規模が大きくなるにつれ
何処からともなく轟く叫声が聞こえ、彗星が落ちたという言い伝えが残されているが、
これは百竜夜行の生物を狙って飛来した本種を指すものではないかとも考えられている。
目に映る生物に見境なく襲い掛かり、狩猟地ばかりか百竜夜行の発生地さえ格好の餌場とする性質、
飛行に伴い周囲広範に被害を齎す危険性は
『大地を絶望に染め上げる凶兆』『絶望と災厄の化身』『絶望の星』などの異名に相応しく、
その存在が知られるカムラの里においては最上級の危険生物として遇されるモンスターである。
- 龍気エネルギーにより変質した素材は災いを予感させるような不気味な赫色と高熱を帯びており、
触れる事すら躊躇われる異様な雰囲気を湛えている。
その素材から作り出される武具もまた血に濡れたかのように赫く、脈動するように鈍く輝き、
周囲にまで莫大な龍気エネルギーを振り撒きながら敵を屠る。
しかし、あまりに強大な力を秘めている事から取り扱いは極めて難しく、
一つ間違えれば使用者を含めたあらゆる生命を根絶させる危険性を秘めるとまで噂されている。
概要
- MHRise Ver.3.0にて初登場した、天彗龍バルファルクの特殊個体(公式では「変異体」などと紹介されている)。
Riseには通常個体が登場しないため、作中で遭遇するバルファルクは全てこの特殊個体となっている。
「通常個体を差し置いて特殊個体のみが登場する」という事態は長いシリーズを通しても前例がなく、
多くのプレイヤーを驚かせることとなった。- 基本的に「通常個体ありき」であるという特殊個体の性質そのものは変わっておらず、
設定的にも「通常のバルファルク」を前提としている部分があり、面食らう新規プレイヤーが多い。
旧作プレイヤー以外だと知る由もないが、一部素材は通常個体と共通している。
- 基本的に「通常個体ありき」であるという特殊個体の性質そのものは変わっておらず、
- 砂原の手記帳に「赫い星が降り注ぎ、一族はこの地を離れた」
という大迷惑な記述があった事などから参戦が期待されていたバルファルクだったが、
2021年5月27日実装のVer.3.0タイトルアップデートで満を持して参戦。
「奇しき赫耀」の名を引っ提げ、全身の甲殻からより強く輝く龍気を噴出させて登場した。
呼び名が似ているが、奇しき怪竜とは関係ない。
その名の由来するところは、(古文書の出現周期とズレのある)本来現れるはずのない、
赫く耀くバルファルクといったところだろうか?- メインシリーズに於ける特殊個体の命名法則は「連用形+助動詞『た』+モンスター名」、
あるいは「動詞の連体形+モンスター名」というパターンが通例であったが、
助詞『の』を用いた命名は奇しき赫耀のバルファルクが初である。
なお同アップデートでは特殊個体としては初の名詞体である百竜ノ淵源ナルハタタヒメが実装されている。
- 「赫」には「赤赤とした」というそのまんまな意味があるのだが、
メインシリーズに於いて「赫」という漢字を使うのは現在のところバルファルクか、
それとの関連が深い遺群嶺の精算アイテム以外に存在しない*2。
- 「恐れ見よ 奇しき赫耀の兇星を」という謡いはMHXXに於けるバルファルクのクエスト名
「恐れ見よ、赤き災厄の彗星を」のオマージュであろう。知っている人はニヤリとしたに違いない。
- 後に設定資料集が発売され、かつて砂原に住んでいた一族が同地を離れる原因となったのは、
果たして天彗龍バルファルクの到来によるものであったらしいことが明らかになった。
通常個体によるものか、はたまたこの特殊個体の仕業なのかまで踏み込んだ記述は存在しないが、
下記の登場ムービーを見る限りでは「赫い星を降り注がせる」イメージに近いのは特殊個体である。- 当初は一部のファンの間で「緑豊かだった砂原を砂漠化させたのは本種ではないか」という考察も挙がったが、
資料集では砂漠の環境変化について「長大な時間*3による気候・環境の変動」と触れられており、
到来したバルファルクはあくまで砂原の一族を追いやっただけで、砂原の環境変化には無関係であるようだ。
そもそもバルファルクの能力は環境に甚大な影響を与える類のものではなく、
生態からして砂原に環境を荒廃させるほどの時間居座り続ける理由もないため、
災厄を齎した後は早々に去っていったのではないかと思われる。
- 当初は一部のファンの間で「緑豊かだった砂原を砂漠化させたのは本種ではないか」という考察も挙がったが、
- メインシリーズに於ける特殊個体の命名法則は「連用形+助動詞『た』+モンスター名」、
- 通常の個体と比べて龍気の量が増大しており、翼の大半が真っ赤に染まったり、
胸部から炎のように龍気が溢れ出るなどの見た目の変化が見られる。- 討伐すると龍気は完全に消失し、本来の体色に戻る。
しかし暴走した龍気に灼けたのか、一部は少し黒ずんでいる。
一見すると通常個体と変わらないが、性質は変化しきっており、大半の素材は特殊個体の素材として扱われる。
- 討伐すると龍気は完全に消失し、本来の体色に戻る。
- 実は通常個体よりも全体的に小柄。
旧作においても特殊個体の方が小さいと言う事例はあったが、何故小さくなってしまったのかは不明。
龍気を制御できていない点も含め、若い個体なのでは?と推察する者もいる。- 探索クエストでは
どこにでもいるので存在感のある本種ではあるが、
実は最大金冠の確率が高く、規格外サイズが出現するクエストとなっている。
しかしそれでもなお、通常個体の最大サイズには届かなかったようだ。
かつて他種の規格外サイズが出るクエストに先立って修正されたが、現在では元通りになっている。
- 探索クエストでは
- 危険度はラスボスと並んで堂々の最高ランク★10。
各地を超高速で飛び回りながら龍気をばら撒き、更には無差別に生物に襲い掛かるという
やめてほしい危険極まりない生態からすると妥当なランクと言えようか。
MHRise
恐れ見よ奇しき赫耀の兇星を
星芒 大地を灰燼と為し
天上を裂いて 常闇を招かん
絶望の星奇しき赫耀のバルファルク
- 奇しき赫耀のバルファルクが初登場する緊急クエスト「奇しき赫耀」は、
真ラスボスが討伐済みかつハンターランクが100以上で初めて登場する。
この為、上位で一番最後に狩猟が解禁される大型モンスターとなっている。- MHXXの時点でも通常個体は全フィールドの上空を駆け回っていたが、
MHRiseで登場したこの特殊個体は何と全ての汎用フィールドに出現する。
ちなみに、バルファルク種が実際に火山地帯に登場するのは今作が初となる。
また、MHRiseで全汎用フィールドに登場するのは本種及びラージャン、バゼルギウスの3種のみ。 - 加えて、バゼルギウスのようにクエストは一見同じでも狩猟地だけが変わることがある。
バゼルギウスと同様に参加要請の場合どの狩猟地でもいつでも参加でき、
同名のクエストがズラリとクエストボードに並ぶ。お前もか
勿論仕様上、「奇しき赫耀」以外のクエストは既クリア扱いで出るため、
クエストフルコンプのために待ちぼうけする必要はない。
MHXXの頃は古龍であるバルファルクが他モンスターと共にクエストに登場する場面はなく、
当時を知るプレイヤーにはこのツーショットの実現に感慨深いものを感じた者もいただろう。- なお、他フィールドでの確定配置モンスターは、寒冷群島ではヨツミワドウ、砂原ではディアブロス、
そして水没林ではイソネミクニ、溶岩洞ではヤツカダキとなっている。
彼等をうまく操竜して狩猟を有利に進めたいところ。 - また、もう一体のモンスターはランダムなのだが、あろうことかバゼルギウスが選ばれる事もある。
このモンスターは飛来した所に爆鱗をばら撒いて燎原にしてしまう大迷惑な超危険生物であり、
奇しき赫耀のバルファルクも上空から赤い流星を齎す存在であるなど、どちらも生態系に多大な影響を及ぼす。
……こんな戦闘機共モンスターが一緒に滞在している状況は悪夢と言わざるをえないだろう。
- MHXXの時点でも通常個体は全フィールドの上空を駆け回っていたが、
- Ver.2.0以前に存在したクエストでも低確率で乱入してくる。
油断していると文字通り襲撃を喰らうことにもなりかねないので乱入モンスターの種類と位置の把握は欠かさないように。
- Ver.3.0で追加されたクエスト「高難度:凶星、業火の地に降る」はヤツカダキとの同時狩猟クエストなのだが、
高難度クエストということで非常に攻撃力が高く、“バルカダキ”と呼ばれて畏れられていた。
また、2022年2月4日に配信されたイベントクエスト「高難度:赫耀動乱」は、
イベントクエスト初の高難度クエストに続く第二の高難度イベントクエストにして、
奇しき赫耀のバルファルクにとっては初のメインターゲットとなるイベントクエストである。
そして高難度の文字通り、上記のバルカダキよりも非常に強力な個体が登場する。
詳細は各項目を参照のこと。
- 登場ムービーでは大社跡の上空を彗星の如く飛翔している……が、
飛翔中に龍気エネルギーの塊が次々と地上に落下して地上が焼き尽くされ、
小型モンスター達は逃げ惑うというまるで空襲でも起きているかのような光景が繰り広げられる。
通常個体はあくまで灼けた甲殻が剥離して落下する程度であったが、
こちらはそれに加えて大量の龍気の塊も落とすという危険性が描写されている。
そして最後は高度を下げ、大社跡のエリア5へ降り立とうとホバリングしたところで名前が出る。
この時のポーズはMHXXの公式サイトやパッケージに描かれているバルファルクと角度は異なるが非常に近い。- ちなみに、大社跡の山の上のエリア5に降りるのは恐らく
MHXXで遺群嶺のエリア9に降り立つのを意識したものだと思われるが、
バルファルクが動き回るには狭すぎるためか、あるいは移動に時間が掛かることを考慮されてか、
実際は戦闘中にエリア5に降り立つことはない。
ただし瀕死になるとこのエリアで休眠を取ろうとする。
下のエリアに居ても大翔蟲二匹ですぐに追いつけるようになっているので
長々と眠られて体力を回復されてしまう……といったことは防げる。
- ちなみに、大社跡の山の上のエリア5に降りるのは恐らく
戦闘能力
- 基本的な攻撃モーションはMHXXに登場した通常個体と共通。
攻撃範囲が広がっていたり、予備動作や隙がやや大きくなっていたりなどの変更がある。
また、G級モーションだった翼槍突き刺しからの回転攻撃、側面爆破→正面爆破を使ってくるので要注意。
更にお手からの翼脚コンボの際、怒り時には2度目の突き立て、叩きつけを行うようになっており、
旧作の慣れで1度目を避けた後を隙だと思って殴り始めると手痛い反撃を貰う。
その上その翼脚突き立てはホーミング精度が異常に高くほぼ180度回転して当ててくるため、
ちゃんとタイミングを合わせて回避する必要があるなど、どの行動も順当に強化されていると言えるだろう。- 叩きつけは直撃するとゴシャハギの殴りのような地面叩きつけ状態になり、
後述の龍気稲妻が確定するので翔蟲受け身で逃げた方がいい。
- 叩きつけは直撃するとゴシャハギの殴りのような地面叩きつけ状態になり、
- 空気を取り込む行動・龍気収束だが、以前よりあまり間を置かずに行うようになり、
更に収束がすぐ終わるようになっている。
MHXXの時のようにエリア移動後に行って追いついた頃には殆ど終わっている、
という事は滅多に起きないが、これはこれで中断が難しくなっている。
一応、必要なダメージ量は低いのと次回に持ち越しできるので、ダメ元でも中断は狙おう。
特に序盤の行動からは狙い目で、5~6回ほど行動した後に龍気収束をしやすい。
開幕大ダウンを狙えるので、序盤に狙う準備をしておくと戦いやすくなる。
- 龍気収束が完了すると龍気の量がさらに増大し、翼が全体的に赫く染まる龍気解放状態となる。
この状態になると翼を用いた行動が強化される。- 具体的には龍爪叩きつけや翼撃の際、攻撃範囲よりも前方の地面に龍気の稲妻が発生し、
時間差で爆発する。すなわち、地雷設置である。
単純に距離を取るだけの回避だと綺麗に爆発へ巻き込まれてしまうため、なるべく側方へ退避することを心掛けたい。 - なお、龍気解放状態時は翼の物理肉質が柔らかくなっているので部位破壊のチャンスになる。
槍翼は剥ぎ取りでも21%で出るが、部位破壊だと90%と高確率で入手できる。
龍気収束を中断させると軟化しなくなるので破壊したい時は中断は程々にしておこう。
一方、属性は龍気により遮断される。 - また、龍気解放状態は時間経過のほか、ダウンをさせると解除させられる。
ただし、ダウンをした瞬間に解除されるため、ダウン中に柔らかい翼を攻撃することはできない。
斬撃武器でダウン中に翼の部位破壊を狙う場合、常時柔らかい翼脚(付け根の細い部分)を攻撃するのが得策。
- 具体的には龍爪叩きつけや翼撃の際、攻撃範囲よりも前方の地面に龍気の稲妻が発生し、
- そして龍気解放状態では、必殺技として前方に向けて翼脚を向かい合わせ、
オストガロアよろしく極太の龍気ビームを発射する攻撃・龍閃を行うようになる。
これまでは龍気で小さな光弾を放ってはいたが、これほどの規模のビームを放つことは確認されていなかった。
これも溢れ出す龍気の影響だろうか。- この龍閃のモーションは、前作のラスボスであるアン・イシュワルダが使用する収束超振動波を想起させる。
アン・イシュワルダはバルファルクと共通するマガラ骨格の持ち主でこそあるものの、
生態は勿論、能力や戦闘スタイルも全く異なる超大型古龍であり、
このモーションが継承されたことは多くのユーザーを驚かせた。
赤色のビームということで一部でははかいこうせんとか呼ばれていたり - なお、龍閃は終わり際に下から上へと振り抜くため、
翔蟲で上空から見物していたりするともれなく消し炭にされる。 - 意外にも、見た目に反してガード強化は要らず、通常ガード可能である。
また、噴射孔の先しか判定がなく、翼の内側の空洞は赫い光が満ち満ちているがダメージ判定がない。
予備動作中に翼脚に挟まれてしまった場合は前進すれば回避可能という事である。
先端付近に近寄らなければ龍気で軟化した翼を攻撃できるチャンスなので恐れず突っ込んでいこう。 - 隙が大きく攻撃のチャンス……ではあるのだが、予備動作での軸合わせが見た目よりも強く補正されるため、
歩いて射線から退こうとして被弾するケースが多々みられる。余裕を持って回避しよう。
また、発射とともに反動で徐々に後退するため、位置取りには注意されたし。 - この龍閃は龍気解放状態時にしか使わないのは大方予想がつくと思われるが、
龍気解放状態時は後述する"彗星"を使用しない。一方、通常状態では"彗星"のみ使用する。
形態によって大技が解禁されるモンスターは多々あれど、使い分けるモンスターは珍しい。
- この龍閃のモーションは、前作のラスボスであるアン・イシュワルダが使用する収束超振動波を想起させる。
- 通常個体には無かった行動パターンとして、龍気を下に向けて噴射し、
その場で器用にホバリングする姿を見せることもある。
ホバリング時には龍気が放射状に放出され、巨大ロボのアニメでお馴染みの「光の翼」のごとき様相を呈する。
ホバリング状態からは、基本的に直線的に突っ込んでくる攻撃か、
降り立って正面を爆破する攻撃のどちらかを繰り出して来る。
突っ込んでくるのであれば横に回避して対処が可能。
突っ込むパターンは右の翼、対するハンターから見れば向かって左側の判定が強いので
避けるときは右方向に避けると避けやすい。ただし、龍気解放状態時は遅れて爆発する龍気が設置されるので注意。
降り立ってから前方を爆破する攻撃は範囲が非常に広く、多少の前転回避ではほぼ範囲外には抜けられない。
納刀が速い武器ならホバリングを見たら納刀し、緊急回避の備えをした方が安全だろう。
納刀が遅いガード武器は、削られるのを覚悟でガードをする方が安全だろう。
この攻撃は、その回避しにくさを考慮したのか、攻撃後の威嚇がかなり長い。
直線行動の場合はそのまま地面を滑るようにターンする動きも見せる。
この場合は後ろを取られることになる上、広範囲に龍気が設置される。
この攻撃のいやらしい点は、直前のホバリング状態ではどちらの攻撃かを見た目で判定することは不可能であること。
さらに、予備動作は極短な上、攻撃が発生するタイミングも違う。
どちらかにしか対応できないような回避方法だと被弾しやすくなってしまう。- とはいえ、どちらにも対応できる回避方法はしっかり存在する。
簡単に言えば、バルファルクがホバリングしている方向に突っ込めばよい。
突進は斜め方向へ突っ込むので真下が安全になり、爆破の場合は翼の間が爆破の隙間となっている。
移動系の鉄蟲糸技がある武器種は、かなり回避と反撃がしやすいだろう。
ただし、降り立って前方爆破はよけやすいが、突進は直前まで軸合わせをするので、
タイミングが悪いとやはり当たってしまう。
もう一つの特殊パターンとして、ホバリング状態になったときに狙ったハンターがバルファルクの真下にいると、
前方爆破も突撃も当たらない為か、足元を射撃して地上に降りるパターンに派生する。
バルファルクが高速移動する関係上、あまり発生しないパターンではあるが、壁を背にしている場合はありえなくもない。
また、その場飛び上がりでホバリングに移行した場合も発生しやすい。 - ホバリングから突っ込んでくる場合はキーンという高音のSEが鳴り響く。
かなり甲高いため聞き取りやすさはプレイヤーの個人差の影響を受けやすいのが問題点だが、
これを判断材料にするのも手だろう。
上記のような潜りこめる距離でない場合、まずは距離を取りつつ音が聞こえたらすぐに右へ避けると安定する。
- とはいえ、どちらにも対応できる回避方法はしっかり存在する。
- 怒り状態だと翼叩きつけ系の攻撃を追加で1回行ってくるようになる。
更に先述の設置龍気の存在などもあり、翔蟲受け身狩りの鬼であり、
ハンターランクが100になるほどやり込んだハンターがやりがちな
「被弾したら即翔蟲受け身」をあえて逆手に取るかのように追撃してくる。
その火力と合わせて初見殺しの塊であり、キャンプ送りも充分ありえる。
被弾したら即受け身をしてしまうと却って危険なので、受け身を取るタイミングを考えたり、
場合によっては受け身を取らないという選択肢も考えておきたい。
MHXXではG級でしかやってこなかった槍翼突き→槍翼薙ぎ払いのコンボも、上位なのに早速使ってくる。
範囲は若干狭くなっているが、突き刺しに受け身を取ってしまうとほぼ追撃を貰うため要注意。
一方で、怒り状態の時は全身の肉質が柔らかくなる*4ので、攻撃を叩き込むチャンスであろう。
- 地味に恐ろしいのがその龍気ジェットの突進。
威力がかなり高い上に出がやたら早く、目の前で急に繰り出されるとまず避けられない。
更に怒り時では突進後、こちらに普通に走って近づいてくると見せかけて
もう一度不意打ちで突進することがある。勿論これもかなり痛い。
この走りながらの突進を行う場合は、独特の鳴き声を上げながら走ってくるので、それを合図に回避しよう。
幸い突進の頻度は低めだが、その分不意を突かれやすいので警戒しておこう。
※
奇しき赫耀のバルファルク襲撃 - 当然のようにMHXXに於ける最大の大技"彗星"も使用してくるが、
使用時に「襲撃」というアラートメッセージが表示される特別仕様となっている。- 幾ら見た目や演出がド派手とは言え、単体のモンスターが繰り出すモーションが
何故こんな特別待遇を…?と思われるかもしれない。
なんと今作のバルファルク、他のモンスターがハンターと交戦している所に飛来し、
いきなり高空から彗星をぶちかましてくる。
かの乱入者どもも、この乱入方法にはびっくり仰天であろう。
後述の通りシステム的には縄張り争いに近いものがあるようで、
それ故にアラートが表示されるということなのだろう。
何故か対ハンターの場合でも表示されるが、エリアチェンジと間違えないようにするための配慮だろうか?- ハンターが操竜のクールタイムではない大型モンスターと天井の無いエリアで交戦している際に
奇しき赫耀のバルファルクにエリア移動のフラグが立つと直ちに飛んできて襲撃を行う模様。
襲撃が直撃した大型モンスターはダウンし、更に追い打ちの翼突き刺し攻撃*5を叩き込んで
ほぼ確実に操竜待機状態に追い込む。 - ハンターとの戦闘中に繰り出すものと同じく、空中を旋回するモーションを事前に挟む。
この時特徴的な金属音のような響く音を轟かせるので耳での判断も可能。
アラート表記やBGMの切り替わりもあり、完全な不意打ちというわけではないのが不幸中の幸いか。
後述の通りエリアチェンジのスピードが途轍もなく速いので、
仮にエリア侵入後即突撃なんて仕様だったらとんでもなく心臓に悪かっただろう。 - ちなみに、この空中旋回はただのアニメーションではなくあの姿で実際にフィールドを飛んでいるため、
大社跡や水没林の頂点で観察していると赫々と耀きながら真横を通り過ぎていく。割と低空飛行らしい
おそらく、ターゲットカメラで位置を確認できるようにするための苦肉の策だろう。 - 余談ではあるがこの旋回中は当たり判定がなくなっているため、こちらから干渉して叩き落すことは不可能。
逆にハンターが触れてもなんともない。触れることすらできないだろうが
- ハンターが操竜のクールタイムではない大型モンスターと天井の無いエリアで交戦している際に
- この乱入版"彗星"はハンターへのダメージが無いが巻き込まれると受け身の取れない吹っ飛び判定が発生する。
一種の縄張り争いと言えるが、通常の縄張り争いとは異なりモンスターが同期することはなく、襲撃対象は独自に行動する。
このため対象が姿を消していようが、はたまた別モンスターとの縄張り争い中だろうが降ってくる。
クシャルダオラとテオ・テスカトルが空中で争っている際に強襲するということも起こりうる。
酷い時にはマガイマガドがドス古龍を叩き落とす時に合わせて襲撃してくることもある。
クレーターどころの話ではない
- 幾ら見た目や演出がド派手とは言え、単体のモンスターが繰り出すモーションが
- "彗星"の予備動作である離陸の際にダメージ判定と龍風圧を起こすのはMHXXと同様だが、
真に注意すべきところはダメージ範囲の少し外にある龍風圧だけを受けるエリア。
今作では龍風圧の硬直が長くなっており、武器によっては回避が間に合わなくなる危険もあるので注意。- なおこの"彗星"だが、旋回し終えてから突っ込んでくるまでの時間がMHXX時代より極端に短くなっている。
というか急降下を見てからでは緊急回避が間に合わない。
これまたMHXXのバルファルクに慣れたハンター程強烈な初見殺しになるので要注意。
逆に、急降下の予備動作である弧を描くような方向転換は以前より若干ゆっくりになっているので、
落ち着いて対処すれば避けられるようになっている。
ただし先述の龍風圧だけを食らっていると、場合によっては緊急回避が間に合わず直撃が確定することがある。 - この攻撃は完全にガード不可であり、ガード強化や殆どのカウンター技をも貫通する。*6
おまけに多段判定になっているため、カウンター系鉄蟲糸技も2度目の判定で刈られてしまう。
ハイパーアーマーで正面から受け止めると一瞬で3ヒットし、防御力、耐性、軽減率によっては即死してしまう。
素直に背を向けてダイブした方がいいだろう。*7
また、前作ではモドリ玉やエリア移動による回避も有効であったように、
洞窟の中や谷間に隠れるというのも有効である。
大社跡のように開けた場所が多い地形だと難しいが、谷間の多い水没林や洞窟の多い溶岩洞などは、
エリア移動するような感覚で隠れることが可能。- ……と、上記には書いたが実はこの彗星、飛翔直前でハンターがいた場所に落下してくるという法則がある。
なので、バルファルクの飛翔を確認後、自分がいた場所から離れる(マルチなら誰もいなかった場所に行く)だけで
当たることはなく緊急回避すら必要ない。
寧ろ下手にターゲットカメラで姿を追うと移動が円状になり被弾しやすいという罠がある。 - 一応ある程度の範囲まではサーチするようで、身体ひとつ分だけ動いてスレスレ回避、とはいかない。
- ……と、上記には書いたが実はこの彗星、飛翔直前でハンターがいた場所に落下してくるという法則がある。
- なおこの"彗星"だが、旋回し終えてから突っ込んでくるまでの時間がMHXX時代より極端に短くなっている。
- 攻撃のモーション値がこれまでのドス古龍などと比べても高めに設定されているらしく、
他のモンスターではブレスなどの大技に相当する威力の技が多い。
特に、高難度に登場する個体はガンナーはもとより剣士であっても2発目で倒れてしまう場合が多い。
しかもかなりのスピードでの連続攻撃なため、1発耐えきっても下手なタイミングで受け身を取れば死は免れない。
攻撃力だけであれば、上位にしてかの姉御バルクをも想起させるほど。
平たく言えば、本モンスターの能力はG級に片足を突っ込んでいるとも言える。- 中でも彗星に至っては体力150且つ通常クエストの場合、
防御力が700以上且つ龍耐性が20以上で辛うじて耐えられるほどの超威力となっている。*8
後述の高難度の個体だった場合は…お察し下さい。 - 相変わらず凶悪な槍翼突き→槍翼薙ぎ払いだが、
今作ではフレーム回避が回避性能スキル共々大幅弱体化の憂き目に遭っており、
あろうことか安置の範囲も縮小、頻繁に繰り出すことから剣士達の頭を悩ませることになる。
その反面、翔蟲による即急な退避、カウンター系や移動系鉄蟲糸技といった、新たな対策も用意されている。
また、ダイブ回避の有用性も相変わらずなのでこういう時こそ恐れず飛び込もう。
あるいは逆に強化された回避距離アップを積んで強引に接近、リーチ外退避も手となる。
ただし、ガン積みすると安置から離れてしまうこともあるため、使用感を確かめるとよい。- 翔蟲を用いた回避はややシビアなのが難点。タイミングを間違えると空中で切り裂かれるハメに。
いずれにせよ翔蟲を切らしているのを見落としていると虚空に小ジャンプしてもれなく一閃。
回避距離アップはスキル枠の圧迫と、狭いエリアではリーチ外退避の択は取れない。
どちらが良いかは一概には言えず、武器種やプレイスタイル、スキルビルドとよく相談しておこう。
幸い何度乙ろうが平気な探索クエストに超高確率で選出されるし実践でもいいかもしれない
- 翔蟲を用いた回避はややシビアなのが難点。タイミングを間違えると空中で切り裂かれるハメに。
攻撃力を上げた分の難易度調整だろう。
故に、大剣は必須スキルの一つである気絶耐性を切る選択肢もあり。
逆に言えば、この超攻撃力に加えて通常個体並みの高気絶値だったら、もうやってられなくなるだろう。 - 中でも彗星に至っては体力150且つ通常クエストの場合、
- 肉質は基本的には通常個体と同様だが、尻尾(切断)、翼(打撃)、翼脚(両方)が45と弱点化している。
また龍気解放状態の翼や龍気収束中の胸部が大幅に軟化するなど、
剣士については局所的にではあるが物理攻撃の通りが良くなってはいる。
ただし他の部位は通常個体から据え置きであり、全体的に硬め。
クラッチクローが恋しいと思った貴方は間違っていない
リーチの関係で頭部や胸部を狙いづらい片手剣や双剣は心眼+鈍器がかなり有効。
前脚、後脚は肉質25なので白ゲージでも心眼のダメージアップが発動する。
前脚を攻撃するとダウンしやすいので発動させていくのもある程度有効だろう。
翼(打撃以外)は特に硬いが、上記の通り龍気解放状態に移行して赫くなると軟化する。- 一方で、今作の例に漏れず弾肉質はかなり渋い。
通常個体と違って頭部が弱点ではなくなり、常時狙える弱点はなんと翼脚のみ。
この翼脚というのは巨大な翼の根本にある細い部分のことを指す。
貫通弾・矢ではどうあがいても2ヒットが限度なので相性が悪く、
かといって通常弾・連射矢でも巨大な翼のせいで特定の角度からしか狙えない。
他は龍気解放状態の翼と龍気収束中の胸部が弱点だが、
これらは大ダウン中は弱点でなくなるという嫌がらせ厳しい仕様である。
- 一方で、今作の例に漏れず弾肉質はかなり渋い。
- 属性は通常個体と同様に龍属性は0、他の属性は全ての部位に通る。
25以上通る部位が多いので百竜スキルの弱点特効【属性】が非常に有効…と言いたいが、
通常個体の怒り時に頭部や下半身に龍気を纏って属性を遮断する特性がこちらは更に強化されており、
怒り状態時に首や胴にも属性が通った通常個体と異なり、こちらの有効部位は前脚と翼脚、龍気収束中の胸部のみ。
更には龍気解放状態になると軟化した翼に属性が通らなくなる。
また、MHXXの通常個体は属性武器で前脚を攻めると面白いくらい転んでいたが、
こちらは部位破壊した時の最初の1回しか転ばないので部位破壊以外で前脚を狙うメリットが少なくなってしまった。- 通常個体では龍以外全ての属性が均一に通ったが、
この個体は龍気収束中の胸部は水と氷がよく通り、火は少し通りにくくなっている。
このため性能が近ければどの属性でも良かった通常個体とは異なり、水・氷属性を優先すると良い。
とは言え差が出るシーンは限定的なので、他に考慮する要素がある場合は火属性を担いでも問題はない。 - ちなみに、MHXXとは異なり毒があまり通らない模様。凄まじい龍気の巡りで押し出してしまっているのかもしれない。
その代わりMHXX以上に爆破が通りやすくなっており、爆破ダメージも180と高い。
「炎王龍の魂」が付いていれば216ダメージになる。
- 通常個体では龍以外全ての属性が均一に通ったが、
- 部位破壊の難度が激烈に高く、全部位破壊は至難の業。
具体的な要因としては、MHXXでは各部位の怯み値が150前後でそれも1回の怯みで破壊達成出来たのに対し、
Riseでは怯み値が200~300と倍増、怯み回数も2~3回に倍増したため必要な蓄積ダメージが激増したこと、
更にクエストにかかる怯み補正も高めになっていること等がある。- 頭部はXX同様二段階破壊だが、最大弱点で位置も低いため勝手に壊れていることが多い…と思いきや、
頭部の耐久値が350と異常に高くなったことに加え、
一段階破壊するだけでも2回、二段階破壊するには3回も怯ませなければならない。
おおよそのプレイングでは二段階破壊する前にバルファルクが倒れているだろう。- なお、破壊報酬は一段階目の時点で確定し、二段階壊しても追加枠などは無い。
MHR:Sで登場した血氣スキルも、一段階破壊の時点で問題なく発動する。
このため、なるべく部位破壊報酬を増やしたいプレイングであれば
一段階破壊の時点で他の部位狙いに切り替えたほうが良い。
MR個体はそうしないとやってられない
- なお、破壊報酬は一段階目の時点で確定し、二段階壊しても追加枠などは無い。
- 翼や前脚、背中は適当に攻撃していたらすぐに壊れていたXXから一転、
上記の怯み値と必要蓄積ダメージ上昇の影響をモロに受け、一気に壊し辛くなってしまった。
破壊王を付けてなるべく集中攻撃するのが望ましいが、
翼は位置が高い上にバルファルクの主要武器であるため龍気弾や刺突攻撃に巻き込まれやすく、
背中や前脚は部位判定が小さいため狙いづらく、別の部位に吸われやすい。 - 逆に尻尾は異常なほど切断しやすくなった。
その脆さは壊れやすいことで有名なティガレックスの頭部かそれ以上で、
4人向け耐久でも1人でさほど苦労せずに切断できてしまうほど。 - 新たに胸部の部位破壊が追加され、背中とは別扱いになった。
その関係で天彗龍の背尖甲の入手がかなり面倒になっている。
胸部は龍気収束中しか部位破壊できないため、ピンポイントで狙える腕前やアクションが無いと厳しい。
一応、ダメージ蓄積自体は他の行動中にも出来るが、後述するようにMRでは胸部の破壊難度が急上昇している。
- 頭部はXX同様二段階破壊だが、最大弱点で位置も低いため勝手に壊れていることが多い…と思いきや、
- エリア移動だが、とにかく速い。あり得ないくらい速い。
どのぐらい速いかというと飛翔したと思ったらもう別エリアに到着していたという瞬間移動並みの速さを誇る。
プレイヤーハンターが「逃がすものか!」などと発言する頃には既に移動先に到着している。
「逃すものか!」より「どーこ行くんだ、こらー!」の方が状況的に合っている
特に隣のエリアなら1秒前後ほどで移動してしまい、それなりに遠くても2秒もかからないくらいの速さである。
MHXXでは飛び立ってしばらく上空で旋回してから別エリアに移動していたが、
今作では一直線に目標エリアへ飛んでいく。
隣のエリアに飛ぶだけでも常に全力全開だが、うっかり飛びすぎたりはしないのだろうか。
ちなみに通常種の記事ではバルファルクの飛行速度に関して時速10,800kmと推定する一文があるが、
そんな速度ですっ飛んで行ったらまず止まることは不可能なので、ある程度出力は抑えているのかもしれない。- なお、移動先に別のモンスターがいても流石にいきなり彗星をぶちかましたりはしない。
遠くから見ると突然直角に軌道を変えて降りたつので結構シュールである。 - エリア移動の速さ故、手負いの状態で逃すと休眠エリアに即座に移動されてしまい、
もどかしい思いをすること請け合いである。
特に緊急クエストの舞台である大社跡では、案の定エリア5で休眠するため、
普段から探索を行っていないようなハンターであれば寝首を掻きにいくことすら難しい。 - 彗星もそうだが、本物のジェット戦闘機の如き轟音を立てて移動するため、
別エリアで猟具生物等を集めていたら唐突に爆音を響かせて上空をぶっ飛んでいくなんてこともあり、
知っているかある程度身構えていないと少々心臓に悪い。 - この速度の関係上、MHRiseでモンスターごとに設定されている、
エリア移動時に流れる逃走用のBGMをゲーム中に聴く機会は殆どない。
現在ではアップデートで追加された楽曲も追加サウンドトラックとして発売されているため、
フルで聞きたいならそちらを購入して視聴しよう。- ゲーム中でも大社跡のエリア9→11など、直線距離で近いエリアに移動した場合は
比較的長時間聴けることはある。
- ゲーム中でも大社跡のエリア9→11など、直線距離で近いエリアに移動した場合は
- なお、移動先に別のモンスターがいても流石にいきなり彗星をぶちかましたりはしない。
- 討伐すると溢れ出していた龍気が消え、赫く染まっていた部位が銀色に戻る。
その姿は通常の天彗龍と殆ど変わらない。
また、特徴的であった停止寸前のジェットエンジンのような断末魔がオミットされてしまっている。
これも変異した影響だろうか。
- 総じて、MHRise上位の最後に登場するモンスターとして納得の強さを誇っていると言えるだろう。
MHXX上位の通常個体と比較すると、隙が増えた・翼叩きつけの速度ダウン…など弱体化した要素もあるが、
G級モーションの搭載、そして頭一つ抜けた攻撃力は相当な脅威となる。- 広範囲攻撃を連発してくるため、中~遠距離で立ち回るガンナーも一切油断できない。
寧ろ、中途半端に距離を空けることによって翼槍回転攻撃の対処が厳しくなる恐れもある。
上述の弾肉質の点も含め、ガンナー相性は良いとは言い難い。
高速周回には弾肉質に依存しない斬裂弾、徹甲榴弾が用いられることは変わりないのだが- 一方、こうした肉質無視の攻撃手段がない弓にはかなり苦しい戦いを強いられるが、
TAに限って言えば連射矢で翼脚をピンポイントで狙い続けるという神業や
胸部の暴発による特殊ダウンや剛射【絶】による気絶中に拡散矢で翼脚に接射するという力業によって、
ボウガンを上回るタイムを叩き出せているので、結局は腕前次第というところか。
- 一方、こうした肉質無視の攻撃手段がない弓にはかなり苦しい戦いを強いられるが、
- 広範囲攻撃を連発してくるため、中~遠距離で立ち回るガンナーも一切油断できない。
操竜
- バルファルクといえば、本作の最後に追加された裏ボスともいえる存在だが、
操竜性能としてはそれなりで、こいつらのような爆発的な火力は期待できない。
基本的には隙が少ない代わりに攻撃範囲と威力が低いタイプの乗り物であり、
唯一高威力な↓+Aのジェット突進は、始動が遅い上に回避キャンセルの隙も大きい。
基本的には遠距離から2連翼脚突き刺しなどで怯ませたり、噛み付きでゲージを削るなど、
弱攻撃と強攻撃を織り交ぜてコンボを繋いでいく必要がある。- 弱攻撃1(X / ↑+X)は単発の噛みつき攻撃。
攻撃時に溜めが入るのが気になるが、そこそこ出は速いので連続攻撃の起点になる。
威力が低いが弱攻撃の特性上、この攻撃の後は回避を挟まずとも強攻撃に派生できる。 - 弱攻撃2(→+X / ↓+X)は2連翼脚突き刺し。
噛みつきよりも始動が遅いが、射程がとにかく長く、2HIT時の威力はそこそこ高め。
バルファルクの攻撃の中ではおそらく一番無難な技である。
攻撃後はすぐに強攻撃に派生できるので、↓+Aの突進(ビーム)に派生したい。 - 強攻撃1(A / ↑+A)は引っかき→槍翼地面突き刺し。
強攻撃のくせに威力は高くない。ひっかきは弱攻撃1発分の威力しかなく、
追加入力の地面突き刺しの威力も他のモンスターの強攻撃のダメージには及ばない。
戦闘時と違い、地面突き刺しは片翼の1回しか行わない。
初動が素早いため、単発でも打ち込んでいける技だが、やはり威力の低さが目につく。- 龍気解放状態で乗った場合、槍翼を突き刺した場所に龍気爆発が発生。
地面突き刺しもう1発分のダメージが発生し、やっと強攻撃らしい威力となる。
- 龍気解放状態で乗った場合、槍翼を突き刺した場所に龍気爆発が発生。
- 強攻撃2(→+A / ↓+A)はジェット突進。
始動時に長い溜めが入るが、射程、威力共に申し分ないメインウェポン。
この攻撃中に回避キャンセルを行うと大きな隙ができるが、唯一まともな威力が出る。
おなじみのド派手なブーストだが、実はアーマーがついていないので敵の攻撃に負ける。
むやみに突っ込むと叩き落されるので、脳死でこればかり撃つのは感心しない。
相手との距離さえ見極めれば、発生前に潰されず、
すれ違った後に距離を離して再び安全に突進……とループすることができる。- 龍気解放状態で乗った場合、ジェット突進がより威力の高い龍閃に変化する。
龍閃がモンスターに命中した際に1発、更に下から上に薙ぎ払う際に1発の2HIT攻撃。*10
攻撃後の間隔が長いので、2HIT当てるくらいなら龍閃の初発を当てた段階で回避キャンセルし、
再度撃った方が圧倒的に取り回しが早く、ダメージ効率がいい。
大技ゲージが溜まったら、龍閃初発→回避→龍閃初発→回避を行うとなかなかのダメージになる。
- 龍気解放状態で乗った場合、ジェット突進がより威力の高い龍閃に変化する。
- 操竜大技(X+A)は突進→空中突進のコンボ。残念ながら彗星ではない。
通常時では威力はそれほどでもないが、龍気解放状態だと
空中突進後に龍気爆発による追撃が発生するので中々の威力を見込める。
ついでに素早く降りられるので地上への復帰は早い。- バルファルクは1度でも倒していれば、フィールド各地にやたらと出没する。
開幕でお供として引き連れていきたくなるところだが、
龍気を纏っていないバルファルクに乗っても大した火力は出せない為、無理して乗る必要はない。
少し戦って龍気状態を誘発させてから乗っていくという手もあるが、
そんなことをするくらいならメインターゲットと直接戦った方が早いだろう。
むしろ勝手に"襲撃"で横槍を入れてくるので、その場合はありがたく使わせてもらおう。 - あくまでも技の変化に関わるのは龍気解放状態だけであり、龍気形態か彗龍形態かは関係ない。
もし龍気形態の時に操竜すると強制的に彗龍形態になる。
ちなみに、龍閃を大社跡などにある廃屋に撃ってもなんと廃屋は壊れずに耐える。
龍閃を完全に遮断する廃屋の姿はとてもシュール
しかしその後の龍気爆発で壊れてしまう。
- バルファルクは1度でも倒していれば、フィールド各地にやたらと出没する。
- 弱攻撃1(X / ↑+X)は単発の噛みつき攻撃。
MHR:S
- 本編攻略中には姿を見せず、ラスボス討伐後にMR70まで上げてようやく緊急クエストで登場という重役出勤。
前作同様、裏ボスというポジションであるといえる。- また、今作の集会所最終クエストとなる「災厄を祓いし猛き炎」のターゲットにも指定されている。
このクエストでは過去のG級(MR)作品のメインモンスターが選出されており、
本種は(特殊個体ではあるが)MHXXを代表しての登場であろう。
- Ver.10で登場したモンスターの中ではHRPがラスボスの1680、1540を抜き去り、
最も高い基礎値1960が設定されているという厚遇を受けている。
尤も本種の強さや厄介さからマスターランクポイントを稼ぐには少々不向きだろう。- Ver.11では怨嗟響めくマガイマガドのHRPが2000に上方修正されたため、最高値ではなくなった。
また、アップデート追加モンスターのHRPはいずれも本種より高い2400以上となっている。
- Ver.11では怨嗟響めくマガイマガドのHRPが2000に上方修正されたため、最高値ではなくなった。
- また、今作の集会所最終クエストとなる「災厄を祓いし猛き炎」のターゲットにも指定されている。
- タイトルアップデート第4弾で傀異克服した個体が登場した…のだが、
モンスターリストなどでの名称は「傀異克服バルファルク」であり、「奇しき赫耀」を冠していない。
だが、クエストのターゲットとしてはバッチリ「傀異克服奇しき赫耀のバルファルク」と表示される。
ここだけなら歴代ぶっちぎり最長のモンスター名爆誕であった
なお、傀異クエストなどでの表記は「傀異克服:バルファルク(赫耀)」となっており、
他の特殊個体の傀異化モンスターらと同じ表記になっている。- ちなみに、英名では"Risen Crimson Glow Valstrax"と、長い名称になっている。
しっかりと特殊個体の名を戴いており、やはり通常個体が傀異克服したわけではないようだ。
また、公式サイトではしっかりと「変異体」と記されており、特殊個体の傀異克服古龍である事が分かる。
- ちなみに、英名では"Risen Crimson Glow Valstrax"と、長い名称になっている。
- Ver.15で追加実装された嵐龍アマツマガツチの討伐クエストでは乱入モンスターとして登場。
盟勇としてウツシが同行していない状態でアマツマガツチの体力が一定値を下回ると、
フィールド上空に突如本個体が出現、龍気解放状態で彗星をぶちかましてくれる。
その後アマツマガツチの反撃で操竜待機状態になるが、龍気解放状態も維持されるので、
そのまま操竜して強力な追撃を叩き込んでやろう。ただし去り際の龍気に巻き込まれないように注意。
- 2023年7月6日にイベントクエスト「大兇星」が配信され、MR10でも密林にて本種のMR個体に挑むことが出来るようになった。
登場する個体のサイズは最大金冠が確定となっているため、金冠コンプの為には便利…と言いたいところだが、
サンブレイク発売前からあった上記の「高難度:赫耀動乱」でも最大金冠確定だったため金冠目的としてはやや微妙。
もちろん赫耀動乱と同様、身体の大きさに合わせて当たり判定も広がっている点には注意が必要だが、
それ以外のステータスなどについては特筆するような要素は無い。
- 傀異討究クエストでは取り巻き限定で登場するが、
討伐時に得られる傀異調査ポイントは何故かEX★6相当となっている*11。- 類似の事例として、M★4終盤に解禁されるモンスターは基本的にEX★6に分類されているのだが、
ティガレックスのみEX★5に分類されている。
どちらも「同条件で唯一MHRise(上位以前)から続投している」という共通点があり、
続投組は意図的にランクを下げられているのかもしれない。
- 類似の事例として、M★4終盤に解禁されるモンスターは基本的にEX★6に分類されているのだが、
戦闘能力
- 新モーションがいくつか追加されている。
- 滞空飛行しながら槍翼で突き刺す攻撃
- 低空でホバリング飛行しながら槍翼を突き出してくる。追尾性は甘く横に走っているだけで避けられる。
通常の場合は突きを2連続で行ってくるが、近くにいると2発目をキャンセルして強烈な叩き付けをしてくる。
攻撃前のモーションや効果音が若干異なるためよく観察していれば派生の違いは見切れる。
上述のように当たらなければ何ともないのだが、1撃目は当たっても吹っ飛ばないのがこの技の嫌なところ。
怯ませられるだけのリアクションなのに結構な体力を持っていかれるため、体力管理はしっかりしておきたい。
- 龍閃×2
- 槍翼を正面に構えて極太の龍気ビームを放つ、上位でも恐れられていた攻撃だが、
MR個体は龍閃をすぐに上方向に振り上げた後、あろうことか軸合わせを行ってもう一度振り下ろしてくる。
振り下ろしの軸合わせはかなり正確かつ強烈であり、少し横に逸れた程度では確実に当ててくる。
龍閃中に槍翼を攻撃する暇が無くなったのは勿論、
初撃を躱したからとのんきに構えているともれなく消し炭にされる、初見殺し要素が非常に強い技。
…が、もう一度振り下ろしてくることさえ分かってしまえば対処法は簡単で、
懐に入り込めば簡単にやり過ごせるし、回避距離を積んでいれば横にローリングするだけで簡単に避けられる。
照射時間が短いために上位のものほど反動で後ずさりをしないので入り込みやすい。
攻撃後は非常に長い隙を晒すので、改めて大技を叩き込んでやろう。
さらに、龍閃自体の使用頻度も上がっているらしく、場合によっては2~3連続で龍閃を使用することもある。
- 明らかな仕様変更として、戦闘を開始してから龍気収束を行うのが非常に速くなり、
ダウン等で龍気解放状態が解除されても起き上がるとまたすぐに龍気収束を行って龍気解放状態を維持しようとし、
挙句の果てには体力が一定値以下になると胸部の暴発等で妨害されても即座に龍気収束を試みるようになり、
龍気解放状態になるといくら待とうがダウンしようが龍気解放状態が解除されなくなる。
常時龍気解放状態になる以上龍気収束も行わなくなり、それ以降は胸部の暴発も狙えなくなってしまう。- ほぼ常時龍気解放状態を維持し続けるようになるため攻撃も非常に激しくなるが、
他のモンスターに見られる上位にあった隙モーションの削除などは行われていない。
よって攻撃後の隙が多かったり威嚇モーションを取ったりする弱点はそのままなので、
上位で狩り慣れていたプレイヤーにとっては比較的戦いやすいだろう。
加えて、翼が実質常時軟化するため、上位の時より破壊も狙いやすいか。
- 龍気収束阻止のダウンから起き上がった後確実に再度龍気収束しようとする習性を利用され、
大剣などの瞬間火力に優れた武器相手だとダウンから起き上がった後の龍気収束阻止で再度ダウン…
と瀕死あるいは体力が尽きるまで繰り返されることもある。
とはいえ龍気収束のタイミングに合わせて的確に胸部に攻撃を叩き込むプレイヤースキルと
暴発を連続で発生させることのできる火力を両立する必要があり、一朝一夕で実現できる技ではないが。
- この仕様により、後半は代名詞とも言える「彗星」を一切使用しなくなる。
或いは龍気解放状態の解除どうこう関係なく、後半どころかクエスト中一度も使用してこないなんてこともある。
その為、ハンターによっては「MRの個体は彗星が削除されたのか?」と勘違いすることもある。
もう片方の大技である龍閃が大幅に強化された事、確定で発生する龍気収束のチャンスが失われた事も
難易度の上昇に拍車をかけている。
- ほぼ常時龍気解放状態を維持し続けるようになるため攻撃も非常に激しくなるが、
- ステータス面では攻撃力がやや抑え気味になっている。
具体的には上位防具で上位個体と戦うのとMR防具でMR個体と戦うのでは被ダメがあまり変わらない。
上位個体が強すぎた影響も大きいが、MRになると厄龍退散だんごに
跳び竹串を用いることで簡単に龍耐性を+20できてしまったり、
防具や装飾品環境の充実で高レベルの防御や耐性スキルが簡単に搭載できるようになったため、
結果的に上位環境よりも被ダメを大きく抑えることも現実的に可能となっている。
新モーションも分かってしまえば躱しやすいこともあり、
MR個体よりも上位個体の方が強いと感じるハンターもいる様子。- しかし、それでも他のモンスターと比べても高い攻撃力になっているため、
ヒトダマドリを十分に集めていても体力の半分近くは平気で持っていかれる。
特にMHRiseからMR70までの間でバルファルクの動きを忘れていると苦戦は必至だろう。
ちょっとでも回復を怠ると直ぐに力尽きてしまうので体力管理は慎重に。
- しかし、それでも他のモンスターと比べても高い攻撃力になっているため、
- 一方で、元々非常に高かった部位耐久値がMRでは異常すぎるほどの値に強化されており、
上位でも至難の業だった全部位破壊は、ソロプレイで破壊王を発動しても絶望的。
サンブレイクのMRでは、部位耐久値が高すぎて部位破壊が難しいという声がよく指摘されているが、
奇しき赫耀のバルファルクのMR個体は本当に常軌を逸しており、単体クエストであっても
弱個体を引いてしまった場合は全破壊に必要なダメージが総体力を上回ってしまうというレベル。
これがマルチプレイになると体力と部位耐久値の上昇率のアンバランスさから部位破壊の難度は更に上がり、
4人プレイに至っては、体力上昇2倍に対して部位耐久値は4倍にまで上昇するため全部位破壊はどう足掻いても不可能。
破壊王が無い場合、頭部を2段階破壊する頃にはバルファルクの体力の約9割が削れている
と言えばその異常さが分かって頂けるだろうか。- 胸部は耐久値の上昇・龍気収束阻止時の暴発のチャンス減少の両方をモロに受け、
ほとんど壊せなくなってしまっている。
胸部部位破壊特有の素材はなく、龍神玉も1%なので元々期待できないのが救いか。
- 背中の壊しにくさも相変わらず。しかもコチラは素材の入手にも大きく関わり、
「天彗龍の大背尖甲」は背中破壊の90%以外では、
ターゲット報酬で僅か12%のみ、剥ぎ取りやぶんどりでは出ないと入手率が非常に渋い。
そのくせ武具への要求量は武器1本につき2つ、防具一式で4つと妙に多く、
更に一部のクシャルダオラ武器に要求されることもある(この場合も2つ)。
場合によっては龍神玉より厄介になる程のストッパー素材である。
- 胸部は耐久値の上昇・龍気収束阻止時の暴発のチャンス減少の両方をモロに受け、
- また、今作では属性武器の性能が非常に高く設定されているのだが、
龍属性やられを伴う攻撃を多用する上に怒り状態時に大半の部位への属性ダメージを遮断するこいつは
武器やスキルを選ぶ段階から悩ましい選択を迫られる厄介さを持つ。- ただし、発売当初から実装されていたものも含め、度重なるアプデにより
伏魔響命、業鎧【修羅】、奮闘、龍気変換、武器の傀異錬成(傀異スロット拡張)、武器の傀異錬成(属性強化)など、
属性を盛る手段が続々と登場した結果、
属性特化の構成で怒り状態でも属性が通る前脚をひたすら叩く戦術が登場。
上述の通り前脚は判定が小さく後脚や胴などに吸われやすい上に、
背中を筆頭とする他部位の破壊が輪をかけて困難になるなど欠点もあるが、火力に関してはピカイチ。
また、前脚付近はがら空きになりやすいのも地味に重要である。
- ただし、発売当初から実装されていたものも含め、度重なるアプデにより
MH-R
- コラボイベントだけではなく、
ラスボス撃破後のエピローグストーリーでも裏ボスとして登場する。
さすがに高難度帯の龍天災ほどではないにせよ、
それでもラスボスと同じく通常のクエストとは一線を画する難易度設定になっているため、
普段以上に念入りなPT編成で挑む必要がある。
- 属性耐性は龍以外が全て-25%だが、
火属性攻撃は更に「赫く焼けた外殻」の特性効果によりダメージ量が+75%されるため、
実質的な最大弱点は火属性となっている。
他の3属性も並以上には通るので、強力な追加効果の技を持つライダーやオトモンならば採用する意義は十分ある。
- 状態異常は爆破やられのみ有効。
ただし特性効果の「抗爆体質」で割合ダメージ量は軽減されてしまうため、
メインのダメージソースとしてアテにできるほどではない。
- 攻撃技は龍属性のものが大半を占めており、龍耐性の高いオトモンが必須となる。
特に、「凶兆の咆哮」で龍属性攻撃ランクをアップさせてから放つ全体攻撃の「龍気一閃」は
並のタッグを容易に打ち倒す威力を誇るため、
凶兆の咆哮を確認した時点でHP回復や防御ランクアップを付与したり、
相手のランクアップを打ち消して火力を落とすなどの対策が必要である。
- 直線攻撃だけでなく、「滞空強襲」で自身に回避状態を付与するという搦め手も使用する。
必殺級の高火力技が外れてしまったりすると洒落にならない。
ネルスキュラ亜種や、近い時期のMHST2コラボで追加されたセルレギオスが
味方全体に必中状態を付与できるタッグ技を持つため、それらのオトモンがいると安定する。
必中付与の手段がないという場合は、
回避中は補助技などを使用しての態勢強化に専念する戦法でもいいだろう。
博打覚悟で突っ込んでいくという手もないではないが。- ちなみに、滞空強襲はバルファルクが使用してくる攻撃技の中で唯一の無属性攻撃となっている。
ただし回避付与がメインであり威力は低く、
龍耐性が万全の状態で他の龍属性技を受けた時と同等以下のダメージしか食らわない。
- ちなみに、滞空強襲はバルファルクが使用してくる攻撃技の中で唯一の無属性攻撃となっている。
- HPを削ると「龍気解放」により形態変化し、攻撃力が常時10%アップした状態になる。
そして更に追い詰めると、凶兆の咆哮から繋げてくる技があの「襲撃」になる。
高威力の全体攻撃であることはもはや言うまでもないが、
そこへ追加で攻撃力10%アップと龍属性攻撃ランクアップが乗せられることにより、
ここへ至るまでで大きく消耗させられているであろうPTを容易に全滅、
良くても半壊へ追いやるほどの火力と化す。
極限レベルの防御態勢を整えれば受け切れなくもないが、
基本的には襲撃を繰り出される前になんとしてでも倒す必要がある。
オトモン
- 龍天災クエストを制することでオトモンとすることができる。
ただし☆5個体は超級をクリアしなければ手に入らないため、
ヨツミワドウとマガイマガド以上に入手難度は高い。
- 敵としては龍以外の全属性が弱点となっていたが、
味方になると一転して弱点属性が全くなくなる。
これは誇張ではなく本当にマイナス耐性が一切存在しないのである。
説明文によれば、ライダーの手で龍気のコントロールを補助してやれるそうなので、
龍属性の属性を遮断する力を常に引き出せているのかもしれない。
- ステータス補整の高さもさることながら、強力な技も揃っている優秀なオトモン。
特に、「赫耀の凶星」と「龍閃」の2つが目玉だろう。- 赫耀の凶星は1クエスト中に1回しか使用できないが、
自分を含む味方全体の攻撃ランクを上げ、
なおかつ力溜め状態も付与するという汎用性の高い技。
消費SP量も少なめで、ランクアップがメインではあるが威力もそれなりに高い。 - 龍閃は相手に龍属性の大ダメージを与えつつ龍耐性ランクをダウンさせられる。
こちらは1クエスト中に2回までの制限がある。
龍属性PTならばぜひともセットしておきたい技である。- ただしこれら2つはどちらもタッグ技なので、
ライダー側のスキル枠が拡張されていないと併用できない点に注意。
- ただしこれら2つはどちらもタッグ技なので、
赫耀の凶星の性能から、相手の龍耐性が高かろうと関係なく採用されることも多い。
通常のクエストではもちろんのこと、
味方が6タッグで相対的に自陣バフの影響が大きくなる夢幻の塔ではなおさらである。 - 赫耀の凶星は1クエスト中に1回しか使用できないが、
武具
- 奇しき赫耀のバルファルクの素材を用いた武具も当然存在するが、
特殊個体の素材を使っているためかデザインがマイナーチェンジされている。
通常個体の武具と一緒に解説しているため、詳細は武器/バルク武器と防具/バルクシリーズをそれぞれ参照されたし。
- 武器は汎用性の高いLv2スロットを持ちつつそこそこの物理に高めの属性値、実用レベルの斬れ味持ち。
防具は高い火力に加えてそれなりの拡張性を持ち、オトモ装備は最強の攻撃力&防御力と龍属性持ち。
古龍装備かつ作品における暫定的な最終アップデートで追加されたという共通点も鑑みると、
前作のドラゴンや黒龍武器を他の装備の選択肢も支障なく取れる程度にデチューンしたような立ち位置である。- また、本作では百竜強化の『天彗龍の魂』が追加され、龍属性やられの時のみ属性値1.2倍という効果を持ち、
龍属性やられの特性からこの効果を生かすためには龍気活性の活用が必須となる事から、
武器も防具もバルファルクという組み合わせはとても相性がいい。
ただMHRise時点では環境が物理重視気味なので、属性特化にならざるを得ない天彗龍の魂の立場は盤石とは言い難い…。
- また、本作では百竜強化の『天彗龍の魂』が追加され、龍属性やられの時のみ属性値1.2倍という効果を持ち、
- マスターランクの強化段階も勿論全て存在しており、
武器は斬れ味が総じて優秀なサンブレイクでも屈指の長い白ゲージが特徴。
属性偏重環境の本作では白止まりなのは結構無視できない問題にはなっているが、
攻撃力などが底上げされたことで、武器種によっては最終アップデート以降でも一線級である。
天彗龍の魂は百竜装飾品化したのでこの武器の特権ではないものの相性自体は良く、
運用難度は上がったが使いこなせばRise以上に活躍が見込めるようになった。
防具の方は上位までと大きく性能が変わっていなかったため、
最初はともかくアップデートを重ねる毎に陳腐化が否めなくなっている。
傀異克服個体の防具は一転して非常に人気が高いが。
余談
- エリア移動をする際、たまに落し物をする。現れ方は異なるがXXの灼けた甲殻を思い出させるかもしれない。
(こちらは恐らく飛び立つ際の反動に耐えきれなかった物が脱落したのに対し、
灼けた甲殻は高空を飛翔している間に噴出し続ける龍気によって焼け剥がれた甲殻が地上に落下したもの)
- MHXXで登場していた通常個体は「消耗して休眠する時はなぜか広々としたエリアの中央で寝る」という変わった性質があったが、
こちらは他のモンスターと同じような場所で休眠することが多い。
今作の仕様上極端に見通しの広い場所が少ないこともあるが、生態が変わった影響で寝場所の好みも違うのだろうか。
- 特殊個体名を入れたモンスター名が猛り爆ぜるブラキディオスや悉くを殲ぼすネルギガンテ、
および同アップデートで追加された百竜ノ淵源ナルハタタヒメと並んで12文字と最長である。
おそらく現時点では12文字がモンスター名の最大文字数なのだろう。
- MHW以降の作品での登場(復活)ということで縄張り争いが実装されるかどうかには注目が集まっていたが、
残念ながら奇しき赫耀のバルファルクにはMHR:S現在でも縄張り争いが一切存在しない。
爆撃機と言われていたバゼルギウスや空中機動に長けたマガイマガド、MHXXでも共演していたドス古龍達など、
実装されたら非常に面白そうなモンスターが揃っているだけに惜しい結果となってしまった。- おそらくこの代わりとして上述の「襲撃」が存在するのだと思われる。
なぜ通常の縄張り争いが存在しないのかについては、
奇しき赫耀バルファルクが持ち前のスピードと凶暴性で持って先に相手を見つけて襲撃に来る……
というかつてのバゼルギウスの様な習性を持つからだろうか。
とはいえ、襲撃後はそのエリアに居座って暴れ始めることを考えれば
無礼千万な奇襲に激昂した古龍たちと闘いになっても不思議ではなく、
世界観上はそのまま縄張り争いに発展することもあるのかもしれない。
- メタ的に考えれば、当作唯一のマガラ骨格古龍である本種の縄張り争いを
新たに実装するだけのリソースが存在しなかった、というところだろうか。
流石に圧倒的なパワーに物を言わせた滅尽龍の縄張り争いを流用するわけにもいかず、
既存モーションの流用が効く「襲撃」という形で存在感を示す形になったのかもしれない。
MHR:Sではゴア・マガラなどマガラ骨格モンスターが複数追加され、それらには何かしら縄張り争いが実装されているが、
赫耀バルファルクについては既に「襲撃」というシステムがあるためか、結局縄張り争いは追加されず仕舞いであった。
- 上述の通りアマツマガツチ戦では「襲撃」で乱入した後に両者相対する形となるものの、
縄張り争いには発展せず、そのまま通常攻撃を受けて操竜待機状態にされてしまう。
同じ乱入枠のヌシ・ジンオウガは縄張り争いさながらの専用モーションで大迫力の勝負を繰り広げるだけに、
やはりこちらの特殊モーションを作るだけのリソースがなかったのかもしれないが、少し寂しい仕様である。
- おそらくこの代わりとして上述の「襲撃」が存在するのだと思われる。
- モンスターハンターシリーズ20周年を記念して行われた「モンスター総選挙」では20位にランクイン。
まだ登場して間もない身の上、通常個体もいて票が割れるであろう特殊個体であるにもかかわらず、
全229種の中からこの上位に食い込んだ事はバルファルクという種の根強い人気を表していると言えるだろう。- なお、通常種の方はなんと第4位にランクイン。
惜しくもトップ3は逃したものの、特殊個体に票を割かれながらも押しも押されぬ大人気を示したと言えよう。
- なお、通常種の方はなんと第4位にランクイン。
設定
- 公式サイトでの紹介によると、
「あふれだす自らの龍気に支配され、目に映るものは対象を選ばず襲い掛かるほどに狂暴化している」個体とのこと。
普段これを利用して活動していても、次第にあふれ出し制御できなくなる…龍属性の異質さと恐ろしさがうかがい知れる。
- 同じくユーザーの考察に過ぎないため注意が必要だが、MHRiseでは通常個体が登場しなかったのは、
バルファルクにはかつて「数千年周期で出現する」という伝承があったことも踏まえて、
あえて暴走状態にある本個体のみの登場としたのではないかと考える者もある。
ただ、本種は下記の通り以前の百竜夜行にも襲撃していることを鑑みるに、
そもそもカムラの里近郊で上記の伝承が適応されているかは疑問が残る。- そもそも龍気に影響を受ける(=地上を積極的に襲撃する)ような異常個体が頻繁に発生するようであれば
バルファルクの存在自体が各地で確認され認知されているはずであるため、
いずれにせよ特殊個体のみを登場させる理由にはならない。
そのため上記の考察は実装最初期にこそ囁かれていたものの、現在では根拠の非常に乏しいものと考えられている。 - その後、何故特殊個体のみの登場になったかは、間接的ながら公式インタビューで明かされた。
どうやら「百竜ノ淵源討伐後の裏ボスとして、バルファルクに白羽の矢が立った」らしい。
百竜ノ淵源戦までにはドス古龍たちを討伐する必要もあるため、流石に通常個体が裏ボスを務めるのは荷が重すぎたのだろう。 - 同様に、設定資料集の開発秘話においても一瀬Dが
「ただどうせ出すならちょっと違った味付けも加えようということで」と語っている。
- そもそも龍気に影響を受ける(=地上を積極的に襲撃する)ような異常個体が頻繁に発生するようであれば
- 設定資料集によれば、奇しき赫耀のバルファルクは通常個体よりも低高度に降り、
視界に入ったものを見境なく襲い、龍気で侵食して捕食するといったことを繰り返しているようだ。
また、本編中では関わりがなかったものの、百竜夜行との関連性も語られており、
多くのモンスターが集まる百竜夜行はバルファルクにとって格好の餌場になっているという。
かつての百竜夜行においては「轟く叫声と共に彗星が落ちた」という言い伝えが残っており、
過去には大規模化した百竜夜行に誘われて本種が出現していた可能性が指摘されている。
モチーフについて
- 2021年9月に開催された東京ゲームショウ内でのMHRise製作陣による対話の中で、
奇しき赫耀のバルファルクはモチーフの1つとして「ハレー彗星」を含むという旨の解説がなされた。
ハレー彗星はヨーロッパや中国、日本など世界各地で紀元前から観測されていた最も有名な彗星のひとつ。
ハレー彗星は科学が発達してその正体が一般にも知られるようになるまでは「凶兆」とされており、
疫病の流行や戦乱、国家権力の失墜・滅亡と結びつけられ畏怖の対象となっていた。
バルファルクには「絶望と災厄の化身」「大地を絶望に染め上げる凶兆」として、
各地に伝承に残されているという設定があるため、そこからの結びつきと思われる。
なお開発陣からは「本種は本作に登場するモンスターの中では後のほうで実装が決定したモンスターであり、
実装が決まった頃にはモチーフにする妖怪のネタが尽きていた」
との発言も出ており、実装が決定した段階ではあくまでモチーフはハレー彗星だったと考えられる。- ニンテンドードリームのインタビューでは、
古龍については「妖怪より1ランク上の自然の事象や神の御業」を取り入れるという方針で
バルファルクについては凶兆とされる『彗星』から取ったとのこと。
- ニンテンドードリームのインタビューでは、
- 発売当初は妖怪関連のモチーフ説もいくつか存在しており、ファンの間では議論が交わされていた。
- ムービー内での描写や「星芒 大地を灰燼と為し 天上を裂いて 常闇を招かん」という台詞、
漏れ出ずる龍気によって真紅に染まった体色、百竜夜行の元凶を絶った後に出現することなどから、
百鬼夜行の最後に登場するとされる妖怪「空亡」のイメージも落とし込まれているという説。
空亡は「もし百鬼夜行の最後に描かれている太陽が妖怪だったなら」という考えが転じて
近代に生まれた創作上の妖怪であり、元は陰陽五行説の「天中殺」に由来する。 - バルファルクは元々鳥類モチーフのモンスターであることから、
本作においては「ふらり火」という妖怪をモチーフとしているという説。
ふらり火は鳥の形をした火の妖怪であり、
通常個体以上に赫く燃え上がる本種のビジュアル的は確かにそれを彷彿とさせる。
ヒトダマドリがこっちを見ているが。 - 天狗は古来中国より伝わった天の遣い(狗)「流星」のことだったようなのだが、
古代日本では滅多に遭遇できないからか全く別の妖怪になっている。
Riseが妖怪モチーフと言うことで、有名な妖怪である天狗とバルファルクを結びつけて登場を予測する説もあった。
慢心の悪たれ坊が柿をかじりながらこっちを見ているが。
- ムービー内での描写や「星芒 大地を灰燼と為し 天上を裂いて 常闇を招かん」という台詞、
素材
- 通常個体との共通素材(背尖甲、尖爪、尻尾)はこちらを参照。
- 赫揺れる龍鱗
- 赤熱したバルファルクの上鱗。
僅かに帯びた赤い龍気が揺れ、否が応でも災いを予感させる。
更に強力な個体からは「赫揺れる厚龍鱗」が入手でき、
鱗が表面に帯びる赫い龍気は平穏を絶つ災厄の象徴であるという。
- 奇絶の赫耀殻
- 赤熱するバルファルクの堅殻。
音速の飛翔と滾る高温の龍気の両方に耐えうる凄まじく強靭な素材。
更に強力な個体からは「奇絶の赫煌殻」が入手できる。
銀色に煌めく表面の輝きは、空を二分するように鋭く眩しい。
- 赫赫の槍翼
- 赤きバルファルクの翼。
赫焉の龍気を帯びて次々に変形する様は、この世のものとは思えぬほど面妖。
更に強力な個体からは「赫赫の撃槍翼」が入手できる。
凄まじい龍気を帯び、素早く確実に獲物を穿つ。
- 赫星招く龍氣玉
- 天駆ける凶兆の根源。
手にした者は、深紅の尾を引く彗星の如く疾駆し、空を断つといわれる。
通常個体と違って、本体からも剥ぎ取り可能。
更に強力な個体からは「赫星招く龍神玉」が入手できる。
手にした者は彗星の如く疾駆し、空を絶つ災厄そのものと化すらしい。
もちろんハンターが「彗星」を使えるようにはならない
- 煮えたぎる赫耀液
- 赤きバルファルクから採れる龍液。
煮えたぎる赫の龍液は、触れるだけで災禍に飲まれるという。
通常種同様、この素材が血として扱われるためか古龍の血は入手することができない。*12
更に強力な個体からは「煉獄滾る赫耀液」が入手できる。
煉獄の如き灼熱を帯びており、災禍に等しき力の根源であるという。
- その他、本種由来の素材から得られる端材は「天彗龍の赫上端材」「天彗龍の赫重端材」と呼ばれ、
通常種のものとは分けて扱われる。
関連項目
モンスター/バルファルク - 通常個体についてはこちらを参照。
モンスター/傀異克服バルファルク - 本個体が更に傀異化を克服した姿。
武器/バルク武器 - 特殊個体の素材を用いた武器の概説はこちらを参照。
防具/バルクシリーズ - 特殊個体の素材を用いた「赫耀シリーズ」についても説明あり。
スキル/龍気
モンハン用語/特殊個体
BGM/バルファルク戦闘BGM
フィールド/砂原 - かつて砂原に住む一族を追いやったとの設定がある。
モンスター/怒り喰らうイビルジョー - 龍属性エネルギーを過剰に蓄積して狂暴化した特殊個体の先輩。乱入役と言う共通点も。