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システム/スリンガー

Last-modified: 2018-07-11 (水) 21:54:20

MHWorldにて初登場した新たなる装備品。
汎用性に特化したごく小さな弩であり、武器とは別に左腕に装着する。

目次

概要 Edit

  • 新大陸古龍調査団所属ハンターの標準装備」として登場した装備品。
    武器や防具とは異なり工房での強化加工・購入で入手するものではなく、
    剥ぎ取りナイフのような「調査団所属ハンターなら誰でも装備しているもの」という面が強い。
    また、同じく調査団ハンターの標準装備である新要素「導蟲」と併せて、
    既存作品とMHWorldの狩猟内容を大きく変貌させる要素の一つでもある。
  • ハンターの左腕前腕部に装備される小さな弩で、普段は弓部分*1を畳んで格納している。
    スリンガーの前方下部からは金属パーツが出ており、それを左手で握り込んで腕部に固定する。
    この金属パーツは引き金の役割を果たし、強く握って操作することで射出が行える。
    一度物品を装填してしまえば、後は左腕の操作だけで射出できる構造となっている。
    • スリンガーの外観は着用している防具に応じて変化するが、基本的な部分は同じ。
      ハンターが普段使用する武器と比べると小さい上、弓の部分を格納することでコンパクトになる。
      小さく纏まっているため極端な攻撃性能は発揮できないが、後述の通り様々な使い道がある。
      また、ハンターが装備する武器種に左右されることなく運用できるのも大きな特徴の一つ。
  • スリンガー最大の利点は、高度な技術と修練が必要な「投擲」を、
    比較的手軽かつ精度の高い「射出」に置き換えられることであろう。
    手で投げるより弩で放つ方が、性能は同等以上で遙かに習得が簡単なのだ。
  • もうひとつ特筆すべきなのは、「現地調達したものを射出できる汎用性」にある。
    一般的な弩はそれ用に調整された矢を用いるのが基本だが、スリンガーの構造はやや特殊であり、
    矢ではなく投げナイフやその辺で拾った石ころや木の実、落とし物に近い剥離物
    環境生物や虫などを捕獲できる「捕獲用ネット」に救難信号を送るための煙弾、etc...と、
    現地で手にする様々な形状の物を装填し、射出することを可能としている。
  • 弾薬や矢を持ち込むことなく現地調達した物を利用して撃つことが可能、とも言い換えられる。
    すなわち剣士でも事前準備することなく遠距離攻撃手段を得られるということである。
    石ころの様に補助的な投擲アイテムは以前のシリーズでも登場していたが、
    スリンガーによって照準射撃が可能になり*2、飛距離も強化されたたため、
    攻撃力や汎用性が桁外れに向上。立派なサブウェポンとして成立している。
    スリンガー単体では破壊力に乏しいことから、これだけに頼るのは現実的ではないものの、
    手練れであればスリンガーだけでも、大型モンスター相手に護身が可能なほどの潜在能力を持つ。
  • 生身での投擲に比べると、道具なので頼り切っていたところに壊れたら困ること、
    そうでなくても定期的なメンテや修理・交換が必要なことが難点に挙げられようか。
    とはいえ、これは普段使っている武器や防具も同じなので特に問題にはならない。
    また基本装備として普及しているため、予備の部品や本体も十分あると予想される。
    なお、ゲーム内では近接武器と異なりメンテナンス不要であり、その信頼性は高い。
    更にワイヤーを伸ばしたままフル装備ハンターの体重が掛かっても壊れないなど、
    小型複雑な機構にも関わらずかなり堅牢で、狩人の蛮用に耐える逸品と言えよう。
  • 今作のフィールド内には遠距離攻撃などを着弾させると反応するギミックもあり、
    これらを遠距離から発動できるのも大きな利点の一つとなる。
  • 更に、スリンガーは「ロープ」を内蔵しており、装填動作なしで射出できる
    (公式には「ロープ」呼称のようだが、プレイヤーからは「ワイヤー」とも呼ばれる)。
    調査団のハンターはロープを利用することで様々な移動方法を編み出しており、
    狩場への移動やファストトラベルの際にも、ロープを翼竜に引っ掛けて行うなど常用している。
    • また、フィールド内にいる野生生物に撃ち込むことで独自の効果を得られる。
      フィールドの所々にいる輝く虫「楔虫(クサビムシ)」に撃ち込んで支点として扱い、
      振り子のように移動することで徒歩ではできないショートカットを行ったり、
      野生の翼竜に撃ち込んで引っ張られることで、彼らの飛行ルートを活用することもできる。
    • MHWorldでは乗り状態中にハンターが壁などに打ち据えられると吹っ飛ばされてしまうが、
      スタミナ残量がある場合は自動的にロープを射出して元の位置に戻り、乗り攻防を継続できる
    • 高所から落下した状況でもロープは活用でき、近くの枝などに撃ち込んで命綱のように扱い、
      本来受けるはずだった着地時の衝撃を緩和する効果を発揮することもある。

運用・操作方法 Edit

スリンガー用アイテムの射出 Edit

  • スリンガーの運用は基本的に納刀した状態で行う。
    ただし、片手剣だけは武器出し状態でもスリンガーに装填したアイテムを利用可能。
    スリンガー照準」のボタンを入力するとのように照準が表示されて狙いを定めることができ、
    アイテムを装填した状態であれば「スリンガー発射」ボタン入力で射出する。
    射出後には当然ながら使用アイテムを消費するほか、スリンガーを調整する動作が入る。
    • スリンガーへの装填方法は2種類あり、その場で取得したアイテムが自動装填されるもの、
      所持している「投げナイフ」などをプレイヤーがアイテム欄から選択して装填するものがある。
      装填したアイテムを再選択すると装填を解除してしまうため、アイテムの射出には上記操作を行うべし。
    • あまり知られていないが、乗り状態中でもスリンガー装填済みアイテムは撃ち込める
      毒投げナイフを確実に当てたい場合などはこの仕様も知っておくと良いだろう。
      さらに、弾種によっては普通に攻撃を加えるより早くダウンを奪えるようだ。
    • 拘束状態中でも利用可能。こちらは「スリンガーこやし弾」向けだろう。
  • スリンガーは一度撃つたびに装填動作を自動で行い、同じアイテムが次弾として装填される。
    要注意点として、スリンガーに装填できるアイテムは大別して4種類存在している。
    • 固定アイテムであり消費されることなく再使用可能な「捕獲用ネット」
    • 旧作において投擲して使用していた手投げ玉や投げナイフなどの所持品
    • 現地調達アイテムを加工*3してスリンガー用の弾丸とする所持品
    • 現地で一時的に取得し、そのままの状態でスリンガー上部に装填するアイテム
    上記のうち、4番目のものは「一時的にスリンガーに装填している」という代物であるためか、
    スリンガーに装填できるアイテムを別に拾った場合、その場で拾ったアイテムの方を即座に装填するため、
    元々装填していたアイテムをその場に捨て置いてしまう
    外されたアイテムは落とし物のように置き去りにされ、再回収しないと使えない
    例えば石ころを装填している時にはじけクルミを取得するとスリンガーには後者が装填され、
    代わりに石ころは地面に捨て置かれることとなる。その逆も然り。
    1・2・3番目と4番目は別枠の扱いであるようで、前者を装填すると後者が一時的に使えないようだ。
    • このようなアイテムの場合、直接スリンガーに装填される仕様上アイテムポーチには送られない。
      気軽に取得して適宜利用していくのが効果的な運用であるようだ。
  • MHWorldでは、旧作において投擲していたアイテム群を軒並みスリンガーで射出する。
    このため、石ころやスリンガー閃光弾(閃光玉に相当)は直線状に射出されるようになった。
    照準機能によって着弾(爆発)地点を細かく調整できるようにはなったが、慣れは必要だろう。

装填できるアイテム例 Edit

  • 固定アイテム
捕獲用ネット
スリンガーに装填できる網。使用しても消費されない固定アイテムとして扱われる。
これを用いることで虫・魚・環境生物・テトルーの捕獲が行える。
特に環境生物の収集は捕獲用ネットが主な入手経路となる。
テトルーの捕獲に関しては、大蟻塚の荒地で友好関係を結ぶ一環として行うものであり平常時は捕まえられない。
敵に当てることでわずかながらダメージを与えることができる。ランゴスタなどには有効。
また、消費無しかつある程度はリーチがあるため、爆弾起爆にも意外と使えたり。漢起爆の必要は無くなってしまっ
  • 所持品
投げナイフ
各種毒を塗布したナイフ。状態異常を引き起こすのに最適。
支給品の他、ガジャブー撃退時の落し物でも入手できる場合がある。
スリンガー音爆弾(鳴き袋)
爆発すると大きな音を立てる弾。音に弱い敵に有効。
スリンガー閃光弾(光蟲)
一定距離進むと炸裂し、文字通り閃光玉効果を発揮してモンスターの目を眩ませる。
アイテムポーチで持参でき、フィールド内で光蟲を得ると即調合して閃光弾へと変換できる。
スリンガーこやし弾(モンスターのフン)
こやし弾と同様の効果。大型モンスターに当てると移動しやすくなる。
モンスターのフンの他、フィールドにいる「フンコロガシ」にアクションを行うと代用品のフンが手に入る。
また、ハンターがクエスト前から持参できるスリンガー弾の中で唯一対象に当てて使う弾である。
地味な点ではあるが、爆弾の起爆や落石ギミック起動等に、近場に石ころすらもない!というときにも使える。
  • 一時取得アイテム(フィールドでの採取で入手)
石ころ
MHでは初代からお馴染みのアイテム。様々なところで取得できる。
地面に着弾させることで騒音を発生させ、モンスターの注意を引くことが可能。
打撃属性があり、爆弾の起爆やモンスターへの軽い牽制くらいなら出来るようだ。
はじけクルミ
着弾時に弾けて衝撃と音を発生させるアイテム。
強い怯ませ効果を持っており、当てた部位に関わらずほぼ確実に怯ませることが可能。*4
攻略本によると「一部の大型モンスターの特殊な状態を解除する」効果もあるようだ。
また、フィールドギミックを作用させる際にも有用であるとのこと。
今作では乗りシステムに怯みが関わっているため、乗り中にうまく使うと普段より早くダウンを取れる。
ハジケ結晶
龍結晶の地において、はじけクルミの代用品となるアイテム。性能は同等。何故こちらだけカタカナなのか
はじけクルミも同様だが、なんとこれでテオ・テスカトルのスーパーノヴァを中止させることも可能。
また、今作やたらと飛びまくるリオレウスとその亜種だが、空中行動中の急襲→バックジャンプブレスで一瞬着地したときにこれ等を当ててひるませると地上行動に変更させることができる。
ツブテの実
極少量のダメージを与えられる実。装填できる数が多いのが利点。
石ころよりも弾速は速く、素早く照準した場所に着弾する。
ヒカリゴケ
着弾地点(地面、壁、およびモンスター)に張り付いてピンク色に淡く光るコケ。
光を放つ性質を様々な用途で利用できる。
  • 滞空中の大型モンスターに対する撃墜効果
    具体的には、頭部を狙って複数発当てることで墜落させることができる。
    頭を正確に狙って複数発当てる必要があるため、閃光弾に比べるとやや利用しにくい感はある。
    ただ、こちらは現地調達アイテムであるためアイテム在庫を消費しなくてよい、
    閃光による目くらまし効果とはあくまで別物である、といった点が利点・差別化要素と言えるか。
    • なお、翼竜種の小型モンスターたちに対しては、
      バルノスのみ1発当てれば墜落させることが可能。
      残り3種に対しては、着弾時の微弱なダメージ以外一切効果はない。
  • 一部小型モンスターに対する追い払い・引き寄せ効果
    従来のたいまつに近い効果と言えるが、発するのは光のみであるためか、
    効果対象となるモンスターも多くはない。
    光に敏感なシャムオスの場合はその光を嫌がって逃げていく。
    ランゴスタ・カンタロスの場合は逆に光に引き寄せられる。
    特にランゴスタの場合、群れの一匹に直接当てることで、
    邪魔にならない上空まで勝手に群れごと飛んでいってくれる。今作のランゴスタはそこまで邪魔にはならないが
  • 一部小型モンスターに対する怯ませ効果
    着弾時に一定範囲の小型モンスターが、目がくらんだようなモーションで一瞬怯む。
    あくまで怯むのは一瞬であるほか、これまた効果対象が限られるため、実用性は低いか。
  • ガジャブーに対する目くらまし効果
    ガジャブーに対して直接当てた場合、
    閃光弾による目くらましと同様のエフェクトが出て一定時間無力化される。
  • マーキング効果
    射出されたコケは着弾地点でしばらく光り続けるため、一種のマーキング手段として利用可能。
    と言っても効果時間はそれほど長くないため、ネタ的な運用である。
スリンガー松明弾(種火石)
着弾した地面に持続的にダメージ判定のある火を起こし、一定時間燃やすことで
従来作品におけるたいまつに近い効果を一時的に得る。
モンスターに当てると火属性ダメージがあるが、直接当てた場合は着弾時のダメージのみに留まる。
松明の火も火属性ダメージが持続的に発生するが、こちらも火が効かないモンスターには効果がない。
この火属性はヴォルガノスの肉質軟化に使用できる。
又、甲虫種の小型モンスターに当てると一撃で爆発四散させる、
瘴気の谷においては瘴気を払う効果も持つなど、地味に使い道は多い。
なお、水がある場所に撃ち込んだ場合、火が即座に消えてしまい効果が発揮できない。
  • β版では「持続ダメージを与える」性質が相当なダメージソースとなるバグが発生していたが、
    発売日に配布されたパッチ1.02にて修正された。
スリンガー水流弾(ミズタマリゴケ)
水属性ダメージを与える弾。
モンスターの体表に纏った泥を洗い流すことも可能で、
ジュラトドスやボルボロスを相手にする時には是非欲しい弾。
  • また、炎熱蓄積状態のアンジャナフの頭部に3発前後撃ち込むことで、
    蓄積状態の解除(とそれに伴う怯みダウン)を狙うこともできる。
    武器で攻撃する場合と比べても手早く安全に解除が狙えるため結構有用。
  • 一時取得アイテム(大型モンスター*5や環境生物の落し物で入手)
    • 滅龍弾以外ははじけクルミのような強い怯ませ効果も持つ。
      「○○石」という名称ではあるが、石に関わる生態を持つモンスターからしか入手できないわけではなく、
      全ての大型モンスターがいずれかの石を落とすようになっている。
      古龍種は滅龍石、火や爆発に関係した能力を持つモンスターは可燃石…といった具合に、
      モンスターごとに落とす石は決まっている。中には複数種を落とすモンスターも。
スリンガー貫通弾(尖鋭石)
着弾した部分を貫通して多段ダメージを与える弾。
ヒット上限が高く、頭から尻尾まで通すように当てると大ダメージが狙える。
地味ながら切断属性を持っており、尻尾の切断も可能。
従来における斬裂弾に近い使い方*6が期待できる。
フィールドにいる「テツカブトガニ」にアクションを行うと1発だが手に入る。
スリンガー着撃弾(粘着石)
着弾した部位に貼り付き、更に攻撃を当てると打撃属性の衝撃を起こす弾。
気絶値が高く設定されており、頭に着弾させてから攻撃を加えると斬撃属性の武器でも容易にスタンが取れる。
フィールドにいる「ヘイタイカブトガニ」にアクションを行うと1発だが手に入る。
  • 余談だが、装填中および部位に張り付いた状態の粘着石は
    赤い球体にトゲが生えた、ウニのような見た目をしている。モ○ッとボールっぽくもある
    モンスターに張り付くという特性を考えれば、デザインの元ネタはオナモミか。
スリンガー爆発弾(可燃石)
モンスターに着弾すると大きなダメージの爆発を起こす弾。
硬い部位や狙いにくい部位の破壊に役立つ。
バクダンイワコロガシに対してアクションを行うことで1発だけだが入手可能。
スリンガー滅龍弾(滅龍石)
モンスターに着弾すると龍属性ダメージを与える珍しい弾。
龍封力を有しているため、特殊能力の抑制に役立つ。
アップデートVer.3.00にて追加されたキンパクカブトガニ、レア種のジュンキンカブトガニにアクションを行うことで入手できる。

ロープの射出 Edit

  • 移動補助として行うものは基本的にアイテム射出と同じような操作となる。
    「スリンガー照準」で構えた後、楔虫などを照準に捕らえた時に表示されるボタンを入力すると発動。
    ロープは内蔵されているため、アイテムなどの消費は一切なく行える。
    • 野生翼竜の場合、一旦スリンガーなどによる遠隔攻撃で怯ませると低空に降りてくる。
      低空飛行状態で近付く*7とアイコン「翼竜に掴まる」が表示される。
      決定ボタンを押すことで、ロープをその翼竜に撃ち込める。
      翼竜は特定のルートを飛行するため、覚えておくとショートカットとして利用しやすい。
    なお、楔虫や翼竜など特定の「ロープを撃ち込める相手」が居ない場合は利用できず、
    どこでも任意でワイヤーアクションが行えるわけではない。
    その代わりにロープを撃ち込める相手さえいれば空中で使用することも出来るので
    楔虫が多く配置されている場所では楔虫から楔虫へとターザンのごとく移動することも可能。
  • また、本作では壁面の高速移動でもロープの巻き取りを使う。
  • 乗り攻防で吹っ飛ばされた際の帰還、ファストトラベル利用時の翼竜への射出などは
    半ば演出に近いものであるためプレイヤーが特別操作することなく自動で行われる。

救難信号の発信 Edit

  • マルチプレイにおいてハンター自身が滞在する集会所とは別の場所に居るハンターに対し、
    クエストの手助けを求める「救難信号」についてもスリンガーを活用して発信する。
    こちらはシステム的な側面が強く、クエスト情報を開いて「救難信号の発信」を選択すると、
    あとはハンターが操作せずとも自動で信号の発信を行ってくれる。
    • 信号の発信は発煙する信号弾を用いており、身体に擦り付けるようにして着火、
      即座にスリンガーに装填して真上に射出して合図を送るというアクションを行う。

余談 Edit

  • 汎用性・携行性・機動性が類を見ないほど高い、極めて優秀な装備である。
    無論、これ一本だけで大型モンスターを狩猟するのは流石に困難ではあるが、
    逆に言うとそれ以外なら大抵のことはこなせてしまうと言って差し支えない。
    これに加えて導蟲や装衣を携帯すれば、モンスターをやり過ごすことも可能で、
    いざ見つかった時でも足止めして逃げることが格段にやりやすくなるのだから、
    むしろ、狩猟以外では重荷になる武器が不要になる場合すらありうるだろう。
    非狩猟任務を主眼とする調査員などには、とりわけ重宝するものと思われる。
    いずれにしても、モンハン世界の技術革新が伺える逸品であると言えようか。
  • 大型モンスターへの決定力を除けば、機動性や汎用性、支援能力などは凄まじく高いため、
    ハンターの援護はもちろん、一般の兵士・自警団員などの護身にさえ使える可能性もある。
    むしろ人数制限のあるハンターよりも、軍隊などが運用するのに向いた武器かもしれない。
  • MHWorldの主人公とバディを組む受付嬢(編纂者)もスリンガーを装備しているが、形状が特徴的。
    これは彼女のお手製であるらしく、先端部分がなぜかデフォルメされた鳥のようになっている。
    ハンターが装備しているものよりも小振りだが、実用性のほどは定かではない。
  • ロープ(ワイヤー)の射出・巻き取りを利用した移動方法は、他の作品でも比較的よく見られるものである。
    ゲーム界隈ではそれを指して「ワイヤーアクション(ゲーム)」と呼称することが多い
    (一般的に言う「ワイヤーアクション」は映画や劇などで役者を吊り上げて行う演出を指す)。
    同カプコン製のゲームだとLOST PLANETシリーズが挙げられる。
    こちらではプレイヤーの左腕にアンカーが装備されており、
    武器を持ちかえることなく(外伝や黒歴史3を除いて)あらゆる場所にアンカーを打ち込んで素早く高所に移動
    ……と外見・ゲームシステム両面でMHWorldと同じような立ち位置にある。
    (ちなみに過去にコラボとしてロストプラネット2にレウス装備が輸出されていたりもする)
    MHシリーズとのコラボが実施された作品で言えば、
    ゼルダの伝説バイオハザードのフックショット(ゼルダの伝説の一部作品ではクローショット)、
    進撃の巨人の立体機動装置などが挙げられるか。
    スリンガーにはワイヤー機構に加え、アイテムの射出機能も持つという独自要素がある。
  • ちなみにワイヤーの巻き取りを利用した高速移動は、現実世界ではまず不可能である
    上記した通り他作品でも見られる要素なだけに勘違いされることもあるが、
    スリンガーのような小さな装備に人ひとりを持ち上げるだけの動力を組み込むのは非現実的で、
    仮にそれができたとしても人体にはとんでもない負荷がかかる。
    こんなところでもハンターの超人性が発揮されているのである。
  • どの装備にも*8左腕にスリンガーが装備されているので、基本的に左右対称の装備は不可能になる。
    デザイン面で気になる人にとっては利便性よりそちらが気になってしまうかもしれない。
    • ちなみに1期団のハンター「ソードマスター」は旧来の剣士用装備を身に付け、スリンガーすら装備してない。
      「新しきものはよう分からん故」ということらしい。
      新大陸をスリンガーなしで生き残ってきたという点から、彼の腕前が伺える。
    • また、調査団の大団長もスリンガーを使用していない。
      曰く、「邪魔だから」「自分で投げられるから」ということらしい。
      旧作のハンターも閃光玉などは自分で投げていたので、歴代のシリーズをプレイしていれば頷ける理由である。
      とはいえ、並み程度のハンターであれば使った方が総合力が高くなるのは言うまでも無く、
      彼が便利な後発の装備を使わないで済むのは、ひとえに傑出した力量あってこそだろう。
      いや、大団長なら殴って…いえなんでもないです
    • 同じく1期団の「フィールドマスター」は銃のようなスリンガーを所持している。
      普段は背負ったザックの横に据え付けて携行しており一見杖のようだが、
      瘴気の谷でオドガロンから受付嬢を守るために凄腕の射撃を披露した際にこれを確認することができる。
      スリンガーの試作品なのか、改良や変遷を経て現在の腕に標準装備するタイプになったと考えられる。
    • 何気にこの辺りの思想や事情の違いは、旧世代のハンターが馴染んだ戦術や伝統を重んじながらも、
      さりとて新世代が取り入れた技術革新を否定せずに、またそれらに生身のまま並び立っているという
      彼らの確固たる矜持と柔軟な価値観、そして何より凄まじい実力を雄弁に物語っていると言えようか。
    • 尚、スリンガー等のエイムを行うものはデフォルトではカメラの向きからエイムをするが、
      設定で変更する事によってプレイヤーの向きにエイムする様に出来るため、過去作の様に
      「プレイヤーの向きに石ころを投げる」様な芸当も操作が複雑になったが不可能でも無い。
  • 非常に便利なスリンガーだが、1つ困った仕様がある。
    それは移動納刀をし、そのまま移動しながらスリンガーを撃とうとしても、1~2歩程の間、発射出来ない武器があるというものである*9
    これが中々曲者で、例えばリオス種を墜落させるためや、テオのスーパーノヴァを止めるために閃光弾を撃とうとしても、この間仕様のせいで、に合わなかったりする時もが多々ある。
    武器自体の納刀速度には関係なく、納刀が速くても発射が遅れる武器もあるし、納刀が遅くてもすぐに発射出来る武器もあり、両方とも速い、全く問題のない武器もある。・・・そして、納刀も遅く、発射も遅い武器もある。
    この現象についてカプコンへ質問した答えが、何度も書かれている案の定の「仕様です」である。
    その場納刀から移動撃ちや、移動納刀からの棒立ち撃ちはすぐに撃てるので、移動納刀からの移動撃ちだけしないように気を付けていれば問題はない。咄嗟には難しいかもしれないが
    • また、弾とアイテムが一緒に落ちている場合、弾の方を優先して拾う仕様になっている。
      戦闘中に咄嗟に使うための配慮と思われるが、取得時に一時的に装填していた弾が外れる仕様と合わさって、
      モンスターの落し物を拾おうとして弾の方を拾ってしまい、
      再度落し物を拾おうとするも外れて落ちた弾の方を拾ってしまう…
      という虚しいループに陥ることが少なくない。
  • 「ワイヤーを射出する弩」と言うくくりで言えば、
    MH3で初登場の拘束用バリスタ弾がある意味先輩と言えるかもしれない。

関連項目 Edit

シリーズ/モンスターハンター:ワールド
世界観/新大陸古龍調査団 - 二期団によって開発された。
システム/導蟲 - 調査団所属ハンター標準装備。
アイテム/捕獲用ネット - 装填することで環境生物を捕獲できる。
フィールド/楔虫 - ロープを撃ち込むことでショートカットが可能。






*1 弩では「翼」と呼ばれる部分。
*2 その代わり既存の水平撃ちが不可能となった
*3 MHWorldでは単品で調合できるアイテムがあり、スリンガーの弾も一つの元素材で調合できる。
*4 部位耐久値とは独立した怯みであり、この怯みでダウンや部位破壊を発生させられるわけではない。
*5 いわゆる中型モンスターも含む。
*6 本来、斬裂弾は切断属性の攻撃がないボウガンにおける、尻尾切断の為に追加されたものであり、部位耐久値を減らした後のとどめに使用されるのが専らの使い道だった。
*7 スリンガーで照準を合わせると反応しやすい。
*8 例えば旧デザインを踏襲したオリジンシリーズや重ね着装備の鎧武者シリーズでも
*9 回避や抜刀攻撃の入力可能時間より明らかに遅い