金獅子ラージャンの素材を使った操虫棍。
目次
概要 
- 伝説で語られるような鬼の得物として有名な、六角形の大きな金棒を模した操虫棍。
操虫棍は棍と名が付いているものの、どちらかというと薙刀や槍といった切断武器の見た目が多いが、
こちらは「棍」の名に違わぬ棍棒である。でも打撃属性じゃない
- ラージャンのごとき鬼気が宿っており、金剛さえ砕く破壊力が虫の妙技と合わさった時、
この武器に敵はないと謳われている。
性能 
MH4 
- 新モーションを多数従え、残酷無比な強化を施されたラージャンをやっとの思いで倒し、
期待に胸を膨らませ加工屋にて新武器【操虫棍】の生産一覧を見るハンター…
「おっ、ラージャンの操虫棍出てるじゃん!」とワクワク状態のハンターが目にした物は、
ラージャンの戦闘力以上に残酷な物だった…。
- 攻撃力558と、他の操虫棍の最終強化武器と並ぶ高い攻撃力。だが問題はここからだった。
高い攻撃力武器にはもはやお約束の会心率-10%、
さらにラージャン武器としては珍しい無属性。
覚醒で雷属性320が出現するが、今作は覚醒スキルが非常に発動させにくいのも、
この武器の残念さに拍車をかけている。
トドメは斬れ味が黄色止まり。金獅子よ、本当に何があった。
この斬れ味は上位で最悪どころか、初期武器であるボーンロッドよりも悪い。
これを必死にフォローするなら、まるでラージャンの体毛の色を表している様だとも…
うん、やっぱフォローできないよ金獅子さん。
- なら、強化してはどうだろうか?
きっとこの武器も、ラージャンの様に追い詰められれば強く……化けなかった。
最終強化の金砕棍ゴーデンライの性能は、- 攻撃力は651と全操虫棍トップ
- しかし会心率も下がり-20%
- 高い雷属性440も、やっぱり覚醒が無いと意味を成さない
- 散々だった斬れ味も幾分か改善…されたとは言い難い
- 止めとばかりにスロットなし
- 匠で白ゲージも出るものの僅か10しかなく、
それならイベクエ棍の方が覚醒の必要がない分スロットに余裕ができる上、
無属性武器として扱おうものならラスボス棍が立ちふさがる。哀れ。 - また、他の最終強化操虫棍には必ず1つ以上スロットがあるため、
匠・覚醒・業物と欲しいスキルの多いゴーデンライにおいてスロットが無いというのは、
最大の弱点になってしまっている。 - ちなみに、匠+覚醒+業物を発動させるには匠5スロ2相当のお守りが必要になる。
他にもこのスキルが発動できるお守りのパターンはいくつか存在するが、
運が悪ければそれなりにギルドクエストをやりこんでいるハンターでも持っていない程度の確率であり、
そもそもこの武器を使うのに最低限のスキルを発動させることすら難しいという有様である。
これは、装飾品のポイントの関係で匠+業物の発動が難しいのが原因の一つで、
ではいっそ今作では比較的容易な真打+業物にしてみてはどうか? と考えると、
真打+業物+覚醒の発動に必要なお守りは属性解放5スロ3相当のものになる。
こちらにもいくつかパターンが存在するが、入手確率は前述の匠の場合とさして変わらない。
また、お守りの最高値である斬れ味5属性解放7スロ2があれば、
真打+業物+覚醒に加えて砥石使用高速化が発動できる。
スキルを整えられるのなら、雷弱点の相手にはヤマタやキリン棍など歯牙にもかけない
圧倒的な瞬間火力を発揮してくれることだろう。神おまがあることが前提であるが。
- さらに、ゴーデンライまで持っていくには猟虫の強化が必要で、多額のゼニーと虫餌を要求される。
この武器にそれらの虫餌やゼニー、貴重なラージャン素材を使用する際はよく考えてからにしよう。- 強いて言えば、強化に要求される素材は恐ろしく少ない。
…が、例の金獅子の闘魂はしっかり要求されるので、作るなら最後にとっておくのが無難だろう。
- 強いて言えば、強化に要求される素材は恐ろしく少ない。
MH4G 
金砕棍ゴーデンライ改→鬼神棍【猿王】→鬼神棍【猿魔王】
- G級の追加の伴い、強化先が追加された。最終強化の鬼神棍【猿魔王】の性能は、
- 素で白、匠でそこそこの紫
- 低くはないが、然程高くもない攻撃力868
- 変わらず痛い会心率-20%
- こちらも相変わらず要覚醒だが高い雷属性480
- スロット一切空かず
前作では素で緑、匠で白10という絶望的な斬れ味だったのがウソのように
斬れ味が大幅に改善されて実用性が向上したのはうれしい所。
匠込みで比較的長めの白、紫ゲージを保持しているので業物か砥石高速化のどちらかあれば十分に扱えるだろう。
- …が、その代わりに前作で最強だった攻撃力は凡百の属性棍と同じくらいになってしまった。
それでも会心率が酷いせいで、実際の物理期待値は約825まで落ち込んでおり、
一線級の属性武器と比べても負けてる方が多いというありさま。
古龍武器でも何でもないカーニバルハルパーやイェロヴェリルのような武器にすら普通に負けている。
これでは無属性武器として使うにはとても物足りないため、運用上覚醒の必要度が上がってしまっている。
そしてスキル調整をしようにもスロットすら無いのが非常に痛い。
一応G級ではスキルの発動が簡単になっているのが救いだろうか。
- ライバルはやはりキリン棍。覚醒不要なのがあちらの強みだが、
匠+覚醒の重ささえ気にならなければ総合火力ではこちらが勝つので、
余程他に欲しいスキルが多くなければこちらで良いだろう。
- しかし、エピソードクエストの配信により祖龍の素材で作成できるミラアンセスロードが出現。
こちらは同じ攻撃力にマイナス会心無し、匠で紫40に覚醒不要で充分な雷属性450と、
こちらのほぼ上位互換となっている。
そのため、覚醒必須な上に会心率込みの期待値と紫ゲージの長さが劣る猿魔王の立場はほぼなくなってしまった。
一応、あちらに比べれば継戦能力では勝っているので全く使えない訳では無いが…。
性能だけ見れば前作より遥かにマシなのだが、結局立ち位置はMH4のときと同じである。
- その作成難度だが、かなり恐ろしい事になっている。
猿魔王では何と羅刹の金剛角を2本、そしてラージャンハートを要求されてしまう。
どちらも物欲センサーに引っかかりやすい代物ながら、ラージャン武具にはかなりの頻度で要求される。
この武器に愛着がある人は計画的に作成するように。
そして延長虫のせいで、実は愛着のあるプレイヤーほど作り直しを要求されたりする。
また、金獅子の闘魂や尖角は上位個体からしか出ないというのは内緒。
MHX 
- ラージャン&操虫棍の続投に伴い、この武器も登場。
前作まであんまりな待遇だったが、今作ではどんな性能になっているか見てみよう。
金砕棍ゴーデンライ 
- ゴーデンライの性能はかなり高い攻撃力230、
そして属性解放のスキルが削除されているためデフォルトで雷属性38を備える。
数値上は極めて優秀だがやはり会心率が-15%と低く、なんと斬れ味までMH4のゴーデンライと同じ。
はっきり言って属性がデフォルトになった事以外はMH4と同じ性能である。
斬れ味が悪ければ鈍器使い…と言いたいところだが、
鈍器スキルの真価が発揮される肝心の緑ゲージが短いので、やはりどうにもならない。
そして最終強化に、イベントクエストでしか登場しない獰猛化金獅子毛を要求してくるため*1、
そのイベクエを利用しなければ最終強化できない。
やっぱりライデンゴーは最強()の操虫棍だな!
- スキルの負担は今作では非常に重く、斬れ味レベル+2を付けるだけでも非常に苦労する。
それでいて得られるのは長くない白ゲージなのだからどうしても割に合わない。
そのため、やはり今作でも産廃化は免れない…と思いきや、なんと派生系が実装されていた。
鬼神棍【猿魔王】 
- MHXにてゴーデンライの派生系として、前作4GのG級強化、猿魔王が登場。
金砕棍棒から新たに激昂したラージャンの素材をメインに投入した系列という扱いになっている。
- ゴーデンライの非常に厳しい性能は上述の通り。
派生強化したところで所詮はゴーデンライに違いない……と思う方もいるだろう。
しかし、最終強化の猿魔王は見事に弾けた。
攻撃力210・会心率-20%と物理火力ではゴーデンライに劣るものの、
素で白10の斬れ味を持ち、斬れ味レベル+2の発動によって白ゲージ60を得られる。
また雷属性44と属性値も非常に高く、属性偏重で知られるキリンの操虫棍をも上回っている。
アイデンティティを取られたキリンは泣いていい。
残念ながらスロットは無いが、雷属性の操虫棍としては十分一線級の性能で、
他の属性棍と比べても頭一つ抜きん出た総合性能を誇る。
- 高い攻撃力に充分な属性値、素で白を持ち匠で更に延長といつぞやのヤマタを彷彿とさせる。
全力を出すには相手を選ぶ分、あちらほどぶっ壊れではないが。
- 但し作製難度も非常に高い。
金砕棍棒の時点で部位破壊しないと手に入りにくい金獅子の尖角が1本、
鬼神棍【猿王】へと強化する際にこれまた手に入れづらい羅刹の金角が2本、
LV2に強化する際に更にレア素材の金獅子の闘魂が2個も必要になる。
LV3では何故か火竜の煌液を3個も求められる。金銀夫妻からエキス採取しておこう。- そもそも激昂ラージャンと戦えるのは(イベントクエストを除けば)HR45以上と非常に遅い*2。
お目にかかれる時期が遅く、完成までの道のりが長いが、雷属性トップクラスの性能を持つ、
前作の発掘武器ポジションと言えるだろう。
とはいえ獰猛化ラージャンの凶悪さは冗談抜きにギルクエ級なので、ライデンゴーよりは遥かに簡単に作れるが。 - 性能だけで見れば、他の雷属性操虫棍はこの武器に喰われがち。
但し他の操虫棍はHR解放前に最終強化可能であり、本作では貴重なスロットを持つ強みがあるため、
決してこの武器の完全下位互換に収まっていないことに留意されたし。
- そもそも激昂ラージャンと戦えるのは(イベントクエストを除けば)HR45以上と非常に遅い*2。
MHXX 
- 本作ではG級追加に伴い、それぞれに新たな強化形が追加されている。
気になる性能をそれぞれ確認してみよう。
金剛砕棍ゴーデンジン 
- 前作では辛酸を舐めさせられた
ゴールデンライゴーデンライだったが、
究極強化で金剛砕棍ゴーデンジンと名を改める。やっぱりゴールデンジンでは無い。
その性能は、- 雷属性棍トップの攻撃力350、お約束の会心率-15%
- それでいてそれなりの雷属性値43
- 素では白10だが、斬れ味レベル+2で紫ゲージ20
- スロットは0のまま
- なんとMH4Gの猿魔王の基礎性能傾向をそのままにゴーデンライの高攻撃力を受け継いだ、
MHXとMH4Gのいいとこ取りの性能となっている。
マイナス会心率を考慮してもなお紫ゲージ中の物理火力は雷属性棍中トップをマークしており、
弱点部位を狙えるなら非常に強力な性能に仕上がっている。
とはいえやはり紫ゲージは棍としてはかなり短いので、
業物や絶対回避【臨戦】など斬れ味を維持する手段は必ず用意したい。
- ライバルはまたもや祖龍武器。
当のミラアンセスロードには属性値こそ僅かに遅れを取るものの、
物理火力はこちらが上であり、紫ゲージ下に於ける総合的な火力はほぼ互角。
斬れ味に関しては大差を付けてあちらが優っているため、総合力ではロードに軍配が上がるだろう。
こちらもマイナス会心を見切りでフォローするなどして物理火力を高めれば、
ミラアンセスロードに勝るとも劣らない活躍は約束される。
素材元が素材元なのでロードの作成難易度は呆れるほど高いため、
素材モンスターの得手不得手で作り分けても良い。
もちろんHR100以前に作れる雷属性棍の中ではトップクラスの性能を持っている。
以前は辛酸をなめさせられた相手だが互角に渡り合うまでには挽回できたようだ。
鬼神大棍【怒猿魔王】 
- 激昂個体の武器であるこちらも、究極強化で新たな銘【怒猿魔王】を得る。
気になる性能は、- ゴーデンジンより低い攻撃力310、ゴーデンジンより酷い会心率-20%
- ゴーデンジンより高い雷属性50
- 素でこそそれなりの白40だが、斬れ味レベル+2ではゴーデンジンより短い紫ゲージ10
- スロットは0で据え置き
- 前作では最高の斬れ味が素で出ていたのだが、流石にやらかしたと判断されたのか、
今作では最高斬れ味である紫ゲージが匠有りきでたったの10しか出ない。
圧倒的な手数武器である操虫棍に於いてコレは致命的な事態である。
紫が20出るゴーデンジンでさえ紫ゲージの維持には気を使うというのに…
基本的には白ゲージ武器として考えるのが妥当だろう。
- しかしながら物理火力は平凡の一言。会心率を考慮するともう少し下がる。
物理火力の低さが祟り、ミラアンセスロードはおろか、
通常個体武器であるゴーデンジンにも雷属性値を以てしても総合火力で追いつくことは難しい。
見事なまでに前作と立場が逆転してしまっている。
- この武器の特性を生かすなら、斬れ味レベル+2を切る運用や属性寄りの操虫棍として活用するといいだろう。
しかし、今度はそのコンセプトにおいてもダダ被りしているキリンの天雷宝棍【麒麟帝】が
こちら以上の長さの斬れ味と属性値にスロット2を携えて立ち塞がる。
今作では比較的目立てない性能に収まってしまっており、前作のような活躍は難しいと言わざるを得ない。
どこにもここにも出番が無いわけでもなく、全く使えないダメ武器でもないのだが…。- なにより問題なのは猿魔王から金砕棍棒には戻せないという事実。
ゴーデンライから猿魔王にはいつでも誤って自由に派生できるのにも拘わらず、逆は不可能なのだ。
このためMHXでこちらに派生させた多くのプレイヤーが作り直しを余儀なくされ、
「なんで逆にしなかったんだ」とぼやくプレイヤーも…。
愛着があれば十分使ってあげられる性能なのが、かえってその勿体なさを際立たせている。- なお、本作では操虫棍の間で猟虫の交換が可能になり、猟虫だけは再利用が可能なのがせめてもの救い。
- なにより問題なのは猿魔王から金砕棍棒には戻せないという事実。
MHW:I 
- MHWではラージャンが未登場だったが、
MHW:Iの追加コンテンツとしてラージャンが復活したため本武器も復活を遂げた。
金砕棍ゴーデンライ 
- 金砕棍棒 → 金砕棍ゴーデンライと強化される。
ゴーデンライの性能は、- 生産品では最高値の攻撃力961
- 会心率-15%
- 雷90
- 素では青60だが、匠は全て白ゲージ
- スロットLv4×1
- 猟虫ボーナス:攻撃強化【打撃】
匠の増加分が全て白ゲージになるなど劇的に改善された。
ただし雷属性値は大暴落している。これは他のラージャン武器に性能を合わせた影響だろう。
- 火力面ではそこそこ良いのだが、マイナス会心により達人芸が使いづらく、
手数の多い操虫棍としてはネックになってくる。
とはいえ、操虫棍自体傷付け+弱点特効を使う事が難しい武器種なので、
元々傷を付けやすい武器に比べ達人芸運用にあまり向いていないのも事実。
そこは思い切って割り切り、代わりに別のスキルを盛ってみるのもいいだろう。
鬼神棍【猿王】 
- Ver.13.00にて特殊個体である激昂したラージャンが追加されたためこちらも復活。
今回は派生品では無く、直接生産かつ強化も存在しないため猿王のみ。
性能は、- ゴーデンライより少しだけ低い攻撃力899
- 会心率+15%
- 雷300
- 素で紫60
- スロット無し
- 猟虫ボーナス:攻撃強化【打撃】
そこそこ斬れ味が長いため、業物や匠で補強してやれば達人芸抜きでも運用できる。
猟虫ボーナスは【気・力】ほどの汎用性や安定感はさすがにないが、
猟虫攻撃を多様するプレイスタイルなら気絶も期待できる。
総合的に見れば雷弱点の相手にはかなりの火力を発揮できるだろう。
- 激昂したラージャン自体はかなりの強敵だが、やろうと思えばMR解放直後に作成も可能。
装飾品や装備が整っていないMR解放序盤の戦いでは、
物理性能だけ見ても頼もしい味方になってくれるだろう。
- 物理火力の高さでライバルとして上がるのは、赤龍武器…もそうなのだが、やはり砕光武器だろうか。
素紫で汎用性のある爆破属性もさることながら、猟虫ボーナス【気・力】とLv4&Lv3スロットを備えており、
おまけにトップクラスの攻撃力が立ちはだかる。作成可能時期も全く同じである。
ただし、属性が違う分差別化は容易で、会心率を利用した会心撃なども合わせれば
雷に弱い敵には圧倒的な火力を叩き出せるだろう。
MHRise 
- ラージャンが続投したため、
ライデンゴーゴーデンライも続投。
本作では激昂したラージャンが未登場なので鬼神棍は存在しない。
一発生産で金砕棍棒Iを生産し、初期の最終強化である金砕棍棒IIの性能は- それなりの攻撃力200
- こちらもそれなりの雷属性20
- 期待値を引き下げる会心率-20%
- 素で青10、匠でも白は出ない斬れ味
- スロットはLv3×1
- 最終強化としてはお粗末な猟虫Lv5
- 百竜強化は会心率強化I、属性強化【雷】II、鈍刃の一撃
どちらかと言えば属性特化寄りのフルボルトチャンバーに勝てるかどうかすら怪しい性能しかない。
ライデンゴーにすらなれなかったラージャン棍などこんなものか…。
と、操虫棍使いは失意に沈むどころか、ゴールデンライならいつもの事だと開き直ってネタにされる事となった。
- が、Ver3.0において真のラスボスの素材を要いることで本命のゴーデンライへの強化が可能になった。
名を取り戻した金砕棍ゴーデンライ、その性能は- 十分な攻撃力220
- 多少上がった雷属性22
- 会心率-20%は据え置き
- 素で青20、匠+5でようやく白の斬れ味
- スロットはLv3×1のまま
- 多少はマシになった猟虫Lv6
- 百竜強化は会心率強化II、属性強化【雷】II、鈍刃の一撃
- だが、物理重視の環境とはいえ、立場が盤石かと言われればそうでもなく、
Ver2.0以前から引き続き王牙棍【別雷】がバランス型という垣根を越えてこちらの立場を奪いに来ている。
あちらは雷属性武器とは相性が抜群にいい『水棲系特効』を持っており、
該当するモンスター相手には攻撃力20差を覆し、あちらの方が期待値が上となってしまう。 - そして、ゴーデンライは素で青20という頼りなさすぎる斬れ味しか無い為、
あちらよりもさらに斬れ味のフォローに気を使う必要があるのがネック。
ついでに百竜強化が『属性強化【雷】II』以外は選択肢にならない程のお粗末さなのも欠点の一つであり、
金砕棍棒Iの一発生産のみなので他の武器系統から別のスキルを繰り越す事すらできない。
しかし属性値が雷28となるため、物理型でありながらとてもバランスの良い操虫棍ができあがる。- 斬れ味については剛刃研磨Lv2で維持可能なため、攻撃や会心のスキルをできる限り盛れば
文字通り鬼のような馬鹿力を発揮する。
- 斬れ味については剛刃研磨Lv2で維持可能なため、攻撃や会心のスキルをできる限り盛れば
- 雷属性棍の中でLv3スロットを持っているのはゴーデンライだけの特権であり、
それ以外の部分も雷属性棍屈指の優等生である王牙棍【別雷】に匹敵するだけの性能がある。
そもそも「水辺で活躍する王牙棍と双璧を成す棍」と考えればその実力は破格の一言。
MH4やMHXといった暗黒時代の頃とは異なり、とても実用的な一振りとなっている。- ちなみにフルボルトチャンバーもラスボス武器神源ノ雷翔リと立場を争っている。
詳細はそちらの記事に譲るが、こちらもその気になればそこに割って入れるくらいの性能をしてはいるものの、
双方とも属性値が高いことを考えるとゴーデンライはやはり物理型として住み分けるべきなのだろう。
- ちなみにフルボルトチャンバーもラスボス武器神源ノ雷翔リと立場を争っている。
MHR:S 
- 通常個体に加えて激昂したラージャンが復活したことにより、再び2本体制となった。
MHW:Iと同様、派生強化ではなく強化ツリーは独立している。
金剛砕棍ゴーデンジン 
- 通常種武器はMHXX同様、金剛砕棍ゴーデンジンへと強化される。
その性能は、- ブッチギリの攻撃力360、会心率-20%
- そこそこの雷属性27
- 素で短い白ゲージ。匠Lv4から紫ゲージ
- 武器スロットはLv3が1つ、百竜スロットはLv2
- 猟虫Lv14
- 素の状態では会心率と白ゲージのせいで火力自体は見た目ほどではなく、
上位でも競合した真・王牙棍や復活した万雷の霆竜棍などに遅れをとる。
しかしながら匠で紫ゲージを出してあげると一転、
雷属性どころか無属性まで含めても上位の火力を発揮することができる。
前作から引き続き、匠で出した短い斬れ味を維持できれば大化けする武器となっている。
- もちろんゴーデンライから弱点は変わっておらず、ピーキーな性能はハンターの頭を悩ませる。
匠Lv5、斬れ味維持スキル、火力UPスキル…と欲しいスキルがとにかく多く、
立ち回りまで含めると扱いは困難を極める。
その分、理想的な装備と立ち回りに近づけば近づくほど高火力を叩き出す、
まさに玄人向けと言うに相応しい一本に仕上がった。
腕に自信のあるハンターはぜひ手に取ってみよう。
- なお、最終強化には傀異化素材を用いず、百竜ノ淵源素材を用いる。
その関係でMR30の時点で最終強化できるため、EX★4素材を使う棍より作成時期が早いという利点がある。
鬼神棍【猿王】 
- 激昂したラージャンの復活に合わせてこちらも再登場。
今作でも強化はされず、一発生産の【猿王】のみ。
その性能は、- 及第点の攻撃力330
- 低めの雷属性19
- 素で長い紫ゲージ60、匠でさらに延長
- 武器スロットはLv2*2、百竜スロットはLv1
- 猟虫レベル14
- 一見すると凡庸な性能ではあるが、この武器の真価はスキルの自由度にある。
紫ゲージが非常に長く、斬れ味維持スキルにそこまで気を使わなくても済むのは大きなメリット。
その上で武器スロットにLv2装飾品を2個装備できるため、スキル構築の幅が非常に広い。
Lv2装飾品は非常に需要の高いスキルが数多くラインナップされており、
護石や装備次第で柔軟な構成を組める、まさに器用万能といった性能。
不器用ながらハマれば輝くタイプのゴーデンジンとは対照的な武器に仕上がっていると言える。
非常に長い紫ゲージを維持しながら戦うのが本筋だが、
紫ゲージに比して白ゲージが極端に短いため、
研磨術【鋭】を絡めて使っても面白いかもしれない。
- スキル次第で色々な運用ができる本武器だが、雷属性値だけはどうしようもないので属性特化構成だけは苦手。
物理肉質が硬く雷属性に弱い相手を攻める場合は、ゴーデンジンや他の雷属性棍を用いた方が良い。
また、百竜スロットがLv1というのも選択肢が狭まるため弱点ではあるが、
オトモの火力を上げる采配竜珠が比較的優秀なので困ることは少ないだろう。
- もちろんカスタマイズしないままではやたら鋭利なだけの武器なので、
何も考えずに使っても強い、というワケではない点には注意しよう。
この武器の一番の強みは、平均点以上の火力を持っているところにスキルを詰め込み、
見た目以上の物理火力・快適性を両立させることができる拡張性である。- 攻撃力やスロット数はマガド棍こと鎧怨鬼鉾ギネヴルムとほぼ同じ性能をしている。
爆破属性による汎用性とLv3スロット、百竜スロットの差はあるものの、
こちらには非常に長い紫ゲージがあり斬れ味維持が簡単というメリットもある。
加えて作成時期はこちらの方がMR50と早いため、まずはこちらを作っておくとよいだろう。 - 第二弾大型アップデートにて追加された焔狐竜の破邪之薙刀スミナガシは方向性が非常に近しいライバル。
というのも、こちらとほぼ変わらない物理性能に加えてスロットLv2*3、
素の紫ゲージ70に猟虫Lv15と、無属性武器としての単純な比較では分が悪いのである。
スミナガシを作成した後は火属性が通らず雷属性が通る相手に担ぐことになるが、
こうなるとそれこそ十分な雷属性値を持つ武器を突き詰めた方が良いということは頭に入れておきたい。
護石や傀異錬成などが十分な状態でないときは、
スミナガシやギネヴルムと共に汎用装備としてまだまだ戦えるだろう。
- 攻撃力やスロット数はマガド棍こと鎧怨鬼鉾ギネヴルムとほぼ同じ性能をしている。
余談 
- 金砕棍棒という名称は、金棒の正しい呼び方である「金砕棒(かなさいぼう)」からであろう。
- ゴーデンライという名前が紛らわしいのか、時々ゴールデンライと間違われる。
確かに金獅子の素材を使っているが、あまり間違えると操虫棍使いに怒られるので注意しよう。
恐らく、漢字に起こすと「轟(豪)電雷」、そのまま片仮名にすると「ゴウデンライ」だと思われる。
golden lie(金色の嘘)ってのもあながち間違いとは言えないのだが。- MHXXに登場したゴーデンジンはというと、轟(豪)電神が一番妥当だろうが、
刃とか陣とか、一応サイヤ人霊長類だし人でも良さそうな気がしないでもない。
- MHXXに登場したゴーデンジンはというと、轟(豪)電神が一番妥当だろうが、
- 【猿魔王】は「えんまおう」と読む事から、かの有名な閻魔王と合わせた物と思われる。
- 性能が酷すぎたMH4ではネタとして「ラージャン棍が最強の操虫棍」などと言われることもあった。
「最強の棍? ゴールデンライさんに決まってるだろ!」「いやいやゴーライデンさんこそ最強」
「お前らゴールデンラインさんを忘れてもらっちゃ困るな」「いやライデンゴーさんだな」
(実際はヤマタどころかキリン棍にも劣る存在であったのは言うまでもない)。
その後MH4Gでは半端に性能が上がったせいで凡百の微妙武器に埋もれてしまったり、
MHXではまさかのライデンゴー復活と猿魔王の出現、そして次作で力関係が完全逆転したりと
やたら性能の浮き沈みが激しい。
- ちなみに発掘武器としても「金砕棍棒」が存在するので、
運こそ必要だが本当に最強の操虫棍になれる可能性を秘めている。
まあこれは別に他の発掘操虫棍でも同じことが言えるのだが、
敢えて金砕棍棒を厳選して「嘘から出た実」を体現してみるのも一興かも知れない。
幸いな事にギルドクエストで人気なラージャンやテオ・テスカトルはこの見た目になるため、
各々の最強の金砕棍棒を振り回すハンターが多数存在していた。
関連項目 
モンスター/ラージャン
モンスター/激昂したラージャン
武器/ラージャン武器
武器/鬼金棒 - 強化後で同じく「猿魔王」の名が付く、ラージャン素材の大剣。
武器/ハルバード - 高火力だがとんでもなくナマクラな武器の筆頭格。MHXではこの棍共々まともに使える性能になった。
武器/グレンウォル - 同上。こちらはMH4にて、それまでとは比べ物にならない程の強化を受けた。
武器/アカムト武器 - 同上。こちらは攻撃力会心率共にぶっ飛んだ数値を持つため、ものによっては優秀。