バイオスモトリ

登場エピソード

• 「キルゾーン・スモトリ」
• その他、様々なエピソードに登場

• シャード・オブ・マッポーカリプス(41)：バイオスモトリ (プラス記事)

「フゴーッ！フゴーッ！」

概要

• スモトリとバイオスモトリに関する読者とザ・ヴァーティゴ＝サンの問答（インタビュー・ウィズ・ニンジャより）

問：スモトリとはどのような存在なのですか？　チャンコ072によって肥大化した人間だということですが、野生化しているものもいるようなのでよくわかりません。野生のスモトリはスモトリ同士で繁殖しているのでしょうか……ウゲーッ！

答：スモトリっつったら、普通はリアルスモトリだろ。こいつらは人間だよ。勝手には増えねえよ。たぶんな。
野生化して困ってんのは、バイオスモトリだよ。クローンヤクザみたいな連中なんだけど、バイオスモトリネストとかマザーバイオスモトリとかがあって、コメさえあれば勝手に増えてくのがクローンヤクザとの大きな違いだな。
俺もバイオスモトリネストに迷い込んだときはこれまでかと思ったけど、グワイヒアが飛んできて助けてくれたんだ。今じゃいい思い出だよ。

• バイオスモトリは、ヨロシサン製薬が開発したスモトリめいたバイオ生物である。
  • 長らくオムラ・インダストリとの共同開発とヘッズからは認識されていたが、あくまで共同開発したのはのちにキルゾーン・スモトリとなるコケシ第七商業地区のバイオスモトリ大量育成プラントであり、バイオスモトリ自体ではない。
• スモトリ興行や地下格闘大会に導入されている他、その肥満巨体に備わった怪力と耐久力を生かし肉体労働に従事する姿がネオサイタマ及びキョートの各所で見られる。
• 知性はおしなべて低く、会話は成り立たないが、ヨロシサンによる教育プログラムを施されて出荷されるため、与えられる作業内容を理解し、それを反復し続ける程度の理解力は有している。
• 同じバイオ生命体であるが、ヤクザは「『クローン』ヤクザ」、彼らは「『バイオ』スモトリ」と訳し分けられているため、何らかの人物の体細胞を基にした生命体ではないと考えられる。
• 生命活動維持のためのバイオインゴットを必要とせず、最低限コメさえあれば生存と成長が可能。
• 生殖能力は持たず、自己繁殖はできない。
• 体液は主に緑色のバイオエキスから成っているようだ。
   
• 教育プログラムを施される前にプラントを脱走して野生化した個体もおり、その知性は動物並みあるいはそれ以下と思われるほど非常に低く、言葉を話すことはできず、衣服を身に着けず全裸のものも多いようだ。
  • それでもわずかに羞恥心が残っており、拾った袋などで顔を隠そうとする習性がある。
• 野生化したバイオスモトリがコメを食い荒らすなどの事案が発生しており、政府は野生バイオスモトリを駆除した市民に報奨金を出したりケンドー機動隊による捕獲作戦を展開するなど対策に努めている。
• バイオスモトリ汚染区域である旧コケシマート地下にはスモトリトラップなるものが設置されていた。詳細は不明。
   
• 体は非常に大きく、突進力は非常に強力。知能は高くないものの、その体力と数は非常に大きな脅威になる。
  • ニンジャスレイヤープラスの身長一覧表によると、標準成体の身長は200cm。
• ショットガンやライフル、火炎放射器などの強力な武器を装備していれば非ニンジャの一般人でも殺すことができるため、スリルを求めてこれらの遊戯に走る者は多いようだ。
  • 体の大きさと殺害の容易さ、後述の「害獣」という認識から、殺戮遊戯者にとっては好まれる獲物である。
  • 「キルゾーン・スモトリ」というカチグミ専門のバイオスモトリ殺戮遊技施設が運営されているほどである。
• 軒先に吊るされサスマタなどでいたぶられたり、地下格闘大会でニンジャと戦わされたりと、見世物用の猛獣のように扱われている。
   
• スモトリ崩れのアンタイセイラッパー・2COOLリリックのライムによると、オスモウ界では使えないスモトリを解雇し、代わりにこのバイオスモトリを導入したことによりリョウゴク・コロシアムは瀕死になったとされる。
  • 2COOLリリックはこれに反対したのが原因でオスモウ界を追われマッポに追われることとなった。
     
• 巨大な体の代名詞でもあり、巨漢が登場すると「バイオスモトリ以上の巨体」や「バイオスモトリの如き」と比喩されたりもする。
• 体は巨大だが知能は皆無、という時点でほぼお察しのとおり、作中では戦闘力もタツジン級のニンジャには遠く及ばない場合が多く、ニンジャの攻撃一発で複数惨殺されたりするなど死に役めいたポジションである。
  • 一応、力だけならニンジャに勝る場合もあるようで、セントリーなどはバイオスモトリに取り押さえられていた。
  • リアルヤクザであるアベルは素手でこのバイオスモトリを惨殺したという逸話を持つ。武勇伝・箔付けとして十分役に立っていることから、モータルにとって素手で倒すのは余程カラテのワザマエが凄まじくないとできない事であるようだ。
     
• 2030年代半ばに、キルゾーン・スモトリの地下最深部でバイオスモトリの巨大変異体から無限に新たなバイオスモトリが生み出されているのが確認された「マザースモトリ事件」が発生。
• 自己増殖できないという従来のバイオスモトリの常識を覆され、ヨロシサンによってこのネストは徹底的に炎による浄化殲滅が行われ、闇に葬り去られた。
   
• 「キルゾーン・スモトリ」においては冷蔵庫内で睡眠していたことから、温度が一定以下になると冬眠のような状態になり、それを利用して人工的に管理をすることもできるようだ。
• 「ソイ・ディヴィジョン」では高温多湿の環境下では労働させられないことが明らかになった。
   
• ヨロシサンで兵士として運用されているバイオスモトリは、それなりに知性を備え会話も行うことができ、武装させて命令通りに動かせる。
• これもクローンヤクザと同様に洗脳教育プログラムを受けているものと思われる。
   
• ISOGE!! NINJASLAYERにおいては体色は青色に描かれている。実際人間離れしまくってる。

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